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ラング・ド・シャでチョコレートをサンドしたお菓子「白い恋人」は、北海道土産の定番商品としてよく知られています。「白い恋人パーク」は、製造元である石屋製菓の本社工場を兼ねた、「白い恋人」をテーマにしたテーマパークで、年間約75万人が訪れる人気観光スポットです。<br /><br />小樽港は、北海道開拓の玄関口として発展してきました。当時は、大きな船を沖に泊め、はしけ(台船)を使って荷揚げしていました、取り扱う荷量が多くなったことから、はしけが直接倉庫の近くまで入ってくる水路を作りました、それが「小樽運河」です。 内陸を掘り込んだ運河ではなく、海岸の沖合いを埋め立てて造られた運河です。<br /><br />「小樽運河」は、戦後になると、港の埠頭岸壁の整備により、その使命を終えます。十数年に及んだ埋立てを巡る論争の末、一部を埋立てて、幅の半分が道路となり、散策路も整備され、現在の姿に生まれ変わりました。運河の全長は1,140mで、散策路には63基のガス灯が設置され、運河沿いの石造倉庫群は当時の姿のまま再利用されています。<br /><br />小樽は、大正時代から昭和初期にかけて「北のウォール街」と呼ばれた街で、最盛期には25もの銀行があったと言われています。今でも明治後半から昭和初期に建てられた銀行が残っており、歴史的建造物として保存・活用されています。特に小樽運河の浅草橋から手宮線跡地までの間を「日銀通り」と言い、多くの銀行建築物を見ることが出来ます。

GOTOトラベル北海道の旅・・白い恋人パークと小樽運河を訪ねます。

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2020/11/05 - 2020/11/05

1694位(同エリア2535件中)

旅行記グループ GOTOトラベル北海道の旅

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YAMAJI

YAMAJIさん

ラング・ド・シャでチョコレートをサンドしたお菓子「白い恋人」は、北海道土産の定番商品としてよく知られています。「白い恋人パーク」は、製造元である石屋製菓の本社工場を兼ねた、「白い恋人」をテーマにしたテーマパークで、年間約75万人が訪れる人気観光スポットです。

小樽港は、北海道開拓の玄関口として発展してきました。当時は、大きな船を沖に泊め、はしけ(台船)を使って荷揚げしていました、取り扱う荷量が多くなったことから、はしけが直接倉庫の近くまで入ってくる水路を作りました、それが「小樽運河」です。 内陸を掘り込んだ運河ではなく、海岸の沖合いを埋め立てて造られた運河です。

「小樽運河」は、戦後になると、港の埠頭岸壁の整備により、その使命を終えます。十数年に及んだ埋立てを巡る論争の末、一部を埋立てて、幅の半分が道路となり、散策路も整備され、現在の姿に生まれ変わりました。運河の全長は1,140mで、散策路には63基のガス灯が設置され、運河沿いの石造倉庫群は当時の姿のまま再利用されています。

小樽は、大正時代から昭和初期にかけて「北のウォール街」と呼ばれた街で、最盛期には25もの銀行があったと言われています。今でも明治後半から昭和初期に建てられた銀行が残っており、歴史的建造物として保存・活用されています。特に小樽運河の浅草橋から手宮線跡地までの間を「日銀通り」と言い、多くの銀行建築物を見ることが出来ます。

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  • 「白い恋人パーク」です。<br />小樽に行く途中に立ち寄りました。左手が「白い恋人鉄道」の線路です。

    「白い恋人パーク」です。
    小樽に行く途中に立ち寄りました。左手が「白い恋人鉄道」の線路です。

  • バウムクーヘンの塔が倒れそう、コックたちが大慌てです。

    バウムクーヘンの塔が倒れそう、コックたちが大慌てです。

  • 古典的なヨーロッパの建物を再現しています。

    古典的なヨーロッパの建物を再現しています。

  • レトロな「お菓子の家」がお出迎えです。

    レトロな「お菓子の家」がお出迎えです。

  • 2階建ての「ロンドンバス」です。

    2階建ての「ロンドンバス」です。

  • 「からくり時計塔」です。<br />毎正時になると、軽やかな音楽を響かせながら、からくり人形の動物たちがゆかいなパレードを繰り広げます。

    「からくり時計塔」です。
    毎正時になると、軽やかな音楽を響かせながら、からくり人形の動物たちがゆかいなパレードを繰り広げます。

  • 「ローズガーデン」です。<br />秋バラが咲いています。

    「ローズガーデン」です。
    秋バラが咲いています。

  • 「チョコトピアファクトリー」から見学開始です。

    「チョコトピアファクトリー」から見学開始です。

  • 「白い恋人」の製造ラインが見学出来ます。

    「白い恋人」の製造ラインが見学出来ます。

  • 「白い恋人パーク」は、製造元であるISHIYAの本社工場を兼ねています。

    「白い恋人パーク」は、製造元であるISHIYAの本社工場を兼ねています。

  • 次に「チョコトピアマーケット」の見学です。

    次に「チョコトピアマーケット」の見学です。

  • 「チョコレートラウンジ」です。

    「チョコレートラウンジ」です。

  • 「白い恋人パークピアノ」です。

    「白い恋人パークピアノ」です。

  • 「赤い公衆電話」です。<br />受話器をとるとジュリアン・ダンディーノ・イシミッティ博士からのメッセージを聞くことができます。なぜ人気??

