2022/04/29 - 2022/04/30
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kuronekoさん
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クラシックホテル巡り第3弾
明治11年(1878年)、日本で初めての本格的なリゾートホテルとして開業。
外国人を対象としたホテルを目指して、外国人客専用のホテルであった時代や、戦後を経験した富士屋ホテルには、外国人向けの様々な工夫が施されているそうです。たしかにいたるところに当時のおもてなしの心を感じました。
旦那君とは何度かレストラン利用、私は一度友人と宿泊したことはあるのですが、旦那君と滞在するのは初めて。かつ2020年にリニューアルオープンして以来初めての訪問でした。
滞在したのは「花御殿」ヒストリックデラックスハリウッドツイン
スタンダードなお部屋の、朝食&夕食付きのプランにしました。
朝食会場は選べたのですが、和食「菊華荘」にして、夕食は新しくできた「カスケード」でした。
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【ホテルHPより写真拝借】
富士屋ホテルの全体像を上空から撮影した写真 -
館内に飾られていた、富士屋ホテルの全体図がこちら
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新宿駅から小田急ロマンスカーと箱根登山鉄道を利用し、宮ノ下駅で下車。
7分程歩いて富士屋ホテルに到着^^ -
歩いてホテルに上がるの初めてだったので、正面からもカメラをパチリ☆
■本館 明治24年(1891年)建築
■全12室 -
忘れないように、ホテルHP紹介文を要約して、旅行記に補記しておきます。
本館は富士屋ホテルで現役の最古の建物。
社寺建築を思わせる瓦葺屋根と唐破風の玄関が特徴。
和と洋が融合された富士屋ホテル独特の雰囲気が味わえる客室。 -
■西洋館 明治39年(1906年)建築
■全21室 -
西洋館は、1号館「カムフィ・ロッジ」・2号館「レストフル・コテージ」からなる双子の洋館。
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西洋館は、明治期の洋風建築の典型ともいわれる天井や軒、階段の装飾、鎧戸付きの上げ下げ窓や、豪華な唐破風の玄関は建築時の面影。
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本館側から見た花御殿
■花御殿 昭和11年(1936年)建築
■全40室
風雅な和の意匠や千鳥破風の屋根、真紅の高欄付バルコニーが雅な花御殿は、富士屋ホテル建築の集大成であり、箱根のシンボル。
「フラワーパレス」とも称され、その名にふさわしく客室には花の名がつけられ、インテリアやルームキーにも花のモチーフが。
部屋ごとに花モチーフは異なり、多彩な間取りがあるのもこの棟ならでは。
ジョン・レノンや三島由紀夫も宿泊したんですよね。 -
チェックインする前から、あちらこちらをパチパチと、ついついカメラ小僧になってしまします。
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門から本館に続く赤い欄干の階段。
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振り返って上から下を見下ろしてみました。
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さて、本館内に入って、こちらの階段からロビーフロアへ上がりました。
こちらのわんちゃんは、初代社長の愛犬で 名前は「フワ」だそうです。 -
富士屋ホテルのロゴが刻まれた手すり。
素敵です。 -
館内も和と洋が融合された空間ですね。
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もうすぐ子供の日という時期でしたので、五月人形が飾られていました。
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フロント。
誰もいない瞬間を狙ってパチリ☆
閑散としてるように見えますが、ちょうど15時のチェックイン時間だったので、賑わっていました。 -
フロント前の柱に彫られた尾長鶏。
2020年のリニューアル後も変わらずありました。 -
フロント前の、本館客室へ続く、優雅な赤絨毯階段。
ここから上は宿泊ゲストのみですね。 -
ロビー 中央に暖炉があります。
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ロビー
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ロビー
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大階段横の「マジックルーム」
海外からマジシャンを呼んでカードマジックなどが行われたことからこの呼び名になったそうです。 -
ラウンジ
【喫茶】9:30~17:30(ラストオーダー 17:00) -
ラウンジ
昭和52年のフロント移動時に姿を消したオーシャンビューパーラーを復刻したラウンジでは、人気のアップルパイがいただけるそうですね。
check in時の15時頃にはわりとお客様がいたので写真撮れず、閉店後にパチリ☆ -
館内が連絡通路で繋がっているため、段差や外に出ることなくレストラン、スパ(温泉大浴場)まで移動でき、本館でチェックイン後、ホテルスタッフに案内してもらながら連絡通路を通って、宿泊の花御殿へ移動しました。
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室内プール&ジムとホテルミュージアムは花御殿地下1階。
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■ジム(マーメイド)
【営業時間】7:00~21:00 -
■室内プール(マーメイド)
【営業時間】7:00~21:00
長さ12m×幅5.5m×深さ1~1.2m
日本初の天然温泉プールだそうですね。
バスタオルはプール内にも用意があるそうです。
