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「古い写真をスキャン13(シンガポールとマレーシアの写真発見!1997年)」を書いたところで、さらにまとまった量のプリント写真を見つけた!これは、嬉しいことに、1986年6月28日から9月4日まで70日間英国滞在した時のものだ。運よく文科省の選抜試験に通り、すばらしい滞在ができた。英国側がバックアップしてくれる素晴らしい内容だった。専門の研究のほうはここでは一切言及しないが、大学での滞在義務期間外の時間もゆったりとしていたので、あちこちと訪問できた。今まで、この期間に関して書いた旅行記は、帰国時のジャンボジェット機のコックピットに飛行中招待されたもの(https://4travel.jp/travelogue/11174351)と、スコッチウイスキーの故郷を訪問した時の旅行記だけだったが、今回、もう少し、他の場所も取り上げたい。プリント写真だけなので、枚数は少ないが、今回、エディンバラEdinburghを真っ先に取り上げたい。それほど、すばらしい記憶が詰まっている町だ。      <br /><br />この町のたたずまいの素晴らしは、歴史を耐えてきた古い建物群が醸し出す圧倒的な本物感によるものだろう。復元建築の多いディズニーランド的雰囲気はここにはない。既に訪問してから34年がたっているが、それらが、鉄筋コンクリートの建物に変更されたということはありえないだろう。実は、イギリスには15回くらい、この後訪問しているくせに、とうとうスコットランドはこの時の一回のみだ。ただ、記憶があまりに鮮明なので、すぐにまた同じものを見に行く必要性を感じないだけだ。<br /><br />スコッチウイスキーの故郷訪問もそうだ。あの土地の人の訛った英語も記憶にある。そうそう、お城のうえでのミリタリータトゥーのバグパイプ演奏やエディンバラ音楽祭でみたオペラなども記憶に鮮明だ。パブで何種類かスコッチウィスキーを飲み比べた楽しさも忘れない。わすれないどころか、このエディンバラ滞在のあとは、まっすぐ、スコッチウイスキー製造の中心地に向かったのだ。(ウィスキー好きはぜひ、こちらを! https://4travel.jp/travelogue/11166747)帰国後もスコッチウイスキーの原酒探求に嵌り、相当種類の経験を重ねた。現在でも音楽室の棚には原酒が数十種類は揃っている。私にとって、ワインに次ぐ探求を重ねてきた酒なのだ。whiskyとwhiskeyの綴りの差も、日本では十分理解されていない。。ピート(泥炭)がないところでwhiskyは本来製造は無理だと私などは思う。瓶詰前に十分樫樽で熟成させない尖ったアルコールをぶち込んだものもスコッチウイスキーとは言わない。。。テイスティングをすれば、差は明白だ。水や炭酸で割れば、本物と偽物の差はわかりにくい。。。私はそばにチェイサーの水を置いて、本物のウィスキーはストレートでしか飲まない。実は昨晩もスコッチモルトを一杯、芳醇な味わいを楽しんだ。この旅行記はその勢いを借りている!<br /><br />一枚目はやはりエディンバラの町の中央にそびえるエディンバラ城だ。ここは周囲から撮影するだけでなく、上にも上がるべきだ。季節によっては、夜の城でのミリタリータトゥーの演技もお薦めだ。バグパイプの迫力ある団体演奏は一度聴いたら体に浸み込むだろう。後はスコット塔の上から、旧市街の絶景が楽しめる。国立美術館やエディンバラ国際音楽祭も芸術好きには必須の場所だ。私が見た日のオペラはサンクト・ペテルブルクから有名なマリー劇場引っ越し公演をしていた「マリー・スチュアート」だ。スコットランド女王メアリー・スチュアートを題材にしたオペラを見たのだった。濃密な三日間だった。だから、再度行ってもなかなかこの時の体験を越えられないことがわかっている。。<br /><br />なお、カメラはCanon FTbにズームレンズ一本だったと思う。  <br />(2020年8月記す)<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

古い写真をスキャン14(スコットランドの古都エディンバラ、1986年)

35いいね!

