2020/10/20 - 2020/10/20
349位(同エリア7021件中)
Siniさん
この旅行記スケジュールを元に
角島へ、公共交通機関で行くのがこんなに大変だとは思いませんでした。
・まず、土日休日だと下関からの観光バスツアーがあるのですが、平日はなし。
・夕日が見える角島の対岸のリゾートホテルは修学旅行生が宿泊する週のため宿泊不可。宿泊者には無料のシャトルバスが毎日下関駅から出ているのですが。
・角島にある唯一の民宿はいつ電話しても留守番電話。
結果、山陰本線を北上、特牛駅か滝部駅からサンデンブルーバスで島へ行くことが唯一の方法となります。
下関観光課に電話で問い合わせをしたところ親切にバスの時刻表、サイクルポートの最寄りのバス停、他調べていただき、資料を送っていただきました。感謝。
それでも不確定なことが多く、久しぶりの旅行だし、足に心配をかかえているし、で悩みました。
そこで滝部駅に電話をして「コインロッカーありますか?」と聞いたところ、とても親切に「駅の周りには何もありません」と。え?何もないって、どんな駅なのでしょうか?荷物を持ったままどうやって島を回るのか?
丁度一年前の沖縄の旅で、古宇利島へ行ったもののどこも混雑していて駐車場は満車。カフェは満席。お茶すら飲めなかったので、今回は角島でゆっくりしたかったのですが、できるかしら?
写真は山陰本線からの海岸線。とてもきれいです。
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ドーミーイン下関は唯一市内で駅近で温泉がある宿です。お風呂は思ったより広かったです。
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露天風呂もあります。
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露天風呂から見た風景。
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エレベーターホール。朝日が見えるーってことは宇部の方向かしら?
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JR下関駅は商業施設の中に埋れていてどこかわかりずらかったです。2人に聞きながらやっと到着。
さてホテルで頂いた地域共通クーポンとやらをせっかくなのでなんとか使おうとキョロキョロ。 -
お店の人に聞くとこちらで使えるそうです。今日中に使わなければならないクーポンは大変。初日からお土産なんか買って持って歩くのは嫌なのでお弁当と飲み物とおやつを買いました。
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よく見ると入り口にシールが貼ってありました。スーパーで使えるのは地元の人にとっては良いですね。
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ほんの短期間設置されていただけのJR品川駅以外で2度目に見た駅ピアノがありました。
階段を上ると下関駅です。 -
こちらが改札口。
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駅のプラットホームの椅子は見たことない配列。
さらにコロナウイルスのせいで使える座席も限られています。 -
私には珍しい風景。
左の青い電車は九州、門司行き(終点)。
右の黄色は新山口行きが出発したところです。
当たり前だけど九州と繋がっているんですね。ちょっと乗ってみたかったなぁ。関門海峡を電車で渡ったことないし。 -
乗ったのは山陰本線を北上する小串行き。
二両編成。 -
小串で乗り換え。赤い電車に乗ってきて、ホーム反対側の電車に乗り換えるだけなのに、出発まで20分も待ちます。
多分遅延した時に待てるギリギリの時間なのかな。 -
乗客はますます減って、どうやら一人旅の観光客が私以外にも数名いる模様。
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本州最西端、「毘沙ノ鼻」に最も近い駅、「梅ノ峠」駅です。
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景色はここからさらに良くなります。
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海がきれい。しかしこの景色、運転しているとチラ見しか出来ないのよねー。景色を堪能できるから電車の旅は好きだわ。
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滝部駅に到着です。ここで降りたのは2名。一緒に降りた男の子が駅員さんを質問攻めしていました。わかる、その気持ち。
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このブルーラインバスが唯一角島まで行きます。
私はこのバスの運転手さんを質問攻め。運転手さん曰く、「島に渡ってしまうと橋は見えません。島を回るのは車でないと無理です」「え?そーなの?」 -
サンデンブルーラインバスには途中から地元の人たちが乗ってきました。殆どが街の中心部らしきところで降りました。中心部といっても数件建物があるくらい。スーパーのようなところとデイケアセンターのようなところでした。
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特牛港。小さな港が町ごとにあるんですねー。
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こちらが難読駅、こっとい(特牛)駅。バスは海部駅が始発ですが、角島への最寄駅はこちらです。
先程同じ山陰本線に乗っていた乗客が数名乗ってきました。
帰りはこちらから山陰本線に乗車します。 -
え、手前からしかあのステキな橋を見られないのか、と思いバス内から必死に撮影しました。
全長1780m。通行無料。 -
この橋のフォルムのステキなこと。海の美しさ。しかし一部、波が高いところがあって不思議。
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ここだけ波立っています。浅瀬?岩場?
