夜行高速バス、列車を乗り継いで新潟、山形へ②快速海里（新発田～鶴岡）に乗車

2020/08/22 - 2020/08/25

　新発田城を見物した後の次の目標は新発田から鶴岡まで快速海里に乗車です。観光列車の快速海里は運転日が金・土・日曜日に運行されており、当日は運よく運転日に当たり指定席も買えました。

　新潟県や山形県庄内地方には豊かな海や里があるので、その海や里の美味しいものや景色を楽しんでもらえるように列車名に「海」と「里」を入れ「海里」としたそうです。
快速海里のコンセプトは「新潟の食」「庄内の食」と「日本海の景観」。
車両は昨年新造の４両編成のディーゼルハイブリッド車両。新潟～酒田間を途中駅で停車時間を長くとりお土産を買ったり、景色を楽しめるように特急よりも1時間余分に時間をかけて運行します。

エリア 村上・岩船(新潟)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

快速海里には新発田から鶴岡まで乗車

海里の指定席券と切符ケース

海里のポスター
コロナ禍で暫く運休中だったようで8月1日から運行再開とはラッキーでした。

新発田駅に入線の快速海里
ディーゼルハイブリッド車両　HB-E300系
4両1編成　定員86名

JR東日本はディーゼルハイブリッド車両を10年以上前から小海線で初導入するなど頑張っていますね。

車両エクステリアは「夕日」をイメージしたサンセットオレンジから「新雪」をイメージしたホワイトへのグラデーションで表現し、屋外の光を取り上げ風景との一体感をつくることを目指したデザイン。

1号車運転席からの眺め

車両のインテリアは屋外の光を取り込み風景との一体感をつくることを目指したデザイン

車窓から眺める庄内平野

青空に映える一面の稲穂の緑が美しい

全席4人掛けのコンパートメントシートの2号車
座席を引き延ばしてフルフラットにして足を延ばして寛ぐことも。

コンパートメントシートは満席で人が座っているため内側の写真が撮れず残念。

売店・イベントスペースがある3号車

3号車の売店コーナー

3号車には海里の記念スタンプも設置

4号車のダイニング席

事前予約で食事券を購入していなかったので4号車には入れてもらえず見学出来ず残念。

2人掛けと1人掛けもある1号車
座席を窓側に向けた設計で日本海や庄内平野や出羽三山の景観を楽しめるよう配慮されており快適！

村上駅を過ぎた辺りから海岸線沿いを走行
遥か沖に見えるのは粟島

日本海の景観の見どころの一つ・笹川流れの景色を楽しめるように桑川駅では何と20分間停車。
隣接の「道の駅　笹川流れ夕日会館」で買物したり、海岸沿いの景色も楽しめます。

お洒落なユニフォームの車内アテンダントさんに海里の前でポーズをとってもらいパチリ。
早く新型コロナウイルスが収束してマスク姿が懐かしくなりますように！

「道の駅　笹川流れ夕日会館」で人気の日本海ソフトクリーム

海里の停車時間限定スペシャル日本海ソフトクリーム

「道の駅　笹川流れ夕日会館」の展望テラスから海里を望む

スペシャル日本海ソフトクリームと海里のツーショット
ソフトクリームを買ってから桑川駅ホームを歩き回っているうちにソフトクリームは段々融けてきました。

車内に戻った時には暑さで殆ど融けていました。
濃厚バニラ味のソフトクリームに塩キャラメル、ナッツクッキー付きで300円（税込）とは美味しい。

日本海の荒波が作り上げた造形美の笹川流れの海岸線のすぐ横を海里は走行し気分爽快です。

遠浅で海水浴したくなるような綺麗な日本海

あつみ温泉駅でも10分間停車

あつみ温泉駅で停車中の海里

後から来た特急いなほ3号が追い越していきました。

コロナ禍で殆どの乗り物の乗車率は低いのに海里はほぼ満席。人気の高さが窺われます。

車窓からは日本海や庄内平野や出羽三山の景観が楽しめて、更に車内モニターで運転席ビューも観られ退屈しませんでした。
新発田から鶴岡まで113ｋｍを2時間18分かけてゆっくりと走行し、快速海里の乗り鉄旅を満喫しました。

つづき