中村・四万十川周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
12月26日<br />道の駅「宍喰温泉」から40分ほどで「室戸岬」に到着しました。ユネスコ世界ジオパークに登録されているようでした。駐車場に車を停めると、看板が立っていて「マグマと大地が触れた場所」と書いてありました。海岸の右と左で岩石の種類が違うようです。日本八景」の標識を見ながら海岸に出ると、ところどころ溶岩が固まってできた奇岩が並び、独特の風景を作っていました。植生も貴重なようで重茂の中の遊歩道を歩くと、沖縄で見られるような亜熱帯の植物がたくさんみられました。<br /><br />室戸岬の亜熱帯植物の樹林を抜けると、「中岡慎太郎像」がありました。「なんでこんなところに?」と思いましたが、あとから考えると、高知ではいろいろなところに偉人の銅像が点在していて、それらをたどると線になるので見られて良かったです。<br /><br />「室戸岬」から車で15分ほどで、9軒目の道の駅「キラメッセ室戸」に到着しました。袋にたっぷり入った「西山台地産 訳ありさつま芋」というのが500円で売っていたので買ってみました。形はいびつでしたが味は良かったです。<br /><br />道の駅「キラメッセ室戸」から車で20分ちょっとで、10軒目の道の駅「田野駅屋」に到着しました。「たのえきーや」と書いてあったので「来てね」ってことなのでしょうか?新品種の「山北ポンカン」というのを売っていたので1袋380円で買いました。甘くて、みずみずしくてとても美味しかったです。<br /><br />道の駅「田野駅屋」から車で20分ちょっとで、11軒目の道の駅「大山」に到着しました。小さな道の駅でしたが「水晶文旦」が3個300円で売っていたので買いました。心残りは「ゆず玉なすキーマカレー」を食べなかったことです。次に行ったら絶対に食べて見たいです。<br /><br />道の駅「大山」から30分ちょっとで、12軒目の道の駅「やす」に到着しました。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の夜須駅の前にある道の駅でした。ここで「たこ焼きはかせ」のたこ焼きを食べたかったのですが、残念ながら臨時休業中で食べられませんでした。<br /><br />道の駅「やす」から30分ちょっと、五台山の細い一本通行道を登っていくと「竹林寺」に到着しました。山門には立派な金剛力士像がそびえ立っていました。<br /><br />竹林寺の本堂は「文殊堂」とも呼ばれ、本尊の文殊菩薩さまは「日本三文殊」のひとつに数えられているそうです。御本尊は秘仏のため拝観できませんでした。湿地の「河内」が名が竹林寺の高僧・空鏡によって「高智」→「高知」と変わっていった歴史が紹介されていました。<br /><br />夕食に予約しておいた「酔鯨亭」に行きました。熱燗「酔鯨」(とっくり)550円、「かつおのタタキ定食(塩)」1500円と「酔鯨定食」2000円を注文しました。お通しのかまぼこを食べながらお酒を飲んでいると、「かつおのタタキ定食(塩)」がやってきました。かつおの塩タタキは初めてでしたが、かつおの血なま臭さは全くなく、とても美味しい絶品でした。「酔鯨定食」には「鯨の竜田揚げ」、「鯨のタタキ」、「花鯨」が入っていました。気に入った順に、「鯨のタタキ」は「牛のタタキ」に似た感じで美味しかったです。「花鯨」はクセが全くなくコリコリしていて美味しかったです。「鯨の竜田揚げ」は給食で出たゴリゴリに硬いものとは違い、軟らかくジューシーで鶏のから揚げのようでした。鶏のから揚げのようであるのならばなにも鯨でなくてもいいのかもなどとも思ってしまいましたが、味は悪くなかったです。一品一品とても美味しかったので、是非とも再訪したいお店でした。<br /><br />今日の宿「西鉄イン高知 はりまや橋」は禁煙ワイドシングルルーム10120円がGoToトラベルクーポンで-3542円、じゃらんのクーポンで-2000円で4578円と駐車場代900円でした。大浴場はありませんでしたが、部屋はまあまあ快適でした。<br /><br />12月27日<br />朝食はかつお飯があった面白かったですが、おかずも品数がいまいちでデザートもなく、席も狭いし、ちょっと寂しい感じでしたが800円ならみんなものかという感じでした。<br /><br />「西鉄イン高知 はりまや橋」のすぐ近くに「はりまや橋」はありました。日本三大がっかり名所の一つといわれているそうですが、朝日を浴びる中、橋のバックで市電が信号待ちで停まったりすると、なんとなく絵になるので、まあ、こんなもんかなという感じでした。<br /><br />「はりまや橋」のすぐ近くで「日曜市」が開かれていました。野菜や果物だけでなく、食べ物の店や日用品など、いろいろな店が出ていて買い物客ででにぎわっていました。ヨーロッパのマーケットの日本版と言った感じで、観光用というよりは地元の人たち用の日常の市で見ていて楽しかったです。<br /><br />「日曜市」を通り抜けると、目の前が高知公園でした。高知公園には「高知城」があるので、表門の「追手門」から入城することにしました。