2020/11/05 - 2020/11/05
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mistralさん
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今回の旅のメインだった法隆寺訪問、再びの明日香への旅をすませ、さて、残された11月5日、3日目となる半日はどこへ?と迷っていました。
二上山を歩いてこようか、これは前回の旅の折の夫の提案。今回、具体的に検討してみましたが、結構歩きがきつそうで、これは奥穂高岳を下山した折りの怪我の回復が完全ではない夫が、次回に回そうと。
山の辺の道歩きも魅力的でしたが、できたら1日をかけたいね、と後回し。
結局、前回、先送りとなった安倍文珠院、そして時間にも余裕があるようだった聖林寺へも、との大まかな計画のもとにホテルを出発しました。
表紙写真は
阿部文殊院の表山門。
ここからはどのような身分の方でも馬を下りて参拝するようにと書かれた石が置かれている。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
11月4日、明日香から帰った後の夕食を、近鉄奈良駅近くのレストランに予約してあった。遠方から戻るので遅くなるかと思い、19時半からの予約をしていたが、予想より早く(実際は日が暮れると寒くなってきて)奈良駅に戻ってきたので、18時半からに変更をお願いしてやってきた。
お店の名前は
ラ・フォルム・ド・エテルニテ
(La Forme d'Eternite)
近鉄奈良駅 1番出口から徒歩でも数分の距離にある。
商店街の一角にそのお店はあった。 -
ホームページを見ていて、このお店に行ってみたいと最初から惹かれていたレストランだった。
このレストランの紹介がまだだったこともあり、この旅行記を追加で仕上げることにしました。 -
コロナ禍のための影響か
当日は私たち1組だった。
テーブルに用意されていたメニュー。 -
店内は木質系に統一された
落ち着いたインテリア。
オーナーシェフ氏とマダム、お二人で
レストランをやっておられる様子。 -
最初の前菜
じんたんのエスカベッシュ
(じんたんとはハタハタのことだそうです。)
メニューから、相談して白ワインをまずいただき
途中で赤ワインをお願いした。
マダムは、ワインのアドヴァイスが的確で
当方の好みをお伝えして、選定はお任せした。 -
前菜
秋鮭と赤イカのタルタル
エディブルフラワーに隠れたお魚類が新鮮でプリプリした食感。 -
フランス産鴨のフォアグラ
白鳳卵のスクランブルエッグ
(スクランブルは湯せんで作るそうだ)
ポートワインのソースで。
フランスでいただいたフォアグラよりも美味! -
優しい布製のパンケースに入れられて
パンも登場。
これでソースを残さずいただけた。 -
鳥取、日本海のキジハタ ナージュ仕立て
(nager, 泳ぐ、からきた意味で、具が泳ぐような様子を表しているそう)
飛鳥あかねかぶと。 -
仙台牛
(もも、イチボという希少部位だそうだ。)
イチボという部位は赤身肉らしい弾力と霜降り肉の食感が
ミックスしていて、お肉ならではの味わいを楽しめるそうだ。
人気のある部位ということが、いただいてみると良くわかる。
マコモタケ
原木椎茸
ソースは旨み系のソースです、との説明があった。 -
カトラリーがずっと気になっていた。
特にお肉の切れ味が良かった!
