2020.11 福井へ家族旅行＆三セク探訪記（２）えちぜん鉄道勝山永平寺線に乗ってきた。

2020/11/21 - 2020/11/23

旅行二日目は福井三セク鉄道乗りつぶし。数年ご無沙汰していたえちぜん鉄道に乗りに行きます。この前に行った樽見鉄道や近江鉄道では。まわりたい観光スポットを決めて時刻表から行程を決めて……とガチで計画たてましたが、今回はなにもせずに適当に行った結果、単純に乗りつぶすだけで終わってしまいました。まあ、それでも楽しいんですけれどね。
福井から勝山へ向かいます。

642冊目　2022/01/22投稿

エリア 勝山(福井)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

電車に乗る前に……車を本日泊まるホテルへと移動させます。前回富山のドーミーインに泊まった時はチェックアウト後の観光時もそのまま駐車場に停めておけて料金かからなかったのですが、今回はチェックイン時刻の15時まで別途駐車料金がかかってしまうとのことでした。あー、これなら最初に停めてたコインパーキングで良かったかな。

天然温泉 羽二重の湯 ドーミーインPREMIUM福井 宿・ホテル

ともかく車も停めたことですし

ホテルから

福井駅まで歩きます。

信号を渡って

これが福井駅か～ってこんなに立派だっけ。

高架化後に福井のホテルに泊まったことあるはずなんですが（笑）。

駅前広場を歩いていると

福井鉄道の電車が入ってきました。

福井鉄道福武線 乗り物

そういえば以前は駅前広場には乗り入れてなかったんでしたっけ？　ちょっと記憶が曖昧です。

福井駅駅 駅

さて、それではえちぜん鉄道の站へ。

マスク姿のご当地キャラクター。

福井駅のコンコースを抜けて

福井駅 (福井県) 駅

大阪延伸はいつになるのかな。

新幹線の駅工事で狭くなった通路を抜けると。

えちぜん鉄道福井駅に到着。こちらは高架化後初利用のはず。
新幹線の高架を利用した仮線時代もちょっと気になりつつも行かずじまいだったので…。

えち鉄乗るのいつぶりだろう。10年ぶりくらいかな。木の内装が落ち着きますね。

有名スポットの福井県立恐竜博物館は、事前予約制になっていたようでした。

切符を買って改札を通ってホームへ。うわー、ホーム階高いな～。

ホームに上がって

ホームと線路がすっぽり屋根に覆われた構造なんですね。

木の雰囲気で温かみがあります。

さて勝山方面行きの電車に乗り込みましょう。

えちぜん鉄道 勝山永平寺線 乗り物

元愛知環状鉄道の電車です。Mc6000形というそうで。2両と掲げられているところを見ると、2両固定編成なのかな？　それとも単行・連結に応じて掲げるのでしょうか。

本日の切符はこちら、福井鉄道とえちぜん鉄道の共通1日フリーきっぷ。

枕のついたボックスシートが独特ですよね。

乗車した電車。運賃箱付。そういえば、えちぜん鉄道って乗務しているアテンダントさんからも切符買えるんでしたっけ。

路線図。勝山永平寺線に三国芦原線。さらには乗り入れている福井鉄道の路線も描かれています。

時刻表と運賃表。各方面毎時２本あるのね。

それでは出発。隣を見ると北陸新幹線の建設中。

数年前までは、あちらをえちぜん鉄道が走っていたんだなあ。

このときから１年少し経っているし、

工事も進んだんじゃないでしょうか。

最初は勝山の方へ向かいます。芦原温泉の方へ向かう路線と分岐。

地平区間に降りてきました。

各駅に停まっていきます。

コロナ対策ということもあり、窓は開いていました。

行き違いのため停車中。ホーム小さいなあ。

名鉄重商工業だって。平成16年に改造されて福井入りしたのか。

行き違いは……お、

この車両が元119系かな。

確かに前面とか塗装とか変わったけれど、趣が残っているような……。

しばらくは

福井市付近の平野部を走っていきます。

お客さんは各ボックス誰かしら座っている感じ。

途中駅の前にあったバス停。バスの運行では京福残っているんだな。

松岡駅 駅

「レベルUPする街」だそうですよ、永平寺町。

えちぜん鉄道松岡駅本屋 名所・史跡

線路が高台にあがってきました。

