2021/07/03 - 2021/07/04
388位(同エリア4430件中)
kuronekoさん
- kuronekoさんTOP
- 旅行記224冊
- クチコミ1302件
- Q&A回答22件
- 1,007,287アクセス
- フォロワー117人
クラシックホテル巡り第2弾は、こちら☆
東京駅にある東京ステーションホテルです。
やっぱり気になるお部屋はドームサイド。東京駅のドーム天井側のお部屋。
間近でドームを鑑賞してみたいし、駅を見下ろすお部屋も体験してみたくて予約しました。
歴史として言わずもがな、素晴らしいですよね。
『時代を超えて愛される、上質なひととき』がコンセプト。
1915年の開業以来、名だたる文豪や文化人が宿泊されたそうです。
文豪の中でも特に知られているのは松本清張の小説『点と線』。
そうそう、あのトリック!東京駅の13番線ほーうから15番線ホームを見通せる時間帯「空白の4分間」トリック!!!客室から見渡せたプラットフォームを見ていた際にひらめいたのだとか。よく滞在していたのが当時の209号室(現2033号室)だそうです。ミステリー好きのkuronekoとしてはたまらない><
PR
-
2012年にリニューアルオープンした東京ステーションホテルに泊まってきました。
-
東京駅のリニューアルに合わせて、2012年にホテルもリスタート♪
駅舎の外壁には厚みの薄い「化粧レンガ」が使われているそう。
1・2階部分は創建時のレンガが残ってるそうです。3階部分は創建時の素と調和す量に再現されたのだそうです。 -
この改修って、大成功ですよね。
新旧をうまく大切にして。
レトロな駅舎と奥の八重洲~銀座の空の現在の融合は、大成功と思います。 -
東京駅の中央
-
KITTEの展望台から見た東京ステーションホテル。
チェックイン前にKITTEに寄って、ホテル全体を眺めてみました。 -
さて、正面玄関から入ります。
ロビー。
この小ささが、なんとも大正ロマンというか♪心地よい。 -
床にデザインされた「クレマチス」
旅人の喜びっていう花言葉があるんだそう。
南北ドームにのレリーフにあるクレマチスをデザイン化してホテルに散りばめたんだそうです。 -
館内のいたるところにクレマチスのデザインを見つけることができました。
-
フロントは少し狭めかな。
チェックイン時はゲストが重なるので、コンシェルジュデスクでも対応してくれて、ちょうど15時だったのですが、スムーズにチェックインできました。 -
ロビーの天井。
-
フロントでホテルのピンバッジを購入♪
忘れないようにチェックインの時にフロントでお願いしました。
クラシックホテルの会ホテル宿泊の記念に、前回のニューグランドホテルに続いて2個目のピンバッジです。 -
エレベーターホール
-
クラシカルでお上品なエレベーターホールです。
-
エレベーター内。
品のよい、センスある内装。 -
さて、私たちの客室は4F建ての3F。
エレベーター前のホール。
この先の自動扉向こうの客室へは宿泊カードキーでのみ出入りできるようになっていました。 -
さて、廊下というと、とにかく長い!
だって、赤レンガの東京駅を外から見たのと同じ分の内廊下があるわけですものね。
そりゃ長いわけですよねwww -
同じ景色が続く長い廊下だから、ウォールランプに工夫があるそうです。
遠くからでもエレベーターホールがわかるように、エレベーターがあるところにはこのように「赤」のランプなんだそうです。
迷子になるゲストが多いから、心配りの1つですね。 -
私たちが以前から泊まってみたかったお部屋というのが、ホテル両サイドに位置する、「ドームサイド」のお部屋。
北口or南口のドームが見えるお部屋。
なので、ロビーから一番離れている端っこ位置するお部屋というわけです。
案内してくれたホテルマンに、「チェックアウトの際はお荷物取りに参りますのでお声がけくださいね。」と言われました。かなり歩くのでと。
確かに~(笑) -
こちらがドームサイドのお部屋。ドームサイドコンフォートキング。
広さは30平米。
内装もクラシカルで、素敵♪ -
天井も高く、そしてカーテン・クッションの、ノーブルな青がなんとも心地よい。
-
お部屋の窓から、JR東京駅北口の改札が見えます。
-
改札を見下ろすのって、不思議な感じがします。
ドームの床は、戦前の、昔のドームの天井デザインなんですって。 -