「追手門」は石垣の上に渡櫓を載せた櫓門で、門前は石垣と門で3方向から敵を攻撃できるようになっていました。<br /><br />「追手門」を抜けてちょっと登ると「板垣退助銅像」がありました。100円札の肖像で、社会の授業で習ったきりでしたが、「板垣死すとも自由は死せず」という言葉とともに自由民権運動の父とされた説明板が添えられていました。<br /><br />「板垣退助銅像」からさらに登っていくと、「高知城 石樋」の案内板がありました。高知は雨の多い土地柄のため、石垣内部に泥水が入って目詰まりによるゆるみが生じないように石樋から排水しているということで高知城独特のものだそうです。<br /><br />「石樋」を見ながら階段を上がっていくと、「天守」が見えてきました。しかし、「天守高欄」は改修工事中で近くで見るとあまり見栄えがよくありませんでした。令和3年1月29日まで「天守高欄」は改修工事中だということです。<br /><br />「西鉄イン高知 はりまや橋」を出発し、25分くらいで「高知県立坂本龍馬記念館」に到着しました。シアターを見た後、常設展示室には「坂本龍馬」が書いた手紙が展示されていて、ついつい読み込んでしまいました。渡り廊下を通り抜けた幕末広場では、視覚的に楽しめる展示がたくさんあってとても見ごたえがありました。<br /><br />「高知県立坂本龍馬記念館」を出て歩いて数分で「坂本龍馬銅像」に着きました。桂浜とその先の大海原を見ながら堂々と立つ坂本龍馬の姿が素晴らしかったです。「記念館」を見て、知識を入れてから訪れたのも良かったです。<br /><br />「桂浜」の浜辺を端まで歩いて岬に行くと、階段がついていたので登ってみました。上まで登ると「桂浜 竜王宮」という神社に到着しました。社自体はとても小さく見ごたえがあるとは言えませんでしたが、高台から望むが綺麗でした。<br /><br />「桂浜」から5分ほどで「土佐たたき道場」に到着しました。「タタキ定食(藁焼き体験付き)」1600円を注文しました。カツオを選ぶと、早速、藁の炎の中で藁焼き体験です。熱いのを我慢しておじさんの指示通りにカツオをひっくり返し、火が無くなるころに焼きは終了、ささっと切り分けてくれ、お皿に盛られて完成でした。味は、カツオの血なまぐささが消えておらず、前の日に「酔鯨亭」でプロに焼いてもらったもののほうが美味しかったです。でも、これが本来のカツオのタタキで、「酔鯨亭」のタタキが美味しすぎたのかもしれません。まあ、藁焼きを体験できたのと、タタキの味を2軒で比較できたのは良かったです。<br /><br />「桂浜」から10分ほどで、たまたま開催日だったので高知競馬場に寄ってみました。駐車場も入場料も無料で嬉しかったです。予想紙を買うほどしっかりやるつもりは無かったので、パドックだけ見て馬券を買ってみました。いきなり大穴が出て、かすりもしませんでしたが、のんびりとした雰囲気の競馬場で楽しかったです。<br /><br />高知競馬場から20分ほどで、この日の宿「仁淀川伊野温泉 かんぽの宿伊野」に到着しました。特別和洋式タイプ(禁煙)ルームが1泊2食付きで25200円のところ、GoToトラベルクーポンで-8820円、じゃらんのクーポンで-4500円の11880円でした。和室とベッドルームとソファ付きのリビングが合って部屋はかなり豪華でした。温泉は露天風呂もあってかなり広々としていましたが、ちょっと塩素消毒の臭いが気になったのが残念でした。夕飯は「龍馬会席」というお手頃プランでしたので、まあこんなものかなという感じでした。<br /><br />12月28日<br />朝食は品数も多く、しっかりお腹がいっぱいになりました。<br /><br />「仁淀川伊野温泉 かんぽの宿伊野」から40分ほどで、13軒目の道の駅「かわうその里すさき」に到着しました。「かつおのたたきづくり」の実演をしていたので見させていただきました。そして「土佐丼のたれ」が一押しだということで390円で1本買ってみました。赤身魚のどんぶりに最適だそうです。<br /><br />道の駅「かわうその里すさき」から40分ほどで、14軒目の道の駅「なかとさ」に到着しました。直売所では伊勢エビや貝など生きた魚介がたくさん売られていました。これからも旅行が続くので生きた魚介は買えませんでしたので、スタンプだけ押して先に進みました。<br /><br />道の駅「なかとさ」から20分ほどで、15軒目の道の駅「あぐり窪川」に到着しました。「四万十ポーク」のひき肉や高知県産タケノコなどを使ったという「豚まん」200円が名物ということで一個買ってみました。ジューシーな肉汁をこぼさずに食べるには、上下ひっくり返して食べるのがあぐり流ということで、ひっくり返していただきました。コンビニで売っている豚まんより具だくさんでした。途中でつけてくれた辛子を付けて美味しくいただきました。<br /><br />道の駅「あぐり窪川」から30分ほどで、16軒目の道の駅「四万十大正」に到着しました。直売所はとても小さかったです。テラスから四万十川に降りる階段がついていたので降りてみました。ちょっと水量は少なかったですが綺麗でした。