県内旅行でまたまた箱根へ　⑤クラシックホテルである富士屋ホテルを満喫しました。

2020/10/16 - 2020/10/17

ホテルのレトロな温泉プールで泳ぎ、新しく出来たスパで温泉を楽しみ、カスケードルームでコースディナーを戴いた後、再びホテル内をプラプラしました。

ホテルギャラリーで富士屋ホテルの伝統と誇りを知り、雰囲気あるホテルバー「ビクトリア」でゆっくりお酒を戴きました。

その後、フォレスト・ウィング2階にある宿泊者専用ラウンジでフリードリンクを戴きながら、暫く夫婦でラウンジの本を読んでいました。

部屋でワインを一本夫婦で飲んだのですが、翌朝の目覚めはすっきり。
温泉大浴場でゆっくり朝風呂に入ってからメインダイニングで朝食。
レストランスタッフとも会話を楽しみ、部屋でゆっくりしてからチェックアウトしました。

クラシックホテルならではの魅力がぎゅーーーっと詰まった素晴らしいホテルでした。
戦前に創業した富士屋ホテルは、西洋のホテル文化を日本に導入し、日本らしいアレンジを加え続け、今日まで歴史を重ねてきたのだと思い思います。
あとは「人」
エントランススタフ
フロントスタッフ
レストランスタッフ
バースタッフ
清掃スタッフ
みんな素晴らしかったです。
適度な距離感で私達と接してくれます。
少しでも悩んでいたら声をかけてくれます。
それが丁寧で低姿勢で朗らかで、でもきちんとホテルの誇りを持って接してくれました。

エリア 宮ノ下温泉(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

先ほど訪れたホテルミュージアムとは別に、ギャラリーがありました。

箱根全山図。

箱根と言っても広く、改めて
箱根湯本
塔ノ沢
大平台
宮ノ下
小涌谷
強羅
大涌谷
宮城野
明神平
仙石原
元箱根
芦之湯
湖尻
の場所を確認しました。

箱根７湯

塔之沢温泉
伊藤博文ゆかりの温泉ですね。

箱根湯本温泉
箱根の玄関口ですね。

宮ノ下温泉
今回はココに泊まってます。

底倉温泉
ココは知りませんでした。
地図で見る限り、宮ノ下温泉の一部に見えます。

木賀温泉
ココも知りませんでした。
ココも宮ノ下の一部に見えますが、源泉が違うんでしょうね～
子宝の湯だとか。。。

芦之湯温泉
ココは知ってます。
鎌倉時代からの湯治場で、今度宿泊予定です。

１８７８：ESTABLISHED

茅葺屋根の湯治場 宮ノ下に洋館が建つ。

TRAFIC

外国のお客様を宮ノ下まで運んだ歴史。
籠、馬、チェヤ（写真手前のもので、椅子に座ったお客さんを担いだ）人力車、馬車鉄道の時代もありました。

1,904年（明治37年）宮之下～芦之湯～箱根町間を結ぶ道が完成すると、富士屋ホテル三代目社長山口正造は1,914年（大正３年）富士屋自動車株式会社を創立して、自ら貸切自動車事業を始め、富士屋ホテルの外国人客を運びました。
また、山口正造は運転手の養成に力を入れ、英語をマスターさせるほか礼儀作法を学ばせ、青襟、青袖のカーキ色の制服を着用させました。
お洒落ですね～

1917年（大正6年）、パブリックコースのゴルフ場として、富士屋ホテル仙石ゴルフコースはオープンしました。
パブリックコースとしては、日本で2番目でした。

ちなみに日本で一番古いパブリックコースは長崎の雲仙ゴルフ場で、1,913年(大正2年)にオープンしています。
日本で一番古いゴルフ場は、 兵庫県の神戸ゴルフ倶楽部で、1,903年(明治36年)にオープンしています。

ヘッドはパーシモン、シャフトはなんとウッドです。びっくり～～！

大正時代に富士屋ホテルで使われていたカクテルグラスです。

手書きのレシピ

イラスト付きです。

フランス語と英語と日本語のレシピですね。

たくさんの種類のパイのレシピです。

先ほど戴いたディナーでのお皿と同じ。
昔と変わらないお皿なんですね。

ホテルの誇りを感じます。

富士屋ホテルのブロッシャーの歴史ですね。

富士屋ホテルのバー
ビクトリアにやってきました。

薄暗い店内には、グランドピアノがあってテーブルが並んでいます。

「いらっしゃいませ」

「どちらでもお好きな席にお座りください。」

何処に座ろうか～～

チラホラお客様が入って来られます。

カウンター席も。

角の奥の席に座りました。

私はギムレット
家内はモヒート
をオーダー。

ダーツ

素敵なホテルバーでした。

バーを出て、部屋に戻り、着替えて再びスパの温泉大浴場へ。
温泉の後、フォレスト・ウィング2階にある宿泊者専用ラウンジで夫婦は待ち合わせ。

ラウンジには多くの本がありました。

数種類のソフトドリンクをフリーで飲むことができます。

私が読み始めたのはこの漫画。

朝日新聞の日曜版に連載されていたのを懐かしく思い出しながら読んでいました。
長谷川町子はお母さんを連れて色々海外を旅していたんですね～

すると家内も温泉からあがってラウンジにやってきました。

家内が読み始めたのはこの本です。

私が次に読み始めたのはこの本。

子供向けの本でしたが、楽しく全部読んじゃいました。

結局、夫婦でフリードリンクの暖かいカフェオレを飲みながら90分ほどラウンジで本を読んでました。

この後、もう一度スパの温泉に行ってゆったりしてから部屋に戻り、冷やしてあった白ワインを開けて、夫婦二人で飲み直しました。

翌朝、部屋からの景色。
まだ薄暗いです。
夫婦それぞれスパの温泉に。
男風呂には数人の先客が。
女風呂は少々混んでいたそうです。

部屋に戻った夫婦は、美味しいコーヒーをゆっくり戴きました。

メインダイニングで朝食へ。

朝食のテーブルセッティングでもうテンション上がり気味です。

４つのコースの中から選択。

席から真上を見上げます。メインダイニングの内装を見まわします。

席から見える景色。

ちょっと小雨が降ってます。

メインダイニングの内装を見まわします。

和テイストの見事な内装です。

日本アルプスの高山植物636種が描かれた天井高６メートルの折り上げ格天井です。

今回の大改装で、この画を一枚一枚を丁寧に修復・清掃を行った旨、昨日のこのホテルのミュージアムで見た映像で知りました。

家内はスムージー

私はトマトジュース

プティサラダ　フルーツ

ヨーグルト

ポタージュ

富士屋ホテルは大昔からオリジナルでパンやケーキを焼いています。

私はこの3つを選択。

ブルーベリージャム
ハチミツ
バター
もう一つは何っだたかな？

この後のメインプレートの写真を撮るのを忘れました。
私はオムレツ、家内はポーチドエッグを選択していました。

写真はソーセージとハムと温野菜。

外の雨が激しくなってきました。

ご馳走様でした。

食後にホテルショップへ。

部屋に戻ってコーヒー飲んでゆっくりしてからチェックアウト前に施設内を再びプラプラ。

雨が降っていても絵になる建物です。

また訪れたい素敵なホテルです。

さあそろそろチェックアウト。

お世話になりました。

ホテルのパン屋さん「ベーカリー＆スイーツ ピコット」に寄って、母の御土産を買ってから帰りました。