このときはお子様連れのご家族が1組くらいだったかな。いらっしゃいました。
ノスタルジックな雰囲気ですね。 -
廊下に配備された暖房器具も、クラシカルです♪
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花御殿へ続く廊下には、花御殿のフラワー一覧が。
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素敵ですね。
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■花御殿のエレベーターホール
連絡通路は全館つながっているので、本館・西洋館・花御殿・・・いったいどこを歩いているのかわからなくなりますが、絨毯の色で区別できるそうです。
ちなみにこの緑色が花御殿。 -
■「花御殿」ヒストリックデラックスハリウッドツイン
滞在した花御殿のお部屋はこちら。「PRIMULA 桜草」 -
リニューアルしても、ルームキーはレトロで、以前同様、お花のモチーフが。桜草です。
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いたるところに桜草^^
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レターケース。
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小箱には桜草が彫られてて素敵。
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桜草グッズがいたるところにあるなぁ^^とは思っていましたが、まさか絨毯にまで!
気づいた時にはほっこりしましたよ。 -
フロアマップ。花御殿はお部屋ごとに大きさが異なり、本当にお部屋ごとにいろいろな雰囲気を楽しめそうですね。
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ヒストリックデラックスハリウッドツインのお部屋はこんな感じ。
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少々狭めですが、2面の窓から入る自然光が心地よかったです。
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その昔、リニューアル前の花御殿にも滞在したことがあったのですが、リニューアルされて、確かに清潔感はぐんとUPしました。
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ベッドサイドテーブル
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現代ならでは心遣い。消臭スプレーや除菌スプレーもありました。
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コーヒーマシーン。
結局、コーヒーは共有の喫茶室で頂いていたので、お部屋のは飲みませんでした。 -
カップもお上品。
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コーヒー豆はきちんとしたBOXに収納されてました、無料で飲めます。
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自宅でもネスプレッソで飲んでしまして、他社のものとなると操作に慣れておらず、結局面倒くさくなってしまいました(笑)
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空気清浄機も完備
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リニューアルされて、トイレは現代標準仕様^^
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バスルーム。
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シンクに椅子も置いてあったのがありがたかったです。
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タオル類
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アメニティあれこれ
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バスタブ・シャワーにはこんな注意書きが。
「熱湯にご注意ください」
つまり、温泉ってことですね!
お部屋のシャワーも温泉引いているとは、贅沢ですね^^ -
バスルームはリニューアルしてモダンになっても素敵でした!
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きっとこのタイルがレトロチックだからでしょうね!気に入りました。
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ワードローブ。
新しい家具ですが、素朴な感じです。 -
中には館内着やパジャマなど
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これが素敵ですね!木製のシューキーパー
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ふかふかのスリッパ
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館内着
着心地よくって、ナチュラル素材で、ゆったりできました。 -
SPA・宿泊者専用ラウンジ・ギャラリーコージー(セルフサービスのドリンクがいただけるコーナー)は、この館内着でうろうろできました。
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冷蔵庫
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お部屋の照明
シンプルで、クラシカルで、レトロな照明。
リニューアルで少し残念だったのが、扉かな?
