2020/10/17 - 2020/10/24
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Flocons-de-neigeさん
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この旅行記のスケジュール
2020/10/22
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木曜日、青函連絡船の記念船、摩周丸を見学しました。初めての北海道旅行の行き帰りに本州との往復で乗った船です。30年以上ぶり。今乗ってみると意外と小さい船だったね。初めて外海に出る大型船に乗った経験だったんで、ずいぶん大きな印象があったけど、最近は馬鹿でかいクルーズ船がたくさんやってきていたからね。赤いグリーンシートは記憶のままで、こちらも実際に座れてリクライニングもできてうれしかったです。事前に予約しておけば船内をガイドしてくれます。1時間ほどじっくり説明していただいて、入館料のみなので是非おすすめです。とくに船橋の機器の説明なんかはしてもらわないとわからない。お昼どきは大沼のスイーツをリピートし、夜は阿佐利 本店ですき焼きです。函館も幕末、明治の開港で西洋文化が入ってきた町なので当時から牛鍋、いまのすき焼きが始まってます。1901(明治34)年開業以来、100年以上にわたって、地元市民に愛されている「阿佐利精肉店」の営む、老舗すき焼き専門店。北海道でも最古級の飲食店でしょう。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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木曜日。まだ太陽が出ているが、明日は大荒れの低気圧通過の予報。
天気のかわりやすい秋に来ているのだから一日くらいの雨なら御の字。低気圧の前触れか雲が低くなってきた。センチュリーマリーナ函館 宿・ホテル
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函館山は山頂まできれいに。まあ遠くの山がよくみえてくるのは荒れる前兆でもありますね。函館山はそう遠くないですが。
センチュリーマリーナ函館 宿・ホテル
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朝食、手前からおくまで一人前なのがあきれる。巾着袋は陶器のご飯のちいさいおひつです。
センチュリーマリーナ函館 宿・ホテル
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朝からケーキ祭り
センチュリーマリーナ函館 宿・ホテル
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こちらが宿泊先ですが、高架道路をはさんで海側にすぐに摩周丸があります。
センチュリーマリーナ函館 宿・ホテル
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摩周丸はもともとあった連絡船用の岸壁につながれている。もう運行を終わって30年以上たつから、乗ったことのある人も少なくなってきているかな。自分が初めての北海道旅行で乗ったのがこの摩周丸で、行きも帰りもこの船だったのでご縁があるのでしょう。30数年前の記憶とどう違っているでしょうか。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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連絡船に乗るためのブリッジも当時のものか相当さび付いているな。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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岸壁に横付けされてはいても海に浮かんでいるので揺れる。
本日はガイドさんをお願いしていて、約束のお時間より少々早くついてしまった。青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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連絡船の見学料金のみでガイドさんは基本的には無料。今回はうちの二人だけで専属でなんだか申し訳ないみたい。連絡船の煙突には最後は民営化したばかりのJRのマークが描かれていたはずだが、現在は国鉄時代のJNRのマークに塗り直されている。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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橋から中に入ったところ。記念船になってから作り替えられたものか。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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船内は青函連絡船の歴史を展示するスペースになっています。連絡船の後尾は陸上の線路と直接つながるようになっていて、これはそれを説明するプラレールの模型です。なぜかきかんしゃトーマスの仲間が走っていた。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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各時代の連絡船の船舶模型、悲劇の洞爺丸などの模型もあった。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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歴代の連絡船の説明、明治時代の小さな船から戦前、戦後の船。函館空襲や洞爺丸台風などで犠牲になった船も多いのだな。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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こちらは就航時期の表にそれぞれの船の模型が置かれています。ちいさいけどよく出来ている。洞爺丸型の船は四角に配置された特徴的な四本煙突が目印。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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連絡船時代のシート。当時の配置ではなく、シートは固定されておらず動かせる。赤いほうがグリーン席、青いほうが普通席。運行時は別の区画になっていた。グリーン料金は距離別なので、列車より速度が遅く時間のかかる連絡船ではグリーン席にお得感がありましたので、乗ったときはグリーンだった。今乗ってみると船自体はそれほど大きくないんだよね。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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ガイドさんにいろいろ説明を聞くと船を動かす仕組みがよくわかります。