5・7歳連れ夏休み9泊10日、九州の島めぐり：種子島編

2020/08/14 - 2020/08/16

今年の夏休みはノルウェー帰省のはずだったけど、もちろん行けず。学校の夏休みも短くなってしまったけれど、どこか国内でも行きにくいところに行きたい、ということで九州の島めぐりをすることにしました。メインは五島列島、天草、種子島。

移動が多い旅行はQPがNGなので、母子のみで10日間。国内で10日間も旅行するなんて初めての経験。公共交通機関オンリーなのでプラニングがなかなか大変だったけれど、思い出に残る貴重な夏休みになりました。

8月7日 東京ー福岡ー五島（福江）
8月8日 五島（福江）
8月9日 五島（下五島から上五島へキリシタンクルーズ）
8月10日 五島（青方）
8月11日 五島（奈良尾）ー長崎ー下天草
8月12日 下天草
8月13日 下天草ー鹿児島
8月14日 鹿児島ー種子島（西之表）
8月15日 種子島（南種子）
8月16日 種子島ー鹿児島ー東京

エリア 種子島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス

鹿児島からジェットフォイルで種子島へ。たったの1時間半！しかし大人1人、子供2人、往復で28,200円といい値段だった。ほとんど揺れず、快適に航行。1時間ほど湾内を行き、佐多岬を通り過ぎる。そこからは30分ほどで西之表。意外と近い。お盆休みとあって、子連れがたくさん。みんな車でさーっと去っていき、歩いているのはうちらくらいｗ

種子島といえばやっぱりロケット。

でも港からホテルまでは歩いて10分もかからないくらいと近いのだ。

こんな感じのストリートアートもたくさんあった。

これとか。

これとか。

今夜の宿は割烹ホテルいのもと。その名の通りレストランを何軒か経営しているビジネスホテル。でも素泊まりにした。ダブルルームで10500円。素泊まりなのに高い気がするけど、なんか種子島この時期どこも高かった。まあお盆だしね。ベッドは普通にダブルだけど、部屋は若干広めでいい。

お風呂は普通にユニットバス。

暑くて暑くてもうどこへも行く気がしなかったので、ホテル内のレストランで食べることに。てっきり魚料理かと思っていたら、それはまた別館にある店で、直結している店はラーメン屋だった。意図せずまたラーメン。でもなかなかおいしいタンタンメンだった。700円とリーズナブル。

子供たちはから揚げ定食をシェア。から揚げも大きくて、ボリュームたっぷり。これで800円は安い！

餃子も大きいのが5個で400円。種子島らしさはなかったけど、普通においしくて安いいい店だった。

涼んでおなか一杯になって少し復活したので近所を散策。こんな素敵な店を発見！ここでランチすればよかった…メニュー見せてもらって夜もよさげなので、早速予約を入れる。

ホテルのすぐそばにはスーパーも。PayPayも使えるし、便利だった。飲み物等調達。

午後は路線バスで行けるビーチへ、よきの海水浴場。町から15分くらい。ただし、本数少ないので、ご利用は計画的に。私たちは現地滞在1時間のスケジューリングで。が、つくと、コロナでやってません、の表示が。えーっ！

まあでもあくまで海水浴場を開設していない＝監視員がいない、シャワーが開いてない、だけで、遊泳禁止なわけではなかった。他にも泳いでいる人ちらほら。

しかし透明度はいまいちだな。離島なのにこんなもんなのか。まあビーチは明日も行くからそれに賭ける。シャワーはないけど、地元の人が教えてくれた水道にホースがついているところで水浴びできた。またバスでホテルに戻る。

晩御飯まで時間があるので、シャワーして部屋でまったりタイム。天草で買ったポテトチップスをつまむ。そんなに辛くなくて子供たちも食べられた。

そしてお待ちかねのディナーへ。「情報」「遊び」「食・物産」が集まる地域交流拠点 CONNECT ーTanegashima Loungeー とあり、コンセプトもいい。

https://tabelog.com/kagoshima/A4605/A460501/46013541/

お洒落な内装。自由に読める雑誌やパンフレット、WiFiはもちろん、レンタサイクルもある。

地産地消で地ビールがあるのもポイント高い。九州いままでずっと焼酎ばかりだったので、久々ビール。パッションウィート、おいしい！

焼き島なす。

島野菜のオムレツ。スキレットに乗って出てきておしゃれ。

安納芋豚のハンバーグ、絶品。900円。

マルゲリータは手ゴネ生地がもちもちでおいしく、トマトソースもフレッシュな感じ

島の芋焼酎飲み比べセット、1200円。ちゃんと地図までのっていて楽しい。飲み比べると違いが判ってさらに楽しい。氷とお水もちゃんとセットで、切子のカラフェが素敵だった。