客室とバスルームの扉が、素朴にレトロにしているのですが、すこし安っぽいような気がして…
ですが当時のままの扉を残すには老朽化でセキュリティ上不可なのか、かといってオートロックのどっしりしたものだクラシックホテル感が損なわれるし、仕方ありませんね。 -
お部屋からは見えたのはお隣の熊野神社かな?
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お部屋前の廊下の窓から見た景色だったかな。
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■GALLERY COZY(ギャラリーコージー)
宿泊者専用で、セルフサービスでホットコーヒーやジュースなどのソフトドリンクがいただけるコーナーです。 -
ドリンクバーはこんな感じ。
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コーヒー類もカプチーノなどなどいろいろ楽しめます。
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GALLERYなので、富士屋ホテルを描いた画家の作品が展示されていました。
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こちらのコーナーの奥に、喫煙ルームがありました。
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喫煙所
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■The Fujiya・ザフジヤ @食堂棟
ダイニングルームですね。以前、こちらで食事しに訪れたことがあったので、今回の滞在では利用しませんでした。
朝食もこちらを選べるのですが、朝食はせっかくなので単独ではあまり利用する機会がなさそうな菊華荘へ。 -
さて、ここからはレストラン・Cascade(カスケード)のご紹介。
カスケード・ウイング 3階です。 -
【ホテルHPより写真拝借】
カスケードの全体はこんな感じの雰囲気です。
ほぼ満席だったため、全体像の写真撮影は自粛したので、ホテルHPより写真をお借りました。
大正9年建築の旧宴会場「カスケードルーム」を復原したレストランです。 -
窓に施されたステンドクラスは当時のままだそうですね。
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こちらの彫刻も竣工当時のままなんだそうです。
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カスケードでの夕食付プランだったので、チェックインの際に食事時間を決めました。
こちらのお席に案内されました。 -
富士屋ホテルオリジナルの「箱根富士屋ビール」
PALE ALEをいただきました^^ -
「Classic Dinner」コースです。
あたたかいパンと、 -
バター
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ホワイトアスパラガスのムースにサーモンのマリネとコンソメジュレ
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クラムチャウダー
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海の幸のニューバーグ風
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■メイン(旦那君)
フランス産仔鴨のローストに赤い果実を添えて -
■メイン(私)
国産牛ロース肉のポワレに季節の野菜添え 赤ワインソース -
キャベツとしらすのサラダ
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小田原片浦レモンとメレンゲタルト バニラアイス添え
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小菓子
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コーヒー
美味しく夕食をいただきました、ごちそうさまでした^^ -
さて、こちらからは翌朝の朝食。
朝食会場である「旧御用邸・菊華荘」へ向かいます。
連絡通路をテクテク歩いて、花御殿→西洋館→本館へ移動。 -
すべての棟が連絡通路でつながっていますが、「旧御用邸・菊華荘」のみ独立しています。
こちらの階段を下りて、本館から食堂棟地下へ。
食堂棟の出口から出て、公道を渡ると菊華荘へ行く近道だそうです。 -
階段を下ります。レトロな地下通路の雰囲気です。
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■バー・ヴィクトリア
食堂棟の地下にありました。
クラシカルかつ重厚な空気の、世界各国の銘酒を愉しめるバーだそうです。 -
バー近くのこちらのおトイレは必見です!