こちらは船橋部分。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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船はいろいろ陸の乗り物とは勝手が違う。聞いたことほとんど忘れてしまったが、いちいち関心しながら説明を聞いていました。乗り物好きな人なら絶対面白いですよ。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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機器は一部は操作できます。もちろんエンジンは動きませんが、計器が連動していたりしてなかなか楽しい。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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アナログなメーター
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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連絡船の航路図。函館と青森を直線的に結ぶので以外と早い。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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ブリッジから見る函館山。よい天気で出入りする船がよくみえました。マストに掲げる旗でどこの埠頭に入るのかが分かるんだそうです。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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かつての連絡船には1等の船室にベッドがあって、ベッドメイクをする人がこのように毛布を飾り毛布として仕立てていたそうです。実際にやっていた人が再現してくれたものだそうで。もう崩してしまうと再現できないらしい。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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こちらはお座敷席。出発前に早い者勝ちで場所とりだったそう。このスペースは記憶にあるとおりだな。夏休みだったこともあってけっこういっぱいだった。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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ブリッジは左右に張り出していて、後方の視界がよい。船尾を岸壁の線路に接続させる青函連絡船ならでは
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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こちらは救命ボートを収納するもの。水につかるとつなぐロープが外れて自然に中のボートが膨らむようになっていて、船が転覆してもボートが浮き上がるように出来ている。タイタニックの沈没事故以来、救命装備がどんどん発達したそう。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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マスト、レーダーは回転していたかな。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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こちらは外されたスクリュー。羽の付け根は丸くなっていて角度(ピッチ)を変えられるようになっている。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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船尾を見下ろすと線路の後端が3組分。いまは岸壁とは直接接続されていませんが。
青森に展示されている連絡船は列車の収納されている車両甲板の中にも入れるらしい。あっちも行ってみなければだな。青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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船をおりて後方から見る。連絡船には車も乗せられた。ただし、民間のフェリーの経営を圧迫しないよう、台数を限っていたころもあり、利用はそこそこだったらしい。車は船内ではなく一番上の後部のデッキに載せられた。自走できる斜路かエレベーターで上に上げられたそう。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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前方に回る。船の左側は新しく造られた桟橋で、摩周丸より遙かにおおきなクルーズ船が停泊できるように整備されたそうだ。本来なら今年も延べで50隻以上が寄港する予定だったそうですが。
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青い塗装がきれいです。船自体はとてもよく整備されていてほっとした。かつては連絡船の修理、整備を生業のひとつにしていた函館どつくもまだ健在だしね。この年の2月に函館どつくで塗装塗り直しをしたらしい。どうりできれいなわけだ。
青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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さて結構しっかり見学して、お昼どきだけど、朝食多かったし、夕食の予約は5時だしで、あまり食べないほうがよさそうなんで、連れがまた山川牧場のソフトが食べたいというので、車で七飯町の大沼に逆戻り。平日なんで空いてます。
山川牧場ミルクプラント グルメ・レストラン
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ここのソフトは普通のミルク単体じゃなくって、このクラッシュフルーツの入ったフルブレンドソフトというのを頼むべき。(強く推奨)
バニラソフトに果肉の入ったフィリングが混ざり合って出来上がるソフトクリームでフィリングは6種類(いちご・もも・リンゴ・ラムレーズン・マンゴー・ブルーベリー) フルーツ含量50~70%!だそう。山川牧場ミルクプラント グルメ・レストラン
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手前がラムレーズンと奥がストロベリーのクラッシュが入ったソフト。なんとなくまず基本はバニラかなと思って頼んじゃうと思うんだけどね。(そば通か!)