東京駅のこのドームは、本当にみごたえがありますよね。
-
ベッド周り。
-
携帯充電器兼スピーカー
-
とにかく品の良いブルーが素敵♪
-
コンパクトにまとまってます。
-
朝食時間帯は、8時ごろが混雑するそうで、客室TVで込み具合を知らせてくれました。
-
グラス・カップは充実。
-
そして気に入ったのが、高い天井から吊り下げられた、シャンデリア♪
-
姿見も完備
-
日本らしいおもてなし。消臭スプレーあり。
-
もちろんスリッパも(それほどふかふかではない)
-
アイロン台もお部屋にあり
-
水回りも上品な感じ
バスローブもあり -
アメニティもひととおり
-
洗い場がある、日本らしいバスルーム
-
香りのよいアメニティでした^^
-
トイレはもちろん温水洗浄便座。日本の誇りです(笑)
-
さて、こちらは廊下にあるアーカイブバルコニー
今回私が宿泊したのはこのドームが客室から見えるお部屋だったのですが、それ以外のお部屋に宿泊の方は、こちらのアーカイブバルコニーからドームを観覧できてるというわけです。 -
東京駅創建当時の石膏パーツが取りつけられたレリーフなどの見どころを説明してくれている案内図がありました。
ドーム天井の中心飾りの周囲に「クレマチス」
角に「大鷲」
側面のアーチ型レリーフは頂部に「豊臣秀吉の兜」
柱型部分に「剣」
下部に「鳳凰」
ドーム内の8か所の角には「干支」 -
各宿泊フロアには喫煙ルームがありました。
-
その隣には製氷機が。
コロナ禍なので、お部屋飲みには便利でした。 -
こちらの緑のランプは、宿泊者専用出入口行きのエレベーターの場所を教えてくれています。迷子にならなくて安心ですね。
-
ロビーまで戻らなくても、この緑ランプの宿泊者専用エレベーターで外に出ることができました。
-
どの自動ドアから中に入るときは、宿泊キーが必要になってました。
-
さて、レストランについて。
朝食会場であるレストラン「アトリウム」へは、客室フロア廊下にあるこの階段で4Fへ -
4Fへ上がると、明るい雰囲気。
レストラン「アトリウム」には大きな窓ガラスがあるので、たっぷり太陽の光が入って、全体が明るいんですね。 -
元々屋根裏は使われてなかったそうですが、2012年のリニューアル時に朝食会場レストランにしたそうです。ナイスアイディアですよね★
中央には創建当時の赤レンガがあり、当時の駅の雰囲気を感じることができます。
最上階の4Fなので、駅舎の屋根裏ということですね。 -
アトリウムの天井
大きな窓ガラスから清々しい自然光が入ります。
すりガラスか白色ガラスになっているので直射日光はもちろん入りません。
このランプも素敵ですよね。 -
さて、朝食のご紹介。
100種類以上の豊富な品数で人気のブッフェです。
宿泊ゲスト限定の朝食。泊まらないといただけない朝食です。 -
あれこれ取ってきましたが、こちらは和食膳。
昨年のコロナ以降、トングを使うスタイルは廃止して、このように、すべて一つずつ小さな小鉢・小皿で提供されるようになったようです。 -
しらすおろし・明太子・梅干しなどの詰め合わせ
-
一口うな重♪
温泉卵も♪ -
稲荷寿司はいくらたっぷり
-
ミニちらし寿司
旦那君はこちらに一番はまってました。3杯は食べてたかな。
ほんと一口サイズなんですが、こんな小さな器の中にちゃんとした海鮮が敷き詰められていて、「宝石箱や~」ってやつでした。 -
だし巻き卵
-
煮物もお上品なお味。
-
カレーも小鉢に入っいてて一口サイズ。
-
洋食コーナーからは、サラダとハム・チーズなど取ってきました。
-
海老サラダ
小さな器の中に、フレッシュ感が漂います。 -
ライブステーションもあり、海苔オムレツにしました。
-
こちらはテーブルに着いてから、ウェイターさんが特別に各テーブルに運んでくれる産地別のアスパラガス。
たしか佐賀県産と長野県産だったかな?
産地によって全然味が違って驚きました。 -
スムージーもミニサイズで入れてくれるので、いろいろな味を楽しめます。
-
デザートコーナーが素敵でした。
メロンに詰められたフルーツたち♪ -
ビスクも最高♪
-
和食中心にとってきたので、コーヒーは食後にいただきました♪
-
ウェイターさんがよいタイミングでお水を持ってきてくれました。
ほんとこちらのスタッフの方々はゲストをよく見てくださってました!
