2020/12/07 - 2020/12/09
481位(同エリア948件中)
OTSさん
この旅行記のスケジュール
2020/12/07
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電車での移動
東京駅8時20分 盛岡10時31分(2時間11分)
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徒歩での移動
盛岡駅→開運橋を通って白龍へ→櫻山神社→盛岡城址公園→ららいわて
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バスでの移動
でんでんむしバス(市内循環)にて盛岡駅へ 13時51分発の山田線に合わせ、13時20分頃に到着
この旅行記スケジュールを元に
盛岡市内観光のあと、山田線に乗って宮古に行き、浄土ヶ浜に泊まり、山田のカキ小屋で舌鼓を打ち、三陸線で久慈に北上し、石油備蓄基地を知り、八戸線で八戸に行き、市内バスを駆使して歴史散歩をした旅行です。
その1、としてまずは盛岡の魅力をお伝えします。
8時20分東京発のはやぶさに乗り、10時31分に盛岡につきました。宮古に行くための山田線の本数は少ないため、熟考の上13時51分を選択(盛岡で3時間弱観光ができる、宮古につくのも15時58分でそれほど暗くないはず!)し、盛岡で昼食+ミニ観光をしました。
なお、当方は盛岡2回目、前回も来て気に入った盛岡城址公園をまたメインにしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京駅の新幹線ホームに、起点のマークがあるのをはじめて知りました。
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わずか2時間10分で盛岡到着。盛岡駅にはコインロッカーがたくさんあって、街歩きには安心です。ただ、様々なサイズと値段のものが、それぞれあるので、並んでいるコインロッカーを確認して、一番コスパのいいのに預けるべきでした。
盛岡駅 駅
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駅からまず、開運橋まで歩きます。このあたりは都会です。振り返って駅を見たところ。
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開運橋を渡ります。北上川にかかる開運橋と、そこから見える岩手山が、盛岡の宣伝にはよく使われていますね。あいにくちょっと空が暗くて、写真だとさらに暗くなってしまいます。ここから、城址公園まではタクシーで行こうと思ったのですが、来るタクシーはすべて駅からの人を乗せていて、空車がないので、そのまま歩いていたら城址公園についてしまいました。徒歩10分くらいですが、城址公園の北側から入ろうと思っていたので、そこからさらに回ります。
開運橋 名所・史跡
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まずは、城址公園の北にある一角の白竜で、盛岡三大面のひとつ、じゃじゃ麺を食べます。小さなお店で、地元の人もたくさんきます。
白龍 グルメ・レストラン
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注文を受けてからゆでるので、15分くらい待ちます。カウンターの男性は、常連らしく、ゆでた麺を1本試食して、あと2分、なんて通な注文をしていました。この状態でまずショウガと味噌ときゅうりと麺を混ぜ、食べてみるようにと書いてあります。
なお、冷麺のようですが、麺がゆでたてなので暖かいです。麺はやや平たいうどんに近いです。 -
更に好みで、ラー油(手作り? 椀に入ってます)、ニンニク、酢やトウガラシが用意されています。
食べ終わったら、残った(少ない)汁に、生卵を割り込んで、自分の箸をつけてカウンターに出すと、ネギと肉みそとスープを注いてかきまぜて、「ちいたんたん(鶏蛋湯)」という卵スープにしてくれます。 -
これがちいたんたん。おいしいですし、あたたまります。
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これが白柳の外観。この界隈はこのサイズの小さなお店が並んでいます。県庁などの官庁街がすぐそばなので、昼も夜もにぎわうのでしょう。
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白龍の前の通りから、神社を、そしてその後ろの城址公園を眺めたところ。
つまり、白龍等の商店が並んでいる一角は、外堀の中で、お城の北側に突出した曲輪のようなところが、そのまま利用されているのです。 -
これが、中央通りから見た一角の写真。観光名所 石割桜があり、裁判所や県庁のある中央通りから、鳥居があり、お城の北側の曲輪あと(そこに白龍などの商店が立ち並ぶ)があり、道路を越えると桜山神社があり、そのさらに南に城址公園が広がる、という構図です。江戸時代の土地割がそのまま残っています。
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櫻山神社の入り口には、厄除けの輪くぐりが設置されていて、3回通る方法が掲示されています(この神社は、掲示などが行き届いていて、親切な神社なのです)
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鳥居の左には長寿カメさんもいるので、掲示の通りたわしでこすりました。
