夏の終わりに「そうだ、京都行こう」①～京都水族館と二条城ライトアップ

2020/08/29 - 2020/08/30

コロナ禍のせいか、京都駅前のホテルが！週末でも！いっぱい空いてる！こんなお値段で泊まれる！！・・・というわけで、暑いけど、「以前から気になっていたけどなかなか行く機会のなかった京都のスポットに行ってみよう」ツアーを決行しました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

京都駅にお昼前につき、まずは腹ごしらえをすべくJR西口改札前のイートインパラダイス「はしたて」へ。老舗和食店「和久傳」のお店です。以前食べた鯛胡麻味噌丼がとても美味しかったので再訪。

これは8月のおすすめメニュー、和牛ロース丸茄子丼、もずくそうめん土佐酢ジュレ、季節の小鉢（たぶん冬瓜）。写真にはうつっていませんが、「山椒香油」の小瓶も添えられ、丼にかけると山椒の香りと辛みが加わって美味しかった。

はしたて グルメ・レストラン

まずは「以前から気になっていたけど行く機会のなかったスポットその１」（長い）京都水族館へ。7月に「クラゲワンダー」という新しい展示がオープンしたので、それも見たかった。

京都水族館 動物園・水族館

入館するとまずオオサンショウウオの水槽が。でかいです。インパクトあります。１ｍ級のが何匹もいます。隣で見ていたお客さんが「こいつら両生類なのになんでこんなにデカイんだ・・・」と言っていたのが印象に残りました。確かに両生類って、カエルにしろイモリにしろもっと小さいよね。

水槽のすみに何匹も重なっています。なんでここにばかり集まるのか、一番下の個体は苦しくないのか・・・と思いますが、このすみっこが暗くて居心地がいいそうです。

解説の看板がユニーク。

アザラシの水槽。見ていると、時々下の水槽と行き来してます。

お昼寝中？この表情、見ているとなんともなごみます。

本日のハイライト、7月にオープンしたばかりの「クラゲワンダー」。西日本最多の約20種5,000匹のクラゲが展示されているそうです。360度のパノラマ水槽「GURURI」は、その名の通り、中に入るとまわりをぐるっとクラゲに囲まれて海の中にいるような気分に。

ゆったりとただようクラゲ。ライトアップで色も次々と移り変わり、見ていてあきません。クラゲ人気、わかるわ～。

特にきれいだったクラゲ。（左）アカクラゲ。毒があるそうですが、糸のように細い触手がゆらゆら動いて優雅。（右上）クリサオラ・プロカミア。舌をかみそうな名前。（右下）ギヤマンクラゲ。名前の通りガラス細工のように透き通ったクラゲです。触手なんて糸より細そう。

ちなみに私の推しクラゲは（誰も聞いてない）、ここには展示されていませんでしたが、光をあてると虹色に輝く「カブトクラゲ」です。

久しぶりの水族館で久しぶりのイルカショーを見たかったんですが、13時からの回に行ったらすでに満員に。・・・がっくり。次のショーは２時間後ですが、館内は一通り観た後なのでそれまでいるのもなあ・・・と、ショー終了後の観客席でボーッとしていたら、イルカたちの練習？が始まりました。スタッフの合図でジャンプしたり腹ばいになって陸に上がったり。ショーは見逃したけどなんだか得した気分に。

写真はイルカプールと夏らしい雲。

今日のお宿は京都タワーホテルです。京都駅目の前と立地は至便。地下街から直結しているので雨のときも濡れずに行ける。フロントはこのビルの8階にあります。

コロナ禍のせいか（せいだよね、絶対）Booking.comで前日に予約できて、シングル1泊4400円と格安。京都駅周辺の他のホテルも軒並み空室ありでした。

実は去年の秋に久しぶりに紅葉見に行きたいなーと思って市内のホテルを検索したら、一か月ほど前の時点でほぼ満室だった記憶が・・・インバウンド需要のすごさを思い知ったわけです。

もともと夏はそこまで混む季節ではないのかもしれませんが・・・それにしてもこれは・・・ホテル業界、大丈夫・・・？

京都タワーホテル 宿・ホテル

ホテルの口コミを見ると、最近改装されたばかりのようで、ロビーもお部屋もきれいでした。ブラウンと紫を基調にした落ち着いた色合いです。

歯ブラシやクシなどはフロント前のカゴから自分で持っていく方式。

空いていたからか、シングルから広々としたツインにグレードアップしてくれました！一人でこの部屋は贅沢！

部屋の中の設備は・・・まあ過不足なく普通です。

窓の外は京都駅ビル。

窓からの風景。駅ビルやバスターミナル、駅前を行き交う人がばっちり見えて、旅気分が盛り上がります。京都駅ビルの建物、なんか好きなんですよね。ただの真四角なビルじゃなくて、あちこちに階段やエスカレーターがあったりして・・・ここをのぼるとどこへ行くんだろうっていうワクワク感があって。構内の大きな吹き抜けを見ながらエスカレーターでのぼったり降りたりするのも楽しい。

部屋で一休みしてから夕方京都タワーへ。フロントで割引券をもらうと、800円→300円で入場できます。展望台に上がったらちょうど大阪方面がゲリラ豪雨のようで、時折稲妻が光るのが見えました。

京都タワー 名所・史跡

東本願寺。こうして見るとやっぱり建物大きいし、敷地広いなあ。

暮れなずむ空と比叡山。

暗くなってから、本日のハイライトその２、二条城ライトアップへ。地下鉄の二条城前駅を降りると、目の前にさっそく東南隅櫓が。

元離宮二条城 名所・史跡

入場口は東大手門。ただこの日はイベント最後の週末とあって人出もすごく、7時過ぎについたときにはこの大手門にたどりつくまでに長蛇の列が。一瞬このまま引き返そうかと思いましたが、このイベントもお目当ての一つだったし前売り券も買っちゃったし・・・で、40分ほど並びました。しかも待っている間に京都市のコロナ追跡サービスに登録しなければならなかったのですが（登録しないと入場できない）、何度登録しても返信メールが来ない・・・とあせったら迷惑メールフォルダに振り分けられていた・・・という悲劇が(笑）。

ただ城内に入ると、何しろ広いので人混みもそれなりに分散し、混んでいるという感じはなくゆったり回れました。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

城内から見た東南隅櫓。ちょうど右上に月も出て幻想的な雰囲気に。

なんといっても圧巻は唐門。まばゆいばかりの黄金色に輝いています。これだけでも見に来る価値あり！

元離宮二条城 名所・史跡

彫刻の細部もライトに照らされてくっきりと。

唐門と月。

二の丸庭園もライトアップされて幻想的な雰囲気に。

元離宮二条城 名所・史跡

中に入ることはできませんが、二の丸御殿の建物にも明かりがともされています。

これも目玉の一つ、お城の石垣に映し出される花火のプロジェクションマッピング。花火大会のなくなった今夏、これはうれしい！3分ほどの映像ですが、色鮮やかな花火が次々打ち上がったりクルクル回ったり・・・とてもきれいで3回ほど見てしまいました。動画でお見せできないのが残念です。お堀の水面にうつる映像も美しい。

花火が次々に打ち上がる。

万華鏡がクルクル回るような映像も。

今年の夏は花火が見られませんでしたが・・・来年は見られることを願って。

花火を見たあとは、北側の庭園をグルッとまわって帰ります。ライトアップされたお茶室。