2020/08/13 - 2020/08/16
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kiyoさん
14日は雄阿寒岳登山の後、阿寒温泉ホテルニュー阿寒で疲れを癒やして網走駅前の東横インに宿泊。当日予約でもスマホで対応できるところが東横インの素晴らしさ。私にとって旅の強い味方です。
15日はずっと雨の予報だったのでそれ程期待していなかったのですが、これがなんとか天気が持ってくれてラッキーでした。すっきり晴れるとまではいかなかったけど、それなりにオホーツク・知床を楽しむことができました。
本当は羅臼湖へ行きたかったんだけど、予報が雨マークだったのでガイドさんにも電話連絡が取れません。知床峠を通ったとき辺りは真っ白だったので、たとえ行ったとしても羅臼湖の景色は楽しめなかったわけです。ここは、今後の課題として、またチャンスを待つことにしました。
その代わり、ウトロの知床クルーズ船乗り場にあるオロンコ岩に登りました。ゴジラ岩の方が有名ですが、その海側にあるのがオロンコ岩で、物好きじゃないと登らないと思います。まず、観光で知床を訪れた場合、クルーズ船や観光船にはトライするでしょうが、オロンコ岩に登るという人は通です。
今回は天気も味方してくれたので、いつもできないことなど思うままに楽しめました。いつもは通過するようなところも細かく見ることができた感じ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月15日朝、ホテルの窓から見た網走駅。
網走駅の周辺はあまりお店もなく不便でしたが、最近レストランやすき家などが出来てお茶を濁すくらいの手軽な旅の一夜が確保できます。ここんとこ、4,5回は網走に来ると、東横インというパターンになりました。
今回、バイク用のガレージが新設されていて、ライダーにとっては大変ありがたい宿となっています。 -
14,15日の天気予報は傘マークだったので、特別観光予定を立てていませんでした。JR網走駅から釧網線の駅を一つずつ訪ねるか、くらい思っていましたが、15日も現地はどうやら晴れ模様。これだったら、羅臼湖へ行けたかも、なんていう思いもありましたが、取りあえず網走近郊を巡ることに。
ここは、能取湖の畔。 -
どうやらここは漁船も係留されていて、漁協関連の施設みたい。
去年、女満別空港へ着陸する飛行機から見たとき、能取湖の一部に人工的な埋め立て地エリアが不自然にあるので、なんだろうと思ってやってきました。 -
広い埋め立て地には、工場団地とメガ・ソーラー発電所もあって、衛星写真の裏付けを理解できました。
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左が能取湖、右がオホーツク海。
能取湖の出口を見てみよう、と考えたのですが、歩いて行くにも車が止めれないため、遠景になりました。 -
オホーツク海側近くの、能取湖。ここを回ると、能取岬灯台が見える。
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能取湖を後にして、能取岬灯台へ向かいます。
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砂浜では投げ釣りをしている人が等間隔に並んでいる!この時期、カレイが狙えるらしい。秋以降は、鮭・鱒なども釣るみたい。
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能取湖から能取岬にかけて、太公望が大勢集まっていました。
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能取岬へと下って行きます。いつも、ここには立ち寄っているような気がします。
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灯台の周りまで牧場になっていて、ぽつんと立つ灯台が絵になっています。
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天気も回復してきたことだし、ゆっくりと歩き回っても気持ちいいのですが、網走のモヨロ貝塚が気になっていたので、灯台に挨拶をして先を急ぎました。
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二ツ岩、という名勝みたい。岩が二つあるように見える、ということかな。この岩には窪んだ穴が壁にあるそう。近くまでいけそうだったが、ここから眺めておきました。
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二ツ岩付近からみた網走市街地
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同じく、知床半島
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斜里岳は、山頂付近が雲の中。
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羅臼岳や知床峠付近から、雲がウトロへと流れ落ちているように見える。かなり、知床峠のあたりは天気が悪いのかもしれない。羅臼湖など、いけないか。
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能取岬をドライブして、ツーマプで見つけたモヨロ貝塚にやってきました。施設が思ったよりも立派で、最近整備された雰囲気です。
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貝塚、といいながら、敷地内には竪穴式の住居跡などが復元されていました。
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墓地も復元(だと思う。)壺のようなものがところどころ出ていますが、人間の足と腰を折り曲げて埋めて、顔の部分に墓標として壺をかぶせていたのだそうです。
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モヨロ貝塚の案内図。かなり広いエリアが整備されていて、見応えがありました。右下の展示館に入場するのは有料ですが、その他は自由に見ることが出来ます。
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竪穴式住居には、熊の頭蓋骨が祭ってあります。熊やアザラシなど、狩猟で動物の狩りをしていた分、神として敬っていたものと思われます。
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オホーツク文化に触れるため、展示室も見学。モヨロ貝塚は、発掘された部分は主に弥生時代末期から奈良時代くらいのものらしく、思っていたよりは新しい時代でした。
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その時代の人々が、貝を食べていた痕跡です。海で狩猟した動物の骨などあり、食生活が伺えます。
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竪穴式住居の内部の復元。以前、常呂町に縄文時代の遺跡の発掘を見にいったので、モヨロ貝塚も縄文の頃のものかと思っていたのですが、その時代のくらしがかなり長く平安時代くらいまで変わらずに続いていたのかな、と感じられます。
