
2020/10/11 - 2020/10/11
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かつのすけさん
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この旅行記スケジュールを元に
昨年の台風19号で不通になっていた箱根登山鉄道鉄道線の箱根湯本・強羅間が7月23日全線で運転再開となったので、箱根登山電車に乗ってきました
https://4travel.jp/travelogue/11654396
で大涌谷へ行った後、強羅公園をぶらぶらして、湯本で温泉に入ってきました
【表紙の写真】全線開通した箱根登山電車
- 旅行の満足度
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
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朝8時に新宿を出て小田急線で小田原に
小田急小田原線 乗り物
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小田原で箱根登山鉄道のトコトコきっぷを購入
この切符は箱根登山電車(小田原・強羅間)と箱根登山ケーブルカー(強羅・早雲寺間)が一日乗り降り自由なんです -
箱根登山電車で小田原駅を出発 小田原駅の標高は14m
小田原から箱根湯本までは小田急車両で小田原駅 駅
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昨年10月の台風19号で長らく箱根湯本・強羅間で運休していた箱根登山電車ですが、当初の予定(秋)よりも早く7月23日(木・祝)に全線で運転を再開しました!
箱根登山電車 乗り物
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入生田~箱根湯本は小田急車両(狭軌)と箱根登山車両(標準軌)が走れる三線軌条になっている
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箱根湯本駅に到着 標高は96m
小田原・強羅間の箱根登山鉄道線ですが、現在では小田原・箱根湯本間は狭軌で小田急車両による運転、湯本・強羅間は標準軌で箱根登山車両による運転となっているため、運転系統は完全にここ箱根湯本で分断(物理的に直通運転はできなくなっている)されているため、当然乗換えとなります
なんと、到着したら直後に強羅行の電車が出発し、多くの乗客が乗り換えできずに取り残されるという、何とも酷い乗り継ぎダイヤ箱根湯本駅 駅
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待っている間に車庫から出庫してきたのは回送電車 1000形ベルニナⅡ号
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ようやく到着した強羅行の電車
1981年に登場したこの1000形ベルニナ号は第25回ブルーリボン賞を受賞している -
塔ノ沢・出山信号所間にある早川橋梁
なんと、現存する日本最古の鉄道橋で橋長61.0m、河床からの高さは43m
1991年にかながわの橋100選に選ばれ、1999年2月19日には現存する唯一の錬鋼混合200ft桁として登録有形文化財に登録されていて、近代化産業遺産にも認定されています早川鉄橋(出山の鉄橋) 名所・史跡
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出山信号場 標高222m ここでスイッチバックし、最後尾から先頭車になる
強羅から来る電車を待って出発します出山信号所 名所・史跡
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この辺りが箱根登山鉄道線の中でも最急勾配が続く区間だそう
80‰の坂が1.3km続く -
標高333mの大平台駅で再びスイッチバック
よって駅の先の線路は行き止まり
先に到着しているのは湯本へと向かう 手前から モハ109(モハ2形) モハ104 モハ106(モハ1形)のリバイバルカラー車と標準色車を連結した三色混合編成の電車です大平台駅 駅
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上大平台信号場で三度スイッチバックのため、再び先頭に 標高は346m
ここでも湯本行の電車を待って出発上大平台信号所 名所・史跡
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左の上り坂の線路を進んで行きます
大平台のスイッチバック 名所・史跡
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小涌谷駅の手前
この辺りが昨年の台風で最も崩れた蛇骨陸橋の辺り -
蛇骨陸橋は3つの橋脚の上に4つの橋桁が載った構造になっている
このうち強羅方の橋脚1脚と、この橋脚に支えられていた橋桁2連が線路脇の崖の斜面崩壊により発生した大量の土砂に巻き込まれて流出
これにより陸橋上の約40mを含む全体で約80mのレールも枕木もろとも流出した -
小涌谷駅で湯本行の3000形電車アレグラ号を待っての出発 標高は523m
この3000形は箱根登山鉄道では25年ぶりの新型車両として2014年に登場し、ローレル賞を受賞小涌谷駅 駅
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終点強羅駅に到着します 標高は541m 小田原から527m上ってきました
この後、ケーブルカー・ロープウェイを乗り継いで大涌谷に行ってきました
https://4travel.jp/travelogue/11654396強羅駅 駅
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大涌谷からロープウェイに乗って早雲山に来て、再びケーブルカーで下山します
こちらの最大傾斜は鉄道線の倍以上の200‰(*_*)だそうです早雲山駅 駅
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途中公園上駅で下車しました
公園上駅 駅
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駅からすぐの場所にある箱根強羅公園
入園料は550円しますが、トコトコ切符提示で入園無料!ということで公園の中をぶらぶらします
強羅公園は1914年に開園したフランス式整型公園で、噴水池を中心に左右対称に造園された設計は当時の造園第一人者・一色七五郎氏によるもので、大小の岩石を園内いたるところに配置したことから「東洋のロックガーデン」とも呼ばれてきました箱根強羅公園 植物園 公園・植物園
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西門から入ってすぐの音楽堂
公園は西から東に向かってかなり急な下り斜面になっているので、この辺りが一番の高台 -
そのすぐ下にあるのがローズガーデン
5月下旬と10月下旬が見ごろということで、ちょっと見ごろよりも早かったですが、そこそこ薔薇も咲いていました -
黄色いバラが青空によく映える
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正面に辰のがヒマラヤ杉
ヒマラヤ杉は明治初期に日本へ渡来し、この杉は明治12~13年頃に英国から横浜港を経由して輸入された
この強羅公園は1914年に開園したフランス式整型庭園で、噴水池を中心に左右対称に造園されているが、中央線を設定する必要があり、噴水と音楽堂の間に植えられた -
ちょうど公園の真ん中あたりの噴水池
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この門の奥が白雲洞茶庵
1914年、利休以来の茶人と謳われた益田孝により創案され、原富太郎、松永安左衛門に受け継がれた名茶室群です白雲洞茶苑 名所・史跡
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このような茶室がいくつも建っています
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続いて熱帯植物館へ
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こちらは「コウモリラン」
垂れさがる葉が「羽ばた(コウモリ)」に似ていることから名づけられた -
熱帯植物が沢山育てられています
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パイナップル見~つけた!
