2019/07/25 - 2019/07/25
362位(同エリア12010件中)
佐藤C作さん
この旅行記スケジュールを元に
かつて貿易やアヘンが頻繁にやり取りされていた魔都・上海。欧州列強が侵入し、租界を形成。その港があった外灘から一歩奥に入ったエリアは「裏外灘」と呼ばれ、何十年もたった今でもその各国からの影響を垣間見ることができます。
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ここは外灘から一本中に入った道。あんな煌びやかな観光地のすぐ裏側では地元民によるこんな日常生活が営まれている。
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「大腸包小腸」。Small intestine in Large intestine。大腸だ何だいってるけれど、安心してください、普通のソーセージです。
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四川中路126弄。このアーチ状の入口や窓に魅せられて早10年。いまだにこんな古い建物に住みたいと思っている。
四川中路 散歩・街歩き
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元芳弄21号
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1911年竣工。もとは?寧鉄路局(上海―南京鉄道)のオフィスだったが、現在は一般住宅に。住人にとっては歴史的な価値なんて感じていないんだろうな。
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その証拠にこの洗濯物。
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上海といえば、共用の台所。外にあって、よくおじさんが魚の頭をぶった切ってるところをよく見かける。※上海では男性の家事進出率が高め。「お母さんよりお父さんのほうが料理がうまいです」なんて同僚もいた。
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工芸品の会社が入っているね。その入り口にパンツが堂々と干されている。
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外灘に出てきた。ここは外灘7号、「盤谷(バンコク)銀行」。
黄浦区中山東一路7号。1907年竣工。この建物は以前、大北電報公司の社屋として使われ、主に中国や朝鮮半島、日本などに電報を発信していた。バンコク銀行 建造物
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ANNABEL LEEのさらに奥へ。路地裏とはいえ、やっぱりパンツが干してある。
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水餃子売ってるの?
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四川中路261号(×漢口路)。四行儲蓄大楼。かつての大陸・中南・塩業・金城銀行が合同で設立、1928年竣工。1949に「連合大楼」に改名。
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名残が。
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江川大楼、四川中路294号(×九江路)。1916竣工、徳華銀行の跡地。今は一般向けにオフィスとして貸出しているよう。ちなみに、252㎡で47517元(76万円)/月だそう。ひえー。
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ツアーで来るとすっ飛ばされて残念なのが路地裏の光景。
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積載量オーバーの車とか
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積極的でない行商とか。
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どれも「日常」。
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そんな喧騒の中に
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どっしり構える歴史的建造物たち。
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北京東路163号。優秀歴史建築物に指定されている。四川中路 散歩・街歩き
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こんなギャップが上海の魅力。
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中実大楼、虎丘路14号。
1929年竣工、元は中国実業銀行。ここも賃貸してる。126㎡で38325元/月だって。 -
ここも古いのだろうけれど、リノベされて高級レストランなどになっている。見事に全部高級。
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結婚写真撮っている人すごーく多い。
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慧公館。開けっ放しなのにドアマンらしき人常駐。お会計が恐ろしいね。
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でも高いところばかりでもなく、カフェも点在。
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また路地裏へ舞い戻る。やっぱり目に飛び込んでくるはパンツ。
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次の目当ては
圓明園路 散歩・街歩き
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ずっと気になっていた「The Bund Tea company」。
ザ バンド ティーカンパニー 専門店
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こんなところでカフェを営めるなんてオーナーさんがうらやましい!
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このランプシェードとか、ずっとそのままなんだろうな。
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中国の物価からするととてもお高いお茶ばかり。でも外国人向けのお土産としてクオリティ高めでよいかも。
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ちっちゃなお茶菓子とともにジャスミン茶をいただく。ここまで来ておいてアレなんだけど、dwarfはやっぱりコーヒー&ケーキ派だな。
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本木雅弘主演の「夜の上海」をご覧になった方は何人いるだろうか。ヒロインのヴィッキージャオが真っ赤な口紅で落書きをした場所。
填池路 散歩・街歩き
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外灘に戻り
外灘 散歩・街歩き
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何っ回も来ているけれど、やっぱり好きだなこの橋。
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チャップリンも宿泊したというアスターハウスホテル(浦江飯店)。黄浦路15号。
1846年に礼査飯店として開業、上海初の洋式ホテル。日本占領下においては将校クラブ「偕行社」、その後米国海軍クラブとして利用された。1959年に上海の手に渡り、浦江飯店となり、バックパッカーの安宿として、すぐそばの船着き場から宿泊客が大挙して押し寄せたとか。アスター ハウス ホテル ホテル
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ただただこの景色が見たくて乍浦橋へ。
外白渡橋 建造物
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dwarf、かつては上海に骨を埋めるつもりでいた。
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上海って中華中華してるかと思ったけれど、洋館とかたくさんあったのが意外だったんだよな。
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人も、反日感情とかすごいと思っていたけれど、特大スーツケースを抱えて初めて上海に降り立ったその日から、いったい何人の中国人に親切にしてもらっただろう(涙)
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そしてこのコッテコテのローカル感。いろんな文化や歴史が融合した上海にdwarfは恋しています。
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帰り道。なんとなく通りかかったので「足マシサーヅ」へ。壁の上のほうをネズミが駆け抜けていった。それもまた上海哉。
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