県内旅行でまたまた箱根へ　①美味しいお蕎麦を戴きたくて、小涌谷の蕎麦「貴賓館」へ。

2020/10/16 - 2020/10/17

コロナ禍の県内旅行第９弾。
マイクロツーリズムで近場の１泊旅行を楽しんでいます。

今回は家内と二人、宮ノ下の老舗旅館「富士屋」に行くことにしました。
その前に、箱根で美味しいお蕎麦をお昼に戴きたいと思い、小涌谷の「貴賓館」を予約しました。

藤田観光の礎を築いた一人である藤田平太郎男爵の別邸として1918年（大正七年）に建てられた「国登録有形文化財建造物」で、本格蕎麦に舌鼓！！！
庭園を見ながら、いつもとはちょっと違う、大正浪漫あふれる雰囲気を楽しむことができました。

エリア 小涌谷温泉(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

箱根小涌谷にある老舗のお蕎麦屋さん「貴賓館」に到着。

箱根小涌園の駐車場に車を停めて、貴賓館へ。

建物に対する風の影響を考え、庭の木は落葉樹を極力省いているようですね。

建物は、京都の宮大工により、床下に墨を敷き詰めて湿気を防止したり、廊下の床に鉄板を入れることで自然の驚異にも対応できる頑丈なものになっています。
窓ガラスも職人の手作りです。

「こんにちは。」

ココで暫く待ちます。

スタッフが現われて

「いらっしゃいませ」

「こんにちは。」
「予約してあるnichiです。」

検温と手の消毒を済ませてから中へ。

靴を脱いでスリッパを履いて上がらせていただきます。

建物の歴史の説明を受けながら中に案内されます。

大正時代に使われていた食器です。

これも。

素敵な絵が描かれている食器です。

さらに奥へ。

まだお客様は数組。

素敵な建物の内部ですね。

私達は窓側のこんな素敵な席に案内されました。

窓ガラスは職人の手作り。

硝子越しに見る庭の景色が少し歪んで見えるのが素晴らしい。

いいお庭ですね～手入れが大変そうです。

あらかじめ予約時にお願いしていた「箱根山膳」。

素敵なお庭に面した席です。

目の前には明星が岳が見えます。
2年前、家内と明神が岳から明星が岳と縦走したことを２人で思い出していました。

大文字焼の「大」の字がはっきり見えます。
ココから見える夏の夜の大文字焼は綺麗でしょうね～

アップで。

1921(大正10)年から続く箱根の夏の大文字焼き。
今年は残念ながら中止でした。

家内と大文字焼の話していたらお料理がやってきました。

いただきま～す。

こんないい雰囲気の中でお蕎麦を戴いています。

サックサクの天ぷらとのど越しがツルッとするお蕎麦を美味しく戴きました。

ご馳走様でした。

会計はテーブルチェック。
トレイは箱根の寄木細工です。

お蔵がミニ美術館になっています。

中に入ってみます。

東郷青児「婦人像」がありました。
これにはビックリ！

山本丘人「晩雪」

お蔵の中２フロアを利用したミニ美術館。
素敵な空間でした。

ご馳走様でした。

いつまでも大切にしていただきたい素敵な建物で、美味しいお蕎麦を戴きました。

文化庁による「登録有形文化財」

真向かいには迎賓館。
国の登録有形文化財に指定されています。

愛甲郡中津村の名主の家を移築したもので、中はやはり藤田観光のレストラン(鉄板焼やしゃぶしゃぶ）になっています。

さあ車で宮ノ下へ向かいます。