2020/10/14 - 2020/10/14
433位(同エリア923件中)
たれたびさん
水曜日に振休をとって、どこかに出かけることに。
goto使って日帰り弾丸できそうな所といえば大阪だ!、じゃ、大阪どこ行こう?と思って検索したら、なんと太陽の塔の見学予約が空いている。
よっしゃ、ここにしよ、ということで、今年開催から50年を迎える大阪万博の跡をめぐる大人の日帰り遠足に行ってきました。
今回はおくさんの許可を得てソロ活動。お供はお目付け役として旅好きなちびカビちゃん(小さなカビゴンさん)がついてきます。
ちなみにgotoは失敗。JTBさん日帰りgoto扱ってないなんて知らんかった。そこは気分切り替えて楽しむことにします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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朝6時の新横浜をしゅっぱーつ。新大阪まで2時間ちょっと。横浜は曇りでしたが、西に進むにつれ天気が良くなって大阪は気持ちのいい秋晴れです(^_^)
新大阪駅 駅
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新大阪で御堂筋線に乗り換えて千里中央へ
千里中央駅 駅
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千里中央からは大阪モノレールに乗り換えます
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ちなみに今回使ったのは、大阪万博50周年記念乗車券。大阪メトロと北大阪急行が乗り放題で、加えて万博公園入場が無料になる少しお得なきっぷです。11月末まで発売されるとのこと
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千里中央から二駅。新大阪から30分ほどで万博記念公園駅に到着
万博記念公園駅 駅
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駅を出ると左手に太陽の塔が!
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駅から万博公園入口までは5分くらい。駅ヨコと途中にコンビニが2軒(セブンとファミマ)。園内にも売店やレストランは多数あるので、おやつやランチは現地調達でも無問題だじぇ
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太陽の塔に到着!
こうやって間近で見るのはほとんど初めて、、、? 学生の時に民博に行ったときに通ったような気がするのですが、あまり思い出せません万博記念公園 公園・植物園
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間近で見るとこんなかんじ。存在感ハンパないです
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太陽の塔の内部見学は30分単位の予約制(大人720円で事前決済)。今回は前日に思い立ったのですが、一部の時間を除いて空きがありました。公開当初のような大混雑はもうないようです。また、サイトには書いてないですが、当日空きがあれば入れてくれます
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そーしゃるでぃすたーんす&コロナ追跡システム完備(この前行った東京都庁みたいな半強要はなかった)
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時間になったので塔内部に入ります。まずは地下から。太陽の塔は、顔にあたる未来の太陽、おなか部分の現在の太陽、背中にある過去の太陽、の3つと、地底の太陽(太古を示す)であわせて4つの太陽があるそうで
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構想途中のデッサン画(何枚かある)
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地底の太陽にご対面
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地底の太陽は太古を表すものとして、祈りがテーマ(らしい)。太陽が4つもあるなんて、初めて知りました
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地底の太陽、オリジナルは万博後の撤去作業時に行方不明になってしまい、こちらは当時の史料をもとに再現したものだそうです。光と音の演出を楽しんだら次のエリアに進みます
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そして、進んだ先に待ち受けるのは、生命の樹。ワクワク感が止まらない
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ついにご対面です。生命の樹は、アメーバから始まり、三葉虫や恐竜、最後は我々人類に至る進化を描いた展示。「人類の進歩と調和」をテーマに科学技術を中心とした豊かな未来を描いた万博で、唯一「生命」をど真ん中に据えた展示が、そのシンボルである太陽の塔で行われました
