
2020/10/17 - 2020/10/17
58位(同エリア98件中)
Reisさん
2020年10月に1泊2日で山形へ旅行しました。仕事の都合で金曜日に休暇がとれることになりました。せっかくの休みなのでどこかに1泊で出かけようと思ったのです。
旅行のテーマは温泉とラーメン。たまにはそんな旅行もよいでしょう。面倒くさがりで事前にしっかりと計画を立てたりはしないのですが、今回は食事をする店と温泉についてはしっかりと決めておきました。また、交通手段は新幹線での往復としましたが、JR東日本の「えきねっとトクだ値」を利用することにしました。
予定としては、10/16(金)の朝に大宮を出発して山形へ。山形市内を観光して当日は山形に宿泊。翌日に赤湯、米沢を観光して新幹線で帰るという日程を考えました。
この旅行記は、旅行2日日、山形駅から赤湯温泉へ向かい、温泉に入ったり、温泉街を散策、昼食をとるまでを記しています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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【2020年10月17日】
土曜日の朝、ホテルの窓から外を見ると雨が降っているようだ。昨晩、近くのスーパーで買ったパンを食べてホテルをチェックアウトした。まずは山形駅を8時15分に出る米沢行きの普通電車で赤湯まで行く。赤湯で下車する目的は2つある。今回の旅行のテーマとなっている温泉とラーメンである。つまり今回の旅行のハイライトと言えるのだ。赤湯駅 駅
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雨上がりの赤湯は遠くに見える山の中腹に雲がかかり何となく幻想的な感じがする。しばらく歩いているうちにまた小雨が降り始めたが気にせずに歩くことにする。駅前の道をまっすぐに歩いていけば赤湯の温泉街に着くはずだ。
しかし私は温泉街へ行く手前で右手に曲がった。目指すのは「烏帽子の湯」という公衆浴場で、そこへの近道なのだ。 -
「烏帽子の湯」は住宅街の真ん中にあった。私は地図を見ながら歩いたのだが、そうでもしないとたどり着けなかったかもしれない。昨日のかみのやま温泉の公衆浴場とは違い外観も極めて地味である。
さっそく入浴しよう。入浴料は100円である。朝から大勢の人が入浴に来ていてさほど広くない脱衣場は混みあっていた。浴槽は変わった形をしていたが烏帽子の形なのだそうだ。そして、ここの湯もとても熱かった。 -
温泉でさっぱりしたら次の目的はラーメンである。赤湯にはとても有名なラーメン屋があるのでぜひ温泉と合わせて行ってみようと思っていた。現在の時刻が9時50分。目的のラーメン屋の開店は11時なのでまだ1時間以上前だ。さすがにそんなに早くから店に行って並ぶのもどうかと思うので、それまでは温泉街を散策することにしよう。
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温泉街を歩く前に目の前にある小高い丘に登ってみようと思う。丘の上からはきっと景色がよいだろう。この丘の上は烏帽子山公園という公園でサクラの名所として知られている。温泉街からは石段があるのだが、私はそれに気づかず自動車の走れる道を歩き、ずいぶんと遠回りをしてしまった。途中には全国桜名木二代目園があり、各地の桜の名木の子孫が集められている。
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烏帽子山公園の一角には烏帽子山八幡宮がある。赤い鳥居が並んでいるとつい先へ進んでみたくなってくる。
烏帽子山八幡宮 寺・神社
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烏帽子山八幡宮は、寛治7年(1093年)清原武衡が乱を起こし、源義家が当国に下向して鎮定したが、その弟加茂二郎義綱が北町八幡沢に祠を建て勝運の長久を祈ったのが起源とされている。
烏帽子山八幡宮 寺・神社
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烏帽子山八幡宮の鳥居は、継ぎ目なしの石鳥居では日本一の大きさだそうだ。近づいてみるとなるほどかなり迫力がある。
烏帽子山八幡宮 寺・神社
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烏帽子山八幡宮の石鳥居のあたりから温泉街を見渡せる。特徴のない建物が立ち並び、その向こうには山々を背景にして畑が広がっている。小雨のせいで遠くは霞がかかったようにぼんやりと見える。
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烏帽子山公園からは石段を下ってきた。ここの階段を登れば温泉街からは最短距離で烏帽子山公園へ行けたのだが、先程はなぜか気づかなかった。地図にははっきりと出ていなかったからかもしれない。
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赤湯温泉の街並みは特別風情があるわけではない。広いメインストリートはきれいに整備され新しい建物が並んでいる。「赤湯元湯」という共同浴場があったが、こちらは先程入浴した「烏帽子の湯」と違って観光センターに隣接した新しい建物だった。こちらでは入浴はせずに通り過ぎただけだが、時間があるなら共同浴場にめぐってみるのも楽しいかもしれない。
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少し早いが目的の赤湯ラーメン「龍上海 本店」へ行くことにした。開店の30分ほど前なのでまだ早すぎるかと思ったが、とんでもない。店の入り口からすでに長い行列ができていた。数えてみると20人以上。駐車場はすでに満車で他県ナンバーの車も多い。皆のラーメンにかける情熱は凄まじいものがある。
幸いにも私は開店して最初のグループの一番最後に入店できた。コロナ対策として入店時に検温をしたが、入店時に検温をするラーメン屋は初めてだ。赤湯ラーメン 龍上海 赤湯本店 グルメ・レストラン
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まだ昼にもなっていないので、無難にこの店のスタンダードともいうべき辛味噌ラーメンをオーダーした。ニンニクの効いた辛味噌が載っていてこれを溶かしながら食べる。確かにおいしい。これだけ人気になるのも納得である。しかし、一人で黙々と食べていると食べ終わるのもあっという間だ。ずいぶん長い時間並んで待ったが、5分くらいで食べ終わってしまった。
赤湯ラーメン 龍上海 赤湯本店 グルメ・レストラン
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午後は米沢で観光をしようと思っている。電車の時刻は調べてあったが、思ったよりも早く食事を済ませてしまったので時間に余裕がある。もう少し温泉街を散歩しようかと思ったが、昨日のかみのやま温泉のようなことになるのも嫌だったので、まっすぐ駅へと向かうことにした。
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赤湯駅で次の目的地、米沢までの切符を自動販売機で購入したところ切符が出てこないトラブルが発生。駅員を呼び出したが他の窓口対応をしていてずいぶん待たされた。電車の時間まではまだ余裕があったので問題にはならなかったが、少々イライラさせられた。
12時47分発の米沢行き電車がやってきた。これで赤湯は終わり。次は米沢へ向かう。
続く赤湯駅 駅
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旅行記グループ 2020年10月 山形
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