2020/09/26 - 2020/09/30
30位(同エリア344件中)
ottoさん
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長崎市内のようにバスツアーがあればいいのですが 平戸観光は宿に手配を頼んで観光タクシーのお世話になりました。(2時間コース¥9,000)
平戸城を望む海岸通りを暫く走るとオランダ商館があります。交易を偲ばせる様々な品が展示されている館はこじんまりしていますが長崎より歴史が古いというだけあって雰囲気があります。
寺院と教会がしっとりと混在する町です。
潜伏キリシタンの里や断崖の奇観も見たかったと思いつつ伊万里へと向かいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー ANAグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテル間近の湾の対岸に平戸城が見えます。コロナのせいでオープンしてないようでした。
平戸城 名所・史跡
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生活施設の名残もチラホラ。「オランダ井戸」
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古い町並みを通ります。
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此処は松浦史料博物館
松浦史料博物館 美術館・博物館
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いきなり大名籠
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坂の町でこんな重いものを担ぐのは大変だったでしょう。
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飾り棚の塗りは古色蒼然です。
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勢いのある獅子の木彫が欄間に高々と掲げられ、
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松浦藩藩主の草庵茶室「閑雲亭」
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守護仏
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歴代藩主の一人
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重要文書の七つ道具
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モダンな衣装デザイン
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旗本行列
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中国関連の書と木彫の置物
中国との交易もかなり行われていました。 -
鴛鴦の皿かな?
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青磁の杯
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空想に近い迫力満点の筆致
チケットにも採用されています。 -
衣装や文物
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宣教師を乗せたオランダの商船
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キリシタン弾圧の記録
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蒙古襲来図
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船底の櫓を見るとガレー船?
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あどけない御所人形
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防衛の大筒
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オランダ商館と松浦記念館はセットチケットです
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イスラムの水タバコを喫うイスラム人
相対するのは西欧人 2つ折りの屏風 -
境内から町を俯瞰して坂のキツさを実感しました。
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洋館も建っている庭の一隅
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平戸の六角井戸・・・県指定史跡。明(中国)の海商、王直が松浦家25代隆信(道可)優遇を得て平戸に居を構え、貿易を行い、 多くの明商人が平戸に定住した。この井戸は型が在来の日本の物とは異なることから、その当時、明の様式で作られたといわれている。
六角井戸 名所・史跡
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南洋ムードの大蘇鉄
大蘇鉄・・・江戸時代初期の平戸にはオランダ・イギリスの東インド会社による貿易の窓口が置かれていた。 樹齢400年になるかと思われるこの大蘇鉄は、当時の貿易商、川崎屋の庭に植えられていたものという。大ソテツ 自然・景勝地
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チョット此処へきて見てごらん …と急かされて目をこらすと
古寺の後ろの正面にちらと見える教会の尖塔
不思議な調和を感じました。 -
教会ともしっくり並び建つこの寺は
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瑞雲禅寺
瑞雲禅寺 寺・神社・教会
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境内へ歩むと坂の上に建てられているだけに段差がきついです
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ガイドさんによると瑞雲寺は曹洞宗のお寺で、13世紀終わり頃建立されています。 平戸 松浦 ( まつら ) 家25代 道可隆信 ( どうかたかのぶ ) の代までは松浦家の氏寺であり、本尊には大日如来が祀られています。
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さて奥に見えた教会に近ずくと 正面のスッキリした姿が現れました。
平戸ザビエル記念教会は、長崎県平戸市鏡川町にあるカトリックの教会および聖堂で教会の保護者は大天使聖ミカエルだが、聖フランシスコ・ザビエルの3度の平戸訪問を記念して1971年にザビエルの像が聖堂の脇に建てられたことから「聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂」とも呼ばれるようになり、その後、現在の名称にあらためられました。平戸ザビエル記念教会 寺・神社・教会