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昔ながらの雰囲気を残した造りです。タイルが素敵。
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■ホテル・ショップ
こちらで、ちょうど母の日前だったので、母の日プレゼントに、富士屋ホテルレトルトカレーやスープの詰め合わせを購入♪
こちらから発送手配もしてくださいました。 -
シャップで忘れず、クラシックホテルの会のピンバッジを買いました^_^
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ホテルショップの出口から外に出ました。
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こちらの出口です。
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駐車場があり、その先に公道がありました。
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ホテル・ショップの出口を出ると、公道にでます。
公道を渡って、向かい側へ移動。 -
■旧御用邸・菊華荘
正面入口です。 -
中へ入ります。お邪魔します。
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棟が見えてきました~。
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明治28年、皇室の宮ノ下御用邸として造営された由緒ある純日本建築の建物だそうです。
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選べる朝食は、菊華荘にしました。
なかなか単独ではお邪魔しないだろうということで、朝食はこちらにしました。 -
四季の移ろいを感じることができる名園も見どころだそうで、食後に日本庭園を散策しました。
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玄関。
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こちらにかけて待つように案内されました。
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天井のランプもレトロでかわいらしいですね。
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5分くらいだけ待ちましたでしょうか。呼ばれてお部屋へ移動。
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大広間へと案内してくださいます。。。
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大広間に到着。。。
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こちらの端のお席に案内されました。
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【ホテルHPより拝借】
朝食でたくさんのゲストがお食事されていたので、大広間の写真撮影は自粛したので、ホテルHPより写真を拝借しました。
大広間の雰囲気はこんな感じです。 -
朝食のお品書き
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席に着くと、お手拭きとお茶、そして食前の梅干しを出してくださいました。
肉厚の梅干しで、目が覚めます^^
食前に梅干しを食べると、血糖値の急上昇を抑えられるんですってね。 -
朝食膳が運ばれてきました^^
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■卵
出汁巻き 染めおろし -
■煮物
炊き合わせ
独活の白煮 筍 かぼちゃ 梅人参 青味 -
■焼物
銀鱈西京焼き
蒲鉾 山葵漬け -
■小鉢
自然薯とろろ 針海苔 -
■小鉢
・法蓮草お浸し
湘南しらす 糸賀木
・胡麻豆腐
美味出汁 山葵 -
■食事
・白ご飯 南魚沼産こしひかり
・香の物 -
お味噌は蜆汁で、小田原・加藤兵太郎商店「いいちみそ」だそうです。
美味しく朝食をいただきました、ごちそうさまでした。 -
■日本庭園
「庭園入口」の看板があったので、お邪魔することに。。。
こちらには日本庭園があって、散歩てきるようです。 -
こちらの入口から日本庭園へ。
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食後に、日本庭園を歩いてみました。
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さきほど朝食をとっていた辺りをお外からパチリ。
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菊華荘の大広間のあたりですね。
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新緑の美しさやシトシトとした梅雨の風情。
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鯉が優雅に泳ぐ池には赤い橋がかかり、フォトスポットとしてもおすすめだそうです。
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確かに映えます^^
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【ホテルHPより拝借】
