2018年夏の北イタリア【３】古都アオスタで散策

2018/07/10 - 2018/07/10

お部屋で一休みして町歩きへ。

駅から歩いてきた道とは違う道を通って、町の中心地へ向かいました。
アオスタの町の起源は古代ローマ時代。有名なアウグストゥス帝の時代です。
町中には古代遺跡が残り、周囲を4000メートル級の山並みが囲む美しい町です。
2回目の訪問なので大体の土地勘はありながら新鮮な気持ちで歩き廻ることができました。
先ずは大聖堂を目指して。

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【スケジュール】

7月8日（日）関空発
7月9日（月）ドバイ乗り継ぎでミラノ着（ミラノ泊）
7月10日（火）ミラノ→アオスタ、アオスタ散策（アオスタ泊）
7月11日（水）コーニュ訪問＆ピーラの山上へ（アオスタ泊）
7月12日（木）アオスタ→クールマイヨール（クールマイヨール泊）
7月13日（金）クールマイヨール→ラ・トゥール（ラ・トゥール泊）
7月14日（土）ラ・トゥールクール→マイヨール、シェクルイ湖ハイキング（クールマイヨール泊）
7月15日（日）フェレの谷ハイキング（クールマイヨール泊）
7月16日（月）クールマイヨール→トリノ（トリノ泊）
7月17日（火）トリノ市内観光（トリノ泊）
7月18日（水）トリノ→ミラノ、ミラノ市内観光（ミラノ泊）
7月19日（木）ミラノ発→ドバイ空港
7月20日（金）ドバイ空港→関空着

エリア アオスタ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 1.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

B&Bから中心地へ

鉄道沿いに中心地へ向かうこともできますが、長閑な風景の広がる道を北へ向かいました。

少し中心地から外れるだけでこんな緑あふれる風景が広がっています。

線路の下をくぐって広めの車道に出た先にあった石造りの塔 Leper's Tower

Regional Council of Aosta Valley

この辺りは近代的な建物が建ち並ぶ通りです。

Regional Council of Aosta Valley

コッレッジョ通りに入って

通りの先に見えてきたのは市庁舎の建物

市庁舎のある広々とした広場に出てきました。

市庁舎前の広場は Piazza ?・mile Chanoux

立派な造りの市庁舎正面

前回の2004年にはこの広場にずらりと露店のテントが並んでいて、このように少し離れて見上げることができなかったと記憶しています。

市庁舎前のモニュメント Monumento al soldato valdostano

このモニュメントもテントが張られていて確か斜め横からしか見られなかった・・・

市庁舎前広場

今回は広々とした広場を見通せて開放感に浸れました。

市庁舎横つながりの建物

市庁舎前広場

市庁舎前広場に面したバー・カフェへ

いつものようにビールを戴いて

ビールのあてのサラダ？

何にも覚えてない^^;

市庁舎前広場をあとに

観光用のミニトレインが走ってきた路地へ

観光用のミニトレイン

狭い路地を進んで

大聖堂の鐘楼が見えてきました。

サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂を正面から

大聖堂の最初の建設は4世紀後半といわれています。
ローマ帝国で全ての宗教の自由が保障されキリスト教も認められるようになったのは紀元313年のことで、その後アオスタにも教会が建てられました。

サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂 入り口

現在の建物ができたのは11世紀ですが、12~14世紀の間に何度か改築・改装されました。
14世紀末にはこの大聖堂のすぐ前に建っていたサン・ジョヴァンニ教会が壊され、合併して1つの大きな聖堂になったらしいです。

入り口上部の装飾が特に彩色豊かで美しいのでもう一度見たいと思っていました。

アーチ内側の壁はフレスコ画、半月型のルネッタの中は彩色したテラコッタでできています。
パッと見、テーブルのようなものの周りに人々が並んでいるので「最後の晩餐」？と思っていたけれど、そうではなくて「最後の審判」？いえいえ、、「被昇天の聖母」の場面だそうです。
聖母自身はルネッタを飛び抜けて、三角の部分に天使2人に支えられ雲の上にいるんだとか。

Duomo di Aosta 大聖堂内へ

前回来た時の内部の記憶が全くないので今日はしっかり見たいと思ってやってきました。

大聖堂内

足元のガラスの下には遺跡が眠っています。

大聖堂内

大聖堂内

大聖堂内

大聖堂の宝物館へ

聖遺物箱やアウグストゥスの凱旋門を飾っていた14世紀のキリスト十字架像などたくさん展示が見られます。

大聖堂内

大聖堂内

大聖堂内

大聖堂内

大聖堂内

大聖堂内

大聖堂内

大聖堂内

大聖堂内

大聖堂前の広場に出てきて

大聖堂近くの考古学博物館へ

考古学博物館正面から

考古学博物館

館内にはヴァッレ・ダオスタ州から発掘された新石器時代～ローマ時代にいたる出土品が収められています。

これから他にも見て回りたい所があるんで今日は中には入らず（次の日に入りましたので、また後程ご紹介します）。

再び細い路地に入り、ローマの円形劇場後へ向かいます。

路地沿いにあった祠

山並みが青空に映えます。

大聖堂の塔を見上げながら

市庁舎前広場に戻ってきました。

先ほど休憩したお店

広場に面した建物。

上階の3連アーチが美しい建物です。

市庁舎前広場

観光用ミニトレインが市庁舎前に停まっていました。

市庁舎から徒歩1分のロケーションにあるのは、以前アオスタで宿泊したホテル。

ホテル名が変わっていて（以前はホテル・ヨーロッパ）、宿泊料金がかなりアップしていて手が出なかった^^;

この旅行記へのコメント （2）

• Funky travelerさん 2020/09/30 00:13:03

  サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂

  デコさん、初めまして！
  
  サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂の入り口の上部の装飾、美しかったですね！
  「最後の晩餐」ではなく、「被昇天の聖母」なんですね！
  
  それにしてもB&Bの対応は残念ですね！
  旅の想い出を印象付けるのは、滞在したホテルや人との触れ合いが左右しますよね。
  あっ、食べる物はもっと重要ですが、、（私の中では）
  
  話は前後しますが、ミラノですれ違ったかもしれませんね！？
  到着された頃はミラノにいました。11日には帰国しましたので、ほんの１日だけ被ったかも？
  
  Funky traveler
  
  
  

  デコさん からの返信 2020/09/30 15:44:46

  RE: サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂

  Funky travelerさん、こちらこそ初めまして(^^♪
  ご挨拶が大変遅くなってしまいまして失礼しました。
  
  先日訪問させていただいて、マチュピチュやタスマニアの素晴らしい旅を拝見し、感動しっぱなし！
  それなのにご挨拶もせずに今頃になってしまい申し訳ありません。
  
  そうなんですね、ミラノでニアミス状態だったのですね。
  旅先で偶然にも４traのメンバーの方に出会えたことがこれまで数回あり、とても嬉しくなりおしゃべりにむちゅうになりました。
  この４traのおかげで旅好きの方々とつながれるのもとても嬉しいことです。
  
  Funky travelerさんの旅行記をこれからも拝見させていただきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いしますね。