ナイフを握った時、存在感があって、間に止まっている昆虫も気になっていたが、何か思い出せなかったので、シェフ氏に聞いてみた。
良くぞ聞いてくれました、とばかりに、しまってあったアンティークっぽい一本のナイフを出して見せて下さった。
フランス南部、ティエールで作られているLaguiole (ラギオール)のナイフとのこと。シェフ氏のフランス修行時代におそらく出会われたのだろう。
このモチーフとなっている虫はミツバチとのこと。 -
もともとはラギオール村の羊飼いが考案したナイフだそうだが、製造は近郊の刃物産業の村として名高いティエールで製造されるようになった。
特許がない為誰でもラギオールナイフとして製造、販売はできるようだ。
なのでハチも様々な種類があるようだ。
ネットで調べたら、色々の姿のハチが出てきた。 -
デザート
和栗のモンブラン
( 錫の容器に盛り付けられて。
お料理だけでないこだわりがあちこちに感じられる。)
新高梨とライムのシャーベット -
メレンゲ
フランボワーズのギモール
レモンのマカロン
紅茶は地元の無農薬栽培のお茶から作られたとの説明があった。 -
たまたま当日は私達だけだった為
オーナーシェフ氏、奥さまお二人ともお話しをゆっくりしながら食事を楽しめた。
最後に、お二人の写真をブログに載せても良いですか?と伺ったら
マスクを取って写真におさまって下さった。 -
-
ホテルまで戻ってきた。
今回の宿泊はピアッツァホテル奈良。
明日香は別にして、法隆寺、桜井とJRを利用して移動するので、JR奈良駅近くのホテルを選んだ。
2面が全面ガラス窓で、とても明るい部屋で気持ち良い。
カーテンはリモコンで開閉ができるようになっている。
昼間の滞在時間が短いのが残念だった。 -
11月5日
心地良い目覚め。
朝食をとりにレストランへ。 -
開放的な明るい空間のレストラン。
-
ロビー
チェックアウト後、荷物は預かっていただいた。 -
ロビーから正面に見えるのは
ホテル日航奈良。 -
JR奈良駅まではホテル出口から、
ロータリーにかかっている歩道橋を歩いて到着できる。
駅から振り返ってすぐに見えるホテル(写真中央) -
JR奈良駅から桜井駅までは約30分。
JR桜井駅からは、奈良交通の循環バスが出ているが、頻繁にバスがあるわけではないので、バスの時刻に合わせて電車に乗ってきた。
前回の奈良旅の折、時間が取れずに先送りとなってしまった阿部文殊院へやってきた。 -
創建は大化元年(645年)
左大臣となった安倍倉梯麻呂が安倍一族の氏寺として建立。
寺院では日本最古に属する。
華厳宗東大寺の別格本山として格式高い寺院であり
ご本尊は「三人寄れば文殊の知恵」のことわざでも
良く知られている文殊菩薩。
合格祈願か?絵馬が沢山かけられている。
本堂左手にある受付で拝顔料をお支払い。
本堂と、後ほど参拝する金閣浮御堂霊宝館のセットで
1200円をお支払いした。 -
後で境内マップを見たら
ずいぶん見学し損なった所を発見。 -
「渡海文殊群像」
5像すべてが国宝とのこと。
「雲海を渡り、私たち衆生の魔を払い
知恵を授ける為の説法の旅に出かけているお姿」だそうだ。
右手より
優填王像(うでんのうぞう)「快慶作」
善財童子像
騎獅文殊菩薩像
須菩提像 「快慶作」
維魔居士像(ゆいまこじぞう)「安土桃山時代・宗印作」
おりから御祈祷をされている方がおられ、
終わってからお寺の方からのご説明があった。
-
騎獅文殊菩薩像
(鎌倉時代、快慶作)
ご本尊文殊菩薩は、獅子に乗られ
右手には「降魔の利剣」という剣を持ち、
左手には慈悲・慈愛の象徴の蓮華を持たれている。
菩薩の胎内墨書より、建仁3年(1203)大仏師・快慶
の作ということがわかっているそうだ。
騎獅像は高さが7mあり、日本最大。
近くで拝見すると、かなりの迫力がある。
(画像は安倍文殊院ホームページより) -
阿部文殊院パンフレット表紙より。
獅子にまたがったお姿だが
ネット上には、獅子から降りられたお姿の
写真も見られたので
そんなお姿を拝見できる折もあるのやも? -
奈良大和路のポスターにも採用されている
財善童子像
(鎌倉時代、快慶作)
群像の中では先導役であり
文殊菩薩に呼び止められ、振り返りながら見ている
お姿をされているそうだ。
本堂内ではお顔は正面を向かれている。 -
本堂から出て進むと
西古墳がある。
特別史跡だそうだ。 -
説明によると
「西古墳は、飛鳥時代に造立されました。国の指定史跡の中で特に重要である「特別史跡」に指定されています。
古墳の特別史跡指定は全国でも珍しく、明日香の石舞台古墳、キトラ古墳、高松塚古墳などがあります。
