国会議事堂を経て、千鳥ヶ淵の戦没者墓苑を訪れました。その後、靖国神社へも

2020/09/03 - 2020/09/03

千鳥ヶ淵の戦没者墓苑を訪れました。

先の大戦では、軍人、軍属、民間人約３１０万人の犠牲者が亡くなっています。
千鳥ヶ淵戦没者墓苑に安置されているのは、戦友が持ち帰ったご遺骨や政府遺骨収集団が持ち帰って来たご遺骨が納められています。

ご遺族は、外国の無名戦士の墓のように、墓苑を参拝することで、お身内のご遺霊との対面を果たし、慰霊の誠を伝えることができます。

しかしながら、未帰還のご遺骨は、未だ１１３万柱以上と推定されていて今後の遺骨収集が急がれるところです。

今回、国会議事堂を出発し、千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れました。
その後、靖国神社を訪れます。

戦没者への慰霊の気持ちを新たにした訪問でした。

エリア 霞ヶ関・永田町(東京)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

国会議事堂を皮切りに、九段下まで散策を、楽しみます。

距離的には、１時間もかからないのですが、途中の名所等を見ながら、歩きます。

千鳥ヶ淵までの行程が、主になります。
その後、靖国神社です。

国会議事堂 名所・史跡

従来の関連があり、参議院とのお付き合いが、長くなりました。

参議院の通用門を経て、議員会館に行き、休憩した後、出発します。

食堂で軽く、腹ごしらえです。

参議院議員食堂 グルメ・レストラン

国会図書館で、地図と資料をコピーしてあります。

国会図書館は、手続きが面倒なのが、難点です。

国立国会図書館 美術館・博物館

国会図書館の本館を出て、梨木坂を北の方向に下ります。

石垣が、印象的な坂です。

梨木坂 名所・史跡

柿木坂を下りて、お濠に突き当たる手前を、左に進みます。

三宅坂の交差点です。

三宅坂 名所・史跡

三宅坂の名称の由縁は、判りませんので、調べました。

三宅坂とは、三宅備前守の屋敷のあった付近です。

三宅坂交差点には、衆議院憲政記念館からの道も、南から交差しています。

衆議院憲政記念館 美術館・博物館

現在は、三宅坂の西側には、最高裁判所があります。

江戸時代の大名屋敷も、明治維新の際に、明治政府に召し上げられたのでしょう
管理区分が、大分変わっています。

三宅坂交差点の西側には、渡辺崋山の生誕の地が名所となっています。

渡辺崋山誕生地 名所・史跡

日本の三権分立制度のうちの主要な国会と最高裁判所が、近くに存在しています。

最高裁判所です。

いつも思うのですが、最高裁判所の標石が、松の葉に隠れていて、見えづらいのです。

わざと見えにくくしているのかもしれません。

自分から、先じて、問題解決にあたらず、いつも問題が起きてから、判断を下すという、受け身的な活動と似通っているの見方もあります。

最高裁判所 名所・史跡

国立劇場が、最高裁判所の北側にあります。

劇場ではありますが、政府主催の戦没者慰霊関連等、いろいろな式典にも利用されています。

国立劇場 名所・史跡

皇居の西側にある半蔵門です。

服部半蔵率いる伊賀同心組が警護を行ったことがその名の由来とされています。半蔵門は江戸城における有事の際の逃亡のための門とされています。

半蔵門 名所・史跡

在京英国大使館です。

お濠の西側にあります。

イギリス大使館 名所・史跡

イギリス大使館の正面です。

一般的には、外交上の公館の写真は、撮影禁止なので、早急に撮影を終了し、パラグアイ大使館に向け、移動します。

パラグアイ大使館は、北側の道を挟んで、イギリス大使館のすぐ北側に、あります。

パラグアイ共和国大使館 名所・史跡

日本で、有名なイギリス外交官の一人に、アーネスト・サトウが挙げられます。

アーネスト・サトウが、桜の木を植えた場所を示す標識が、置かれています。

イギリス大使館の正門のすぐ北側です。

内堀通り沿いの桜田門と同様、この付近の桜も、桜の名所になっています。

皇居外苑 公園・植物園

内堀通りです。

交通量が多いですが、千鳥ヶ淵を始めとして桜のきれいな場所が多いです。

内堀通り 名所・史跡

半蔵門堀の西側の小道の様子です。

半蔵門付近から続いている公園の緑道です。

千鳥ヶ淵緑道ボート場に向かい、移動途中の散歩道です。

千鳥ヶ淵緑道ボート場 名所・史跡

皇居の西側の千鳥ヶ淵に、やってきました。

樹木が多く、緑が目に優しい場所です。

千鳥ケ淵 花見

千鳥ヶ淵の西側に、千鳥ヶ淵の緑道が続いています。

散策に恰好の場所です。

千鳥ヶ淵沿いの緑道です。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑に近い場所です

千鳥ケ淵 花見

千鳥ヶ淵緑道の標石です。

千鳥ヶ淵緑道の南側に置かれています。

見づらいですが、千鳥ヶ淵緑道と刻されています。

五味坂と内堀通りの交差点の近くにあります。

五味坂 名所・史跡

千鳥ヶ淵緑道沿いに、千鳥ヶ淵戦没者墓苑への案内板が置かれてます。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の南側です。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑 名所・史跡