<br /><br />道の駅「四万十大正」から20分ほどで、17軒目の道の駅「四万とおわ」に到着しました。ここでも、テラスから四万十川に降りる階段がついていたので降りてみました。「四万十大正」よりも水量が多く、清流四万十川がゆったりと流れていてとてもいい景色でした。<br /><br />道の駅「四万とおわ」に併設されている「シマント おちゃくり カフェ」でお茶をしました。地元の四万十栗の新栗を使った「しまんとモンブラン」550円と紅茶270円(セットで100円引き)を注文し、四万十川に面した外のテラスでいただきました。地元の四万十栗を使った「しまんとモンブラン」はとても滑らかで美味しかったです。素敵な四万十川の景色と、年末なのに小春日和のようなポカポカとした日差しが最高に贅沢で、大満足のティータイムになりました。<br />道の駅「四万とおわ」から20分ほどで、18軒目の道の駅「よって西土佐」に到着しました。柑橘や柑橘のジュースがたくさん売られていました。「デコひめストレート」ジュースが690円から138円引きで売っていたので買いました。それから晩白柚を1個300円、レモンを1袋120円で買うことができました。<br /><br />道の駅「よって西土佐」から1時間40分ほどで「足摺岬」に到着しました。駐車場に車を停めて園内に入ると、すぐに「中浜万次郎像 (ジョン万次郎)」が立っていました。すぐ近くに「土佐偉人銅像案内図」という看板が立っていて、高知中に点在する偉人の銅像が紹介されていました。今回すでに訪れた銅像もいくつかあったので感慨深かったです。<br /><br />展望台は断崖の上にあり、「四国最南端表示」もありました。手前の崖の上には「足摺岬灯台」がきれいに見えました。奥には「天狗の鼻展望台」が見えたので、そちらにも行ってみました。10分ほどで「天狗の鼻展望台」につき、展望台からの景色を楽しみました。その先に「ビロウ自生地」というのがあったのでそこまで行ってみて引き返しました。<br /><br />足摺岬の二つの展望台に行ったあと、「足摺岬灯台」に向かいました。途中には「足摺七不思議」の一つ「弘法大師の爪書き石」というものもありました。弘法大師が爪で「南無阿弥陀仏」と刻んだそうです。「弘法大師の爪書き石」を越えるとすぐに「足摺岬灯台」が目の前に現れました。展望台から見ると小さく感じましたが、近くで見るとなかなか堂々とした綺麗な灯台でした。<br /><br />「足摺岬灯台」から駐車場に戻る途中、「金剛福寺」というお寺があったので入ってみました。四国霊場88ヶ所巡りの第38番札所だということで、第37番札所の岩本寺から約90kmも第39番札所の延光寺から約60kmも離れているそうです。お庭が綺麗なお寺で、とくに池が綺麗でした。<br /><br />「御食事処 あしずり」で夕食をいただきました。清水さばの「さばさしみ定食」1400円、「まかない丼・上」750円、「焼きサバ寿し」1150円を注文しました。美味しかった順に並べると、1番は「まかない丼」でした。づけ丼をレンジで1分加熱したものだということで、卵黄と一緒にかき混ぜて食べたらなかなか美味しかったです。2番は「さばさしみ定食」でした。特産の清水さばの刺身はブリブリで、全くクセがなく、適度に脂がのっていて美味しかったです。そして、3番は「焼きサバ寿し」でした。焼きサバは美味しかったのですが、酢飯の酢がきつすぎてちょっと残念でした。順番はつけましたが、どれも美味しかったです。<br /><br />足摺岬では「あしずり温泉郷 ホテル足摺園」に泊まりました。1泊素泊まりで11000円がじゃらんのクーポンで2000円引きでした。温泉は屋上に露天風呂があって眺めが良かったです。お湯はちょっと塩味のある食塩泉でした。ただ、塩素消毒の臭いがかなりしたところが残念でした。<br /><br />12月29日<br />「あしずり温泉郷 ホテル足摺園」を出発し、25分くらいで19軒目の道の駅「めじかの里土佐清水」に到着しました。土佐清水産の宗田節が特産品ということで、新谷商店の「宗田節うす削り」440円を買って先に進みました。<br /><br />道の駅「めじかの里土佐清水」から30分くらいで20軒目の道の駅「大月」に到着しました。まずは直売所の「ふれあい市」で地元産の河内晩柑を使った「ばんかんゼリー」220円と「文旦」3個300円を買いました。「ばんかんゼリー」はもうちょっと柑橘の香りがすると良かったです。<br /><br />道の駅「大月」のお土産・売店「ふるさとセンター」でSTAMP BOOKを提示すると、ソフトクリーム300円が50円引きでしたので、「バンカンソース」のソフトクリームを試してみました。地元産の牛乳を使用したという濃厚なミルクソフトクリームに甘酸っぱい「バンカンソース」がマッチしてとても美味しかったです。<br /><br />道の駅「大月」から10分ちょっと21軒目の道の駅「すくも」に到着しました。訪れている人は誰もおらず閑散としていました。併設されている「もくもく屋」でお好み焼きを食べようと思っていましたが、開店の11時を過ぎても準備中でもうしばらく準備にかかるという話でしたので断念して出発し、愛媛県に向かいました。