この西古墳の内部は、大化元年(645年)当時のまま保存されており、石材は良質な花崗岩を加工し、左右対称に石組みがされています。
また玄室の天井岩は一枚の石で、大きさは15平方メートルあり、中央部分はアーチ状に削られています。古墳内部の築造技術の美しさは日本一としても定評があります。現在、この古墳には弘法大使が造られたと伝わる「願掛け不動」がお祀りされていますが、本来は大化元年に初の左大臣となり当山を創建した安倍倉梯麻呂の墓と伝えられています。」
とあった。 -
上記のような立て看板を読み
改めて内部に入り直して、良く見てみた。 -
一枚岩の天井
かすかなカーブなど、当時としては
素晴らしいお墓だったのかもしれない。 -
西古墳の対面には
文殊池があり、中には金閣浮御堂があるが
池の畔には阿倍仲麻呂の有名な句が彫られた石碑がある。
天の原
ふりさけ見れば 春日なる
三笠の山に 出でし月かも
遣唐使として35年の間、唐に派遣されていた阿倍仲麻呂が
望郷の想いをこめて作った歌。 -
この望郷の歌は
一旦帰国を許されて、中国蘇州の港にて送別会の折に読まれた有名な歌と伝わっている。
19歳で遣唐使に選ばれた彼。
当時、使節の選考にあたっては、家柄、頭脳、容姿、性格なども考慮されたそうだが、かなり容姿端麗だったように思われる。
唐に渡って35年が経過後になって、やっと帰国を許された。
それまでも中国人でも超難関とされる科挙の中でも更に難しい進士科を受験して合格、玄宗皇帝に重用され、その能力故になかなか帰国の許可が得られなかった。
やっと念願がかない、高僧・鑑真を伴って帰郷する船に乗ったが、仲麻呂の船は難破。鑑真も何度かの挑戦でやっと日本に辿り着いた。
遭難したとされていた仲麻呂は死んでおらず、なんとかベトナムに漂着していた。
その後、唐にもどり玄宗皇帝に再び仕えたまま73歳で生涯を閉じることとなった。
仲麻呂の子とされる満月丸 (日本に残していた)はのちの安倍晴明の先祖と言われる。 -
金閣浮御堂では入り口で七枚のお札を渡される。
-
御堂では「七まいり」を行う。
お堂の回りを時計回りに一周したら一枚のお札を納め
七周するよう言われる。 -
歩きながら、〇〇しませんように、と
念じながら歩く。 -
生涯で受けるという七種類の災難よけになるそうです。
-
七周回り終わると、霊宝館に入るよう張り紙がある。
弁財天像 (大和七福神)
八本の腕を持ち、15人の童子を儒者として従えている、真言密教に伝わるお姿だそう。
他には安倍晴明像、阿倍仲麻呂像などがある。 -
売店には亀パンがある、と聞いていた。
餡はカボチャが使われていて
栄養素のカロチンのおかげで
ボケ封じ、中風封じに効果があるそう。
売店で聞くと、今は冷凍のものしかないとのことで
本堂の方でわざわざ電子レンジで解凍してくださった。
そのせいか、亀の形が崩れてしまって、、、
それでも、おいしくいただきました。 -
金閣浮御堂の相輪
上から
宝珠 仏舎利が納められている
竜車 奈良から平安時代にかけての高貴な
方の乗り物
水煙 火災を表す透彫。
火は木造建築物では火災につながるので嫌われ
水煙と呼ばれる。お釈迦様が火葬された事を
表している。
九輪 宝輪ともいう。
九つの輪からなる。(八輪、七輪など例外も)
受花 飾り台。蓮華の花。
と形式がある事を知った。
今まで相輪には仏舎利が納められている、と読んでいても
具体的にはどこに?とは思っていなかった。
今回相輪の写真をのせるにあたって、調べて初めてわかった事でした。
仏舎利、どんな寺院でも所有しているのでしょうか? -
いただいた御朱印。
今回の奈良旅 これで終了です。
最後までお付き合い頂きまして、有難うございました。
年末には家族で京都の旅を予約していました。
折からのコロナの感染者数の増大に伴って
Go to トラベルが停止となりました。
高齢者は特に感染後の危険度も高いとのことで
当然のことながらキャンセルしました。
その電話連絡の折、二日間ほどは電話が繋がらず
最後には観念して長い間(40分ぐらい)呼び出し音のままで
待ちました。
この一年、想定外だったウィルスの出現に翻弄され
いまだに出口が見えない日々です。
いつの日か、安全に旅立てる日が来ることを期待して
その折りまで健康で過ごしたいと思います。
4トラの皆さまも、良いお年をお迎えになりますよう
お祈りしております。
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この旅行記へのコメント (12)
-
- ひらしまさん 2021/01/25 11:08:47