ワッフルコーンがあるので、食事代わりになる。(ならねーよ)山川牧場ミルクプラント グルメ・レストラン
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さて、そのあと珈琲が飲みたいというので、これまた先日来たお店、三月の羊さんへ
道路沿いだけど、ぽつんと一軒家。 -
ここも平日なんで空いているよう。
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イートインで珈琲をいただきます。
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ケーキは人気があるらしく、お昼ちょっと過ぎくらいの時間に来たのに残っていたのはチーズケーキがワンピースでした。もちろんラストワンを即、いただきます。
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適度な手作り感と濃厚なチーズ感でたいへん美味しゅうございます。お昼の腹のたしにもなりました。
先日来たときにうかんだというか想像した疑問、お店の名前の由来を聞くとやはりご主人が未年で、羊が好き。なんのお店をやる前から羊をつけた名前にしようときめていたそうです。 -
七飯町から函館に帰ります。紅葉もずいぶんすすんだ。
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ホテルからタクシーで今晩の夕食、阿佐利 本店へ。運転手さんは距離は近いけど嫌な顔ひとつせず、お店の話とかしてくれた。明治初めからの老舗。さすが、文明開化の開港の地、歴史の浅い北海道とはいえ、ここは日本のすき焼きの歴史とともに続いているお店。
お店構えとしてはお肉屋さんがやっているすき焼き屋さんというか、すき焼き屋さんがやっているお肉屋さんというか。コロッケも有名。阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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立派な玄関を入ると2階のお部屋に案内される。まあ、松坂とか神戸とかだととても自分の財布では来られないような仕立てです。
阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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床の間つきの個室です。ここのお店はすべて個室対応なんで予約は必須。ランチタイムとかは待てば入れるようですが。
阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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前日までの予約制のすき焼きコース、こちらはそこそこしますが。
阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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普通のお食事すき焼きコースはこちら。いいお肉使ってるお店ですがリーズナブルなお値段。というかコースの値段のほとんどはお肉の値段だね。4600円のコースのお肉のおかわりが4100円。いろいろ細かく単品の追加もできる。人気があるのも頷ける。
阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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その日の牛の個体番号。今日は佐賀牛メインのよう。お肉屋さんなんで全国から仕入れ。その日のいいお肉をお出しする体で。
阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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卵は割られてお待ちです。すき焼きのおいしさの70%くらいは卵のおいしさだと思おうが、それは言ってはいけない。
阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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スパークリングの日本酒があったのでそれを頼みました。
阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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さてこちらが当店で一番お高いA5牝サーロインでございます。1人前がなんと2枚。一枚2000円、お札を食べてるようなもんだな。
阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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こちらはA5ランプ肉、黒毛和牛の赤身です。赤身なのにさしが入りまくりでさすがです。
阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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白滝お野菜、ネギがタマネギなところがそういえば北海道らしいところでしょうか。
こちらは割り下に鶏ガラのスープをいれるという形式。阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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最初の調理はお店の方がやってくださいます。あっというまに4000円分のサーロインが投入され、お早くお召し上がりくださいと・・・鑑賞も感傷にひたるまもなく卵につけてつるりと食べてしまうとあっというまになくなってしまう。
もうすこしランクの低いほうの肉でもおかわりしながら食べた方が肉食った感はあるかもね。もちろん大変美味しいですけど。阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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きしめんかご飯が選べて最後にゆずのシャーベットで終わりです。
落ち着けてとってもいいと思います。建物の立て付けが古いので冬は寒そうですけど。阿佐利 本店 グルメ・レストラン
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6時半くらいですが、お店の前はまっくら。腹ごなしにベイエリアまで歩きます。函館の町は狭いけれど、道は広い。度重なる火災のために防火道路として広げられたんでしょうね。函館山は西風は防いでくれるけど、南北方向に風が吹くと吹きさらしですから、一度火が出ると大火事に。
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ベイエリアはかつての倉庫街ですが、古いレンガ倉庫が残されて、商業施設になっています。
金森赤レンガ倉庫 名所・史跡
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古い倉庫のほうが残るというね。
金森赤レンガ倉庫 名所・史跡
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金森レンガ倉庫
金森赤レンガ倉庫 名所・史跡
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中はお土産店などです。ちょっと年齢層若向けかな。修学旅行の学生さんとか多かったです。
金森赤レンガ倉庫 名所・史跡
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ツタの絡まるレンガ倉庫
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夜のベイエリア、人少なめ
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ホテルに戻ってきました。
センチュリーマリーナ函館 宿・ホテル
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お部屋のネスプレッソで珈琲煎れて、昨日お持ち帰りした回転寿司のプリンを食べました。
センチュリーマリーナ函館 宿・ホテル
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