岩手一人旅。盛岡、宮古、遠野、中尊寺へ④餅文化が残る一ノ関へ

2019/11/05 - 2019/11/09

一関の餅文化。お餅が大好きな私は餅を求めて一ノ関へ。

一関では冠婚葬祭、季節の行事、人生の節目ごとにお餅をつくそうです。
餅暦には、年間60日ものお餅をつく日の記録があったそうです。

由来は、伊達藩は年貢米として毎月１日と１５日に餅をついて神様に備えることを課し、平安息災を祈ってました。貧しい農民は神様に白いお餅を備えても自分たちは食べることができず、落ち葉やくず米など雑穀を練り合わせたお餅を食べていたそうです。このお餅をもっとおいしく食べようとした結果、様々なお餅ができたようです。

エリア 一関(岩手)

• 旅行の満足度: 4.0

朝食は昨日買ったコッペパン。
あんことバターがたっぷり。パンはふわふわ。

昨日の続石が諦めきれず、駅からタクシーに乗って行ってみることにした。
タクシーはいたけれど、今の時間は予約でいっぱいで、時間をずらせれば、行かれるといわれやっぱりあきらめることにした。

昨日行かれなかったとおの物語の館へ。510円
ここでも民話の語りべもやっているけれど時間が合わず聞けない。中だけ見ることにした。

とおの物語の館 美術館・博物館

入ってみると大人でも楽しめます。

きり絵や映像など使って遠野地方の昔話を紹介している。

一番面白かったのがこれ。
見たい昔話を選ぶ。次に主人公を選ぶ。
河童を選ぶと浦島太郎が河童太郎に変わる。途中でも出てくる動物も選べるようになっていて、昔話を自分で作っていく。
楽しかったなあ。

昔話のネズミの嫁入りが展示などもある。

すぐ隣にある高善旅館

柳田國男が滞在した旅館

遠野に来るので遠野物語の本を読んでみたけれど…、入っていかれなかった…。

柳田は３回遠野を訪れこの旅館に宿泊しているそうです。
旅人や、行商人、軍の将官たちも泊まったそうです。

１階は主に主人と家族の住居部分で、帳場、居間、寝室や納戸がありました。
２階が客室です。

昔の電話

広い和室

すぐ横には柳田國男展示館があります。

晩年を過ごした旧柳田國男居所を移築したもの。

一面ガラス張りでながめがいい。

寝室

なくなる前に寝込んでいた部屋。
遺言には蔵書のこと以外何も書かれていなかったそうです。

外にはかわいい河童の置物があった。

これから一の関に向かいます。10：15発　1980円

一の関駅　12：34着　　バス2日間フリーチケットも購入　2000円

バスに乗って厳美渓へ13：00発　

一ノ関駅 駅

13:21着
厳美渓から向かったところは道の駅。
目的は餅御膳。餅が食べたいよ。

道の駅 厳美渓 道の駅

混んでいなくてよかった。混んでいたら、次の目的地が行かれるかわからなかった。

和風餅セット1000円
出てくる餅の種類が書かれている。いろんな種類があるんだね。
期間限定もちはおくら。

これ、これ。おいしそう。
どれから食べようかな。

餅がやわらかくておいしい。のびる、のびる～。
日によっては餅の食べ放題もやっているようなので、来てみたい。

バスの時間まで少し時間があるので、厳美渓に戻り、お散歩。

厳美渓 自然・景勝地

素晴らしい光景。

紅葉が残っていて美しい。

厳美渓

橋まで歩いて行ってみよっと。林の中を通っていきます。

途中から川が見え隠れし、なかなかいい景色。

橋まで来ました。

水の色もきれい。

絶景

絶景

千畳敷岩

千畳敷岩

岩がすごい

奇岩

うわさの空飛ぶだんごが飛んできました。

郭公屋 グルメ・レストラン

中にはお茶とだんごは入っている。

さてバスの時間になったので達谷窟に向かいます。厳美渓14:37発　14:42着
ここでは次のバスまで約40分で回ります。

達谷窟毘沙門堂 寺・神社・教会

達谷窟毘沙門堂　400円
岩の間に建てられていてすごい。

岩の空間をうまく利用して作られている。

よく見ると、岩に仏像の顔が彫られています。

達谷窟毘沙門堂 寺・神社・教会

顔面仏像
約33mにも及ぶ大岩壁に刻まれています。
顔の長さは約3.6m、肩幅は約9.9mあります。

左わきに大仏様

辨天堂

金堂

802年に建てられたが、1490年に大火で焼失したが再建し、平成8年に完成。

バスに乗り再び厳美渓に戻ってきました。達谷窟15:18発　　厳美渓15:23着

バス停の前にあるおいしそうなお団子やさんがあったので休憩

滝見だんご グルメ・レストラン

みたらし、くるみ団子　260円
やわらかくておいしい。あんがたっぷり。

ホテルについたらもう真っ暗。蔵ホテル一関　　1泊6100円
評判がよかったのでこのホテルにしました。

蔵ホテル一関 宿・ホテル

部屋も小ぎれい。

蔵元レストラン世嬉の一に行きます。
17:30から酒蔵ナイトツアー（食事つき）2500円　に参加。
事前に予約しました。
２組参加。いろんな蔵を回ります

蔵元レストラン せきのいち グルメ・レストラン

酒蔵ナイトツアー　結構広いです。

酒蔵ナイトツアー　

酒蔵ナイトツアー

酒蔵ナイトツアー　いろいろな道具

酒蔵ナイトツアー　タンク

ここではいろいろな味のクラフトビールがつくられています。

世界大会にも出場されているそうです。

ちょっと変わったところで、オイスタービールや山椒ビール、スモークビールなどもありお土産に買って帰りました。

最後はレストランで食事。
何が出てくるかな。

蔵ビールお試しセット２種　770円

2種類を選びましたが、とても飲みやすい。

お楽しみの食事です。
はっと汁は、自分で、はっとの生地をちぎって鍋に入れます。

その他にも、天ぷら

炊き込みご飯

デザートは一口あんころ餅。

美味しかった～。

ホテルに戻ります。ホテルでもまた蕎麦を食べるぞ～。
このホテルを選んだのは、夜泣き蕎麦が無料で食べられる。

蔵ホテル一関 宿・ホテル

そして裏にある蔵で1杯飲み物サービス。

スパークリングワインを頂いて、お腹一杯。