15th Anniversary Trip in 長野★2020　02　2-3日目【蓼科・八ヶ岳】

2020/07/18 - 2020/07/20

旅行2日目。
松本を離れてドライブがてら白樺湖に立ち寄ると、避暑地ならではの夏らしい光景と涼しい風が出迎えてくれた。
チェックイン時刻にはまだ早かったので、蓼科大滝の見学をし森林浴＆マイナスイオンを浴びてリフレッシュしてから、今夜宿泊する“創業大正十五年 蓼科 親湯温泉”でゆっくりした時間を過ごす。
宿泊先を探しているとき、本好きの私が一目惚れしたのはLibrary Lounge。
オーナーの趣味が存分に詰まった約30000冊の書籍が並ぶ…プライベート図書館の様なラウンジには、それぞれ異なる趣があるソファーや椅子が並べられているので、お気に入りの場所を見つけて読み耽ることが出来るなんて♪
早々お目にかかれない豪華本や、ジャンルを問わないラインナップが魅力的で、本好きにはたまらない世界が広がっていた。

エリア 白樺湖・蓼科・車山(長野)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

1時間半弱移動して白樺湖に立ち寄ると、夏らしい気持ちのイイ青空が彼方まで続く。
なだらかな山肌と広大な湖が広がる光景は、まさに高原リゾートそのものだったけど、白樺湖の湖面が波打つくらい強い風が吹いていて、半袖では肌寒いくらい。
周辺にはランチが出来そうな店が立ち並んでいたけど、朝食のボリュームが多くてお腹が空いていなかったから先を急ぐことにした。

白樺湖 自然・景勝地

ビーナスラインを走って12：00前に宿に到着。
チェックインは14：00以降だったため、駐車場に車だけ置かせてもらって、徒歩で行ける観光名所を先に見学に行こうと思い、フロントに声をかけたところ「今からチェックインしてもらっても大丈夫ですよ」と言ってもらえたものの、先に観光を済ませることにした。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

宿に続く1本道を4-5分ほど歩くと、“蓼科大滝”への遊歩道案内が出ている。

蓼科大滝 名所・史跡

鬱蒼とした木々が迫りくる錆びた階段を降りていくと…

蓼科大滝 名所・史跡

人が歩く場所だけが取り残されたような山道が始まり、かなり傾斜が急なので慎重に歩みを進めた。

蓼科大滝 名所・史跡

どこからともなく水音が聞こえてくるものの、周囲は苔むした岩・張り出した木の根・落ち葉が覆い尽くすばかりで何も見えない。

蓼科大滝 名所・史跡

水音が大きくなるにつれ道が無くなり、大岩や木の根に阻まれながら道なき道を進んでいくと、眼下に渓流が姿を現した。

蓼科大滝 名所・史跡

大きな岩に根を張る木もあって、自然のたくましさを感じずにはいられない。
あまりに静かだったから、異世界に迷い込んだようだった。

蓼科大滝 名所・史跡

立ち枯れた木・苔むした岩や倒木・根が絡みつくように重なりあった自然美…隙間から差し込む光の筋が美しかった。

蓼科大滝 名所・史跡

渓流まで到着すると足場は岩が目立ち始め、雑魚川内にある滝では最大と言われる蓼科大滝が姿を現す。
足場が不安定なので東屋近くから撮影したけど、落差はそんなに有るようには見えないものの、幅の広い滝口から豪快に落下する姿は圧巻だった。

蓼科大滝 名所・史跡

今夜宿泊するのは“創業大正十五年 蓼科 親湯温泉”。
詳しい口コミは下記をご覧くださいませ。
https://4travel.jp/dm_hotel_tips_each-14127614.html

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

入口は大型バスが停車できそうなほど車寄せが広くとってあり、向かって右側はバリアフリーになっていた。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

13：00に到着したので、フロントが空いていて良かった（貸切露天風呂の予約時間に通ったらチェックイン待ちで大混雑していた）。
入館前に検温と消毒があったけど、アルコール消毒液は1階エレベーター前・ラウンジ・レストラン前・大浴場前・貸切露天風呂内・客室くらいで、HOTEL規模の割に設置箇所が少ない印象。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

フロント向かいのソファーでチェックイン手続きをするかと思いきや奥へ促され、フロント横から広がる大空間に圧倒される。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

突き当りは巨大な1枚ガラスになっていて開放感があった。
こちらからフロントを見るとこんな感じ…この雰囲気に惹かれて宿泊を決めたと言っても過言じゃない。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