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墓地の埋葬状況。この東部に壺を被せていた。
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モヨロ貝塚は網走川の畔の小高い所にありました。
展示館から駐車場へ。駐車場は網走川河川敷のようなところにありますが、ブリッジを渡って、EVで下りることができる。これは便利でいい!!道後温泉本館も、このようなアクセスにして欲しい! -
網走川。網走湖方面。短い川ですが。。。
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オホーツク海方面。これから行く、道の駅・流氷街道網走がある。
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道の駅・流氷街道網走。
何回もこの前を通過したことがあり、立ち寄ってみたいと思いながら先を急ぐばかりだったので、今回はゆっくりと中を見てみた。道の駅はどこも、見たよりは売り場が狭かったり期待するものがなかったり、ということが多いが、ここもそんな印象だ。 -
ホエールウォッチングができるみたい。
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道の駅・流氷街道網走から見た、モヨロ貝塚展示館(中央)
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道の駅・流氷街道網走を出た後、釧網本線桂台駅を訪ねたが、どこか見つからない。本通りから駅の入口は見つけたが、車だったので通り過ぎ、引き返して駅前に行こうとしたが結局行くことができなかった。
後で調べると、小さな入口から下りていったところがなんと、ホーム。さすが、北海道!
鱒浦駅も意識はしていて目には入っていたのだろうが、入口がはっきりせず通り過ぎてしまった。そして、やや北浜駅も通り過ぎて海岸へ出た。 -
知床の山々が近くなってきたが、JRの藻琴駅と北浜駅もわからず。頭の中でイメージしていたよりも駅舎がずっと小さい、のとわかりづらい。下調べをよくしておくべきだったのだ。ふと気付けば、ここは北浜駅のそばだった。
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左端に、北浜駅のホームが見えていた。しかし、駅舎には気付かなかった。駅を捜すという気持ちが、ちょっと足りなかったのか。次は、デジイチを持って、列車でここを走りたい。
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濤沸湖から見る斜里岳。やはり、山の天気は悪いようだ。
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道の駅はなやか小清水。
何回も来ているのに、ここがJRはまこしみず駅であることに始めて気付く。道の駅でもあり、JR釧網線の駅でもあるわけか。 -
道の駅。みんなマスクをしてお買い物をしていた。
はなやか小清水には、コンビニありJRの駅あり、モンベルショップまであった。 -
いろいろなお店が集合しているので、道の駅はなやか小清水はかなり広い。そして、この辺りを車で走っているとちょうど休みたくなるロケーションなのだろう。
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道の駅からドアをくぐると、はまこしみず駅の改札でした。
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初めて小清水駅のホームに立つ。
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観光案内所かと思いきや、モンベルショップだった。アクティビティの案内と情報は得られるコーナーがあった。
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いつもの知床メインルートから外れてJR釧網線に沿って走ると、はまこしみず駅の次の、止別駅(やむべつえき)に到着。駅にラーメン屋が入っているので、覗いてみた。
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ラーメンと喫茶らしい。まだ早いのだが、北海道の場合、食事があるところで摂っておかないとしばらくレストランはない、という自分の掟によって、ここで昼食をいただきました。ちょっと、面白そうだったこともあって。
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実は、立ち寄れなかった藻琴駅や北浜駅も、軽食やカフェなどとして利用されていることを後で知った。なかなか、ご当地感あり!!
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改札の左に、ラーメン喫茶があります。結構、混雑し始め、私の次からは整理券が発行されていました。お盆なのでそんなこともあるんだなあ。
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えきばしゃ、の入口看板
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折角なので、駅長ラーメンをいただきました。
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最近、ラーメンも市民権を得て、しっかりとしたお値段だなあ、と思ってしまいます。
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止別駅のホーム
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知床斜里駅前広場。
ここから知床方面は、見る所が結構限定的で、いつも国道244号線ばかり走るので、今回はJR知床斜里駅へ行ってみようと思いました。もともと、JRの駅を意識していたし。
世界遺産になったためか、結構きれいに整備されたという印象です。というか、そもそもどんなだったかは知らないんだけど。 -
JR知床斜里駅駅舎。
ぱっと見たときは、駅がどこにあるのか考えてしまうくらいでした。 -
駅入り口。古い駅を木材で覆ったのかと思うような、作りでした。
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ホームを見ると、結構大きな駅という雰囲気。
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切符売り場と改札。観光案内所が、別のエリアにあります。
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えっ!!、と思うくらいの列車の本数なのかな。
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青銅のオジロワシ、らしい。
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オジロワシの青銅が主張しているのは、世界遺産知床は斜里町にある、ということのように思えました。ここが知床の入り口なのでしょう!