■スパ
フォレスト ・ ウイング 6階
【営業時間】14:00~24:00 / 5:00~11:00
SPAはゲストがたくさんいて写真撮影はできないので、ホテルHPより写真を拝借。
お風呂はクラシカルというよりはモダンで、どちらかと海外ホテルのスパの雰囲気に近いかな。
夜と朝、計2回入りました。お部屋からは館内着で移動していいので便利でした。
名湯・宮ノ下の天然温泉です。 -
【ホテルHPより写真拝借】
■宿泊者専用ラウンジ
フォレスト・ウィング2階
【営業時間】5:00~24:00
宿泊者様専用のラウンジ。和書と洋書、約600冊を蔵書するホテルライブラリです。
温泉を楽しんだ後、旦那君とこちら2Fで待ち合わせ、少しゆったり過ごしました。 -
■ホテル・ミュージアム
花御殿地下1階
【営業時間】7:00~21:00
こちらは誰でも無料で見学できる場所です。 -
富士屋ホテルの誕生から現在までの道のりをたどる貴重な史料が展示されている「富士屋ホテル史料展示室」が、2020年リニューアル。
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創業当時を思い出すことのできる品々と、改修により新たに発見された経営資料や書簡、改築まで至らなかった幻の建築計画や図面などの貴重な資料も展示されていました。
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歴代の経営者たちがよりよいホテルにするために試行錯誤した様子を知ることができようになっているそうです。
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当時の猫足のバスタブも展示されてました。
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素敵なシャワーですね。
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映像で紹介してくれるコーナーもありました。
富士屋ホテルの歴史の重みを感じることができる、ミュージアムでした。 -
■庭園
連絡通路にあった、こちらの宿泊者専用の庭園入口から出て、庭園を散策しました。
約5,000坪の庭園の花々や草木と共に緑豊かなハーブガーデンがあるそうです。 -
■西洋館
庭園側から見た西洋館の外観です。 -
■フォレスト・ウイング 昭和35年(1960年)建築
■全47室
敷地内の高台に建っていて、箱根登山鉄道をのぞめるお部屋もあるようです。
2Fに宿泊者専用のラウンジ、最上階の6Fにはスパがあります。 -
フォレストウィング脇に小道があり、上っていきました。
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広々した庭園です。
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ハーブガーデンがありました。
■ハーブガーデン
【営業時間】7:00~17:00 -
ハーブガーデンは自由に出入りできました。
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旧温室をリニューアルしたそうです。
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季節に合わせたハーブを栽培しているそうです。
【栽培ハーブ一例】
・イタリアンパセリ
・タイム
・ローズマリー
・ラベンダー
・バジル
・ミント
・ローマンカモミール
・レモングラス
・ローリエ
・セージ -
ハーブガーデンを出て、引き続き庭園を散策・・・
庭園の池や滝の水は箱根の湧き水だそうで、水のせせらぎに耳を傾けながら気持ちよく歩くことができます。 -
約5,000坪が広大な庭園。
ホテルHPにあった、季節の見ごろは以下。
【季節の庭園情報】
桜 4月上旬~4月中旬
つつじ 5月上旬~5月中旬
あじさい 6月下旬~7月上旬
紅葉 11月中旬~11月下旬 -
のんびり歩くのが楽しかったです。
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小道がいろいろあります。
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中心にある水車。
館内外の備品の制作・修復などを行う施設管理のスタッフの手作り水車だそうです。 -
ちょっとした休憩スペースも。
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水のせせらぎが心地よい。
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池には鯉が泳いでました。
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鯉がたくさんですね。
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レトロな赤ポスト発見♪きちんと郵便局の回収があるようで、現役みたいですね。
こちらは本館で、この扉から館内に戻りました。 -
館内へ戻ると、「鯉のエサ」が販売されてました!
進行方向を逆で進んでしまっていたのですね(笑)
こちらの扉から出ればよかったわ(笑) -
あらためて本館正面を外から眺める。
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本館側から見た、花御殿。
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花御殿を、きちんと正面からパチリ。