四国ドライブ、道の駅、グルメ、温泉紀行2020年12月その2(高知編)

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2020/12/26 - 2020/12/29

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まめ夫婦

まめ夫婦さん

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12月26日
道の駅「宍喰温泉」から40分ほどで「室戸岬」に到着しました。ユネスコ世界ジオパークに登録されているようでした。駐車場に車を停めると、看板が立っていて「マグマと大地が触れた場所」と書いてありました。海岸の右と左で岩石の種類が違うようです。日本八景」の標識を見ながら海岸に出ると、ところどころ溶岩が固まってできた奇岩が並び、独特の風景を作っていました。植生も貴重なようで重茂の中の遊歩道を歩くと、沖縄で見られるような亜熱帯の植物がたくさんみられました。

室戸岬の亜熱帯植物の樹林を抜けると、「中岡慎太郎像」がありました。「なんでこんなところに?」と思いましたが、あとから考えると、高知ではいろいろなところに偉人の銅像が点在していて、それらをたどると線になるので見られて良かったです。

「室戸岬」から車で15分ほどで、9軒目の道の駅「キラメッセ室戸」に到着しました。袋にたっぷり入った「西山台地産 訳ありさつま芋」というのが500円で売っていたので買ってみました。形はいびつでしたが味は良かったです。

道の駅「キラメッセ室戸」から車で20分ちょっとで、10軒目の道の駅「田野駅屋」に到着しました。「たのえきーや」と書いてあったので「来てね」ってことなのでしょうか?新品種の「山北ポンカン」というのを売っていたので1袋380円で買いました。甘くて、みずみずしくてとても美味しかったです。

道の駅「田野駅屋」から車で20分ちょっとで、11軒目の道の駅「大山」に到着しました。小さな道の駅でしたが「水晶文旦」が3個300円で売っていたので買いました。心残りは「ゆず玉なすキーマカレー」を食べなかったことです。次に行ったら絶対に食べて見たいです。