ズッキーニと種子島産水タコのフリット。カレー塩がアクセント。これもおいしいなあ。

子供たちリクエストでクアトロフォルマッジも。さすがにおなか一杯…

今旬の自家製黒糖パッションフルーツサワーもフレッシュですごくおいしかった！ドリンクもフードもおいしくて、雰囲気も最高で、いい店だった。さすがに食べすぎてお会計は8,525円だったけど、これだけ食べて飲んでるからむしろリーズナブルかも。

食事が終わるころ、ゲリラ花火をやっているとの声があり、外に見に行く。

この夏初の花火。もちろん密にならないし、最高！

今朝は早起きして午前7時のバスに乗る。南種子にある宇宙センターまではバスで1時間半もかかるのだ。しかもこれを逃すと次は2時間後とかなので、絶対に乗らなくては。少し早めにホテルを出た。ベンチにもアート。

よく見るといろんなところにアートがある。

ストリートアート探し面白いかも。

そのうちガイドブックにでも取り上げられるかもね。

くろしおアートプロジェクトというらしい。

バスはもちろんガラガラ。早起きだった子供たちはバスで熟睡。

8時半、宇宙センターに到着。午前中はこの近くでシュノーケリング＆シーカヤックを申し込んでいるのだけど、すぐに迎えが来てくれた。

朝食がまだだったので、ツアー前に買っておいたパンを食べる。アンチョビ入りクロワッサン。昨日の西之表のスーパーにはベーカリーもあり、朝早くからやっていて便利。

ブルーピースという会社でアレンジしてもらったツアーはプライベート！アクティビティは好きなものを選べ、組み合わせられる。半日で大人一人6,800円、小学生4,800円、幼児2,800円。プライベートと思えば安いのでは。

http://bluepeace.tanegashima-info.com/

写真も撮ってくれるし、器具は全部無料貸し出しなのでらくちん。私たちはシュノーケリング＆シーカヤックを選択。宇宙センター前のビーチからエントリー。昨日のビーチより断然きれい！

もちろん子供用のシュノーケリングセットもある。

一人で子供2人連れてシュノーケリングすると大変だけど、ガイドさんが子供たち見てくれるので、私はがっつり一人で楽しめた。ビーチからすぐなのにかなりサンゴがあってびっくり。子供でも見やすいように、干潮時を選んでくれた。

シーカヤックでは無人島へ。すぐ近くだけどね。子供たちはナマコ取りに夢中。

無人島の洞窟探検。

背中に子供のせてシュノーケリングする私の写真も撮ってくれた。普段結構こんな感じで、さらにもう一人の子の手もつないでシュノーケリングしてる。修行。

プライベートだと自分たちのペースで楽しめるからいいね！お昼ごろツアー終了。ビーチのそばにシャワーや更衣室もあるので便利。シャワーをすませ、宇宙センターまで送ってもらう。まずはお昼を、と思ったらなんと食堂が土日は休みだった…ほかに周辺に食べるところはない。途方に暮れる。数キロ先になら街があるので、そこまでタクシー？とも思ったけど（バスはめっちゃ本数少ない）、あきらめて、売店のスナックで済ませることに。宇宙センターはコロナで見学は予約制、1時間制。13時半からの回を予約していたのだけど、12時半もまだあいているとのことで、12時半に前倒しして入場。

そんなに広くないので、見学は1時間くらいで確かにちょうどいい。そして子供たちにはちょっとまだ難しかった模様。いや、私にも難しいかな…

この無重力体験トリックアート（？）は面白かった。

他に人もいないので撮り放題。

こんな眺めのよい子供の遊び場もあるけど、コロナで閉鎖。ロケット発射時の音がいかに大きいかというビデオが見られるシアターがあって、そこでデシベルという単位を学んだこどもたち。一応学びはあったよう。