壁面には天井近くまで本が並べられた書庫が続いていて、オーナーの趣味が存分に詰まった約30000冊の書籍が並ぶプライベート図書館の様なラウンジがあり、本の虫にはたまらない夢のような空間が広がっていた。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

反対側には、みすず書房の社主が茅野市の出身ということからネーミングされた“みすずLounge & Bar”もあり、お酒を嗜みながら読書を楽しむこともできるそう。
また、岩波文庫の創業者も諏訪市の出身であることから“岩波の回廊”と名付けられた、岩波文庫本だけを集めた通路もあった。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

フロントからラウンジに案内されると、14：00-16：00時内のチェックインならウエルカムドリンク（お茶・リンゴジュース・スパークリングワインから選択）が提供され、館内説明とともに、3つ時間帯から夕食・朝食の時間決定、貸し切り露天風呂の利用時間決定などを行う。
通常の宿泊施設に比べると説明や選択事項が多いから、チェックイン時刻が重なると大変かも。
ランチを食べていないため空きっ腹なのに、私はスパークリングワインを…まさかこの時、これが昼ごはんになるとは思っていなかったけど。
夫はチェックイン後に部屋で飲む地酒を探しに行きたいというので、ドライバーだからリンゴジュースを貰った。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

ソファーや椅子が適度な間隔で配置されていて、添えられたクッションやラグによって印象が異なり、どこを切り撮っても絵になる。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

部屋に案内される途中にエレベーターを出ると、エレベーター前にも本棚が並んでいて驚く。
気に入った本があれば、部屋に持ち込んでゆっくり読んでもOK。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

廊下は広くて、部屋前に傘を立てかけるスペースも用意されていた。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

今回宿泊するのはフロント棟と同じ建物にある清流亭。
畳敷きが繋がっている側が客室で、オレンジ色の床はサニタリーになっており、部屋風呂（温泉ではない）が付いている。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

部屋に入ると、畳の良い匂いがする12畳のゆったりした和室が広がっていた。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

シノワズリのインテリアがモダンな雰囲気を醸し出している。
客室内にも早々見かけることが無いような、布表紙の太宰治全集や日本文学全集が数冊置いてあって、実際に手に取って自由に読めた。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

渓谷側に位置しているため、窓を閉めていても川のせせらぎが聞こえる。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

アメニティは…櫛・風呂用タオル・タオル入れバッグ・靴下がセットになっていて、室内着（フリーサイズ）とは別に、滞在中館内で着用可能な館内着はS・M・L・LLサイズから選択可能だった。
その他にTV・DVDプレーヤー・金庫・冷蔵庫・ティッシュBOX・バスタオル・備え付けのドライヤー・プラズマクラスター機能付き空気清浄機が設置されていた。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

トイレはウォシュレット付き。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

洗面所には、バスタオルが掛けられる壁付けの大きなタオルハンガーがあって便利。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

バスルームはコンパクトだけど使いやすかった。
夫の希望で地酒を探しに行ったけど周囲にコンビニは無いため、白樺湖前のローソンまで戻るか、蓼科湖から車で10分くらい先にある7-イレブンまで行く必要があったから、HOTEL到着前に調達しておけば良かった。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

宿泊客はどのプランでも無料で1回、貸切露天風呂を30分使用することができる。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

指定時間の10分前に鍵をフロントに受け取りに行くと、フロントはチェックイン客で大混雑していた。
ちなみに貸し切り露天風呂や共同浴場へ行くときは、客室に用意されているバスタオルを持参する。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

ロビーやラウンジがあるのは2階にあたるため、足つぼマッサージ・アロマサロン・男女別大浴場・貸し切り露天風呂がある1階へ降りて通路を進んでいくと、ここにも本が並んでいた。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

外に通じる扉を開けると3つの扉が並ぶ建物に、貸切露天風呂の一の湯・二の湯・三の湯がある。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

鍵はかかるけど、入浴前にプレートをひっくり返しておく。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

脱衣スペースはあるものの洗い場が無いため、部屋風呂でシャワーを済ませて置いて正解。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

正面を向くとこの景色！
渓谷を流れるせせらぎがと時折鳥の鳴き声が響くなか、大きな額縁で切り取ったような緑豊かな夏の美しい渓谷を眺めながら、贅沢なひと時を過ごした。
お湯はサラッとした無色透明で匂いはなく、湯上り後は長いこと身体の芯からポカポカが続いた。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