道の駅「大山」から30分ちょっとで、12軒目の道の駅「やす」に到着しました。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の夜須駅の前にある道の駅でした。ここで「たこ焼きはかせ」のたこ焼きを食べたかったのですが、残念ながら臨時休業中で食べられませんでした。

道の駅「やす」から30分ちょっと、五台山の細い一本通行道を登っていくと「竹林寺」に到着しました。山門には立派な金剛力士像がそびえ立っていました。

竹林寺の本堂は「文殊堂」とも呼ばれ、本尊の文殊菩薩さまは「日本三文殊」のひとつに数えられているそうです。御本尊は秘仏のため拝観できませんでした。湿地の「河内」が名が竹林寺の高僧・空鏡によって「高智」→「高知」と変わっていった歴史が紹介されていました。

夕食に予約しておいた「酔鯨亭」に行きました。熱燗「酔鯨」(とっくり)550円、「かつおのタタキ定食(塩)」1500円と「酔鯨定食」2000円を注文しました。お通しのかまぼこを食べながらお酒を飲んでいると、「かつおのタタキ定食(塩)」がやってきました。かつおの塩タタキは初めてでしたが、かつおの血なま臭さは全くなく、とても美味しい絶品でした。「酔鯨定食」には「鯨の竜田揚げ」、「鯨のタタキ」、「花鯨」が入っていました。気に入った順に、「鯨のタタキ」は「牛のタタキ」に似た感じで美味しかったです。「花鯨」はクセが全くなくコリコリしていて美味しかったです。「鯨の竜田揚げ」は給食で出たゴリゴリに硬いものとは違い、軟らかくジューシーで鶏のから揚げのようでした。鶏のから揚げのようであるのならばなにも鯨でなくてもいいのかもなどとも思ってしまいましたが、味は悪くなかったです。一品一品とても美味しかったので、是非とも再訪したいお店でした。

今日の宿「西鉄イン高知 はりまや橋」は禁煙ワイドシングルルーム10120円がGoToトラベルクーポンで-3542円、じゃらんのクーポンで-2000円で4578円と駐車場代900円でした。大浴場はありませんでしたが、部屋はまあまあ快適でした。

12月27日
朝食はかつお飯があった面白かったですが、おかずも品数がいまいちでデザートもなく、席も狭いし、ちょっと寂しい感じでしたが800円ならみんなものかという感じでした。

「西鉄イン高知 はりまや橋」のすぐ近くに「はりまや橋」はありました。日本三大がっかり名所の一つといわれているそうですが、朝日を浴びる中、橋のバックで市電が信号待ちで停まったりすると、なんとなく絵になるので、まあ、こんなもんかなという感じでした。

「はりまや橋」のすぐ近くで「日曜市」が開かれていました。野菜や果物だけでなく、食べ物の店や日用品など、いろいろな店が出ていて買い物客ででにぎわっていました。ヨーロッパのマーケットの日本版と言った感じで、観光用というよりは地元の人たち用の日常の市で見ていて楽しかったです。

「日曜市」を通り抜けると、目の前が高知公園でした。高知公園には「高知城」があるので、表門の「追手門」から入城することにしました。「追手門」は石垣の上に渡櫓を載せた櫓門で、門前は石垣と門で3方向から敵を攻撃できるようになっていました。

「追手門」を抜けてちょっと登ると「板垣退助銅像」がありました。100円札の肖像で、社会の授業で習ったきりでしたが、「板垣死すとも自由は死せず」という言葉とともに自由民権運動の父とされた説明板が添えられていました。

「板垣退助銅像」からさらに登っていくと、「高知城 石樋」の案内板がありました。高知は雨の多い土地柄のため、石垣内部に泥水が入って目詰まりによるゆるみが生じないように石樋から排水しているということで高知城独特のものだそうです。

「石樋」を見ながら階段を上がっていくと、「天守」が見えてきました。しかし、「天守高欄」は改修工事中で近くで見るとあまり見栄えがよくありませんでした。令和3年1月29日まで「天守高欄」は改修工事中だということです。

「西鉄イン高知 はりまや橋」を出発し、25分くらいで「高知県立坂本龍馬記念館」に到着しました。シアターを見た後、常設展示室には「坂本龍馬」が書いた手紙が展示されていて、ついつい読み込んでしまいました。渡り廊下を通り抜けた幕末広場では、視覚的に楽しめる展示がたくさんあってとても見ごたえがありました。

