2020/09/08 - 2020/09/12
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xiaomaiさん
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毎夏一時帰国をしているけれど、2020年は新型コロナウィルス蔓延のため、それは断念。海外旅行をすることもできず、結局、台湾各地を旅する夏となった。2020年夏の旅の締めは高雄(+半日台南)。
1日目:鳳山
2日目:台南、橋頭、中央公園周辺
3日目:左營、西子湾
4日目:林園
5日目:鹽埕、衛武營、西子湾、旗津
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旅の最終日、9時半ごろホテルをチェックアウトし、荷物を預けて散策出発。
シャトー ド シン ホテル高雄 ホテル
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ホテルの前にある鹽埕市民広場。鹽埕は日本時代に繁華街だったところで、鹽埕市民広場にはもともと圓環(ロータリー)があり、地下には商店街(愛河地下街)があった。また、周りには高雄初のデパートである大新百貨店や堀江商店街もあった。地下街が大火災により焼失し、また市役所の移転により、その後徐々に以前の賑やかさを失っていった。
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広場の中央には中華民国国父である孫中山(孫文)の銅像。これは圓環(ロータリー)があった頃の遺構。
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鹽埕市民広場からほど近いところにある高雄市歴史博物館。車道側に石灯籠が2基ある。
ここで高雄の歴史に関する知識を深めたい by xiaomaiさん高雄市立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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1939年に落成したこの建物は、もともと高雄市役所だった。戦後、中華民国政府が接収し、引き続き市役所として使用されていたけれど、1992年に行政機能が苓雅区四維三路に移転し、1998年に高雄市立歴史博物館として再解放された。
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和洋折衷式の建築法で、外壁は薄緑色。戦時中に敵軍から爆撃を受けぬよう、国防色を基調としたため、この色になった。
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エントランス
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内部は非常に重厚な造りで、歴史物ドラマなどの撮影ができそうだ。
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中央階段をの突き当たりに大理石で造られた年代物の時計。
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2階から3階への階段
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台湾では、日本時代の多くの建造物を見られることができる。目にするたびに、大切にしてくださっていることに感謝の気持ちが生まれる。
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2階通路
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「映像印象」と題し、過去の写真などの展示がなされていた。右側にあるのは以前の高雄駅前の様子。
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民選による初代高雄市長である謝掙強(1914年11月26日-1979年3月7日)のポスター。
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海底の珊瑚が徐々に隆起して、現在の寿山や半屏山などが形成された。石灰石が多いこの地で台湾のセメント産業が始まった。画像はセメントの原料となる珊瑚の化石。
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医師の家に生を受けた浅野総一郎は、商売に興味を抱き、東京へ出て、砂糖を入れた水やおでんの販売で小金を稼ぎ、のちに竹皮、薪炭、セメント、運輸、造船、運輸、銀行、教育と幅広い分野で活躍した。港湾整備と埋め立て事業で高雄を工業都市にしたのは、浅野総一郎によるところが大きい。
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セメント王の浅野総一郎像。出生地である富山県氷見市が高雄市立歴史博物館に寄贈した。
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浅野セメント株式会社は1913年に石灰石原料産地を購入し、1915年に採掘を開始した。工場を3つ建て、総面積は25,600坪に及んだ。製造されたセメントは台湾内で使われたほか、福州、アモイ、香港、南洋に輸出もされた。戦後は台湾セメント公司が事業を引き継いだが、政府が採掘権を停止したことにより、生産はされなくなった。
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かつてセメント生産王国であった高雄、それに関する展示がなされている。
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高雄でも火を吹いた二二八事件の展示もある。
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市役所の模型。よく見ると......
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二二八事件時の様子。
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二二八事件は、1947年2月28日に台北市で発生し、台湾全土に広がった、インテリや左翼分子を弾圧した白色テロのこと。戦後、蒋介石とともに台湾へやってきた人々(外省人)主導の中国国民党はもともと台湾に住んでいた人々(本省人)を弾圧し虐殺をした。1992年に行政院が発表した全島の犠牲者数は18000~28000人。犠牲者には、たまたま基隆にいた琉球人30名ほども含まれる(中国語が通じず処刑された)。その後、政府主導で和解が進み、各地に二二八記念公園がある。
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1階では高雄の歴史に関する展示がなされている。
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廟の祭りの様子が大画面で観られる。
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埋め立て地に建設された哈瑪星(はません)。隣接する鹽埕町とともに有数の繁華街となった。
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人通りの絶えなかった、1912年に落成した湊町市場。
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湊町市場内部
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1930年代になると、台湾は日本帝国南進政策の基地となった。とりわけ、高雄は南洋に近いだけでなく、広い平原や大規模な港湾を有していたため、戦略要地とされた。そのため、米国軍から何度も爆撃を受けている。画像は爆撃を受けた地域。
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清朝時代の打狗(高雄)。旧城の左営と新城の鳳山が見て取れる。
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記念品や書籍を販売するショップもある。
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台湾で厄除招福のご利益があり、子供の守神でもある虎爺。高雄市歴史博物館のゆるキャラとなっていて、所蔵する「紅陶虎爺」をモデルにかわいく作られている。
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11時半前にこの店で昼食。高雄市歴史博物館からも宿泊した翰品酒店からも近い。
昔から変わらぬ台湾の郷土美味 by xiaomaiさん米糕城 地元の料理
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女性3名で切り盛りしている。
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看板メニューの米糕、虱目魚、四神湯
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四神湯は台湾の代表的な小吃で、「四」は淮山(ダイジョ)、芡實(オニバス)、蓮子(蓮の実)、茯苓(マツホド)の4種の漢方薬を指す。ただ、芡實が高価になってきていることと口当たりをよくするため、薏仁(ジュズダマ)をこれに替える店もある。レンゲに入っているのは豚の小腸。四神湯は、消化不良の治療に効果があるとされる以外、精神を安定させたり、免疫力を高めるとされている。
食後はMRTで衛武營へ向かった。
(続)
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