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の南側の入口です。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑には、北側の入口もあります。

北側の入口が、正門なのかもしれません。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の入口の標石柱です。

北側の入口の左側にある標石柱です。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑 名所・史跡

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の南側の入口と西隣の駐車場との間にある標識です。

入口の手前にの位置にあります。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の南側の入口を入った先の奥を、左に曲がります。

左に曲がった後、すぐに、右に曲がります。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の南側の入口を入った先の奥に置かれている案内板です。

墓苑内の配置図と細部の案内です。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の北側の入口にある標識です。

こちらが、正門のようです。

入口の手前の右側の位置にあります。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の北側の入口を入ると、千鳥ヶ淵戦没者墓苑の中央部の六角堂に至る道が続きます。

右側に、管理事務室、左側に六角堂があります。


こちらが、正門のようです。

入口の手前の右側の位置にあります。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の入口付近に、戦没者の散華された場所について、解説している石製の紹介です。

石製の解説の左側に、地図が記載されています。

日本の西のシベリア、中国大陸、インドシナ半島、蘭印各諸島、ニューギニア島が
刻されています。

広域にわたっています。

各関係地域における戦没者の数が、記載されています。

一例として、ボルネオ島１８，０００との文字と数字が刻されています。

奥に、六角堂が見えます。

六角堂は、千鳥ヶ淵戦没者墓苑の中で、遺骨等を収める場所です。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の六角堂です。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の中で、もっとも中心的な場所です。

遺骨等が収められている場所です。

以前訪れた際の、千鳥ヶ淵戦没者墓苑の中の六角堂の様子です。

手前に、献花台があります。お花が置かれています。

今回は、行事があるようです。

六角堂の中央に、お花が置かれてる状況です。

今回は、訪れた際は、行事の準備がされていたようです。

六角堂の中央の献花台の上及び周囲に、お花が置かれてる状況です。

六角堂の献花台の奥に、箱があります。

お亡くなりになった方の遺骨等が収められているのでしょう。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の創設に際し、昭和天皇が詠まれたものを秩父宮妃殿下が謹書された御製の碑です。

六角堂の手前、向かって左側に置かれています。

昭和天皇が詠まれた御歌の碑文を、楷書文字と英文字にしたものです。

御製の碑の傍に、置かれています。

戦後６０年を経た折に、平成天皇が詠まれたものを常陸宮妃殿下が謹書された御製の碑です。

六角堂の手前、向かって右側に置かれています。

昭和天皇が詠まれた御歌の碑文を、楷書文字と英文字にし、施工の経緯を加えたものです。

御製の碑の傍に、置かれています。

六角堂の手前の建物には、戦没者関連の展示物の他、花などが展示されています。

これらの花は、六角堂に向かって左側に置かれています。

国の管理事務所とは、別の千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会の事務所があります。

国の管理する施設の運営を、円滑にするための法人です。

国の管理事務室の西側にあります。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会の入口付近に、岐阜県から贈られた「さざれ石」が置かれています。

日本の国歌に謡われている「さざれ石」の原点です。

産地は、岐阜県とあります。

さざれ石公園 公園・植物園

千鳥ヶ淵戦没者墓苑のさざれ石です。

永い間に微細な石がまとまり、大きな石になる様を顕していて、千代に八千代にまでの繁栄を象徴しています。

同じような主旨で、乃木神社のさざれ石にもお詣りしました。

さざれ石は、国の繁栄を祈るものです。

乃木神社 さざれ石 名所・史跡

千鳥ヶ淵戦没者墓苑にお詣りを終えた後、千鳥ヶ淵緑道に沿って、北の方向に進みます。

靖国神社と昭和館に向かいます。

途中に、インド大使館があるはずです。
ＶＩＳＡの発給を受ける場合には、インド大使館に行くことになります。

在京のインド大使館です。

ガラス張りの建物で、明るい感じです。

インド国旗がはためいています。

インド大使館 名所・史跡

在京のインド大使館です。

靖国神社側に、少し移動した場所から見ています。

近代的な建物です。

インド大使館 名所・史跡

九段の靖国神社に、やってきました。

敷地の東側にある標石柱です。

背景に、大鳥居が見えます。

靖国神社 寺・神社・教会

少し、移動すると、大鳥居と呼ばれる第一鳥居が見えます。

大きな鳥居です。とても有名な鳥居です。

靖国神社 寺・神社・教会

靖国神社の本社殿です。

菊の御紋が、目に鮮やかに、見えます。

いつ来ても、荘厳な気持ちになります。

靖国神社 寺・神社・教会

靖国神社の遊就館です。

大きく立派な建物の上部に、掲げられている額です。

靖国神社遊就館 美術館・博物館

九段坂の下に建てられている昭和館です。

激動の時代であった昭和の生活環境の様子を、現在に伝えています。

貴重な記録や展示品等が、たくさん紹介及び展示されています。

田安門の東にあり、牛ケ淵の濠の傍です。

昭和館 美術館・博物館

昭和館の入口の横に置かれている標石です。

敬虔な気持ちで、館内を見て廻ります。

平和の尊さを感じます。そのためには、各人の平和を自ら守る努力が必要です。

昭和館 美術館・博物館