「高知県立坂本龍馬記念館」を出て歩いて数分で「坂本龍馬銅像」に着きました。桂浜とその先の大海原を見ながら堂々と立つ坂本龍馬の姿が素晴らしかったです。「記念館」を見て、知識を入れてから訪れたのも良かったです。

「桂浜」の浜辺を端まで歩いて岬に行くと、階段がついていたので登ってみました。上まで登ると「桂浜 竜王宮」という神社に到着しました。社自体はとても小さく見ごたえがあるとは言えませんでしたが、高台から望むが綺麗でした。

「桂浜」から5分ほどで「土佐たたき道場」に到着しました。「タタキ定食(藁焼き体験付き)」1600円を注文しました。カツオを選ぶと、早速、藁の炎の中で藁焼き体験です。熱いのを我慢しておじさんの指示通りにカツオをひっくり返し、火が無くなるころに焼きは終了、ささっと切り分けてくれ、お皿に盛られて完成でした。味は、カツオの血なまぐささが消えておらず、前の日に「酔鯨亭」でプロに焼いてもらったもののほうが美味しかったです。でも、これが本来のカツオのタタキで、「酔鯨亭」のタタキが美味しすぎたのかもしれません。まあ、藁焼きを体験できたのと、タタキの味を2軒で比較できたのは良かったです。

「桂浜」から10分ほどで、たまたま開催日だったので高知競馬場に寄ってみました。駐車場も入場料も無料で嬉しかったです。予想紙を買うほどしっかりやるつもりは無かったので、パドックだけ見て馬券を買ってみました。いきなり大穴が出て、かすりもしませんでしたが、のんびりとした雰囲気の競馬場で楽しかったです。

高知競馬場から20分ほどで、この日の宿「仁淀川伊野温泉 かんぽの宿伊野」に到着しました。特別和洋式タイプ(禁煙)ルームが1泊2食付きで25200円のところ、GoToトラベルクーポンで-8820円、じゃらんのクーポンで-4500円の11880円でした。和室とベッドルームとソファ付きのリビングが合って部屋はかなり豪華でした。温泉は露天風呂もあってかなり広々としていましたが、ちょっと塩素消毒の臭いが気になったのが残念でした。夕飯は「龍馬会席」というお手頃プランでしたので、まあこんなものかなという感じでした。

12月28日
朝食は品数も多く、しっかりお腹がいっぱいになりました。

「仁淀川伊野温泉 かんぽの宿伊野」から40分ほどで、13軒目の道の駅「かわうその里すさき」に到着しました。「かつおのたたきづくり」の実演をしていたので見させていただきました。そして「土佐丼のたれ」が一押しだということで390円で1本買ってみました。赤身魚のどんぶりに最適だそうです。

道の駅「かわうその里すさき」から40分ほどで、14軒目の道の駅「なかとさ」に到着しました。直売所では伊勢エビや貝など生きた魚介がたくさん売られていました。これからも旅行が続くので生きた魚介は買えませんでしたので、スタンプだけ押して先に進みました。

道の駅「なかとさ」から20分ほどで、15軒目の道の駅「あぐり窪川」に到着しました。「四万十ポーク」のひき肉や高知県産タケノコなどを使ったという「豚まん」200円が名物ということで一個買ってみました。ジューシーな肉汁をこぼさずに食べるには、上下ひっくり返して食べるのがあぐり流ということで、ひっくり返していただきました。コンビニで売っている豚まんより具だくさんでした。途中でつけてくれた辛子を付けて美味しくいただきました。

道の駅「あぐり窪川」から30分ほどで、16軒目の道の駅「四万十大正」に到着しました。直売所はとても小さかったです。テラスから四万十川に降りる階段がついていたので降りてみました。ちょっと水量は少なかったですが綺麗でした。

道の駅「四万十大正」から20分ほどで、17軒目の道の駅「四万とおわ」に到着しました。ここでも、テラスから四万十川に降りる階段がついていたので降りてみました。「四万十大正」よりも水量が多く、清流四万十川がゆったりと流れていてとてもいい景色でした。