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後ろの窓から写すと渡ってきた橋はこんな風。普通の橋にみえる。
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「学校前」で全員バスを下車。サイクルポートがあり、自転車で島巡りができます。
今回はバスの運転手さんの推薦の電動自転車を借りました。ここにもロッカーはなかったけれど無料で荷物を預かってくれました。親切で帰りのバス乗り場を1人1人に教えてくれました。
帰りの停留所は来た時に降りた停留所とは違います。要注意。 -
まずは角島灯台。明治9年(1886)以来現在まで現役の灯台です。北前船などの海運の要衝地だったので明治政府が早期に建てたと。
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いや、この螺旋階段。100段ほどなので大したことないのですが、、
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最後はやはり急です。
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灯台から見た海のさらに美しいこと。
しかし地上はほとんど無風だったのに、思ってたより風が強かったです。 -
イギリス人技師ブラントンの設計による灯台についての展示室がありました。
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動画もあり、なかなか面白かったのですが、島の大きさが掴めてないし、バスは日に3本しかないしで、ちょっと心ここにあらず、な感じでザッと回ってしまいました。
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先端にある神社も来てみました。砂浜に自転車のタイヤがとられて押しづらかったけれど。
1日の終わりにここへ来て感謝を捧げていた神社らしいです。遠くに灯台。ちっさ! -
海が見えるステキなレストラン(グランビスタ角島かな?)は見事に満車、満席でした。
そんな優雅に食事をしている観光客を横目に、次に到着したのは、、尾山港。 -
ここでお昼。港でお弁当を食べるのは人生2度目です。スコットランド、マレイグ港でスカイ島へ行くフェリーが荒波で中止になって。レストランも殆ど無くて。カモメに取られそうになりながらフィッシュアンドチップスを食べました。
ここにはレストランも何もない。お弁当をここまで持ってきて正解でした。 -
誰もいないし、なんだかのんびりしていてとってもゆっくり出来ました。空にはトンビ(多分)がたくさん飛んでいました。
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少し行くと伝説の「鬼の岩」。
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次に島の入り口付近にある元山港から見た角島大橋。
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反対側に回って小さな入江、多分中道から見た大橋。たしかに橋の美しさは見えません。
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入江からの戻りは坂道で流石に電動自転車でも降りて押さなければ登れませんでした。いや大変な坂道。
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途中撮った写真はほとんどないのですが、これは急な坂を港レベルから登ってきて、途中ほとんど自転車を押して登ってきてやっとたどり着いた頂上付近のT字路です。家が数件ありほっとしました。
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写真ではわからないと思いますがすごく急で電動自転車はずっと押して登りました。手を離したら自転車が坂を転げ落ちていきます。だから一瞬しか手を離せない、そんな坂。
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島にはつい最近まで三軒の民宿がありましたが、今はこちらの一軒だけ。
電話しても留守電で諦めた民宿です。諦めてよかったです。ここに泊まったら移動手段は歩くか自転車。どこからも遠い宿でした。人の声がして、もちろん現役のお宿でした。 -
遠くから目立っていた大きな黒いモノは和牛でした。後で、滅多に放牧していないと書いてありましたよ、と教えてもらいましたが、こちらは必死の移動中でしたのであまり感動もなく。
近づくととても大きくて黒光りしていました。よく手入れされていて見るからに健康的で美味しそう。 -
行き止まりの公園だったのですがボードだけ記念撮影。
今度こそどこにも寄らずに真っ直ぐにサイクルポートに戻ろうと強く決心しました。バスの時間まで1時間を切ってしまいました。しかしまた同じ高低差を上ったり下ったりするのかと思ったら気が遠くなりそうでした。 -
帰りは波風クロスロードを過ぎれば人家があり、畑で作業していたおじちゃんやおばちゃんに道を聞きながら行ったら15分ほどでサイクルポートにつきました。やはり小さい島だった。
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本当に綺麗な海です。
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帰りのバスは行きと殆ど同じ面子。みんな無事に島を楽しんだのねー、と密かに思う。全員特牛駅で下車。
この昔ながらの木枠の改札!今朝の下関駅との落差が激しい。階段を上るとプラットホームらしい。 -
プラットホームもプラットホームかなんだかわからない状態。山陰本線大丈夫?
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駅の周りは草ボーボーで境界なし。
下関方面に男性3人が乗車して去って行きました。10分ほどして上り列車到着。
神戸からの一人旅の女性と私だけが長門方面に乗車。この電車のステップが高くて乗るのが大変でした。 -
車窓からの景色がとても綺麗でした。
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海の透明度が高くて綺麗な海岸が続きます。
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海がきれい。景色が良い。これしか言えない。こんなに海岸線の美しいところが本州にあったんですね!この山陰本線は残しておきたい。
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山陰本線は海岸沿いに日本海側へ。うまく写せていませんが風光明媚ってこういう海岸線ではないかしらん?
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長門駅。ここで接続待ちです。神戸からの彼女は島根県益田で宿泊とのこと。1泊2日で新幹線のほかこの在来線も旅行社で周遊チケットを購入すると35%引きになるのだそうです。
それは安い!私はマイレージと在来線の交通費は結局はGo To travelの恩恵を受けてませんものねぇ。 -
長門駅から先の接続がないのでバスで移動中。途中、山口県で最初で最後の夕日、と思い撮影しました。
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到着したのは長門湯本という停留所。バスは下関へ向かって行きました。
とすると1日がかりで本州の西の端をぐるりと回ってきたのですが結局下関からあまり遠くないところにいるってことなのねぇ。しみじみ。 -
竹林の階段は最近整備されたそうです。星野リゾート「界 長門」が今年オープンしたんだそうです。大手の参入をきっかけに街を綺麗にしているところですね。
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橋の欄干がライトアップされていて温泉街が華やかな感じ。
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反対側も。しかしすでに人が歩いていません。ホテルではもう夕食どきだからかも。
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今夜はこのお宿。温泉芝居と三食付きというプラン。一度は観てみたかった温泉芝居!
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舞台があるスペース(夢劇場だったかな)から長い廊下を通ってホテルへ。
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お部屋は古いけれど広い10畳。
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ソーシャルディスタンスはしっかりの夕食会場。
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お食事は期待してませんでしたが、金額の割にお皿数が多かったです。味は言えません。
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夜は明日の温泉芝居をやる大阪の劇団による歌謡ショー。
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こんな感じ。観客と舞台の間にビニールシートがあり、照明等は左からのみ。
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お風呂はこちら。
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お風呂へのアプローチにある窓はずっと開けて換気中。
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カゴもひとつずつ離してソーシャルディスタンス。大変ですね。各所でウィズコロナ対策が行われています。
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お風呂は循環式ということなので期待していませんでした。
今日は天気も良く、目標だった角島を隅々まで体験できて、楽しい1日でした。
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