夜行高速バス、列車を乗り継いで新潟、山形へ①新潟～新発田城

2020/08/22 - 2020/08/25

　フォートラベル上では未踏の県になっている新潟県と山形県に行って来ました。
　学生時代に横浜で住んでいた時、同じアパートだった上越市在住の友人と再会して山形県に行く予定でした。ところが出発日直前にその友人が急病発症し一緒に旅行する事ができなくなり、急遽一人旅となりました。
　計画当初は名古屋から新潟には高山本線ワイドビューひだに乗って富山経由で行く予定でしたが、直江津に立ち寄る必要がなくなり新潟へ直行する事にしました。昼間の時間を有効に使うべく、老骨に鞭打って新潟行きの夜行高速バスで旅立ちました。

エリア 新発田・胎内(新潟)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

名古屋の名鉄バスセンターにやって来ました。
22：40発の新潟行きの夜行バスに乗車します。
運賃8,700円

これから乗車する新潟行きの名鉄バス。
名古屋から新潟間500ｋｍ7時間の乗車です。

3列独立シートの車内
カーテンで仕切られプライベート空間は保たれますが、コロナ対策で余計に狭い蚊帳の中にいるみたい。
乗車した時から窓側のカーテンは開けないように言われ、室内灯も暗くて目を閉じて寝るしかありません。
降りるまでトイレにも行かず一歩も歩かず、この状態だとリクライニングシートでもエコノミー症候群になるかもしれません。

飛行機に乗るとシートベルト説明書があるように高速バスにも同様のシートベルト説明書が前座席後ろのポケットに。

必ずシートベルトを締めましょう！

定刻通り5：39新潟駅万代口に到着。

ふそう製名鉄バスの後ろ側と新潟駅

リクライニングシートの傾斜は150度位になり飛行機のエコノミー席よりは楽でしたが、車内を動いたりカーテンを開けられないので窮屈でした。
隔離されたような状態で約7時間の行程中景色は何も見えない内に目的地に到着。行程の景色を楽しみながら行く自分の旅行スタイルには合わないので今後は夜行高速バスには乗らないと思います。

昭和の駅舎というような感じの新潟駅万代口の駅舎。

1963年（昭和38年）に完成して以来、新潟地震も経験した駅舎は間もなく撤去解体されるそうで見納めです。

新潟駅には6時前に到着し、みどりの窓口に直行。
ジパング倶楽部を利用し、3割引きで乗車券や特急券を購入（合計16,310円）。
新潟⇒名古屋市内乗車券：8,770円
（白新線、羽越本線、陸羽西線、、山形新幹線、東海道新幹線）
快速海里の指定券（新発田⇒鶴岡）：580円
山形新幹線（新庄⇒山形）：840円
山形新幹線（山形⇒東京）：3,200円
東海道新幹線（東京・品川⇒名古屋）2,920円

新潟駅6:44発の白新線・村上行きに乗って新発田に向かいます。
オールステンレスで耐寒耐雪構造のクモハE129-11

クモハE129のロングシートとボックスシートを組み合わせた座席。
壁面パネルはアイボリーとクリーム色、腰掛は暖かみを感じさせる暖色系のピンクブラウンで都会的な感じ。

私の姓は柴田（シバタ）なので同じ読み方の新発田（シバタ）にかねてより興味があり、いつかは訪れてみたいと思っていましたが、やっと実現しました。　　Welcome to Shibata ！とは嬉しい!!!

新発田駅の駅舎。

新発田市の観光案内ガイド

先ずは新発田駅から20分位歩き新発田城に向かいました。

入口の本丸表門。開門の9時まで1時間以上あるので近くの公園のベンチで横になって休んで過ごしました。

赤穂浪士四十七士の一人の堀部安兵衛の銅像

二の丸隅櫓

隙間なく積み込まれた切込接（きりこみはぎ）の石垣が美しい

国の重要文化財に指定されている表門（２階建ての櫓門）

辰巳櫓

日本100名城の一つ：新発田城のスタンプ

新発田城の4つの魅力
1.三匹の鯱・・・全国的にも珍しい3匹の鯱
2.堀部安兵衛・・・赤穂浪士の一人
3.古写真・・・昔の新発田城の写真が沢山残っている
4.石垣・・・手の込んだ切込み接（はぎ）で積まれた石垣

新発田藩初代藩主・溝口秀勝の銅像　　　　　

全国的にも珍しい3階櫓と3匹の鯱

青空に映える３匹の鯱

新発田城を見学し、たっぷりと汗をかきながら新発田駅に戻ってきました。
これからお目当ての観光列車・快速海里に乗って鶴岡に向かいます。

つづく