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ルートイングランディア知床斜里駅前があります。
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ちょっと移動して、道の駅しゃりにも立ち寄りました。
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これまでは、国道244号線の案内看板をみるだけだったので、今回どんなところか行ってみました。
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道の駅しゃりでは、クリオネを見ることができます。
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道の駅しゃりは、情報発信拠点になっています。
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道の駅しゃりに隣接する、斜里工房知床屋。
樺太ますが1匹千円で売っていました。後で5匹くらい買ってクール宅急便で送れば良かった、と後悔しました。塩がよく効いていて、あまり四国では見かけない、昔のやつのような気がしました。樺太マス、と書いてあったので、二の足を踏んだしまった。。。 -
いつものとおり、名も無い「天に続く道」に立ち寄ります。名も無い所だったのに、雑誌などに「天に続く道」と紹介されたので、次から次へと、写真を撮る観光客がやって来ていました。
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ウトロの手前にオシンコシンの滝がありますが、近年駐車場も滝から遠くなったことでもあり、パスしてウトロへやってきました。
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昨年は自分一人ではなかったため、オロンコ岩に挑戦しなかったので、今年は登ってみようと思います。
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この手摺り付きの階段を登ります。
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ちょっと階段の幅は狭め
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階段を上から見たところ
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ウトロの道の駅・うとろシリエトク方面
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世界遺産と言いながら、ウトロの海は防波堤などの工事が真っ盛り。チャシコツ岬方面
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頂上付近になると、緩やかな木道にになりました。
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岩の頂上に到着。結構、この日は登ってくる人もたくさんいました。さすが、お盆だ。
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オロンコ岩頂上の周回木道にて。
背景は、知床連山の硫黄山とプユニ岬展望台辺り。 -
眼下には、知床観光船オーロラ号が停泊中。知床岬やルシャ川、カムイワッカの滝辺りまで行って、熊や滝などを観光する。
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オロンコ岩の頂上は、グルリと手摺りが回されていました。安全!
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正面にはゴジラ岩も下に見えました。
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ゴジラ岩の後は、北こぶし。去年泊まりましたが、食事が充実しているのがいい!知床ではここに泊まることが多いかも
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ゴジラ岩の上を右回りで一回り。向こうに見えているのが、登り口。
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この真ん中の通りが、ウトロの銀座通りみたいなものでしょうか。
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海岸の段丘の上には、知床第一ホテルなどがあります。こちらも泊まったことがありますが、展望はいいものの海辺から離れるので、界隈をウロウロできない感じでした。
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頂上まで登ったオロンコ岩。百メートル弱の高さですが、知床へ来たという思い出になりました。
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道の駅・うとろシリエトク。隣に、知床世界遺産センターがあって、ここでは知床の情報が充実していました。次回は、羅臼湖へ是非行きたいので、その相談をしてきました。知床峠に車を置いて行くのがいいらしい。
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知床峠。
予想通り真っ白で、霧雨模様で誰もいません。いつもたくさんの車がここには駐まっています。こんな知床峠を見たのははじめて。 -
お決まりの場所で記念撮影。晴れていれば、後に羅臼岳が聳えているのに!
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羅臼湖も行けなかったので、知床峠を後にして知床国立公園・羅臼ビジターセンターに立ち寄ります。
この直ぐ峠寄りに、熊ノ湯という露天風呂があるので入ってみようと思っていましたが、車がたくさん駐車してあって混雑しているようだったので、パスしてここまで下ってきました。 -
羅臼ビジターセンターには、シャチの骨格標本が展示してあると聞いていたので、それを見るのが目的です。でかいですねぇ。
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シャチ以外にも、アザラシや知床の魚など、なかなか知床の自然についての展示が見所。
レクチャールームでは、リクエストによって「知床・羅臼の四季」という映像を流してくれるというので、お願いして30分ほど見ました。このようなものは、よくまとまっていて熊のことなどへの配慮もわかりやすく学べます。一部、ウトロの世界遺産センターとかぶるところもあったような。 -
ヒグマの剥製。知床では観光船からヒグマが自然のままで見えるなんて、素晴らしい。一度は見ないと、と思いながら数回見ました。
何度も来ている知床ですが、羅臼温泉は入るのが初めてなので、早めにホテルに入って温泉を楽しむことにしました。相泊温泉に行くことも考えましたが、今回は羅臼で温泉を満喫します。
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