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写真では見たことはあり、その時はふーん、くらいの印象でしたが、実際に見ると豊かな存在感と躍動感に圧倒されます。一見強すぎるように見える赤色もその場で見ると馴染んでいて、自然な感覚で見ることができました。
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三葉虫~(^_^;)
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アメーバ。
この写真撮ってたら、誘導の尾根遺産に、カビゴンですね、かわいい!と見破られ、すこし恥ずかしかったのは内緒です(・_・; -
ちなみに塔上部へは階段で登っていくのですが(50年前はエスカレーター)、内部で撮影していいのは地下一階だけです。持ち物の落下防止のため(人に当たったり、展示を壊さ恐れがあるため)、カメラやスマホはすべてカバンに入れたのを尾根遺産に確認してもらってから登ります。ちゃんと上まで上がれるので、太陽の塔の両腕(当時はエスカレーターがあって、お客さんの出口だった)まで見ることができます
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30分ほどの見学が終了ー。塔の後ろの過去の太陽なんて、ちゃんと見たのは初めてです
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その後は、せっかく来たので万博公園内を散策することにします
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ここは50年前の万博当時にさまざまなパビリオンが立ち並んだ場所。広大な土地は公園として、大きな芝生や森として再生されています
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てくてく、てくてくと歩いた先にある森の中には空中回廊も作られていました
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万博閉会から50年を経て木々も大きく成長
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太陽の塔があんなに小さく見えるくらい歩いてきたのですが、ここも敷地の一角で、万博当時はパビリオンが何十棟も立ち並んでいたとは、想像ができません。
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パビリオンがあったところには、プレートと案内板が残されていて、当時の記憶をかすかに伝えます
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敷地内にある民族学博物館にも寄ろうと思ったら、休館日でした。ざんねん
国立民族学博物館 美術館・博物館
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広い公園の一部はバラ園として整備されていて、ちょうど秋バラが咲いていました
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花咲かカビゴンだじぇー(^_^)
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広大な敷地をさらに進み、太陽の塔との反対側に出ると大きな日本庭園があります
万博記念公園 公園・植物園
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ここは、万博に来た賓客のもてなし用に作られた庭園がそのまま維持されているそうです。大きな休憩所や売店もあるのでのんびりするにはうってつけ(入口から遠いけど)
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そしてぐるーっと園内を一周し、最後に訪れたのは、エクスポ’70パビリオン。万博当時は鉄鋼館だった建物で、太陽の塔と並んで現存する貴重な万博当時の建物です
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このパビリオンでは50年前の万博当時の記録資料が収集・展示され、当時の様子を知ることができます
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このアバンギャルドな空間はいったいなんなんだ?
これは当時の鉄鋼館のメイン展示であったスペース・シアター。エクスポ’70パビリオンのメイン展示として、当時の演出を追体験できます -
天井に吊るされた1008のスピーカー(いかにも近未来なかんじ)をはじめ、当時の最先端の理論と技術の粋を集めた音響設備や、座席に仕込まれた照明装置、そして音に合わせて乱れ飛ぶレーザービーム、これが復元され、追体験が可能になりました
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シアターの中には入れず、ガラス越しの観覧になりますが、50年前とは思えない、今でも十分通用しそうなド派手な演出でした(左のモニターの解説を聞いてから見るとすごく理解できます)。言い方が難しいのですが、ある意味粗削りで、ともすれば暴力的(目に浴びたら痛そうなレーザーとか(笑))でありがら、その一方でエネルギッシュに満ち溢れ、当時のワクワク感がビシバシと伝わってきます