- 久しぶりに奈良へ行こうかな
- mistralさん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
阿部文殊院って全然知りませんでした。
渡海文殊群像のドラマチックさは、あまりほかでは見られない気がしてとても印象的でした。
西古墳も、最近つくったのかと思うほどきれいで驚きました。
知らない奈良がたくさんありました。
久しぶりに奈良へ行こうかな。
そのときはラ・フォルム・ド・エテルニテにも寄ろうっと。
ひらしま
- mistralさん からの返信 2021/01/25 16:00:32
- Re: 久しぶりに奈良へ行こうかな
- ひらしまさん
こちらこそ、本年もどうぞよろしくお願い致します。
コメントもいただきありがとうございました。
このコロナ禍の折でなかったら
奈良にはすぐにでも再訪したいと思います。
行く度に、興味がどんどん湧いてきてはまっていきます。
もちろん、美味しい食事とのセット付き、ですね。
慣れないうちは、街中は暗くなるとどんどんお店が閉まってしまい、
食事難民になっていました。
最近では予約しておくことを覚えましたので
その都度のレストラン探しも楽しみの一つです。
安倍文殊院、おすすめします。
金閣浮御堂で七まいりをされて、コロナにかかりませんように、と祈願されると良いと思います。
その折には思いつかず、他のことばかり祈願していました。
ラ・フォルム、、、もぜひに。
お若いご夫婦が一生懸命にされているお姿、好印象でした。
私も次にも行くかもしれません。
mistral
-
- マリアンヌさん 2021/01/21 14:31:54
- 阿部文殊院
- mistralさん こんにちは。
いきなり美味しそうなレストラン。若い時は旅行中の食事にお金はかけれなかったけどその地ならではの「食」は大切ですよね。お酒飲めたらもっといいのだけど・・・
阿部文殊院、行ったことなかったのですが、いいですねぇ。
百人一首でも有名な阿倍仲麻呂の歌。彼は結局日本に帰国できなかったんですね。
遣唐使は容姿もなんですか!!(何故かここに突っ込む私)
見てないのですが映画「空海」で阿倍仲麻呂役は、阿部寛だったそう、なるほど。
そして安倍晴明の先祖とは、興味津々。
金閣浮御堂の7枚のお札には、陰陽道では魔除けの呪符として伝えられている五芒星。
やっぱり安倍晴明と関係あるのかしらん?
歴史好きとしては、飛鳥・奈良・平安時代に関するものはロマンに溢れていてそそられますね。もうずうっと訪れていない奈良、行きたくなりました♪
マリアンヌ
- mistralさん からの返信 2021/01/21 21:16:54
- Re: 阿部文殊院
- マリアンヌさん
こちらにもコメントをありがとうございました。
前夜のレストラン
気に入ったレストランでしたので、是非とも旅行記で
ご紹介したくて
冒頭に持ってきました。
安倍文殊院は前回の旅の折に予定に入れていたのですが
時間切れで立ち寄れず、
今回繰り越しとなりました。
cokemomoさんも行かれたようでした。
阿倍仲麻呂さん、
遣唐使の選考基準、今回私も初めて知りました。
容姿端麗、頭脳明晰、
きっと素晴らしい方々が海を渡っていったのでしょう。
阿部寛さんが仲麻呂役、
なるほどね。身長も高くないといけなかったらしいです。
周辺の本、少し読んでみると
〇〇天皇は百済の亡命皇子、とか〇〇皇女はペルシャの
血を引くとか、色々の説が溢れていて
どんどん深みにハマっていきそうです。
mistral
-
- pedaruさん 2021/01/13 07:08:40
- 奈良の魅力
- mistralさん おはようございます。
何といっても奈良は日本のふるさと、歴史の母、どこを切り取っても一つの物語がありますね。
でもその前に・・・美しいお料理の写真と解説を楽しませていただきました。
じんたん、ナージュ、知らない名前です、ナージュが泳ぐの意味と聞いて笑いがでました、なるほどプールに見えてきました。イチボ、知らないぞ、イチボ(一度)食べてみたい♪。マコモタケ、聞いたこともないぞ、カトラリー、恥ずかしながらこれも知らなかった、4トラベルをやると勉強になります、カトラリー、我が屋のカトラリーは、柳刃包丁、出刃包丁、これもカトラリーと呼んでいいのでしょうか?(恐らく食卓用ですから料理する器具はそう呼ばないでしょうね。)
>良くぞ聞いてくれました、とばかりに
私も職人ですから、作品へのこだわりが強くて、聞かれれば語ってしまいます。
ほどほどなら、お客様も喜ばれますね。お料理に更に味付けされた感じですね。