    「赤い公衆電話」です。
    受話器をとるとジュリアン・ダンディーノ・イシミッティ博士からのメッセージを聞くことができます。なぜ人気??

  • 次に「チュダーハウス」の見学とお買い物です。

    次に「チュダーハウス」の見学とお買い物です。

  • 「イシヤミュージアム」です。

    「イシヤミュージアム」です。

  • なぜかベートーベンが座っています。

    なぜかベートーベンが座っています。

  • チュダーハウスの絢爛豪華な「中央階段」です。

    チュダーハウスの絢爛豪華な「中央階段」です。

  • 「ショップ・ピカデリー」です。

    「ショップ・ピカデリー」です。

  • 「白い恋人」が並んでいます。

    「白い恋人」が並んでいます。

  • 小分けでも買えます。<br />小分け10種類、合計1,724円買いました。

    小分けでも買えます。
    小分け10種類、合計1,724円買いました。

  • 小樽市には、3つの漁港があり、古くから港町として栄えました。<br />「寿司屋通り」という通りがあるほど、「お寿司の町」として有名です。

    小樽市には、3つの漁港があり、古くから港町として栄えました。
    「寿司屋通り」という通りがあるほど、「お寿司の町」として有名です。

  • 今日の昼食は「小樽福鮨」です。<br />境町本通に面しています。

    今日の昼食は「小樽福鮨」です。
    境町本通に面しています。

  • 握り寿司です。<br />特別の一品は「ホッケの握り」でした。「うにの軍艦巻き」、もうすこし食べたかった!!

    握り寿司です。
    特別の一品は「ホッケの握り」でした。「うにの軍艦巻き」、もうすこし食べたかった!!

  • 食事風景(2階会場)です。

    食事風景(2階会場)です。

  • 「境町本通り」を通って、小樽運河に向かいます。

    「境町本通り」を通って、小樽運河に向かいます。

  • 旧第百十三銀行小樽支店(一代目)です。<br />明治28年(1895)の建築で、現在は「オルゴール堂海鳴楼本店」です。

    旧第百十三銀行小樽支店(一代目)です。
    明治28年(1895)の建築で、現在は「オルゴール堂海鳴楼本店」です。

  • 旧岩永時計店です。<br />明治29年(1896)の建築で、現在は「小樽オルゴール堂境町店」です。右となりの建物は「利尻みのや不老館」です。

    旧岩永時計店です。
    明治29年(1896)の建築で、現在は「小樽オルゴール堂境町店」です。右となりの建物は「利尻みのや不老館」です。

  • 旧第百十三銀行小樽支店(二代目)です。<br />明治41年(1908)の建築で、現在は「ガラス・アクセサリーの小樽浪漫館」です。

    旧第百十三銀行小樽支店(二代目)です。
    明治41年(1908)の建築で、現在は「ガラス・アクセサリーの小樽浪漫館」です。

  • 「於古発川(おこばちがわ)」です。<br />小樽運河に通じています。

    「於古発川(おこばちがわ)」です。
    小樽運河に通じています。

  • 「色内1丁目交差点」です。<br />小樽臨港線と日銀通りが交差しています。

    「色内1丁目交差点」です。
    小樽臨港線と日銀通りが交差しています。

  • 「小樽出抜小路」です。<br />「火の見やぐら展望台」と明治・大正をイメージした屋台村で構成されています。

    「小樽出抜小路」です。
    「火の見やぐら展望台」と明治・大正をイメージした屋台村で構成されています。

  • 浅草橋です。

    浅草橋です。

  • 浅草橋南東側の「石造倉庫群」です。<br />現在は小樽運河食堂として活用されています。

    浅草橋南東側の「石造倉庫群」です。
    現在は小樽運河食堂として活用されています。

  • 浅草橋広場の「小樽観光案内所」です。

    浅草橋広場の「小樽観光案内所」です。

  • 小樽運河(浅草橋~中央橋)です。<br />緩やかにカーブが特徴の運河です。

    小樽運河(浅草橋~中央橋)です。
    緩やかにカーブが特徴の運河です。

  • 石畳の小樽運河散策路を歩きます。<br />小樽臨港線の一部として整備されています。

    石畳の小樽運河散策路を歩きます。
    小樽臨港線の一部として整備されています。

  • 「小樽の人よ」の歌碑です。<br />昭和42年(1967)に発売された、鶴岡雅義と東京ロマンチカのデビュー曲で、累計150万枚を売り上げています。

    「小樽の人よ」の歌碑です。
    昭和42年(1967)に発売された、鶴岡雅義と東京ロマンチカのデビュー曲で、累計150万枚を売り上げています。

  • 「石造倉庫群」が続いています。<br />小樽運河周辺の石造倉庫群は、明治から大正時代に建造されています。

    「石造倉庫群」が続いています。
    小樽運河周辺の石造倉庫群は、明治から大正時代に建造されています。

  • 「おれの小樽」の歌碑です。<br />石原裕次郎が昭和57年(1983)に歌った曲です。海運会社に勤めていた父親の転勤で3歳から9歳までの6年間を過ごした小樽、石原裕次郎にとって小樽は第2の故郷でした。

