2000/02/13 - 2000/02/18
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まさとし 国連加盟国全て訪問済さん
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ブルキナファソで盗まれたバスポートをアビジャンの日本大使館で無事再発給できました。
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9:30発のブルキナ航空。機材はフォッカー28で一応ジェット機を使用していた。途中ボボ・デュラッソを経由、そしてアビジャンに向かった。途中飲み物とサンドウィッチ、バナナの干物が出た。アフリカの航空会社にしてはまともなサービスだった。
11:30にアビジャン国際空港に到着した。もうここまで来てしまえば引き返させられることもない。問題が起きたら日本大使館が営業を開始する明日の朝まで空港に泊まることも可能だ。
アビジャンの空港は西アフリカ最大の都市のわりには貧相でエアコンも効いておらず蒸し暑い空間の天井にはファンがむなしく回っている。隣りに立派な空港ビルがあるがあれはエア・アフリカやヨーロッパ系航空会社専用のビルらしい。要するにコンピューター化されていないブルキナ航空やイボアール航空などの二流航空会社がこの貧相な建物を利用しているらしい。
やがて緊張の入国。蒸し暑い室内で汗をかきながら入国審査に並んだ。でもあっさり入国スタンプが盗難証明書に押され、拍子抜けしてしまった。会話はなかった。 -
とにかく無事入国。あとは明日からのパスポート再発給手続きだけだ。とりあえず蒸し暑い空港ビルから出た。空港の前にはタクシーの客引きかなんだかよく解らない連中が声をかけてくる。トレッシュビルまで495円だと言っている。しかし相手にせず少し離れた場所でタクシーを拾った。メーターを使い結果として247円とかなり安かった。アビジャンでは今後もタクシー生活になりそうだ。
久々のアビジャンはやはり大都会だった。
宿は奮発して825円のホテルアトランタに泊まることにした。その理由としてこれからはじまるパスポート再発給のため、日本大使館からの連絡を受けるための電話があるホテルでないといけないからだしかしこのホテル値段のわりにシャワーが付いているだけであまり良くない。相変わらず泥棒よけの鉄格子は窓にないし、もしクーデターで逃げ出した囚人が入ってきたらどうするんだ。とりあえず日本大使館から連絡を待つ間だけここに滞在し、いずれは移動するつもりだ。とりあえず明日次第。
トレッシュビルは日曜日でも活気があり人の往来も激しいので散歩することにした。しばらくするとガーナ人に出会った。その後彼の家に遊びに行くことにした。そこはガーナ人居住区になっていて、みんな英語を話していた。基本的には独自の部族語を話しているが英語が普通に通じるのでここだけアビジャンの中で異質の雰囲気がある。今サッカーのアフリカン・カップというのが開催されていてカメルーン-ナイジェリア戦が始まるらしく、一緒にテレビを見ることになった。ガーナ人のことだから同じ言語のナイジェリアを応援するのかと思っていたらみんなカメルーン派だった。カメルーンが点を入れると大喜びだ。なんでナイジェリアはそんなに嫌われているのだろうか。 -
アビジャン・トレッシュビルの街並み。
月曜日の朝、タクシーでプラトーへ向かった。9時前に日本大使館に到着。場所はアビジャンで一番高いSIBタワーの8階だ。ビルは老朽化が進み、エレベーターは横揺れが激しく少し怖い。さて評判の悪い大使館の内部はどうなっているのだろうか。少し待たされたあと旅券再発給申請書に記入、領事の代理という人が出てきて再発給の手順について説明を受けた。そして旅行の内容や被害の状況を詳しく説明した。これと言って冷たい対応を受けることはなかった。パスポートが本当に発給されているか確認がとれるまで早くて翌日、遅くても今週の金曜日には確認が取れパスポートを受け取れるということだ。