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この演出、当時は音響さんや照明さんなど大勢の人がほぼ手動で操作してたようですが、今は完全にコンピュータによる無人制御になっていて、その辺りは隔世の感があります(^_^;)
真ん中の舞台は、日によっては能楽や筝曲など伝統芸術も演じられていたそうで、かなりフリーダムだった様子です -
スペース・シアターのほかにも万博資料がいっぱい展示されています。これは当時のジオラマ。奥に光っているのが太陽の塔(開催中は目が光ってたらしい)。当時は大きな建造物(大屋根)に囲まれて、今のような独立した姿ではなかったそうです。真ん中にある横長の屋根が万博中央駅。当時は北大阪急行が千里中央から仮設延伸されていたそうです(今は中国道が通っている)。
そして手前の塔がエクスポタワー。少し離れた場所から万博会場全体を見渡していたそう。この近未来感がたまらん( ̄∇ ̄) -
太陽の塔周辺。来場者は地下から太陽の塔を登ったあと、太陽の塔の右腕内部のエスカレーターから大屋根に直接出て、会場内に進んだそうです。太陽の塔がメイン通路になっていたとは、驚きでした
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館内には構想段階からの万博資料がたくさん展示されていました
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万博の企画説明書。「巨大なロボットショーを演出」など、当時のワクワク感がにじみ出てくる記述が満載
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入場料金のプレート。大人800円。青年割引入場券(高・大生くらい)600円、小人400円。今の貨幣感覚だと5分の1くらいなのかな
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全部で118あったパビリオンの様子を伝える展示。簡単な説明文と写真が5点くらい展示されています
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当時のコンパニオンの尾根遺産もちゃんと遺産として保存されてるじぇ(^_^;)
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ロボット「デメ」の模型。
本物は太陽の塔裏のお祭り広場に設置され、上の球状の操縦室に人が入って、照明や音楽などの演出をしながら会場を盛り上げていたそうです。当時はきっと最先端だったのでしょうが、今は1周まわってレトロかわいい感じがするじぇ -
岡本太郎デザインの「手の椅子」。FRP?で一体成型されていて、今でも通用しそうなデザインだ
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広大な万博会場で活躍した電動アシスト自転車。案外今のものと変わりません
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万博からはじまったものの一覧
ヨーグルトとかフランスパン、ファーストフードなどは万博でメジャーになったそうです。電気自動車やLANなんかも原型はここだったとか -
変わった展示では、当時の迷子対応マニュアル(・_・;)
迷子が発生すると、子供の特徴をコンピュータに記憶させて、電光掲示板で流したり、別の迷子センターで検索できるようし、そして親が名乗り出た場合は、まずテレビ電話で(!)本当に親子かどうか確認してから引き渡す、というような手順になっていました。コンピューターで登録・検索なんて、50年前でも出来たんだ… -
エクスポ’70パビリオン、想像以上に楽しいところでした。こちらは当日飛び込みで入館可能ですので、太陽の塔を見に来た際はぜひ立ち寄るべきスポットです!
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いろいろ夢中に回っていたら、もう午後になっていました。さて、万博公園を後にするじぇ
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ちなみに万博公園のお土産屋さんは、まさかのヴィレッジヴァンガード。太陽の塔Tシャツとかいろいろ売ってました
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謎のガチャ(少し怖いぞ…)
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コロナの影響で盛り上がりは少し欠けてますが、今年は大阪万博50周年記念のキャンペーンをやってます
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駅に戻る際に中国道の上からパシャリ。エキスポランドの大観覧車や大阪モノレール、一直線に伸びる高速道路がなんとなく近未来な感じです。
携帯電話や電気自動車、高度コンピューター化社会など、50年前にこの地で語られた未来の多くは21世紀の今日に実現されましたが、果たして、私たちは当時の人が夢に描いたくらい幸せになれたのだろうか、なんてボーっと考えながら帰ります(こういう一瞬って一人旅の特権だなー) -
