ヨーロッパ未踏破国は残り4カ国（スイス、リヒテンシュタイン、ラトビア、リトアニア）となりました。実は敢えて残していた国、それが今回訪問するスイスです。鉄道が発達し、観光立国としても世界に知れ渡っているので比較的回り易く、年を重ねてから訪れるのも可能との判断もありその計画を温めつつ「いつかはスイス」と考えてきました。ということでヨーロッパ踏破のラストを飾るべく残していたのですが、思ったよりも早く踏破が進んだことと、冬場よりもハイキングしやすい時期を逃すのも勿体ないので、遂に行くことにしました。本来街歩きが好きな私ですが、雄大な自然の中に身を置いて山歩きをし、好きな鉄道に乗って車窓からの眺めを堪能するなど、予想を遥かに上回る素晴らしい旅行となりました。<br /><br />日程は以下の通りです。<br /><br />1日目（9/12）羽田 ⇒ 北京 <br />2日目（9/13）北京 ⇒ ワルシャワ ⇒ ジュネーブ市内観光、ベルン移動<br />3日目（9/14）ベルン市内観光、登山鉄道乗車、グリンデルワルト移動<br />4日目（9/15）ユングフラウヨッホ観光、ハイキング<br />5日目（9/16）ハイキング、ツェルマット移動<br />6日目（9/17）ゴルナーグラート観光、ハイキング、※MHGP観光<br />7日目（9/18）ハイキング、氷河急行ライン、サンモリッツ移動<br />8日目（9/19）ベルニナ線乗車、ハイキング、沿線観光<br />9日目（9/20）リヒテンシュタイン観光、チューリッヒ移動<br />10日目（9/21）チューリッヒ市内観光、ﾁｭｰﾘｯﾋ ⇒ ﾌﾗﾝｸﾌﾙﾄ ⇒ 北京<br />11日目（9/22）北京散策、北京 ⇒ 羽田<br />　　　※ MHGP＝マッターホルングレッシャーパラダイス<br /><br />今回は６日目③です。<br /><br /><br />

絶景が広がるアルプスの山歩きと鉄道の旅：スイス、リヒテンシュタイン旅行【３０】（2019年秋６日目③ マッターホルンの横顔）

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2019/09/17 - 2019/09/17

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とーりさん

ヨーロッパ未踏破国は残り4カ国（スイス、リヒテンシュタイン、ラトビア、リトアニア）となりました。実は敢えて残していた国、それが今回訪問するスイスです。鉄道が発達し、観光立国としても世界に知れ渡っているので比較的回り易く、年を重ねてから訪れるのも可能との判断もありその計画を温めつつ「いつかはスイス」と考えてきました。ということでヨーロッパ踏破のラストを飾るべく残していたのですが、思ったよりも早く踏破が進んだことと、冬場よりもハイキングしやすい時期を逃すのも勿体ないので、遂に行くことにしました。本来街歩きが好きな私ですが、雄大な自然の中に身を置いて山歩きをし、好きな鉄道に乗って車窓からの眺めを堪能するなど、予想を遥かに上回る素晴らしい旅行となりました。

日程は以下の通りです。

1日目（9/12）羽田 ⇒ 北京
2日目（9/13）北京 ⇒ ワルシャワ ⇒ ジュネーブ市内観光、ベルン移動
3日目（9/14）ベルン市内観光、登山鉄道乗車、グリンデルワルト移動
4日目（9/15）ユングフラウヨッホ観光、ハイキング
5日目（9/16）ハイキング、ツェルマット移動
6日目（9/17）ゴルナーグラート観光、ハイキング、※MHGP観光
7日目（9/18）ハイキング、氷河急行ライン、サンモリッツ移動
8日目（9/19）ベルニナ線乗車、ハイキング、沿線観光
9日目（9/20）リヒテンシュタイン観光、チューリッヒ移動
10日目（9/21）チューリッヒ市内観光、ﾁｭｰﾘｯﾋ ⇒ ﾌﾗﾝｸﾌﾙﾄ ⇒ 北京
11日目（9/22）北京散策、北京 ⇒ 羽田
　　　※ MHGP＝マッターホルングレッシャーパラダイス

今回は６日目③です。

エリア

ツェルマット(スイス)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

同行者: 一人旅

交通手段: 徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

ウンターリッフェルゼーを堪能し、さらに山を下ります。
（ｳﾝﾀｰﾘｯﾌｪﾙｾﾞｰ8:43 ⇒ 9:11ﾘｯﾌｪﾙﾍﾞﾙｸ駅）
今回の行程はこんな感じです。
距離はありますが比較的なだらかな道をマッターホルンに向かって歩いて行きます。
ローテンボーデン駅から降りてきた人たちは湖畔でゆっくりするらしく、追い付いて来ないので静かです。
こんな感じで歩く道がずっと先まで見渡せる広々とした高原ハイク。気持ちよいです。

この辺りから見るマッターホルンが一番いい形でしょうか。
拡大します。しかし何度見ても惚れ惚れする形です。
ハイキングコースも広々として遠くまで見渡せるのでとても歩きやすいです。
マッターホルンだけでなく、アルプスの山々は美しい山ばかり。
久しぶりに人工物である家屋のようなものが見えてきました。
駅のようです。
なだらかに谷を下って行きます。
小さな小屋が見えてきました。
物置小屋のようですがこれはリッフェルベルク礼拝堂です。屋根の上には十字架が掲げられています。残念ながら中には入れませんでした。
そこからすぐのところに何棟かの建物があります。どうやらリッフェルベルク駅のようです。

到着しました、やはりリッフェルベルク駅。久しぶりにしっかりした造りの建物に出会えました。
駅の構内には昔の列車でしょうか。ぽつんと一両置いてあります。
駅を覗いているとゴルナーグラート行きの列車が入って来ました。
団体さんと一緒になりたくなかったので見学もそこそこに出発します。
（ﾘｯﾌｪﾙﾍﾞﾙｸ駅9:13 ⇒ 9:37信号場）
駅前のビュッフェ&バーの建物。季節外れということで開いていませんでした。
ツェルマットへはここをまっすぐ下りて行くところですが、間違えて右へ行ってしまいました。
ここからは高低差のわかるさらに雄大な風景が広がっています。
コースを間違えたと言ってもリッフェルアルプ方面の線路沿いに行くのでメインコースには後で合流することになるので大丈夫です。
線路から轟音が聞こえました。半トンネル構造なので良く響きます。
ツェルマットへの列車が私を追い越し、急坂を下って行きます。
みるみる遠ざかり小さくなっていきます。
向こう側にある駅に向かっています、リッフェルアルプ駅でしょうか。
停車しました、乗降は無いようです。それにしてもよく見えます、ジオラマのような風景です。
列車は大きな弧を描いて下って行きました。
すると今度は上ってくるゴルナーグラート行き列車が現れました。
こうしてみると山岳鉄道ですが、列車本数は結構あります。ラックレールを噛み合わせながら登っているのでしょうが、結構なスピードで登って行きます。
線路沿いに出て緩やかに下って行きます。
さっきから列車の音以外にも爆音が聞こえていたのですが、その元はこれ。ヘリコプターです。駅へ荷物を運搬しているようで、何度も麓に降りては戻ってきて荷を下ろしています。
ようやく駅に到着しました。