上林温泉　仙寿閣

2020/08/13 - 2020/08/14

フェニックス奥志賀をチェックアウトして向かったのは上林温泉。
少し早く着いたので、近くの蕎麦屋でランチ。
上林温泉はお湯が豊富な大浴場が印象的でした。

エリア 湯田中渋温泉郷・志賀高原(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー

フェニックス奥志賀を12時のチェックアウトし、13日の夜の宿泊はそう遠くない上林温泉。
1時間ほどで到着し、まだ早かったので荷物を預けてフロントで教えてもらったそばを食べに行きました。

結構盛況で店の前の駐車場はいっぱいで、裏の駐車場に停めました。
人気があるみたい。

ちょうど手ごろなテーブルが空いていてラッキーにすぐ座れましたが、あとで来たお客は2，3組待つ羽目になっていました。
座ったところのすぐそばに日本酒の冷蔵庫・・おいしそうなお酒がずらっと並んでいました。

お兄さんの指導に従い、羅臼庵そばと究極の大吟醸そば。店主はよほどの日本酒好きか・・。

おそばには野菜がついてきてありがたい。
蕎麦はどちらもうどんで言えばさぬきというくらいこしがしっかり硬くおいしかったです。
珍しいそばで来た甲斐がありました。

そばを食べてからでもまだチェックイン時間に早くしばらくロビーで待ちました。
中は緑あふれていました。

知らなかったのだけど、この宿も天皇家御用達のようです。

旅館にしては立派なプールがありました。入れるしレンタル水着もあるということですが、入らずじまい。
そういえば、私は実に行かなかったけど、グランフェニックスにもこれよりさらに大きいプールがあったと夫が言っていました。

部屋に入ったらまず大浴場へ。
ここは正真正銘の温泉で、湯船の壁全体からお湯が滝のように流れるかけ流しで、湯船からどんどんお湯があふれる贅沢。
無色無臭ですが気持ちよかったです。
露天風呂もあり明るいうちに一度入りましたが、足元が少し悪く暗くなってからは中だけにしました。

上林温泉の夕食は、大広間にテーブルで数組。ソーシャルディスタンスは保たれていました。何度もサービスするのも控えるとのことである程度まとめて持ってきました。

献立には蜩の賑わう森に猿の群れ。私たちは猿？？

料理長は文学趣味があるのかいちいちしゃれたタイトルがついていました。

唐月は、梅酒。どうしてこのタイトルになったのか？？
流星は、ジャガイモ、河豚、モロヘイヤ、出汁
地蔵盆は、珍味、杏子、ズッキーニ、茗荷、鬼灯盛りニガ瓜、鮎風干し、煮凝り、串刺し、玉蜀黍

お供は、飯山のお酒水尾。

高潮は、若布真丈、海老、オクラ、椎茸
星祭は、鮪、金目、マナガツオのお造り
草の市は、丸茄子、人参醤油豆、冬瓜

すき焼きは、信州牛、野菜、茸、ブロッコリー。ブロッコリーを入れたすき焼きは初体験でした。
松虫は、素麺、夕顔、鱧
メニューにはないそばすいとんも出ました。

夜露は、白ご飯（木島平産）、アサリの味噌汁、香の物

蜩は、桃ゼリー、西瓜、ブルーベリー

上林温泉の朝。まずは温泉へ。
温泉に行く途中の廊下にかかった額、立派な書です。よく見ると溥傑のサイン。満州国最後の皇帝溥儀の弟。どうしてそんなのがあるのかわかりません。ここに来たことがあるのだろうか？

緑の山々が見え晴天。

朝食会場は、前夜と同じ食事処。

洋食と和食があり選べます。夫は和食、私は洋食。誰かが書いた口コミに洋食がおいしかったあったためでした。

どちらにもついていたのが、五穀米（大麦、ごま、アマランサス、きび、あわ）の茶粥。地元産のサラダ。フルーツに自家製カスピ海ヨーグルトをかけたデザート。

和食には、焼きのり、煮物、漬物、鮭、豆乳蒸し、小布施の穀平味噌の柏の葉焼きなど。

洋食は、スープ、4種類のパン、スクランブルエッグ、コーヒーなど。

料理の下にメニューの絵が描いてあるのがかわいい

チェックアウトの時間にチェックアウトし、松本に向かいました。
途中休憩。山が見える景色が長野らしい。