1986/08/25 - 1986/08/27

82位(同エリア788件中)

0

18

tad

tadさん

「古い写真をスキャン13(シンガポールとマレーシアの写真発見!1997年)」を書いたところで、さらにまとまった量のプリント写真を見つけた!これは、嬉しいことに、1986年6月28日から9月4日まで70日間英国滞在した時のものだ。運よく文科省の選抜試験に通り、すばらしい滞在ができた。英国側がバックアップしてくれる素晴らしい内容だった。専門の研究のほうはここでは一切言及しないが、大学での滞在義務期間外の時間もゆったりとしていたので、あちこちと訪問できた。今まで、この期間に関して書いた旅行記は、帰国時のジャンボジェット機のコックピットに飛行中招待されたもの(https://4travel.jp/travelogue/11174351)と、スコッチウイスキーの故郷を訪問した時の旅行記だけだったが、今回、もう少し、他の場所も取り上げたい。プリント写真だけなので、枚数は少ないが、今回、エディンバラEdinburghを真っ先に取り上げたい。それほど、すばらしい記憶が詰まっている町だ。      

この町のたたずまいの素晴らしは、歴史を耐えてきた古い建物群が醸し出す圧倒的な本物感によるものだろう。復元建築の多いディズニーランド的雰囲気はここにはない。既に訪問してから34年がたっているが、それらが、鉄筋コンクリートの建物に変更されたということはありえないだろう。実は、イギリスには15回くらい、この後訪問しているくせに、とうとうスコットランドはこの時の一回のみだ。ただ、記憶があまりに鮮明なので、すぐにまた同じものを見に行く必要性を感じないだけだ。

スコッチウイスキーの故郷訪問もそうだ。あの土地の人の訛った英語も記憶にある。そうそう、お城のうえでのミリタリータトゥーのバグパイプ演奏やエディンバラ音楽祭でみたオペラなども記憶に鮮明だ。パブで何種類かスコッチウィスキーを飲み比べた楽しさも忘れない。わすれないどころか、このエディンバラ滞在のあとは、まっすぐ、スコッチウイスキー製造の中心地に向かったのだ。(ウィスキー好きはぜひ、こちらを! https://4travel.jp/travelogue/11166747)帰国後もスコッチウイスキーの原酒探求に嵌り、相当種類の経験を重ねた。現在でも音楽室の棚には原酒が数十種類は揃っている。私にとって、ワインに次ぐ探求を重ねてきた酒なのだ。whiskyとwhiskeyの綴りの差も、日本では十分理解されていない。。ピート(泥炭)がないところでwhiskyは本来製造は無理だと私などは思う。瓶詰前に十分樫樽で熟成させない尖ったアルコールをぶち込んだものもスコッチウイスキーとは言わない。。。テイスティングをすれば、差は明白だ。水や炭酸で割れば、本物と偽物の差はわかりにくい。。。私はそばにチェイサーの水を置いて、本物のウィスキーはストレートでしか飲まない。実は昨晩もスコッチモルトを一杯、芳醇な味わいを楽しんだ。この旅行記はその勢いを借りている!

一枚目はやはりエディンバラの町の中央にそびえるエディンバラ城だ。ここは周囲から撮影するだけでなく、上にも上がるべきだ。季節によっては、夜の城でのミリタリータトゥーの演技もお薦めだ。バグパイプの迫力ある団体演奏は一度聴いたら体に浸み込むだろう。後はスコット塔の上から、旧市街の絶景が楽しめる。国立美術館やエディンバラ国際音楽祭も芸術好きには必須の場所だ。私が見た日のオペラはサンクト・ペテルブルクから有名なマリー劇場引っ越し公演をしていた「マリー・スチュアート」だ。スコットランド女王メアリー・スチュアートを題材にしたオペラを見たのだった。濃密な三日間だった。だから、再度行ってもなかなかこの時の体験を越えられないことがわかっている。。

なお、カメラはCanon FTbにズームレンズ一本だったと思う。  
(2020年8月記す)









旅行の満足度
5.0

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  • Edinburgh Castle エディンバラ城