阿部文珠院、ここに安置された文殊菩薩像、写真でさえも衝撃的な美しさ、凛とした表情、文殊の名にふさわしい知的な面立ち、眼差し、お会いしたくなりました。
鑑真の苦難の末の来日劇はよく知られたことですが、阿倍仲麻呂の波乱万丈の生涯の物語はこの解説で知りました。勉強になりますねぇ。
その他、古墳の内部など知的好奇心を満足させる旅行記ですね。
しかし、>御堂では「七まいり」を行う。
お堂の回りを時計回りに一周したら一枚のお札を納め
七周するよう言われる。
これはやり過ぎじゃぁないですか?学校で科学の教育を受けた私たちに、呪術のような行為を本気でやらせるおつもりかっ、もっとも、私たちは旅に来たエンターテイメントのつもりでいるのですから、目くじら立てるのも大人げないと思いますが。
mistralさんの解説が巧みなので、最後まで惹きつけられてしまいました。
pedaru
- mistralさん からの返信 2021/01/13 17:17:11
- RE: 奈良の魅力
- pedaru さん
コメントをいただきましてありがとうございます。
> 何といっても奈良は日本のふるさと、歴史の母、どこを切り取っても一つの物語がありますね。
> でもその前に・・・美しいお料理の写真と解説を楽しませていただきました。
> じんたん、ナージュ、知らない名前です、ナージュが泳ぐの意味と聞いて笑いがでました、なるほどプールに見えてきました。イチボ、知らないぞ、イチボ(一度)食べてみたい♪。マコモタケ、聞いたこともないぞ、カトラリー、恥ずかしながらこれも知らなかった、4トラベルをやると勉強になります、カトラリー、我が屋のカトラリーは、柳刃包丁、出刃包丁、これもカトラリーと呼んでいいのでしょうか?(恐らく食卓用ですから料理する器具はそう呼ばないでしょうね。)
はい(笑)
ここのお料理、シェフとの出会いも旅行記でお伝えしたかったものですから
その前に、となりました。( 実は前夜の食事分です)
イチボ、ぜひイチボ、お召し上がり下さいませ。
適度にかみごたえもあって、お肉らしいお味でした。
お料理に出てくる名詞は、その折にメモしておかないと難解ですぐ忘れてしまいますね。
> >良くぞ聞いてくれました、とばかりに
>
> 私も職人ですから、作品へのこだわりが強くて、聞かれれば語ってしまいます。
> ほどほどなら、お客様も喜ばれますね。お料理に更に味付けされた感じですね。
丁度その質問はシェフのつぼにハマったみたいでした。
私もずっとそのナイフを気になっていましたので、お話ができて良かったです。
こだわりの、、、だったのでしょうね。
> 阿部文珠院、ここに安置された文殊菩薩像、写真でさえも衝撃的な美しさ、凛とした表情、文殊の名にふさわしい知的な面立ち、眼差し、お会いしたくなりました。
菩薩像、以前からおっしゃる通りの凛とした美しさに、憧れておりました。
対面が叶って満足しております。
> 鑑真の苦難の末の来日劇はよく知られたことですが、阿倍仲麻呂の波乱万丈の生涯の物語はこの解説で知りました。勉強になりますねぇ。
> その他、古墳の内部など知的好奇心を満足させる旅行記ですね。
旅行記を書く本人が、その都度勉強をしつつ付け焼き刃での作成です。
阿倍仲麻呂さんも素晴らしい方のようでした。
> しかし、>御堂では「七まいり」を行う。
> お堂の回りを時計回りに一周したら一枚のお札を納め
> 七周するよう言われる。
>
> これはやり過ぎじゃぁないですか?学校で科学の教育を受けた私たちに、呪術のような行為を本気でやらせるおつもりかっ、もっとも、私たちは旅に来たエンターテイメントのつもりでいるのですから、目くじら立てるのも大人げないと思いますが。
今でしたら、コロナにかかりませんように、と七回りする事でしょう。
その折も結構真剣にやっておりました。
> mistralさんの解説が巧みなので、最後まで惹きつけられてしまいました。
>
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
mistral
-
- たらよろさん 2020/12/22 21:20:56
- 素敵なお店♪
- こんばんは、mistralさん
奈良で素敵なディナー☆
そんなディナーをお2人で貸切~。
コロナ禍で、頑張っておられるのでしょうが、
やっぱり、心苦しいっていうか、
私もお気に入りの素敵レストランが普段は予約もできないほどなのに、
夏頃に貸切でいただいて…
本当に頑張って!!って応援したくなりました。
一生懸命、美味しいお料理を提供してくださる、
こんなお店がいつまでも素敵に楽しめる…
早くコロナよ、集結してくれー!!