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これが櫻山神社。南部家の紋である向い鶴にちなんで、鶴の像が神社内にもあります。
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本殿に連なる建物もなかなか立派で、手入れも行き届いています。広くはありませんが、格式を感じさせる、ゆかしい神社です。
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鈴縄は、コロナの影響で、ひもに変更されています。(ここにも行き届いた掲示があります)
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本殿の向かって右の赤い階段を上がると、烏帽子岩です。
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城跡は神社の後ろに高台になっていて、そこに、巨岩が一部だけ、烏帽子のように出ています。それが烏帽子岩。とても印象に残る岩です。
岩の後ろから城址公園なのですが、柵があってそのままはいけないので、いったんまた階段をおりて、神社の右手から外に出て、城址公園にのぼります。 -
城址公園は、専用のガイドマップがあるので、駅で入手することをお勧めします。石垣がとてもきれいにたくさん残っています。日本100名城のひとつ、日本の都市公園100選にも、日本の歴史公園250選にも選ばれているようです。別名を不来方城といったようです。
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若き日の啄木が学校をさぼってきては、「不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸われし 十五のこころ」 とのちに詠んでいます。岩手山がきれいに見えました。本物はもっときれい。写真だと素晴らしさが半減しています。
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二の丸と本丸の間には赤い橋が架かっています。(ちなみに、このあと訪れた八戸の根城も同様でした)
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櫻の季節にはさぞかし美しい公園だと思います。
盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡
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このモニュメントは、慰霊碑かな? と思って近寄ったら、南部家第42代当主で、日露戦争で戦死した南部利祥中尉の騎馬像の台座だそうです。満州で戦死の報を聞いて、「その武勇をたたえ、朝敵となった旧藩の汚名をそそぐため」(と近くの説明文に記載)、旧藩士たちがお金を出し合って明治41年に作ったそうです。(幕末に藩論は割れたそうですが、奥羽越列藩同盟に参加したため、朝敵扱いとなりました。)
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こんな騎馬像があったけれど、太平洋戦争の際昭和19年に、金属として供出したのですって。残っていたら、仙台青葉城の伊達政宗の像みたいだったのでしょうね。供出の日は、「出陣式」としてまたたくさんの人が集まったのですって。台座だけでも今に残していることで、南部家の歴史に思いが至ります。
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吹上門というところから、石組みを見ながら城を降ります。石の排水溝みたいなものも残っていました。
なお、城址公園の一角には、大阪の陣のあと、南部利直が徳川家康から拝領した虎を住まわせていた「虎屋敷跡」というのもあるそうです。(そこまでは行きませんでした。でも、家康はどこから虎を入手したのかな? とか、東北で暮らす虎とそれを眺める昔の人たちを考えるのは楽しいですね) -
おりきってもう一度、啄木が愛した空を見上げる。
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降りたところに、青い農林会館のビルがあり、1階に岩手県産品ショップがあります。
特産品プラザらら いわて盛岡店 お土産屋・直売所・特産品
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奥はたんす。手前は南部鉄器。最近リニューアルしたとのことで、鉄瓶ばかりではなく小さいものもたくさん置いてあります。久慈の琥珀のアクセサリーも。
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海産物や酪農品、味噌などの冷蔵品や冷凍品も多数。東京からネットで通販もできますが、やはり現地の品ぞろえにはかないません。
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お菓子や缶詰、瓶詰、ふりかけ、ドレッシング、麺類、あるいは贈答用のセットも。岩手牛(短角牛)や白金豚の製品もあります。ここから贈答品を送るもよし、たくさん買って自宅に宅急便を送るもよし、です。たまたま、送料無料サービス機関だったので、安心して買い物ができました。県産品ショップなので、中小の店や団体の、素朴で実用的な商品も多いです。地域経済振興のために、と称して、たくさん買い物を楽しみました。
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