紅葉のニューイングランド11日間②コンウェイ観光鉄道で晩秋のニューハンプシャーをめぐる

2020/10/15 - 2020/10/15

2020年10月14日～24日の10日間、ニューイングランドの３つの州（メイン・ニューハンプシャー・マサチューセッツ）に飛び、紅葉とシーフードとニューイングランドらしいヒストリカルで瀟洒な雰囲気を堪能してきました。
ロサンゼルスのぱっぱらぱーな空気に慣れていた私は、大感動。

本当はその後NY、ワシントンに南下する予定でしたが、秋のボストンがあまりに気に入りすぎて2日の予定を1週間に伸ばし、ボストンライフをちょっぴり味わえました。

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２日目
元々この旅の主目的である、Coneway Scenic Railway（コンウェイ観光鉄道）に乗ります！ポートランドから車で１時間半ほど。鉄道に乗るまでも、赤やオレンジの燃えるような素晴らしい紅葉がドライブ中楽しめました。
観光鉄道は、紅葉は終わりかけでしたがアメリカ人にも人気の絶景機関車に乗れて大満足。

エリア アメリカ

朝６時半起床。
８時にレンタカーを借りるために早起きです。準備を整えて２０分ほど歩いていきます。
ニューハンプシャーのコンウェイから発車する１１時半発の機関車に乗るために、まずはドライブしていきます。

朝の静かな雰囲気。メープルかな？真っ赤です！

ダウンタウンの主要通りをてくてく。古いヨーロッパ風の建物。

Enterpriseレンタカーで車を借ります。８時少し前について、人気が全くなかったので本当に借りれるのかなあと心配でしたが、８時ちょうどに中からお兄さんが出てきて無事借りれました。

朝ごはん調達で、地元の人気のドーナッツ屋さん「The Holy Donut」へ。おイモが原材料で作ってるドーナツということで人気みたいです。
店内はコロナ対策ばっちりでした

２０種類くらいあるドーナッツから悩んで、アップルキャラメルと、ベリーベリーべりー、それにホットコーヒーを注文。

アップルキャラメル。甘すぎず、確かにおいしいです。

アメリカ旅行は、旅先で美味しいドーナッツ屋さんに会うと嬉しくなってしまいます。

さて、１時間半ほどメインの街を抜けてニューハンプシャーのコンウェイまで運転。カリフォルニアや中西部を何百マイルも運転してきた私にとっては一瞬で楽々でした。

途中、だんだん田舎になっていって、秋の素晴らしい景色が広がるのが目にも楽しい。このドライブだけでも大変楽しめました。アメリカの紅葉は地味かと思いましたが、オレンジ、赤、黄色とビビッドな色が目を楽しませてくれます。
車を停めて写真をとればよかったです。

あとは大統領選挙前、田舎に行くにつれてバイデン・ハリス看板が、トランプ・ペンス看板にとってかわるのが興味深い。

さて１０時すぎにはつきましたコンウェイ駅。

駐車場のスペースを確保して（そのために１時間前にはこい、とのことでした）、チケットを受け取りに行きます。

レトロでかわいい～～

発車までまだまだ１時間以上あるので、ちょっとぶらぶらします。駅周辺も紅葉が綺麗。

歩いていくと、大行列のカフェがありました。「Peach's Restaurant」と言うお店です。Google mapで調べてみると★も4.6と評判上々。

なんでそんなに人気なのか気になる、何か頼んでみねばと思い、すでに昨日のロブスターロールと今朝のドーナッツが手元にあるのに、クレープを買い込んでしまいました。

テイクアウトはすんなり。お店の中で待っていると、クラシカルな可愛い雰囲気で、外のグリーンが見えて綺麗だから人気なのかなあ～と思いました。

さて駅に戻ります。
なんだかちょっと軽井沢みたいな感じ？

こんなアーティスティックなベンチがあったり。

ブラブラしてまたコンウェイ駅まで戻ってきました。

日本人のさがですね、紅葉があるとつい写真に撮りたくなる。

もうちょっとだけ時間があったので、ベンチで腹ごしらえ。
さきほどPeach'sで買ったレモンクリームクレープです。

なんてことはない、どでかいクレープに、レモン味のクリームチーズがたっぷりはさまっていました。

１１：２０
さてさてやっと乗車です。今回は、１７時半に戻ってくる６時間のRound TripのMountaineer、コンウェイ観光鉄道で一番推している経路です。