一度トレッシュビルへ戻ることにした。タクシーばかり使うのも問題なので市バスで戻ることにした。しかし全てのバスが超満員だ。今まで市バスに乗るのを敬遠していたのはあまりにも込みすぎで乗り込む勇気がなかったからだ。しかしこれからはアビジャンでの生活が長くなりそうなのでバスは必需だ。しかしバスターミナルに行ったもののトレッシュビルに行くバスがわからない。親切な学生のおかげで目的のバスは見つかったがバスの中に入るのがやっとで、始発から超満員だ。全員スリに見えてしまう。これで料金はいくら位なのだろうと思っていたら、33円もとられた。この最悪な状況でなぜこんなにとられるのか納得できない。タクシーでも82円前後なのにもう2度と乗らないと誓った。 -
夕方までガーナ人の家に遊びに行くことにした。
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ガーナ人居住区の靴職人。みんな気さくだ。
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翌日火曜日は朝から予定がなく、今日はひたすら大使館からの連絡待ちだ。朝9時に大使館から連絡があればいいのだが、そんなにスムーズにはいかないだろう。予想としては今日連絡が来る可能性は少ない。10時過ぎまでホテルでうだうだしていたが、とりあえず朝食だけ食べに外へ出た。するとそこでいつものガーナ人に会った。午後に遊びに行く約束をしたが体がだるい。結局約束はすっぽかしてしまった。まだ当分ここにいるし、いつでも会えるだろう。何もしないまま夕方になった。
5時過ぎ、部屋にいたらホテルの人が電話がかかってきたと部屋へ呼びに来た。大使館からだろうか。もしガーナ人だったら怒るぞ。一目散に階段を駆け下りフロントに向かった。電話は大使館からだった。確認がとれたので明日の朝9時に大使館へ来て欲しい。その際写真3枚を準備しておいてほしいとのことだ。これで一安心。明日パスポートを取得後、その足でマリ大使館にビザ申請をすれば木曜日にビザを受け取ることが出来る。すると週2便しかないマリ航空のバマコ行きに乗ることが出来る。金曜日の夜にはバマコに到着だ。 -
ガーナ人の居住区にて
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翌日朝9時前に大使館に到着するように今日もタクシーでプラトーへ向かった。とりあえず橋だけは歩いて渡りたくない。今日もBICICIの前で降り、SIBへ歩いた。9時前にSIBタワーのロビーでインフォメーションを見ていたら領事代理の高村さんが現れ一緒に9階へ上ることになった。高村さんのおかげでまだ9時になっていないのに大使館の待合室に入ることができた。そしてその場で写真を提出した。しかし受付のおばさんは写真のサイズが合わないから取り直してくれと言いだした。このおばさんがアビジャンの大使館の評判を悪くしているのは明らかだ。対応が事務的で喋り方が冷たく、それに加えてマジックミラーなので相手の表情がわからないことで一層感じが悪い。しかたない、取り直してこよう。
今からでは時間がないのでポラロイドしかないだろう。結局昨日と同じ写真屋に行き、ポラロイドで撮影してもらうことになった。写真屋は自分の撮った写真が失敗だった事を悪く思ったからか412円のところを247円にまけてくれた。日本大使館の細かさが申し訳ない。出来た写真を持って再び日本大使館へ向かった。しかし今度の写真も陰があるだのポラロイドは色が変わるだの文句を言われたが何とか使えることになった。その場で1時間ほど待ちとうとうパスポートを受け取ることが出来た。
盗難から6日目にして国境を越えたパスポート再発給は全て完了した。パスポートの再発給自体は案外早く2,3日で発給してもらえるということもわかった。今後の参考になりそうだ。また新たに手にしたパスポートは在コートジボアール日本大使館発行になっている。これはなかなか珍しいかもしれない。しかしこのパスポートで10年過ごすのはなかなか不自由かもしれない。写真は張り付けで東南アジアでは偽造ではないかと疑われ質問は増えるだろうし、記載データはコンピューターに通すことは出来ないので出入国審査にかなり時間がかかってしまう。
