やっぱり青空が似合う「晴れの国 おかやま」－倉敷と神社巡り編－

2020/10/18 - 2020/10/19

春から延び延びになっていた墓参りに行くため購入したJR西日本の「どこでもドアきっぷ」。そのきっぷが1日分余ったので、新幹線に乗ってさくっと倉敷美観地区・吉備津神社・吉備津彦神社を回ってきました。

エリア 倉敷(岡山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

自宅をゆっくりめに出発し、山陽新幹線と在来線を乗り継いで昼過ぎに倉敷駅到着。
こんなのが出迎えてくれました。くまなく・たびにゃんといってJR西日本の社員だそうです。

倉敷駅 駅

道すがら観光客とすれ違ったり駐車場に入ろうと並んだ車を見かけたりで「けっこう混んでるんかなぁ」と思いつつ、美観地区を目指す。

倉敷美観地区 名所・史跡

そして結果は･･･予想以上にいましたねー。これもGo to Travelキャンペーンのおかげでしょうか？
人混みがそんなに写ってない写真を選んでいるだけで、場所によっては密密状態。わんさと人が囲む有名店とかは避けながらプチ散策を開始。

中橋の上から倉敷川を見渡してみる。
雲が途切れてきて爽やかな青空に覆われ、気持ちいい日和です。やっぱり岡山（＝晴れの国）はこうでなきゃね。

中橋 名所・史跡

川面を静かに行ったり来たりしている川舟流しと白壁の街並み。これぞ倉敷の定番風景。

観光案内所になっている「倉敷館」など洋風建築や白壁の蔵、町家などが川沿いに並びます。ただ、観光客向けの店が過半なので若干テーマパークっぽくも見えてしまう･･･。

南に下りていった先の高砂橋から倉敷川を眺めた景色。川舟がいい風情を醸し出してるね。

高砂橋 名所・史跡

川舟の写真をもう1枚。
ほんとは乗ってみたかったんだけど、13時過ぎに案内所で問い合わせた時点で「夕方の船までいっぱいでーす」とあっさり断られてしまいました。

白壁の建物と青空を背景にして柳の木を撮ってみました。

柳の葉越しに木漏れ日が差し込む。
都会の川沿いは柳の木というイメージがあったけど、最近は柳を見かけなくなったような気がします。たまたま近所にそういう川がないだけ？

大手饅頭伊部屋さんの「大手まんぢゅうカフェ」でソフトクリームとあんこパンをテイクアウトし、川縁りに腰掛けてモグモグ。
このあんこパン、塩をちょこっとまぶしてあって絶妙な味。オススメです。
https://www.ohtemanjyu.co.jp/ohtemanjyu_cafe/

なにせ出かけるのが遅かったもので、美観地区周辺の見所（アイビースクエアや大原美術館、いがらしゆみこ美術館など）はパスし倉敷川沿いの散策だけで駅に引き返しました。
写真は公民館に向かう途中の路地の様子。確かにタイムスリップしたよう。

誓願寺の門の上で逆立ちしようとしている狛犬くん。
構図がイマイチですいません。倉敷を訪れた際はほんものを見てあげて下さい。

誓願寺 寺・神社・教会

えびす通りの商店街らしく、恵比須様の笑顔が溢れていました。
この日は阿智神社の秋季例祭の当日。コロナ禍でなかったら川で舟巡幸が行われたようです。見てみたかったなー。

伯備線で総社まで行き、桃太郎線（吉備線）のディーゼルカーに乗り換えてのんびり鉄旅。稲穂がたわわに実った田んぼの景色を楽しみながら吉備津駅へ。

吉備津駅 駅

駅から神社までは松並木の参道が続く。

8月の日帰りドライブ旅の時も立ち寄った吉備津神社を再び訪問。同じように北随神門から境内へ。

その時の旅行記も是非ご覧下さい。↓
https://4travel.jp/travelogue/11640178

吉備津神社 寺・神社・教会

前の写真にある北随神門先の急な石段を上がるとすぐに拝殿がお出迎え。
2ヵ月たった今回も、世の中が早く落ち着くようにと祈念しました。

吉備津神社 寺・神社・教会

比翼入母屋造の本殿。大いちょうの葉を添えてパチリ。

西から射し込む斜光が本殿のシンメトリーな屋根の輪郭を際立たせて、秋の夕暮れの神々しい光景が広がります。

南随神門の外に続く長い廻廊を、今回は端まで歩いてみた。

独特の鳴釜神事が行われるお釜殿の外観。
内部の見学は叶わなかったけど（15時までとのこと）YouTubeの映像でバーチャル体験できました。神社の参拝でもIT化が進んでいる訳ね。

吉備津神社 寺・神社・教会

そのお釜殿近くから、夕日に照らし出された本殿の双翼屋根を眺める。素直に格好いいと感じました。

吉備津駅まで小走りに戻って、1時間後の列車で隣の備前一宮駅に移動。本日のラストは吉備津彦神社です。

吉備津彦神社 寺・神社・教会

夕日が背後の「吉備の中山」に遮られて暗くなり始めていたけど、まだ参拝に来る家族連れやご近所の方？もちらほら。我が家も穏やかな気持ちで（焦らずに）参拝しました。

写真の手前（左）から拝殿・祭文殿・渡殿・本殿と4つの建物が重なった境内。皇室や岡山藩（池田家）とも繋がりの深い由緒ある社らしく堂々とした佇まい。

こちらも秋季例祭の開催日で、日中は随神門前で流鏑馬神事が行われたそうです。
流鏑馬神事の時だけの特別なご朱印をいただけました。

拝殿近くの境内社や池に浮かぶ小島に祀られた靏島（つるしま）神社・亀島神社を詣でてから、暮れなずむ中を桃太郎線で帰途に就きました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

備前一宮駅 駅