    Edinburgh Castle エディンバラ城

  • Edinburgh Castle エディンバラ城<br /><br />以上は城の南側から撮影。

    Edinburgh Castle エディンバラ城

    以上は城の南側から撮影。

  • Edinburgh Castle エディンバラ城<br /><br />これは旧市街側、北側から撮影

    Edinburgh Castle エディンバラ城

    これは旧市街側、北側から撮影

  • 城内への入口。昼間の城内見物と夜のミリタリータトゥ公演とは二度来たのだろう。

    城内への入口。昼間の城内見物と夜のミリタリータトゥ公演とは二度来たのだろう。

  • 城の上から。<br /><br />向こうに見えるのがHolyrood<br /><br />

    城の上から。

    向こうに見えるのがHolyrood

    エディンバラ城 城・宮殿

  • エディンバラ城から見下ろす旧市街。スコット塔が見える。実は先にそちらに上がった。

    エディンバラ城から見下ろす旧市街。スコット塔が見える。実は先にそちらに上がった。

  • これは城の南側を見下ろしている。

    これは城の南側を見下ろしている。

  • スコット記念塔<br />Scott Monument<br />から見下ろした眺め。<br /><br /><br />エディンバラ・ウェイヴァリー駅<br />Edinburgh Waverley<br /><br />この時はYorkから列車でここに到着した。

    スコット記念塔
    Scott Monument
    から見下ろした眺め。


    エディンバラ・ウェイヴァリー駅
    Edinburgh Waverley

    この時はYorkから列車でここに到着した。

    エディンバラ ウェーバリー駅

  • スコット記念塔<br />Scott Monument<br />から見下ろした眺め。<br /><br />エディンバラ・ウェイヴァリー駅<br />Edinburgh Waverley<br /><br />

    スコット記念塔
    Scott Monument
    から見下ろした眺め。

    エディンバラ・ウェイヴァリー駅
    Edinburgh Waverley

    スコット モニュメント モニュメント・記念碑

  • スコット記念塔<br />Scott Monument<br />から見下ろした眺め。<br /><br />国立美術館が見える。ここもすばらしいコレクションだ。ロンドン以外では一押しの美術館かも。。

    スコット記念塔
    Scott Monument
    から見下ろした眺め。

    国立美術館が見える。ここもすばらしいコレクションだ。ロンドン以外では一押しの美術館かも。。

  • スコット記念塔<br />Scott Monument<br />から見下ろした眺め。<br /><br />国立美術館が見える。勿論無料!

    スコット記念塔
    Scott Monument
    から見下ろした眺め。

    国立美術館が見える。勿論無料!

  • スコット記念塔<br />Scott Monument<br />から見下ろした眺め。<br /><br />ホーリールードが見える

    スコット記念塔
    Scott Monument
    から見下ろした眺め。

    ホーリールードが見える

  • スコット記念塔<br />Scott Monument<br />から見下ろした眺め。<br /><br />エディンバラ城を見る

    スコット記念塔
    Scott Monument
    から見下ろした眺め。

    エディンバラ城を見る

  • エディンバラ城を降りて歩く。

    エディンバラ城を降りて歩く。

  • エディンバラ城を降りて歩く。

    エディンバラ城を降りて歩く。

  • 多分エディンバラ城で、ミリタリータトゥ公演を見に行く前だろう。

    多分エディンバラ城で、ミリタリータトゥ公演を見に行く前だろう。

  • エディンバラ城の後ろ側にロイヤルマイルと呼ばれる長い道がある。その途中で目印になるセント・ジャイルズ大聖堂<br />St Giles&#39; Cathedral<br />

    エディンバラ城の後ろ側にロイヤルマイルと呼ばれる長い道がある。その途中で目印になるセント・ジャイルズ大聖堂
    St Giles' Cathedral

    聖ジャイルズ大聖堂 寺院・教会

  • セント・ジャイルズ大聖堂内部<br />St Giles&#39; Cathedral<br /><br />本当に楽しい活動の場所は、以上の写真には出てこないものが多い。<br />オペラ、美術館、ミリタリータトゥ公演、スコッチウイスキーが<br />比較できるパブ等。。。宿の女将とのやりとりもかなり覚えている。<br />親切で、朝から血を固めたハギスなどをどんどん薦められた記憶が<br />ある。そうそう、パブの締まった遅い時間に宿内の小さなパブで、そっと<br />スコッチウィスキーを出してくれたものだ。<br /><br /><br /><br /><br />

    セント・ジャイルズ大聖堂内部
    St Giles' Cathedral

    本当に楽しい活動の場所は、以上の写真には出てこないものが多い。
    オペラ、美術館、ミリタリータトゥ公演、スコッチウイスキーが
    比較できるパブ等。。。宿の女将とのやりとりもかなり覚えている。
    親切で、朝から血を固めたハギスなどをどんどん薦められた記憶が
    ある。そうそう、パブの締まった遅い時間に宿内の小さなパブで、そっと
    スコッチウィスキーを出してくれたものだ。




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