道の駅「四万とおわ」に併設されている「シマント おちゃくり カフェ」でお茶をしました。地元の四万十栗の新栗を使った「しまんとモンブラン」550円と紅茶270円(セットで100円引き)を注文し、四万十川に面した外のテラスでいただきました。地元の四万十栗を使った「しまんとモンブラン」はとても滑らかで美味しかったです。素敵な四万十川の景色と、年末なのに小春日和のようなポカポカとした日差しが最高に贅沢で、大満足のティータイムになりました。
道の駅「四万とおわ」から20分ほどで、18軒目の道の駅「よって西土佐」に到着しました。柑橘や柑橘のジュースがたくさん売られていました。「デコひめストレート」ジュースが690円から138円引きで売っていたので買いました。それから晩白柚を1個300円、レモンを1袋120円で買うことができました。

道の駅「よって西土佐」から1時間40分ほどで「足摺岬」に到着しました。駐車場に車を停めて園内に入ると、すぐに「中浜万次郎像 (ジョン万次郎)」が立っていました。すぐ近くに「土佐偉人銅像案内図」という看板が立っていて、高知中に点在する偉人の銅像が紹介されていました。今回すでに訪れた銅像もいくつかあったので感慨深かったです。

展望台は断崖の上にあり、「四国最南端表示」もありました。手前の崖の上には「足摺岬灯台」がきれいに見えました。奥には「天狗の鼻展望台」が見えたので、そちらにも行ってみました。10分ほどで「天狗の鼻展望台」につき、展望台からの景色を楽しみました。その先に「ビロウ自生地」というのがあったのでそこまで行ってみて引き返しました。

足摺岬の二つの展望台に行ったあと、「足摺岬灯台」に向かいました。途中には「足摺七不思議」の一つ「弘法大師の爪書き石」というものもありました。弘法大師が爪で「南無阿弥陀仏」と刻んだそうです。「弘法大師の爪書き石」を越えるとすぐに「足摺岬灯台」が目の前に現れました。展望台から見ると小さく感じましたが、近くで見るとなかなか堂々とした綺麗な灯台でした。

「足摺岬灯台」から駐車場に戻る途中、「金剛福寺」というお寺があったので入ってみました。四国霊場88ヶ所巡りの第38番札所だということで、第37番札所の岩本寺から約90kmも第39番札所の延光寺から約60kmも離れているそうです。お庭が綺麗なお寺で、とくに池が綺麗でした。

「御食事処 あしずり」で夕食をいただきました。清水さばの「さばさしみ定食」1400円、「まかない丼・上」750円、「焼きサバ寿し」1150円を注文しました。美味しかった順に並べると、1番は「まかない丼」でした。づけ丼をレンジで1分加熱したものだということで、卵黄と一緒にかき混ぜて食べたらなかなか美味しかったです。2番は「さばさしみ定食」でした。特産の清水さばの刺身はブリブリで、全くクセがなく、適度に脂がのっていて美味しかったです。そして、3番は「焼きサバ寿し」でした。焼きサバは美味しかったのですが、酢飯の酢がきつすぎてちょっと残念でした。順番はつけましたが、どれも美味しかったです。

足摺岬では「あしずり温泉郷 ホテル足摺園」に泊まりました。1泊素泊まりで11000円がじゃらんのクーポンで2000円引きでした。温泉は屋上に露天風呂があって眺めが良かったです。お湯はちょっと塩味のある食塩泉でした。ただ、塩素消毒の臭いがかなりしたところが残念でした。

12月29日
「あしずり温泉郷 ホテル足摺園」を出発し、25分くらいで19軒目の道の駅「めじかの里土佐清水」に到着しました。土佐清水産の宗田節が特産品ということで、新谷商店の「宗田節うす削り」440円を買って先に進みました。

道の駅「めじかの里土佐清水」から30分くらいで20軒目の道の駅「大月」に到着しました。まずは直売所の「ふれあい市」で地元産の河内晩柑を使った「ばんかんゼリー」220円と「文旦」3個300円を買いました。「ばんかんゼリー」はもうちょっと柑橘の香りがすると良かったです。

道の駅「大月」のお土産・売店「ふるさとセンター」でSTAMP BOOKを提示すると、ソフトクリーム300円が50円引きでしたので、「バンカンソース」のソフトクリームを試してみました。地元産の牛乳を使用したという濃厚なミルクソフトクリームに甘酸っぱい「バンカンソース」がマッチしてとても美味しかったです。

道の駅「大月」から10分ちょっと21軒目の道の駅「すくも」に到着しました。訪れている人は誰もおらず閑散としていました。併設されている「もくもく屋」でお好み焼きを食べようと思っていましたが、開店の11時を過ぎても準備中でもうしばらく準備にかかるという話でしたので断念して出発し、愛媛県に向かいました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配
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