2020/11/07 - 2020/11/08
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この旅行記のスケジュール
2020/11/08
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東京在住の身内を誘って福島県への一泊温泉旅行を計画。10月から利用者が一気に増えて大盛り上がりの「GoToトラベル」キャンペーンを初めて利用して、グッとお得な旅をしてきました。
ホテル→35%割引、かつクーポン券12枚をゲット
新幹線→究極のお先に得だ値スペシャルで半額
レンタカー→地元農園で使えるクーポン券と特別値引きクーポンが付いたじゃらんのお得プラン
これを作っている時点の11月中旬は新型コロナの第三波来襲でにわかに緊張が走る状況で、作成(公開)をとまどう気も。とはいえ、終息後に会津旅行をお考えになる方々に多少の参考になればと、いつも通りに公開させていただきます。皆さん、引き続き感染に十分注意して日頃の生活を送り、可能な範囲でお出かけも楽しみましょう。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京からの身内とは福島駅で合流予定。福島空港はあいにく青組なので、赤組のわたくしは仙台空港経由で。
山頂付近がうっすら雪化粧している吾妻連峰を飛び越えて太平洋側の仙台空港へ一直線。 -
仙台空港からは臨空バスで館腰駅に出て、東北本線でのんびりと福島へ。
駅構内や駅前広場には朝ドラ「エール」関連の看板があちこちに。福島駅 駅
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ではレンタカーで出発。時間より眺望を重視して、国道115号の土湯トンネル経由で会津地方を目指しました。
天気はまあまあの高曇り。磐梯山も頂上まで見えてるし、何より紅葉(山々の黄葉)が素晴らしかった。 -
道の駅猪苗代で昼食休憩のあと、猪苗代湖畔をドライブしつつ向かった先は天鏡閣。
天鏡閣 名所・史跡
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会津に魅せられた有栖川宮威仁親王殿下が明治の終わりに建てた別邸を、大正天皇が天鏡閣と名づけた場所。
少し傷んでいる様子も窺えたものの、明治末期の技術や趣向をふんだんに取り入れた希少な建物を見学入場します。 -
色づいた樹木が白い洋館を取り囲んで、煌びやかな雰囲気を醸し出してます。
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細かな装飾が施された柱と紅葉の森を重ねてみました。カナダあたりで出会いそううな風景じゃない??(カナダには行ったことないので想像ですが・・・笑)
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1階客間に吊り下げられたシャンデリア、暖炉、カーテン吊具は高松宮家から寄贈された当初のものだそうです。絨毯の柄も素敵な感じ。
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こちらはアール・ヌーヴォー風のデザインを取り入れた2階の客間。
ダイニングや寝室、球技室、お風呂など各部屋を見て回るにつれ、当時の洒落た生活が目に浮かんでくるようでした。 -
てっぺんの眺望室から見た北側の風景。磐梯山は雲の中に入っちゃった。
南側の猪苗代湖も木の成長により見渡せず。以前はいい見晴らしだったことでしょう。(輝く湖面を鏡に例えて付けた名前が、天鏡閣と言われているようなので) -
イチオシ
洋館っぽい窓越しに見る紅葉。ランプの灯りを添えて。
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再び車を走らせて会津若松市内に入り、メジャースポットの鶴ヶ城へ。
週末ということで西出丸の市営駐車場は大賑わい。鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡
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戊辰戦争で無残なまでに攻撃され取り壊されてしまった名城を、昭和40年に再建したのが今の鶴ヶ城。内部は博物館で、戊辰戦争を含む会津地方の歴史や変遷を辿れる場になっています。
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鶴ヶ城や会津の歴史といえば、白虎隊に代表される凄惨な戊辰戦争や斗南転封に関する部分が欠かせません。それらの史料を見ていくうちに心がずしんと重くなります。
最上階の天守まで上がって外の景色を眺めたとき、ほぉっと開放感を覚えました。コロナは続くけど平和な世を願うばかり。鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡
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戊辰戦争の悲劇を描いた2013年の大河ドラマ「八重の桜」。7年たってもあちこちの店や施設で主役・綾瀬はるかさんのポスターを見かけました。いいドラマだったからね。
その綾瀬はるかさんが”はるか”と命名した桜の木があるとのことで、その説明プレートをパチリ。来年の春にまた可憐な花を咲かせてよ。 -
城内の稲荷神社を参拝。石段の両脇には笠を被った狐が行儀良く並んでます。
鶴ヶ城 稲荷神社 寺・神社・教会
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狐さん達も、カエデやイチョウの色づいた風景を楽しんでいるかな?