一週間の空き状況を見てこの日しか空いておらず、しかもファーストクラスに唯一一席だったので、贅沢してファーストクラスです。
普通のコーチは６０ドルちょい、ファーストだと８０ドルちょっとです。

鉄道旅行ってわくわくしますね。
どきどきしながら乗車。コロナ対策で、厳重にビニールカーテンで仕切られていて、個室感があります。

早速もってきた食べ物を広げる。

右側のほうが良いという口コミを事前に見ていたので、反対側に変えてもらえないか車掌さんに聞きましたが、「復路は左右を交代するから大丈夫」と言われて私は進行方向左側になります。

最初はこんな感じ、なんてこともない森。

だんだん黄色になってきます。
紅葉も多分終盤になっていたので、綺麗なときにアイフォンのカメラをぱしゃぱしゃしました。うまくとれたのをいくつか並べます。

途中川を超えたりなんだりしていると、だんだん開けてきます。

絵になる～～～
カラフルな絨毯。

道路も並走していますが、鉄道はだいぶ高い位置を走るので、周辺の紅葉が見渡せます。運転しながらだとなかなか写真をとれないので、コンウェイ鉄道、乗って良かったと思いました。

６割くらいはすでに紅葉を終えて散っているのでほわほわした茶色の木がまじっていますが、これ一番の見ごろの時は物凄いでしょう。

途中停車でいったん３０分ほど休憩。
機関車と思っていましたが、機関車じゃなかった笑

車内の様子。おしゃれです。

さて、終点（折り返し）のフェンウェイ駅に着きました。ここで折り返し、お客さんは右側と左側が交代です。
行きは私の席の側で素晴らしい景色が見渡せたので、平等にみんながその景色を見れるシステムになっています。

帰りは読書したり、うとうとしたりのんびり過ごしました。
途中、サービサーさんが何度も回ってきてお水や食べ物のオーダーをとってくれます。

秋の夕方の田舎の景色。

山が紅葉のパッチワーク。

コンウェイ観光鉄道、大満足でした。紅葉自体は、むしろ駅までのニューハンプシャーの街角のほうが最盛期でしたが、列車に揺られて上から見渡すというのはいい気になります。

アメリカの絶景列車、カリフォルニアゼファーに続いて乗れて満足でした。
ちなみに、コンウェイ観光鉄道のすぐ近くのエリアに、カンカマガスハイウェイというこれまた絶景ドライブウェイがありますが、紅葉が終わりかけというのもあったので寄るのはやめました。

まっすぐポートランドに帰ってきて、１９時半ころ。
車を返してホステルに戻る途中です。

昨日さんざんシーフードを食べたので、お肉系のお料理が食べたいな～と思ったら、帰り道に良い感じのビストロを見つけました。

「Bistro Isa」です。店内はムーディーで一人で入ったら悪いかなと思いましたが、快くテーブルを用意してくれました。

今日は鉄道に乗れたお祝いに、珍しくカクテルをオーダー。ラズベリーとレモンと何かのショートカクテルでなかなかお酒がまわります。

おとおしは三つから選べましたが、私は何かのコロッケに。
何の具が入っていたかわからなかったんだけど、これがめちゃくちゃうまい！ふらっと入ったけど、これはあたりの店だと嬉しくなりました。

バターナッツカボチャのポタージュ
甘くてみずみずしくて◎

お店はこんな感じです。こじんまり、サーバーのお姉さんも優しい。

さてメイン。子羊のローストのパスタ添えを頼んだつもりでしたが、子羊のひき肉のフェットチーネでした笑

お肉がっつりのつもりだったので、あらっと思いましたが、これもまた偶然の出会いでいっか。
おいしかったです。

毎度のことながら食べきれなかったので、小さなボックスにつめて持って帰りました。

ホステルまで市街を歩くこと１０分ほど。人気は少ないですが、街中は綺麗で小さなお店があって危ない感じはしません。

ひんやりした中で、腹ごなしにてくてく歩いてかえりました。
充実の一日でした。

３日目に続く。