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彼方海を見下ろします。
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付属の建物
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手入れされた教会外観
平戸ザビエル記念教会の保護者は大天使聖ミカエルだが、聖フランシスコ・ザビエルの3度の平戸訪問を記念して1971年にザビエルの像が聖堂の脇に建てられたことから「聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂」とも呼ばれるようになり、その後、現在の名称にあらためられた。そうです。 -
戻り花が青空に優しく映えています。
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「三浦按針の館 」
説明を読んでつくづく思いました。難航を乗り越えて辿り着いた日本で遠くイギリスに望郷の念を抱きつつ家康の外交顧問として日本の歴史・外交に大きな足跡を残した人物だったのだと。按針の館 名所・史跡
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「おびさき」と読み取れるレトロな看板の建物の右脇にあります。
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ここは眼鏡橋ではないけれど石造りがいい感じの橋
城下町との架け橋です。
解説文によると……御幸橋 名所・史跡
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その昔、城と城下町との往来は船であった。 1669年(寛文9)第29代鎮信が、そこに木橋を架け幸橋と呼ばれた。 1702年(元禄15)第30代棟が、これを石橋に改架した。 これを別名「オランダ橋」という。 これは、1600年始めオランダ商館の石造り建築に従事した石工、豊前からオランダ技法を伝授された石工によって架橋されたからだという。 巧みに巨石をたたみ半月弧を描き美しい。 1984年(昭和59)前面解体して改修復元され、同時に幸橋御門も復元された。
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平戸島北東に位置する山道にのぼってきました。
頂上付近からは、周囲の海や島々を一望できる大パノラマを楽しめます。
遠く壱岐や対馬まで見渡すことができます。
川内峠 自然・景勝地
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川内峠 です
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此処での手びろい交易の様をイメージしてみました。
毎年2月には頂上付近で野焼きが行われるので、一帯は広大な草原になっています。 -
その広さは東京ドーム6.4個分で、視界を遮るものがないのもポイントです。
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のびのびとしています。
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歌人の吉井勇(よしいいさむ)は、「山きよく 海うるわしとたたえつつ 旅人われや 平戸よくみむ」と詠みました。
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嘗てここで盛んな交易が行われていたとは…
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遥か彼方は韓国あたり。
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平戸大橋に差し掛かりました
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この橋はいつできたの?→1973年完成
当初は車道のみ有料でしたが今は無料。 -
全長665 m , 幅10.7 m の橋下30m の迫力
青空に朱色が映えてきれいです。平戸大橋 名所・史跡
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それでもタクシーはあっという間に通過しました。
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豊かな自然に育まれた黄金の稲穂が広がる景色を眺めつつ
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たどり着いたのは
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「平戸教会の内部が見られなかったので案内させてもらいました」とドライバー氏
田平天主堂- 信者達の手によって建設されたロマネスク様式の荘厳な赤レンガづくりの教会。カトリック田平天主堂 名所・史跡
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ガラス扉の隙間から撮影しました
カトリックは田平天主堂-大正4年から3年の歳月をかけて、信者達の手によって建設されたロマネスク様式の荘厳な赤レンガづくりの教会。瀬戸山天主堂とも呼ばれており、教会堂棟梁・鉄川与助の代表作。 -
穏やかな優しい内部
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煉瓦造りのレトロなファサード
瀬戸山天主堂とも呼ばれており、教会堂棟梁・鉄川与助の代表作。 -
正面左手の風景は伸びやか
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傍の樹木はさほど大きくなく
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彼岸花が満開でした。禁教の粛清で流された血の色のような…
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平戸大橋を渡って
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間も無く
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平戸口駅前に到着
親切なタクシードライバーとお別れですたびら平戸口駅 駅
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暫く列車を待ちました。
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「日本最西端の駅」の標示が建っているのに気付きました。
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ホームからも見えます。
厳しさと寂しさを感じます。 -
待つ身には長く感じられます。
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また来ることがあるかな……
万感の思いでお別れです。 -
伊万里迄¥1230 切符を買いました。
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