駅に到着かな。

志比堺駅 駅

志比堺駅だそうです。

志比堺駅 駅

「しいざかい」と読むのだとか。

その次は

永平寺口駅に到着。

永平寺口駅 駅

ここでも行き違いなんですね。

お客さんも少なくなってきたかな。

のんびりと走っていきます。

のどかな駅だなあ。

下志比駅 駅

下志比駅。

下志比駅 駅

だいぶん山が近くなってきました。

柿かな。実ってますね～。

光明寺駅。

光明寺駅 駅

お、池の水面に映った空と雲がいいね。

このあたりの田んぼはもう収穫済み。

轟駅。

轟駅 駅

両側山に囲まれている、川沿いの平地を進んでいきます。

越前竹原駅

越前竹原駅 駅

ここでも行き違い。

私鉄の駅舎とか見ていると、味がありますよね～。

川が近づいてきたな～

小舟渡駅。昔は渡し船があったんですかね。

小舟渡駅 駅

そういえば、えちぜん鉄道は駅舎の表示は感じで、駅名標はひらがななのね。

しばらく

九頭竜川に沿って

ポイント部にシェルターがあるのは雪国らしいですよね。

沿線風景

終点近づいてくるとガラガラになるのかなと思っていたけれど、そうでもありませんでした。

恐竜博物館に行く家族連れとかもいたしね。

最後の一駅区間を走り

終着駅の勝山に到着。

おつかれさまでした～

勝山駅まで、福井から1時間弱程度でした。

勝山駅 駅

こちらの到着と入れ違いで福井行きの電車が出ていきました。

えちぜん鉄道はこの駅で終点。昔は越前大野まで伸びていたんでしたっけ？

乗ってきた車両は、折返し30分後の電車になるのかな。

すぐにはお客さんを乗せないのかな。

これが勝山駅の駅舎ですね。

えちぜん鉄道勝山駅本屋 名所・史跡

駅舎内。立派な案内画面があります。

そして、駅舎の一部はカフェになっているみたい。

えち鉄カフェ勝山駅 グルメ・レストラン

記念スタンプ

さて、外に出てみましょうかね。

駅前には恐竜がお出迎え。

路線バスも恐竜ラッピング。

福井県立恐竜博物館はこのバスに乗っていけます。

勝山観光デマンドバス 勝ち山号 (えちぜん鉄道) 乗り物

駅前にはお店が2軒

駅からちょっと歩くと

九頭竜川。

ちょっと歩いて渡ってみます。

あちらがわが駅のある方。

橋を渡りきると市街地のようですが、そこまでは行かなくてもいいか……と引き返します。

さて、このまま折り返しの電車に乗っても良いのですが、せっかくここまで来たのでお昼くらい食べていきたいですね。

向かい側にあったみどり亭さんと迷ったのですが……こちらの縄文の里ってお店へ。

本日のおまかせランチが800円。これにしましょう（というかメニューこれだけなのかな？）

店内へ。注文してお茶飲みながらのんびり待ちます。

こちらが本日のおまかせランチ。

メインは野菜の天ぷらと白身魚のフライ。揚げたて。一緒に置かれた、上等そうな塩をつけていただきます。

他にも、山菜おこわ・里芋グラタン・菊菜のごま和え・こんにゃくのきんぴら・里芋田楽・ピーマンの肉詰め。

いやあ、おいしかったです。

私が入ったときは他にもお客さんいましたが、食べ終わった頃には貸切状態でした。

まあ、もう14時前ですからね。

テレビで流されていた、立山砂防軌道の番組がすごく気になったのですが、そろそろ電車の時間です。ごちそうさまでした。

それでは駅へ……。

あ、なんか車両が保存されてるぞ。

解説もありました。
へ～勝山駅舎とホーム待合所って、1914年の鉄道開業以来の建物なんですね。国の登録有形文化財になっているのだとか。

そして展示されているのは電気機関車の『テキ６』

無害客車のト６８と一緒に展示されていました。

なんでも越前電気鉄道が１９２０年に自社設計で製造した電気機関車で

現在でも動かすことのできる日本最古級の電気機関車なのだそうです。ってこれ動態保存なのか、すごいな！

じっくりと眺めたいところではあったのですが、列車の時間が近いので

えちぜん鉄道勝山駅本屋 名所・史跡

勝山駅へ引き返してきました。この駅舎も登録有形文化財だったんだな。

それでは福井へ戻りましょう。

今度の電車は元１１９系のMC7000形。車内の探検などしながら戻ります。