お昼代わりに売店でアイスを買う。おいしいアイスだった、けど、ご飯にはならない。

ご飯らしいものをということで宇宙食のたこ焼き購入。乾燥したたこ焼きスナックみたいで味は悪くなかったけどやはり満たされない。4個で500円以上したし。

敷地はかなり広大で、あちこちに見どころは点在していて、普段はバスツアーがあるのだけど、今は休止。

歩くには暑すぎるということで、近場の見学だけで済ませた。見学は前倒ししたけど、帰りのバスは14時50分くらいまでなかったので、基本的に宇宙センター内で時間つぶし。見学は1時間制だけど、延長は可能だった。

バスに乗って今夜の宿最寄りのバス停まで20分ほど。実は今回友人とレンタカーしてまわる予定だったので、宿も車があるの前提で予約をした。今夜の宿Hopeは最寄りのバス停から車で10分なので、公共交通機関ではたどり着けない。でも宿に聞いたらバス停まで送迎可能とのことなのでお願いした。

ツインルームは広々。2食付きで3人で2万5千円弱。結構いいお値段。

ベルコニーつきで、なんとマングローブビュー！

吹き抜けになっているロビーにはビリヤードも。

お風呂はユニットバスで残念だけど、きれいにされていた。近くに温泉があるので、車があればそちらに行くんだけど。

子連れフレンドリーな宿で、敷地内になんと遊具がある！

敷地内にはお取り寄せでも有名なジェラート屋さんがある。

こちらもなかなか強気なお値段だったけど、島の素材を生かしていて、ものすごくおいしかったので食べてよかった。私はマンゴーとパッションフルーツ。子供たちはヨーグルト＆ラズベリーソース。子供はピッコロサイズがお手軽＆リーズナブルでいい。

宿のダイニングにはプレイエリアも。

おもちゃやライブラリーもあった。

6時から晩御飯。おなかぺこぺこ！娘の晩御飯はこれ。子供の好きなメニューではあるけど、足りない…

私と息子の。全体的にボリューム控えめ。息子は私のものより品数が少ない感じ。私は娘に取り分けたり、息子にてんぷらを揚げたりしたので、より少なくなってしまった。ぷりっぷりのエビの刺身がおいしかったし、そのほかも味は良かったのだけど、量が少ないな。ランチまともに食べてないからこれじゃ足りない。

地ビールがあってうれしい。たんかんのペールエール。

メインは豚の蒸ししゃぶ。一切れ食べた以外は全部子供たちに取られ、キャベツだけ2人分食べた。

ビールお替り。こんどは緑茶エール。おいしかった！

食後にまた公園で遊ぶ。元気だなー。サンセット。夜は星空が素晴らしく、しばらくバルコニーで星を見ていた。贅沢な時間。いよいよ明日は帰京。

今日も朝から子供たち公園で遊ぶと。朝ごはん前にひと遊び。

娘の朝食。少ないー。

私の朝食。これは適量かと思うけど、豪華な朝食を見慣れていると物足りなく感じるね。オクラとかドラゴンフルーツとかうれしかったけど。

帰りもバス停まで車で送ってもらって、バスで1時間強かけて西之表港へ。11時過ぎの船で鹿児島へ戻る。行きとは打って変わって、帰省客のUターンラッシュで、結構混んでいた。売店で島ふようというお菓子を買う。牛皮とあんこが入ったブッセでなかなかおいしかった。

この旅行記へのコメント （2）

• Matt Yさん 2020/09/11 20:45:24

  よく車なしで

  種子島、よく車なしで回れましたね。自分もついこの前行ったからその困難度合いよくわかるし、懐かしく拝見しました。街角アートなど、車で回った限り気がつかなかったくらいなので、その辺は徒歩ならではなんでしょうね。
  
  宇宙センターも行けて羨ましい。

  wakabunさん からの返信 2020/09/11 22:45:26

  五島もなかなか大変でした

  Matt Yさん、こんばんは。
  
  種子島も車なし大変だったけど、五島、特に上五島はもっと大変でした。それに比べたらまだ1−2時間に一本バスがある種子島はまだよかったのかも。事前に時刻表調べて計画するのは必須でした。
  
  ストリートアートは西之表の町中だったけど、Mattさん気づきませんでした？
  
  宇宙センターは行けてほんとよかった。これがメインだったんで。その割にはしょぼいなという感想でしたがｗ
  
  Wakabun