たらよろ
- mistralさん からの返信 2020/12/22 22:34:01
- Re: 素敵なお店♪
- たらよろさん
こんばんは。
コメント、有難うございました。
たらよろさんも貸切ディナーのご経験がおありなんですね。
普段、賑わっているレストランがひっそりしているのも
寂しいものがありますね。
それでも、シェフを始め、スタッフの方々は
普段と同じ心構えで臨んでおられるのでしょうが。
このコロナ禍が、一体いつまで続くのかわかりませんが
せいぜい私たちに出来ることといったら
たまにはお気に入りのレストランに足を運ぶ、こと
でしょうか。
もっとも、私には奈良は遠くて、それ程は行けませんが。
早く旅にも、安心して出かけられるように願うばかりですね。
たらよろさんも、お風邪などひかれませんよう、
お気をつけてお過ごし下さいませ。
mistral
-
- cokemomoさん 2020/12/22 15:56:53
- 来年もまたよい旅を
- mistralさん、
こんにちは。奈良の素敵なレストラン、ため息をつきながら拝見です。
前回とはまた違う雰囲気で、私ならどちらがいいかなぁなんて考えたりして。
アンティークのカトラリーにも目を向けるmistralさんに、シェフ氏も嬉しかったでしょうね。お客様が他にいらっしゃらなかったとのこと、良さそうなお店だけにこの苦しい時間を乗り越えて欲しいと思います。
安倍文殊院、私も今回大急ぎで立ち寄りました。西の古墳も初めて入ってみたのですがmistralさんと違って雑にさっと眺めただけの私がご不快だったのか、出口で頭を石材にしこたまぶつけてしまいました。しばらく呆然とするほど痛かった(涙)。
以後私が間の抜けたことをしたり言ったりしたら、文殊様の天罰だと温かく見逃してやってくださいね。
奈良は本当にいいですよね。お寺や遺跡に加えて本やレストラン、たくさんのご紹介をいただいて次の計画を練り始めてしまってます。
年末の京都はキャンセルとのこと、仕方がないこととはいえなんとも・・・
今は風邪もうっかりひけない感じ、ご主人さまとmistralさん、ご家族のみなさま、健康に気をつけて、よいお正月をお過ごしくださいね。
- mistralさん からの返信 2020/12/22 18:06:30
- Re: 来年もまたよい旅を
- cokemomoさん
こんばんは。
コメント、有難うございます。
奈良旅、いかがでしたか?
cokemomo さんのことだから、きっとご予定も
びっちり、バッチリだったことでしょう。
勿論、とっておきの食材の買い出しも!ね。
レストラン、結局、どちらも捨てがたくなり
2夜連続で出かけてしまいました。
奈良の夜は、早くお店が閉まってしまい
当てがないと、彷徨い歩くことになるので
決まっていたことは良かったのですが。
安倍文殊院、行かれたんですね。
私は聖林寺までは辿り着けず。
最初からタクシーで回る、と決めていたのなら可能だった
かもしれません。
それぞれのお寺へのバスは別系統ですし、ちょっぴり残念な。
西古墳の天井、低かったですよね。
その出口で頭をぶつけたなんて、
しばらくはうずくまっていた?
七まいりでは、石の天井にぶつかりませんように、と
つぶやけば、次回からは大丈夫そうですね。
cokemomo さんのご一家でも
コロナウィルスにも負けず、ご健康でお過ごしになりますよう、お祈りしております。
またお会いする機会を楽しみにしています。
次の奈良旅、いつでしょうか?
mistral
-
- miroさん 2020/12/22 10:35:00
- 参考になりました。
- mistral様
奈良の旅行記、楽しく拝見させていただきました。訪ねられた数々の寺社やすてきなレストラン。
もう少しコロナが落ち着いたら、奈良を訪ねたいと思っているので、参考になりました。ありがとうございました。おすすめの隠された十字架の本も読もうと思っています。
- mistralさん からの返信 2020/12/22 17:50:02
- Re: 参考になりました。
- miroさん
こんばんは。
いつもお立ち寄りとご投票をいただき
有難うございます。
次なるご訪問の予定地、奈良ですか。
奈良は何度行っても、季節も変われば、気分も変わって
その時々の発見があります。
私の旅行記がお役に立ったのなら嬉しいです。
「隠された十字架」
きっとお読みになったら、法隆寺のご訪問が待ち遠しく
なる事でしょう。
本当に、今回のコロナ禍、いつ終息するのかわからない
日々ですが、miroさんも
ご健康に気をつけられてお過ごし下さい。
mistral
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