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1日目の観光はここまで。垂れ込めた雲から小雨が降り出す中を今宵の宿「熱塩温泉 山形屋」に向かいました。
のどかな風景の中に溶け込むように立つ山形屋さんの建物を望んだ写真(中ほどに小さめに見えてます)。 -
団体客をわんさと受け入れるような大規模ホテルではなく、地産の材料にこだわった食事を提供している点が気に入ってチョイスしました。もちろん、露天付き温泉がよさげだったのもあります。
部屋の写真は撮らなかったので、ロビーに飾ってあった大きな生け花の写真をどうぞ。綺麗だねー。熱塩温泉 山形屋 宿・ホテル
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一風呂浴びてからお待ちかねの夕食。とくに申し込まずとも個室(ふだんは客室として使う10畳間)でのお食事となりました。
「身土不二」をテーマにした、愉快な料理部による創作料理を順繰りに堪能します。 -
メインの一品がこの米沢牛陶板焼き。県境は越えるものの隣町の米沢から届いた(我が家的には)最高級のステーキに、参加者一同大満足。
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写真ではわかりづらいですが、遊び心で作ったという「喜多方ラーメン饅頭」。麺とチャーシュー、鳴門も入っていたかな?をくるくるっと丸めてラーメン風の味付けにした一品。
どの料理も美味しく、至福のひとときでした。 -
夕食&温泉でたっぷり癒やされてぐっすりと眠れた翌朝、客室の窓からは紅葉の山が見渡せました。今日もふくしまの秋を楽しみます。
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朝食前に散歩がてら行ってみたのが、廃線となった日中線の終着駅だった熱塩駅跡に作られた「日中線記念館」。
日中線記念館 美術館・博物館
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前の写真のように、短いホームと三角屋根駅舎がそのまま残されていて、駅舎内には現役当時の列車やさよなら運転の時の写真、鉄道運行や管理に関わるいろんな展示物がぎっしり。
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駅舎の先にはラッセル車と茶色の客車が静態保存してあります。
昭和の時代には日中線とか磐越西線にこんな旧型客車の普通列車がガタゴト走っていたんだよね。 -
遠い昔の子供時代、国鉄のチャレンジ2万kmキャンペーンに挑戦してこの日中線にも乗りに来たことがありました。
喜多方から熱塩まで最終列車(といっても深夜ではなく18時~19時台)で来て、そのまま折り返して喜多方に戻った記憶が蘇ってきます。最終なので無人駅の各駅舎の電灯を車掌さんが消しながら乗務していたのが印象的でした。もうその列車は走って来ないと思うと・・・ちょっとしんみり。 -
ホテルに戻って、2階大広間で朝食。
この朝ご飯が超絶品(自分の好みにジャストフィットという面もあるでしょうけど)。4traに上げてきた数々の宿の中でもピカイチの和朝食。お米など文句のつけようがない。ご馳走さまでした。 -
10時少し前にホテルを出発し、前日はスルーした喜多方市内をプチ観光。
訪れたのは旧甲斐家の蔵屋敷。市に買い取られて現在整備中とのことで無料開放されてました。でもガイドさんが常駐していて、丁寧に説明をしてくれます。旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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ここの圧巻その1=店蔵の螺旋階段。柱で支える構造ではなく上から吊り下げてあるだけで、かつ釘をいっさい使わず組み木構造で作られているとのこと。
欅の大木を優雅な曲線に削って作りあげた大正期の職人の腕の高さに驚嘆です。 -
ここの圧巻その2=長い一枚板を使って仕上げられた廊下。ピカピカですよ。滑って転びやしないかといらぬ心配をしてしまうのは貧乏庶民だから??
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母屋の蔵座敷と前庭を見学。蔵の外壁を黒漆喰で塗り重ねていることから、岡山城の別名にちなみ「烏城」とも呼ばれていたこともあったそう。
紅葉した木々に陽光が射し込んで映えてます。 -
紅葉に彩られた庭を別アングルから。小さいながらうまく整えられていて、なかなかの眺め。
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そんな庭を見渡せる座敷は、21畳の上段の間・18畳の下段の間・12畳の畳廊下、しめて51畳という広さ。床の間や襖なども手の込んだ造りで、豪奢な空間に目を奪われる。
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飾られている着物の横には蔵の扉があって、確かに蔵屋敷なんだと実感。
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縁側のガラス板に写った紅葉を撮ってみた。秋ならではのスナップ。
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イチオシ
赤く染まりつつあるカエデの葉を、蔵のシルエットを背景にして。
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見応えあった甲斐家蔵屋敷。管理には手間を要することも多いでしょうけど、末永く整備・保存されることを願うばかり。
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蔵屋敷から駐車場に戻る路地に面したお宅の窓際でくつろいでいたにゃんこ。瓜二つで仲良くくっつき虫。
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場面は一気に飛んで、五色沼です。やっぱり外せない見所ということで車を走らせて来ました。
裏磐梯物産館側から自然探勝路を歩いてみることにします。五色沼自然探勝路 公園・植物園
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柳沼を左に見つつ森の中を歩いて行くと綺麗なブルーの沼が現れて、素直に感動。沼の名前はストレートに、青沼です。
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青沼の青い水面と真っ赤に色づくカエデの葉を重ねて撮ってみた。プロじゃないので迫力はないけど、わりといい感じに撮れた?
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続いて登場するのは、るり沼。対岸に磐梯山のシルエットが見える沼です。
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青沼よりも青みの強いブルーの水面が美しい弁天沼。ちょうど青空が広がってくれました。
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前夜の雨で道がぬかるんでいたことや往復の時間を考えて、弁天沼で引き返すことに。
それなりに観光客はいましたが、人の姿が途切れるとこんな風に自然の真っ只中にいる印象が強くなります。 -
絵の具を溶かしたようと表現される青沼の光景を、帰りもとくと鑑賞しながら。
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いい空気、いい眺望、いい紅葉を満喫した自然探勝路でのウォーキングでした。
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会津観光のラストは、磐梯吾妻レークラインで名残紅葉の絶景を見ながらのドライブ。運転担当なので写真は撮れず、休憩した時の1枚でご勘弁を。
中津川 渓谷レストハウス グルメ・レストラン
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昨日も通った土湯トンネルを抜けて福島駅に帰る途中、道の駅で午後の斜光に照らされた虹を見ることができて、最後にもう一回感激。
道の駅 つちゆ 道の駅
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GoToクーポン券でお土産を買って、新幹線と飛行機を乗り継いで関西に帰りました。まだ見頃だった紅葉を楽しみ、料理がとっても美味しい温泉宿に泊まって、ふくしまの魅力を味わう旅となりました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。福島駅 駅
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