    「おれの小樽」の歌碑です。
    石原裕次郎が昭和57年(1983)に歌った曲です。海運会社に勤めていた父親の転勤で3歳から9歳までの6年間を過ごした小樽、石原裕次郎にとって小樽は第2の故郷でした。

  • 中央橋が見えています。

    中央橋が見えています。

  • 中央橋の袂、「小樽運河クルーズ」の乗り場です。

    中央橋の袂、「小樽運河クルーズ」の乗り場です。

  • 「港町交差点」です。<br />小樽臨港線と中央通りが交差しています。正面にJR小樽駅が見えています。

    「港町交差点」です。
    小樽臨港線と中央通りが交差しています。正面にJR小樽駅が見えています。

  • 「旧小樽倉庫」です。<br />明治23年(1890)~27年(1894)の建造で、現在は運河プラザや博物館として活用されています。

    「旧小樽倉庫」です。
    明治23年(1890)~27年(1894)の建造で、現在は運河プラザや博物館として活用されています。

  • 小樽運河(中央橋~龍宮橋)です。

    小樽運河(中央橋~龍宮橋)です。

  • 小樽港に通じる月見橋です。

    小樽港に通じる月見橋です。

  • 龍宮橋です。

    龍宮橋です。

  • 小樽市博物館前から「小樽臨海線」を見ています。

    小樽市博物館前から「小樽臨海線」を見ています。

  • 運河プラザに立ち寄ります。<br />小樽市観光物産プラザで、 地場産品販売コーナー、喫茶コーナーなどがあります。観光案内所やトイレも完備しています。

    運河プラザに立ち寄ります。
    小樽市観光物産プラザで、 地場産品販売コーナー、喫茶コーナーなどがあります。観光案内所やトイレも完備しています。

  • ガラス製品が並んでいます。

    ガラス製品が並んでいます。

  • 小樽のお土産が並んでいます。

    小樽のお土産が並んでいます。

  • 旧安田銀行小樽支店で、昭和5年(1930)の建築です。<br />ここから歴史的建造物を訪ねて、「色内大通り」を散策します。

    旧安田銀行小樽支店で、昭和5年(1930)の建築です。
    ここから歴史的建造物を訪ねて、「色内大通り」を散策します。

  • 旧塚本商店(呉服太物商)です。<br />大正9年(1920)の建築で、現在は「総合食品卸問屋の後藤商店」です。

    旧塚本商店(呉服太物商)です。
    大正9年(1920)の建築で、現在は「総合食品卸問屋の後藤商店」です。

  • 旧三井銀行小樽支店です。<br />昭和2年(1927)の建築で、現在は「小樽芸術村」として一般公開されています。

    旧三井銀行小樽支店です。
    昭和2年(1927)の建築で、現在は「小樽芸術村」として一般公開されています。

  • 旧越中屋ホテルです。<br />昭和6年(1931)に外国人利用客のための別館として建築、国際貿易港小樽を象徴する建築のひとつです。

    旧越中屋ホテルです。
    昭和6年(1931)に外国人利用客のための別館として建築、国際貿易港小樽を象徴する建築のひとつです。

  • 旧北海道拓殖銀行小樽支店です。<br />大正12年(1923)の建築で、現在は「似鳥美術館」として活用されています。かって小林多喜二が5年間勤務した場所でもありました

    旧北海道拓殖銀行小樽支店です。
    大正12年(1923)の建築で、現在は「似鳥美術館」として活用されています。かって小林多喜二が5年間勤務した場所でもありました

  • 旧第一銀行小樽支店です。<br />大正13年(1924)の建築で、現在は洋服の工場として活用されています。

    旧第一銀行小樽支店です。
    大正13年(1924)の建築で、現在は洋服の工場として活用されています。

  • 旧三菱銀行小樽支店です。<br />大正11年(1922)の建築で、現在は「小樽運河ターミナル」として活用されています。

    旧三菱銀行小樽支店です。
    大正11年(1922)の建築で、現在は「小樽運河ターミナル」として活用されています。

  • 「小樽臨港線」を観光バス駐車場に戻ります。<br />ナナカマド、エゾヤマザクラの紅葉が綺麗です。

    「小樽臨港線」を観光バス駐車場に戻ります。
    ナナカマド、エゾヤマザクラの紅葉が綺麗です。

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