万博公園で時間を使いすぎたので、あとは大阪市内をホロホロすることに。とりあえず心斎橋にやってきたじぇ
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お昼は大丸地下2階のフードコートにて。
去年建て替えられた大丸のフードコートはすっごいきれいでした大丸 (心斎橋店) 百貨店・デパート
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神戸南京町YUNYUNの焼きビーフンと焼き小籠包。注意したけど小籠包のスープをピューっと飛ばしてしまった
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ザ・大阪だじぇー。
旅好きのちびカビちゃんは大満足!戎橋 名所・史跡
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ずぼら屋のフグはいなくなりましたが、こちらは健在。
ただ、インバウンド中心に観光客が少ないので、少し寂しい感じがします -
少し道をそれて法善寺へ
法善寺 寺・神社・教会
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水かけ不動も人影はまばら。平日の昼間、というのもあったのだろうけど、大阪の猥雑な感じが少なくて、寂しい感じがしました
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1時間ほどほろほろして、梅田阪急でお土産を買って新大阪に戻ることに。御堂筋線の駅は天井がアーチ形で背の高い独特なつくりをしています。世代的には東京の銀座線とさほど変わらない(第2次大戦前の建設)なのですが、手を伸ばせば天井に届きそうな窮屈な銀座線の駅とはずいぶん異なるモダンな感じがします
大阪梅田駅 駅
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それにしてもデカいサイネージ。あまり盛り上がってないようですが、「大阪都」の住民投票の告知がされていました
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新幹線に乗る前の最後のお楽しみ。締めのビールのお時間。キリンケラー・ヤマトさん。大阪に来ると必ずここでビールを飲むのが常です。いつもは梅田のお店で飲むのですが、今日は新大阪駅そばのお店でいただきます
キリンケラーヤマト 新大阪店 グルメ・レストラン
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こちらのビールの特徴は、ジョッキではなくグラスへの時間をかけた2度注ぎ。20年くらい前に初めて飲んだ時、泡までフワッフワで、泡を飲むというより食べる感覚に驚き、それ以来大阪に来るときはお世話になっています。自家製ソーセージ&ザワークラフトの組み合わせも最高だじぇ!
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慌ただしいながらもしっかりビールを堪能したら帰りの新幹線に飛び込みます。また来るじぇー
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最後に梅田の阪急デパ地下で買った大阪おいしいものシリーズ。カビゴンさんたちの食レポつきで。
トップバッターはたなかの柿の葉寿司だじぇ。柿の葉っぱで包んじゃうから見た目地味なんだけどな。柿の葉の香りが心地よくてうまいよな。たなかも旨いが、隣の阪神百貨店にある平宗というお店もおすすめだじぇ -
次は梅田阪急限定の精肉店、あしや竹園のお惣菜だじぇ
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ここの一押しはメンチカツ(右)だじぇ! 薄めの衣に、赤身が多めのミンチ(黒毛和牛!)を使っているので、あっさりしながらも深い味わいを楽しめるんだじぇ。くどくないから、飽きの来ない味とも言えるんだじぇ。
左側のコロッケはデパ地下ながら118円というお手軽さでおススメな。ジャガイモがみっちみちに詰まっていて、濃厚な味わいだな。いつも行列してるから買うときは10分くらいは覚悟しとくんだじぇ。あといい香りが漂うから新幹線で持ち運ぶときは要注意な -
お次は551の焼売だ(右)。今回はオイラの地元、崎陽軒のシウマイ(左)と味較べするじぇ。551はやや豚さんの脂が強いが、それを玉ねぎの甘みがしっかり受け止めてハーモニーを醸し出して旨いじぇ。特に温めると最高だじぇ。いっぽう崎陽軒はあっさりめ。ホタテ貝柱の香りとコクがたまらんな。こっちは冷めてても美味しいし、中に入っているグリーンピースもいい味出してるじぇ。甲乙つけ難いが、ガッツリ食べたければ551、おつまみ感覚であっさり味わうなら崎陽軒だじぇ
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最後におやつだじぇ。左ふたつは関西限定高級ポッキーの「バトンドール」な。そして右側は梅田阪急でしか手に入らない珍々堂のマヨネーズおかきな。このお店はいまでもマヨおかきを1回1回量り売りしてくれるんだじぇ。出来立てのマヨおかきはさっくさくの軽い味わいでビールにピッタリでやめられないんだじぇ、
というわけで大人の遠足終了ー
万博公園めっちゃ楽しかったー、太陽の塔もう一回いくぞー
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