
2020/11/30 - 2020/11/30
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はなまりんさん
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JR九州のななつ星から火が付いた観光列車ブーム。
でも、ななつ星には5回も申し込んで、ことごとく抽選に落ちてしまいました。
このリベンジを果たさでおくものか!!
もうこうなったら、ななつ星には見切りを付け、ななつ星ミニ版のような、真っ黒の「36ぷらす3」でリベンジを果たしましょう!
「36ぷらす3」は申込順なんです。
今回のメンバーは、美味しいものを食べることが生き甲斐という、3人の食いしん坊オバサン。車内で食べる極上(?!)のお弁当がお目当て♪
(*^▽^*) \(^o^)/ (^◇^)
「36ぷらす3」は、九州一周のルートを細かく切り売りするようなコース設定になっています。今日は、博多から長崎への片道乗車です。
極力コロナを回避できるよう、「36ぷらす3」利用の往きも、「特急かもめ」利用の復路も、どちらも個室を利用しました。お財布には優しくはありませんが、3密を避けるには最善かなと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずは博多駅で記念撮影。ワクワク♪
真っ黒な車体が素敵ですね~ (*´▽`*)博多駅 駅
-
1号車の廊下。1号車は靴を脱いで上がります。
ガラス窓には細かい模様が。
キラキラと華やかで豪華です。
オリエント急行もかくや!!
…寝台はありませんが… -
組子細工が素晴らしい! 日本の職人さんの仕事は見事ですねぇ!
JR九州といえば、デザインは水戸岡鋭治氏。
豪華です!床は畳、シートは布張り、木製の引き戸や窓の障子に、和の雰囲気がてんこ盛り!
本来、列車の素材は不燃が基本。そこに木や紙や畳を配置するには、相当のご苦労があったやに聞いています。努力と発想力の賜物でしょうが、こんなに素敵な車内を楽しませていただけるなんて、めっちゃ嬉しいです♪♪ -
ところで、36ぷらす3ってなんのこと??
JR九州のパンフレットから。
「36というのは、九州が世界で36番目に大きい島だから。
そして、この36に”驚き・感動・幸せ”の3をぷらすして、サンキューの輪を広げて行く、というコンセプト」なのだそうです。
なるほど、そうなんだ!!
一説には、この3は ”JR九州・乗客・地元” のこと、というのもあります。
どちらもいいですねぇ! (≧▽≦) -
1号車から6号車まで一通り探検してみましたが、数人用の個室、二人掛け、一人掛けなど、色々な座席が用意してありました。ビュッフェ車両、共用スペース車両などもあり、コロナを心配しなくてよくなれば、もっと活用できるのかなと思います。
私たちの席は1号車の個室1号室。本来は4人用の部屋です。 -
3人掛けのソファーと一人掛けの椅子が二脚。
-
私たちのプランは月曜日午前、博多~長崎ランチプラン。
出発前から、早くも贅沢な気分が盛り上がります! -
博多駅出発10:51。
JR九州の職員の方たちでしょうか、手を振ってのお見送り。
バイバ~イ 行って来ま~す (^.^)/~~~
1時間ほどして、二段重ねのお弁当が出ました。
個室用のお弁当は「日本料理ながおか」の和食。 -
開けると、予想以上に美味しそう!
わあっと歓声が上がります。
飲み物が一品付くというので、ロゼワインを頼みました。
紙コップがちょっと味気ないですが、このコロナのご時世、仕方ないのかな?
ホントに美味しかった!!完食です!
美食の後はつい口も軽くなり、この後はずっと喋りっぱなしでした。
ふぅ、個室で良かった! 他のお客さんに迷惑をかけずに済んで…
もっとも、隣の家族連れはもっと賑やかでしたが。 -
車窓に流れる博多~佐賀~長崎沿線のローカルな景色に、心がほぐれます。日本の風土はやっぱりいいなぁ…
左手には、有明海の干潟の眺めも楽しみながら。
「36ぷらす」は一路長崎へ向けて疾走!!
…と言っても、特急なら2時間のところを4時間半かけて行くんですから、ゆっくりというか、超トロトロ走ります。それがまたなんとも言えずいい感じ。。。新幹線みたいなとにかく早いのに慣れてる身には新鮮です。 -
佐賀の肥前浜駅に着きました。ここで小1時間の停車です。
駅前では町の方々がお出迎え。お酒の試飲や販売もやってます。
ここは、酒どころなのだそうです。
かの有名な日本酒「鍋島」もこの町で生まれたのだとか。
へぇ~ 知らんやった!! ( ゚Д゚)
白状すれば、こんなローカルな駅で1時間も何するんやろ? と、腑に落ちなかったのですが、見学の後では、大いに思いなおすことになりました。
ボランティアさんが、街並みを案内して下さいます。肥前浜駅 駅
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造り酒屋の並ぶ往時の町並みがほぼそのまま残っています。
レトロ感が何とも言えない…
ココは肥前浜宿。江戸時代の長崎街道の支道、多良海道の宿場町なんですって。
知らなかった…肥前浜宿 酒蔵通り 名所・史跡
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この家は継ぎ場。つまり、街道を行く荷や馬を乗り継ぐ所。
宿場として栄えていたのでしょうね。
屋根の下の壁のそり具合が独特です。火災時の火の勢いを削ぐための工夫だそうです。歴史の証人ですね。肥前浜宿 酒蔵通り 名所・史跡
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こちらは明治になってからの、郵便局。継ぎ場と並んで立っています。
肥前浜宿 酒蔵通り 名所・史跡
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海外でたくさんの賞を取った日本酒の「鍋島」。
地元ではもちろん、東京を始め全国で大人気。なかなか手に入らない銘酒ですよね!
蔵の跡が展示場になっていて、賞状がいくつも飾ってありました。スゴイな~!
私たちも駅前での「鍋島」の試飲はもちろん、地元のいくつかの銘柄のお酒も、粕漬も醤油までも買い込みました。まるで、昔の担ぎ屋さんのようになっちゃった!
お買い物も、旅の楽しみですものね! (^^♪ -
15:38、列車は予定通り長崎駅に滑り込みました。
実に4時間半。退屈するのでは、なんていう心配は杞憂に終わりました。夢のように豪華な列車に乗って、美味しいお酒と美味しいご飯と楽しいおしゃべり!!
それだけあればOKですよね!!
(*^^)v長崎駅 (長崎県) 駅
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長崎駅に停まっている「36ぷらす3」の先頭車両と記念撮影。
長崎駅 (長崎県) 駅
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長崎観光をするにも中途半端な時間なので、あっさりとんぼ返りです。
かもめ30号の個室が運よく取れてたので、ここでものんびりお喋りタイム。博多まで2時間です。16:17発。 -
朝から都合7時間もの連続の列車旅でしたが、豪華で楽しい一日となりました。
グルメと旅を愛する仲間に乾杯!!博多駅 駅
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追補 (12月20日付)
これを掲載するのを忘れてました!
粕漬を買いました、としか紹介してなかったんですが。実はこれ、とっても美味しかったんです!! 瓜が二枚入ってます。
飯盛酒造の粕漬です。
もし、36ぷらす3に乗車される方がありましたら、肥前浜駅で、お酒と一緒にお買い求め下さい!
おススメですよ! (^_-)-☆
※ワタクシ、決して、飯盛酒造の回し者ではありません…
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