2020/12/07 - 2020/12/10
4433位(同エリア6129件中)
OTSさん
盛岡から山田線に乗って宮古市に行き、浄土ヶ浜パークホテルに宿泊。夕食と風呂を楽しみ、翌朝は浄土ヶ浜散歩をしました。昨日盛岡に引き続き、ちょびっと戊辰戦争の名残を感じました。
東京―盛岡も2時間10分、盛岡ー宮古市も2時間10分の山田線です。なお、山田線は、同じ始発・終着でバスもあります。だいたい所要時間が同じくらい。電車の方が風情があるかと思って電車にしましたが、バスも二階建て、という情報もあり、また、道路も最近さらに良くなったらしいです。なお、着いてわかったことですが、宮古ー東京のダイレクトの高速バスもあるらしいです。しかしながら今回は、山田線というローカル電車に乗ることも旅の楽しみの一つです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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盛岡で美味しいお昼と観光、お買い物ののち、コインロッカーでキャリーバッグを回収して山田線に向かいます。目指すは13時51分発の快速リアス号。でも2両編成なのです。1日4往復なので、乗り遅れるわけにはいきません。(でもよくできたもので、少し後にバスが出るようなバスのダイヤになっています)
盛岡駅 駅
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残念ながらSUICAでは乗れず、自動販売機で乗車券を購入しないといけません。それも、現金のみ! (オレンジカードはさすがに持っていませんでした) カードさえ持っていれば最近の旅は大丈夫、という概念が崩れ始めます(そして、宮古市は電子マネーがほとんど使えない、現金エリアだったのです)
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同じ2時間10分でも、新幹線よりはだいぶお安いです。
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トイレ完備の2両編成。ドアは、ボタンを押さないと開かないタイプなので、寒風に吹きさらされることはありません。
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14時過ぎなのに、なんとなく夕方っぽくなってきました。東北を感じます。少し寒いので、上着を膝にかけます。
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トンネルを抜けたら雪が残っていて驚きました。
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雪のないところもあります。
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線路は、川(閉伊川)と道路(国道106号線)とつかず離れず走ります。短いトンネルを通っては、こんな風景に出会います。木々は細目で、ちょっとうねってて、林業の手が回っていないかなという印象でした。
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川幅が広くなり、まもなく宮古市です。102.1㎞の、北上山地横断の旅でした。
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宮古市駅は、モダンな宮古市役所と直結しています。駅に降りて驚いたのは、降車した駅舎と、乗車する駅舎が異なります。降車するとついつい、帰りの電車の切符売り場や時刻を確かめたくなるのですが、この駅では、いったん外に出て、左の方の別の駅舎に入り直す必要があります。(乗車用駅舎は、JRと三陸線が共通で、お土産物売り場などもあります)
宮古駅 駅
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浄土ヶ浜パークホテルに着きました。母が希望して予約したのですが、65歳以上自粛、とのことでお留守番です。
浄土ヶ浜パークホテル 宿・ホテル
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オーシャンビューの和室ですが、17時台なのに外はほぼ真っ暗。
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夕食はビュッフェです。握り筋(4種類くらい)は、頼んで出してもらう形式、牛肉と豚肉も、頼んで焼いてもらう形式です。もちろんマスクは厳守、ビュッフェを取るときには各自、ビニール手袋装着です。
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驚いたのは陶板焼きがあるところ。つまり、材料を自分で選んで乗せ、一式持っていってテーブルで自分で組み立てます。
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すきこんぶを敷いて、その上に、白金豚バラ肉、えび、ホタテ、しめじ、(玉ねぎは選択せず)を乗せ、だし汁をかけバターを好みで乗せ、各自のテーブルで作ります。こんなビュッフェは初めてで大感激です。
なお、海草メニューが多数見られました。 -
翌朝。さすがのオーシャンビュー なのですが、朝早くは暗かったです。朝ご飯時間の7時少し前から、明るい景色になりました。
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朝食後の散歩として、浄土ヶ浜におります。駐車場からの階段が近道で、徒歩10分とありますが、それほどは要しません。階段を降りるとこのような海が広がり、海沿いに歩いていくとすぐ、浄土ヶ浜です。
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沖に奇岩
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白い浜辺は思ったよりも小さいです。が、人が少ないので、十分静か。
浄土ヶ浜 自然・景勝地
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砂ではなく、白い石なんです。石ですが、波に洗われて、すべての角が丸くなっています。
石の浜のメリット、それは、座ったり、寝たりできることなのです!(角が丸いので痛くないし、砂が入る心配がない。石はほのかに暖かい) -
空を見上げると、雲がきれい。耳を澄ませると、この浜に寄せる波はとても静かで穏やかな音、でも、奇岩の外に打ち付ける荒波の音が遠く聞こえます。つまり、この濱はとても静かで、かつ、世間の荒波から「守られている」感があります。だから浄土というのかな? と思いました。もちろん、名付けたお坊さんは、寝っ転がったりしないで浜辺で座禅を組んだりしておられたのでしょうが。
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すぐホテルに戻らず、海岸線の散歩道を歩きます。風光明媚。
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ウミネコは、声を聴きたいときには静かで、突然泣き出します。
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道路の左は海で、右側は崖です。地層が縦になっています。沖の奇岩もこんな感じなのでしょう。
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板状に崖が崩れて、道路との間に落ちています。
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ぐるっと回って、少し上って、御台場展望台から展望します。
御台場展望台 名所・史跡
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うつっていませんが、遊覧船が走っています。遊覧船は11月末で冬場は運航停止かと思っていましたが、1月で廃業するので走っているようです。3隻あったものが津波で1隻になり、とうとう業績不振で終わりになるそうです。そうすると、浄土ヶ浜の奇岩の向こう側の「賽の河原」を見に行けなくなりますね。
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御台場展望台から戻る途中、浄土ヶ浜パークホテルが見えます。さすがの立地です。
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これは、大砲の台座と弾をイメージした、宮古海戦の碑です。明治2年に、宮古湾海戦というものが行われました。これは、劣勢の海軍が、官軍の主力艦に切り込みをかけて奪取を狙った奇襲作戦で、幕軍の回天が、官軍の甲鉄という日本唯一の装甲艦に奇襲をかけたものです。しかし、突っ込んだものの、甲鉄の甲板が高くて外輪もあり、数名ずつしか切り込めず、回天の甲板で銃撃の対象となり、多数の死者を出して30分で撤退、函館まで逃げました。切り込んだ数名は戦死したそうです。この碑では、回天1艦対8艦の勇気を称賛する、幕軍寄り?の記述をしていました。
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