夕食の予約が18：00だったので、少し早め目に部屋を出てラウンジに寄ってみたけど、夕食が始まっているせいか誰も居なかった。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

夕食は3階にある個室レストランみすゞかりで。
手指の消毒を行ってから案内してもらう。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

宿泊客はそれぞれ個室になった食事処で、夕食・朝食とも同じ部屋で食べるから安心感があった。
スタッフによると数年前に改築した際、食事処を個室スタイルに切り替えたみたいだけど、このコロナ渦では功を奏している。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

長野県産のワイン・地酒をはじめ、アルコールの取り扱い種類も多い。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

【五一ワイン SPECIAL】2900円
1911年創業の信州塩尻桔梗ヶ原のワイナリーが造る五一ワインは、マスカットベーリーＡ種をベースにしたブレンドワインで。軽い口当たりながらも、柔らかい渋みがバランスが良く美味しかった。
今回の夕食は“蓼科 山キュイジーヌの2020年6月-8月 夏の御献立”で、どれも美味しくてワインとの相性も素晴らしかった。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

【お口はじめ】
ハマグリのフラン…ウニのせ
鶏胸肉とアボカドのサラダ
仔牛のタンロースト・安曇野産わさび菜とクリームチーズ・諏訪美豚のシガレット

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

【前菜】
トマトファルシ…ジェノベーゼと八ヶ岳牧場のリコッタチーズ

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

【スープ】
メロンのスープ…長野県産ワインと八ヶ岳ヨーグルト

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

【魚料理】
鱸のポワレ…信州味噌ソース

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

【肉料理】
蓼科牛のソテー2種の味わい…シャリアピンソース ＆ 安曇野産のきざみわさび

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

【ご飯物】
2種類から選択できたので、私は蓼科スープカレー

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

夫は、焼き味噌茶漬け

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

【デザート】
フランボワーズ
ホワイトピーチのケーキ
マンゴー＆ココナッツのマカロン

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

食後の散歩を兼ねて館内を散策しようと思い、案内板を確認したら、フロントのある清流亭から奥廊下すずらん亭に行くには、エレベーターに乗ってから更に移動が必要がある。
複雑なルートが気になったので実際に行ってみることにした。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

清流亭と山月亭・奥廊下すずらん亭を繋ぐ通路は、岩波文庫の回廊とギャラリーになっている。
ベージュカラーの背表紙がここまで揃っていると圧巻！

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

ゆかりある文人たちのギャラリーを経て自動ドアを通過し、エレベーターで上階へ上がっていくと…

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

奥廊下と呼ばれる所以の長い緩やかな傾斜が付いた通路を辿って、奥廊下すずらん亭の端まで到着するのに4-5分かかった。
もし奥廊下すずらん亭に宿泊していたら、何度も大浴場やラウンジに行くのが億劫に感じるかもしれない。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

夕方に大浴場に入った時は脱衣所が密な状態だったし、個室レストランみすゞかりの各部屋も埋まっていたので宿泊客数は多いはずだけど、館内散策往復とも誰1人会うことは無かった。
星が見えるかもしれないと思って外に出てみると、7月とはいえ高原リゾートの蓼科は作務衣だけでは肌寒かった。
ちなみに、車寄せ2階に見えるのが個室レストランみすゞかり。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

駐車場と宿を結ぶ橋の下を覗くと、轟音を立てながら物凄い水量が流れていて、これが昼間に見た蓼科大滝に繋がっている。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

部屋に戻ろうとしたら、夫が大浴場に行きたいと言い出し（そのつもりでタオルを常備していたそう）たので、私はラウンジで本を読んで待つことにした。
夕方同様に、この素敵なラウンジに人の姿は無くて、終始独占状態だった。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

20分くらいで出るから…と言うので選んだのは、川端康成の眠れる美女。
何度も読み返しているけど豪華本で読むのは初めてだったし、時間的にもちょうど読み切れそうだったので、好みのカウチを選んで読み始めた。
自他ともに認める本の虫なので読書速度はかなり速い方だけど、あと1-2頁で読み終えるところに夫が戻ってきてしまい、少し待ってて貰う。
他にも久々に読み返したい本が幾つもあったので、もし連泊していたら長い時間をラウンジで過ごしたかも。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

読んでいる本は部屋に持ち込んでもOKだけど、読み終わったら元の場所に戻さずに、宝箱の様な蓋つきの返却BOXに入れる。
部屋に戻ると夫はチェックイン後に購入した地酒を、私はミニサイズの長野県産ワインで晩酌をして、渓谷の水音を聞きながら眠りについた。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