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再び花御殿の館内へ。。。
連絡通路を歩いて館内散策… -
天女?天使?
素敵な空間だなぁと思っていたら。。。チャペルフロアでした! -
■花御殿内クラシック・チャペル
扉が開いていたので、少し覗くことができました。
こちらで挙式なんて、夢ですね。
120年以上の歴史をもつオルゴールの演奏があるそうです。 -
チャペル前のホール
クラシカルな書庫です。 -
チャペル前のホール
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チャペル前のホール
グランドピアノがありました。 -
■フォレストウィングに行く途中の廊下の歴史パネル
富士屋ホテルの歴史のパネルが展示されていました。
以下、ホテルHPより説明文を抜・・・ -
■創業者 山口仙之助 (明治)
明治4年、20歳で米国に渡り、帰国後は慶應義塾に入学。
福沢諭吉に国際観光の重要性を説かれ、ホテル業を決意。
1、在日外国人の憧憬の的が箱根・富士山であること
2、東京、横浜から近距離にある景勝地であること
3、温泉が湧き出ていること
以上3点の立地条件を備えた箱根・宮ノ下にホテルを開業したんだそうです。 -
■3代目社長 山口正造 (大正)
金谷ホテル創業者・金谷善一郎の次男。18歳で渡米。英国で7年間ホテルのボーイなどをして帰国後、山口仙之助の養子となり、富士屋ホテルの経営を預かる。
英米のサービスを積極的に富士屋ホテルに取り入れ、仙石ゴルフコースの開設にも尽力した。
ここに富士屋ホテルと金谷ホテルとの関係があるんですね。 -
■交通
深く険しい山道を切り拓き、それぞれの温泉への道を整備していったのは、富士屋ホテル創業者の山口仙之助をはじめとする当時のホテルや温泉宿の当主たちだそうです。
3代目社長・山口正造は富士屋自働車株式会社を創立し、貸切自動車事業へ参入。36台の車をそろえるまでの事業に成長させて、箱根の交通を確保したそうです。 -
・アイリー 1884年
アイリーは、宮ノ下大火の後、最初に建てられた建物であり、現在の富士屋ホテル建築群の記念すべきはじめの一歩であるといえます 。現存する我が国最初期のリゾートホテル建築としてもとても貴重だそうです。
現存するそうですが、敷地内で探すことができませんでした><。 -
・本館 1891年
今もなお、お客様をお迎えする 本館。
唐破風の玄関を持つ木造洋風建築。
木造でありながら大変強固な建物で、関東大震災の際もガラス戸一枚割れずに残り、現在でも一階フロント・ロビー、二階が客室として親しまれている。 -
・菊華荘 1895年
和洋折衷の富士屋ホテルとは対照的に、完全な日本建築。
明治28年に建築された皇室御用邸が、昭和8年に高松宮邸となり、現在の菊華荘に至る。 -
・西洋館 1906年
山口仙之助、今日の「日本ホテル協会」前身である「大日本ホテル業同盟会」結成、会長就任。
西洋館1号館(カムフィロッジ)、2号館(レストフル・コテージ)竣工。
こじんまりとしたコテージ風の雰囲気を持つ建物。
唐破造りの大きな屋根を持ち、和洋折衷の雰囲気を併せ持つのが特長。 -
・食堂棟 1930年
現在まで活躍する食堂棟竣工。それに伴い本館を大改造、一般銀食器類及び国賓・皇族用の特別食器が作られた。
富士屋ホテルトレイニングスクールを開校したのだそうです。 -
・花御殿 1936年
山口正造の設計により、「花御殿」竣工。「フラワー・パレス」として世界的に知られるようになる。
山口正造が手がけた和風意匠をテーマにした建物の集大成で、設計者は正造自身。
43室の客室には部屋番号の代わりに花の名前がつけられ、客室のドア、鍵、そして部屋のインテリアにも各部屋の花のモチーフが使われている。 -
・フォレストウィング 1960年
旧「フォレストロッジ」を取り壊し、新館「フォレストロッジ」竣工。424名が参加してのお披露目が行われる。 -
・2020年 カスケードウィング
大正9年建築の旧宴会場「カスケードルーム」を復原したレストランを置くカスケードウィング竣工。 -
■FUJIYA HOTEL GALLERY
本館から花御殿に向かう通路に、富士屋ホテルの歴史を知ることができるギャラリーがありました。 -
当時の建築物・施設の貴重な写真が飾られていました。
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床が素敵ですよね。西洋風です。
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天井を見上げると、照明もステンドグラスでレトロでクラシカルな雰囲気。
そして自然光が入る天窓がいいですね。 -
ギャラリーの突き当りに、会場?
なんのお部屋か忘れてしまって、調べても出てこず(汗) -
■PICOT(ベーカリー&スイーツ ピコット)
知らなかったのですが、通りに面したこちらのパン屋さんも富士屋ホテル経営のお店だったのですね。クラシックカレーパンやレーズンパン、アップルパイなど、定番の人気商品がありました。 -
素敵な滞在となりました、ありがとうございました。
昔、姉が結婚するときに、最後の家族旅行に家族4人で箱根に出かけ、「ザフジヤ」で食事をしたことがあります。
私にとって、富士屋ホテルは大切な思い出を作ってくれる場所です。
こうして旦那君との結婚記念日をゆったりと過ごせ、富士屋ホテルを選んでよかったなと、またあらためて思いました。
リニューアルしても変わらないぬくもりを感じる、素敵な滞在でした。
また、何かの記念にお邪魔したいと思います^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
■□■ おしまい ■□■
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