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タビビトノキ
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岩から流れ落ちる滝もある
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天井高くまで伸びる
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植物館からはそのままブーゲンビレア館へと続きます
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ブーゲンビレアやハイビスカスの花が咲き乱れる
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中には噴水もあります
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もうすぐハロウィンということで、カボチャが展示されてました
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これもハロウィン展示の一つのよう
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一色堂茶廊では自然で良質な食材を使ったサンドイッチが提供されています
一色堂茶廊 グルメ・レストラン
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とんぼ玉工作堂
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目の前にあるのが箱根クラフトハウス
箱根クラフトハウス 名所・史跡
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クラフト商品が販売されている他
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吹きガラス体験、陶芸体験、ポタリーペインティング体験などのクラフト体験ができる施設なんです
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そろそろ正門から退園
公園下駅まで徒歩1分ですが、強羅駅まで徒歩5分 歩きます -
ケーブルカーとほぼ同じ傾斜の急な坂道を下っていくと強羅駅に到着します
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駅前にちょうど来たのは登山線のモハ1形車両でした
1919年箱根登山鉄道開業時から走るチキ1形を改造した車両だそうです -
強羅駅は山小屋風の駅舎です
強羅駅 駅
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さきほどの電車の模型が展示されています
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帰りの電車はこちら3000形アレグラ号
2014年に登場した新型車両です箱根登山電車 乗り物
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終点箱根湯本まではおよそ40分
この日はトコトコきっぷを利用で乗り降り自由
乗換でもあったので、途中下車します箱根湯本駅 駅
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階段に描かれている絵ははエヴァンゲリオン
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コロナで自粛ムードが高かった時にはニュースでも閑古鳥が鳴いていたと言っていたけども、GO TOも始まってだいぶ人が戻ってきたみたいですね
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来るときに小田原駅で漁ったパンフレットの中にあった「るるぶFREE」に載ってたので来てみましたが、結構な列!
こちらは今年6月に駅前にできたばかりのティラミス専門店です箱根 てゑらみす グルメ・レストラン
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てゑらみす(ティラミス)ソフトをいただきました
エスプレッソのビターな味わいと濃厚なミルクのコク、香り豊かなココアの風味がまるでティラミスを食べているかのような味わいのオリジナルソフトクリーム -
この日は先日温泉に入りに熱海(本当は伊東)に行った
https://4travel.jp/travelogue/11648651
のに、残っていた疲れを癒すために再び温泉に入りに来たのがイチモク(一番の目的)だったんですが、結構遅くなってしまったので、駅前の日帰り温泉で済ませることにしました
湯本の駅前にあるので、駅前から見たことがある方も多いと思われるこの建物 -
「かっぱ天国」といいます
こちらもトコトコきっぷ提示で800円から720円と1割引きになりました箱根湯本温泉 かっぱ天国 宿・ホテル
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駅前ではありますが、斜面を結構上ります
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ようやく到着
ちょっと年季が入った建物でしたが・・・ -
こちらの奥が露天風呂
温泉入ったらだいぶ肩のズッシリ感が解消されたように思えます -
露天風呂
お客さんがいなかったので、撮っちゃいました -
入口前のタヌキに見送られて
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温泉上がってそろそろ帰ろうと思いましたが、なんとまたしても目の前で電車出発( ;∀;)
箱根湯本駅 駅
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停車中の車両を☆彡
先ほど強羅で遭遇した車両 モハ1形(104)箱根登山電車 乗り物
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中間の電車 同じくモハ1形(106)
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反対側の車両 モハ2形(109)は2019年に緑色に再塗装された車両
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ついでに小田急のロマンスカーVSE 50000形も
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乗車する電車はこちら小田急車両1000形
小田原まで行きます -
箱根登山線の車庫がある入生田までは箱根登山車両(標準軌)用と小田急車両(狭軌)用の三線軌条になっています
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小田原で小田急線に乗り換えですが、ここまではトコトコ切符なので一旦改札を出ます
小田原駅 駅
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先日伊豆に行った際の旅行記に「小田原の格安乗車券の自販機がなくなっていた」と書きましたが、東口の販売機はなくなっていたものの、西口ロータリーの販売機はまだ健在だったのを見つけたので、今回は西口の格安乗車券販売機を利用
小田原から新宿まで900円(IC乗車券で891円)が580円(約35%OFF)とかなりお得です -
今回も株主優待乗車証で乗車します
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西口の階段アートは小田原城です
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18:15発の快速急行で新宿へ向かいます
小田急小田原線 乗り物
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