旅行3日目。
和朝食の“蓼科 山ごはん”は、小皿に信州名物が載っていて、豆乳鍋も美味しかったけど、フレッシュ野菜を自分で選べる宿名物：蓼科Sunny Salad Barはコロナウイルス対策で中止されていたため、小さな器に予め生野菜が盛り付けてあったのは残念だった。
この宿は食事中に布団準備・片付けするのが決まりなようで、昨夜同様に朝食中にシレっと片付けてあって驚いた。

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

9：30にチェックアウトを済ませて、次に向かったのは“八ヶ岳アルパカ牧場”。
宿に置いてあったパンフを見ていたら、アルパカと触れ合える場所があると知って、アルパカ好きの夫が即決。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

八ヶ岳アルパカ牧場のアルパカたち。
22頭在籍していて、雄アルパカたちだけ丘の上の柵に入っていたけど、他のアルパカたちは触れ合うことが出来る。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

自販機で入場券購入。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

マスク着用は必須で、手を石鹸で洗って洗ってからふれあい広場に入場する。
アルパカたちの顔を見ると、それぞれ個性があって興味深いと思っていたら、スタッフが「この子は〇〇ちゃんで、あの真っ白な子は△△ちゃんです」と紹介してくれた。
アルパカの他にアルパカ×リャマのミックスも居るのだそう。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

モフモフのお尻がたまらん♪
このアルパカ牧場のアルパカたちは赤ちゃんの頃から人慣れしているので、アルパカたちから人間にグイグイ近づいてくるし、アルパカの習性である唾吐きを心配することなく、アルパカたちと触れ合えるのだそう。
手が埋まるほどの柔らかな感触にうっとり。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

サマーカットされたアルパカは、横腹にそれぞれ異なる模様がカットしてあり、この子はハートだけど、スマイルマークの子もいた。
ふれあい広場の小柄なアルパカたちは、親離れしているけどまだ幼いようで歯が痒いのか、タープの柱をガシガシ必死になって噛んでいた。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

丘の上は雄アルパカたちが集められていて、ここは柵越しに見学するようになっている。
坂を下ると1頭だけ自由に過ごしている小柄なアルパカが見えたので行ってみたら、左後ろ足が無くて障害を抱えていた。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

チャッピーは未熟な状態で生まれ、障害のため脚を切断したものの、ぴょんぴょん跳ねるように歩く姿が八ヶ岳アルパカ牧場で大人気。
ちなみにチャッピーのサマーカットは“C”だった。

先程よりずっと広いスペースのわくわく広場では、妊娠中のアルパカ（タープ下に居るアルパカたち）や、親子アルパカが過ごしている。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

アンニュイな表情…こういう顔の人いるよね？

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

ボブの様なヘアスタイルがお洒落。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

クルクルの巻き毛がポンパドールみたい。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

アルパカたちは犬が大好きらしく、犬の姿を見つけた途端一斉に駆け寄ってきた。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

2-3か月の幼いアルパカは興味津々だけど、グイグイ迫るので犬はちょっと尻込み気味。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

広場柵内に誰か入るたびに気になるようで、幼いアルパカが駆け寄ってきた。
口をすぼめたこの表情…可愛すぎる。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

撫でられると気持ち良いようで、目を閉じてウットリ。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

2トーンカラーの同じくらいの月齢の子は歯が痒いらしく、扇風機の持ち手をガシガシしていた。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

下の歯が飛び出ているのが母親で、授乳姿も見ることが出来た。
穏やかな性格で、色んな事に興味津々のアルパカたち。
スタッフに名前を呼ばれると、自分のことだと分かっている様子だった。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

丘を歩くルートで向かったから看板に気付かなかったけど、色んな意味で際どい。

八ヶ岳アルパカ牧場 名所・史跡

道の駅：田切りの里でランチを食べるため立ち寄ったところ、名物である【馬おたぐり】を発見。
おたぐりとは、長野県の伊那谷へ伝わる郷土料理で、馬の腸をじっくり煮込んだもの。
輪切りネギ＆一味がかけられていて臭みは一切なく、お酒が欲しくなる味付けだった。
コロナ渦以降、初の外食＆初の旅行だったから心配も多かったけど、とても楽しかったし、無事帰宅することが出来て良かった。

道の駅 田切の里 道の駅