それも心地よさのひとつでした。 -
レストラン内にミニチュアレプリカが飾られていました。
全体を見ると、やはり素敵なホテルです。 -
駅舎なんですものね!本当に素晴らしいホテルだと思います。
唯一無二とはまさにこのこと。 -
さてさて、ここからは歴史のご紹介。
宿泊フロアの廊下に、当時の写真がずらりと飾られていました。
中央部の外装詳細1919年ごろ -
広場側北ドーム部の中央部の外観1925年頃★
-
南ウィング部の外観 1927年7月29日
-
南ウィング部の外観 1927年3月24日
-
南ウィング部の外観 1928年3月12日
-
広場側中央部の外装と駅前広場 1928年頃
-
写真南ウィングの外観 1929年3月26日
-
大正8年 東京停車場乃前景
-
東京駅・駅裏も乗降口大ブリッジ 1929年12月4日撮影
-
線路側の外観(空撮) 1932年7月
-
広場側ドーム部の外観と駅前広場 1937年3月23日
-
広場側南ドーム部の外観と駅前広場 1937年3月10日
-
特急「燕」展望車(戦前期)
-
「燕」の食堂車内部 昭和11年以降(国鉄初の冷房装置付)
-
シベリア経由 一枚ノ切符デヨーロッパへ 鉄道省
おもしろいですね。当時は1枚の切符で東京駅からパリに行けたのですね!
なんともワクワクするポスターです。 -
広場中央部~南ドーム部被災状況 1945年
-
東京駅 (保存・復原工事前)
-
東京駅 (保存・復原工事前)
-
そしてこちらが2021年の東京駅北ドーム。
本当に素晴らしい歴史と復元ですね。 -
いつまでも見上げていたい天井ドーム
-
東京ステーションホテル・東京駅は夜景ライトアップも素敵です。
-
スタッフの方がドームサイドに泊まった記念にと、チェックイン後にすぐ取ってくださいました。
写真撮り慣れてらっしゃいますね、アングルが最高です★
建物もサービスも、素敵なホテルでした。
クラシックホテル泊は大好きです^^
次はどのホテルに泊まろうかな。
ーーーおしまいーーー
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ホテルステイ
-
前の旅行記
【クラシックホテル巡り】ホテルニューグランドに泊まる 開業 1927年 -Hotel New Grand-
2020/12/05~
横浜
-
次の旅行記
【東京・目黒】これはまさに竜宮城☆百段階段見学編 @ホテル雅叙園東京
2022/02/19~
目黒
-
【クラシックホテル巡り】ホテルニューグランドに泊まる 開業 1927年 -Hotel New Grand-
2020/12/05~
横浜
-
【クラシックホテル巡り】東京ステーションホテルに泊まる 開業 1915年 -The Tokyo Statio...
2021/07/03~
丸の内・大手町・八重洲
-
【東京・目黒】これはまさに竜宮城☆百段階段見学編 @ホテル雅叙園東京
2022/02/19~
目黒
-
【東京ベイエリア】インターコンチネンタル東京ベイで週末おこもりステイ☆:*.和ラウンジアクセス・宿泊記
2022/03/05~
汐留
-
【クラシックホテル巡り】富士屋ホテルに泊まる 開業 1878年 -Fujiya Hotel-
2022/04/29~
宮ノ下温泉
この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2021/08/02 21:46:21
- お~っ、さすがに素晴らしい東京ステーションホテル
- こんばんは、kuronekoさん
クラシックホテルの中でも、
リノベーションされた結果、新しいホテルの東京ステーションホテル。
でも、本当に新旧の良さがうまい具合に合わさって、
素晴らしいホテルですよね。
私も初めて泊まった時に、
東京駅に泊まっている感を感じたくて、
駅の中が見えるお部屋に泊まりました。
でも、今度は違うタイプのお部屋にも泊まってみたいなぁ~なんて思いながら、
でも、他にも泊まりたいホテルがあって、
なかなか再訪ができないままなのですが、、
アトリウムでの朝食を見て、やっぱり行きたい~!!と。
ブッフェ形式を工夫しながらされているのが素晴らしいですね。
たらよろ
- kuronekoさん からの返信 2021/08/06 13:06:07
- Re: お~っ、さすがに素晴らしい東京ステーションホテル
- たらよろさん
こんにちは★
このタイプのお部屋に泊まられたんですね!お外の景色ではないので開放感はないですけど、なかなかないですものね。
宿泊した7月上旬は、東京もちょうど緊急事態宣言が解除されていた期間だったのですが、朝食のコロナ感染症対策は万全で安心でした。
私もまたゆっくり泊まりまいです^_^
kuroneko
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
丸の内・大手町・八重洲(東京) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ホテルステイ
2
92