その足でマリ大使館へ向かった。1650円を払い受取は明日の15時以降。その後マリ航空のオフィスへ行き金曜日のバマコ行きの便に予約を入れることにした。マリ航空もコンピューター化されておらず分厚いノートに自分の名前が書き込まれた。
結局これで本来のルートに限りなく近づくことはできたが、「ドゴンの村」には行けなくなってしまいそうだ。とりあえずマーケットのある月曜日にジェンネに行ければ満足だ。 -
そのままトレッシュビルに戻った。こんなに早く事が進むと思っていなかったので今日のホテル代は今朝払ってしまった。明日移動しよう。午後はガーナ人の家に遊びに行った。パイナップルの食べ過ぎか腹が痛くなってきた。
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子供がかわいい。
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翌日午後2時過ぎ、タクシーでマリ大使館に向かった。無事ビザを受け取り、銀行にも寄ることにした。ここで全てのフランスフランのトラベラーズチェックを両替することにした。次の訪問国であるマリは両替手数料が高いからだ。ワガドゥグでも同じ事を考え実行した気がする。その時のお金は無事だったが、これでまた盗まれたら本当に一文無しになってしまう。
ワガドゥグで強盗に遭って以来、自分の思い描いていた最短の方法でマリに向かうことが現実のものになりつつある。いよいよ今日マリへの移動だ。出発は夕方15:30なのでまだしばらく時間がある。ホテルのチェックアウトは12時、それまで出発の準備をして屋上でくつろぐことにした。空港へは12時半頃タクシーで向かった。空港には13:30に来るように言われていた。でも早く着いてもどこか時間をつぶせる場所はあるだろう。なんせ西アフリカ最大の都市なのだから。近くでタクシーを捕まえ「アエロポールへ」。空港まではメーターで247円。アビジャンのタクシー運転手はメーター以上に料金を請求してこないので気分がいい。
アビジャンの巨大な空港ビルに入ろうとした。しかし入り口で止められマリ航空の客は中に入れないと言われた。そしてマリ航空は向こうだからあちらへ行けと言われた。あちらとは二流航空会社専用のボロい建物だ。ここで待てと言われても座るところすらない。道路の縁石が椅子代わりらしい。航空機利用者がなぜこんな惨めな思いをしなくてはならないのだ。やはり安い航空会社にはそれなりのリスクがある。ちなみにエアアフリカなどのメジャー航空会社に対してマリ航空やブルキナ航空などの二流航空会社は3割ほど安い。結局チェックインが始まるまでの1時間、蒸し暑い建物の前で汗をかきながら待つことになった。物乞いや胡散臭そうな連中が声をかけてくるので全然落ち着かない。こんな事ならもっとホテルでゆっくりしてくれば良かった。少し後悔。
やがて出発の2時間前になり、チェックインカウンターのある建物内部に入ることになった。相変わらずエアコンはきいておらず、扇風機だけがむなしく回る薄暗い空間だ。建物の中に入ってもまだ胡散臭い正体不明の連中が話しかけてくる。そして僕のチェックイン手続きを手伝おうとしてくる。関わりたくないがかなりしつこい。結果的に奴らは全て物乞い。金を要求してくる。「頼んでない」と怒鳴りつけ相手にせず搭乗口へ向かった。イミグレーションの役人は問題なかったが、まったく油断の出来ない国だ。しかし僕のチェックインを手伝おうとした奴は飛行機の客だったらしく搭乗口の中でも「なんかくれ」とか言いだした。なんなんだこいつらは。一体何を信じていいのかわからない。悲しい話だが、とりあえず全員泥棒と思って行動するのが安全であるのは確かだ。
バマコ行きマリ航空はブルキナ航空と同じでフォッカー28を使用していた。機内は自由席なのでアフリカ人が搭乗タラップに殺到、押し倉まんじゅうだ。もうちょっと何とかならないものだろうか。アフリカの飛行機はまさに空飛ぶ乗り合いバスだ。途中のサービスは飲み物が出ただけだった。
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