Go to 涼しい東北に行こう２ -蔵王の大自然の中に１万坪敷地に１８室の離れの、温泉山荘 だいこんの花。４つの森林貸切露天風呂と里山料理-

2020/08/05 - 2020/08/10

東北２泊目のお宿は、敷地１万坪。蔵王連峰の雄大な自然や、林立する木立の中に点在する、18室の離れの宿です。
大自然の中に、4つの貸切露天風呂あり、お風呂巡りが楽しめます。
食事は、自然の中で季節を味わう、自家菜園や地元の採れたて野菜が主役の「嬉し、里山料理」です。


8月5日水曜日

SKY 152便　神戸 発 07:35 → 仙台 着 08:55

(山形) 山形座 瀧波 YAMAGATA THE TAKINAMI　宿泊

8月6日木曜日

(宮城) 温泉山荘 だいこんの花 宿泊

8月7日金曜日

(岩手) 游泉 志だて 宿泊

8月8日土曜日

(秋田) 白神矢立 湯源郷の宿 日景温泉 宿泊

8月9日日曜日

(秋田) 十和田ホテル 宿泊

8月10日月曜日

JAL2154便 青森　13:45発　→　大阪(伊丹)　15:15着

エリア 宮城蔵王・遠刈田温泉(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5

８月６日木曜日。
山形、赤湯温泉 山形座 瀧波を後にして、レンタカーで蔵王のお釜を目指します。

山形座 瀧波 宿・ホテル

蔵王エコーラインのくねくね道を登り、お釜リフト乗り場に到着。
約８分の空中散歩を楽しんで、お釜までは徒歩で５分ぐらいの道のりです。

途中綺麗な高山植物やコケが。

蝶も見つけました。

お釜とは逆側の刈田峰神社方面の景色。

お釜に到着。
蔵王お釜は、標高1670Mにある噴火口。
約3000年前の噴火で出来た自然の芸術です。
直径約330mの円形の火山湖で、エメラルドグリーンの水をたたえる景観は正に神秘的。
最大水深約27ｍの湖底からは今でも硫黄物が噴出しており、その水質は強い酸性になっています。

お釜 自然・景勝地

山頂付近でこんな風景が。
樹氷ができるアオモリトドマツが、
トドマツノキクイムシなどの食害で枯死しています。
将来はあの絶景樹氷が見られなくなるかも。
標高が高く、外部で育てた苗は移植できないそうで、再生事業が開始されていますがとても難しい事業だそうです。

本日宿泊のだいこんの花のすぐそばのお店で昼ご飯。

賛久庵 グルメ・レストラン

今日も夕食たくさん食べるので、ざるそばのみで。

遠刈田温泉 温泉山荘　だいこんの花に到着です。
こちらが駐車場からの入り口です。

最初に、遠刈田温泉（とおがったおんせん)歴史から。

遠刈田温泉の由来は、岩崎山の金を掘って財を成した金商人が霊泉を発見したのが始まりと伝えられています。 史料によると、金の採掘は1600年代であることから、この頃に開湯したとされ、400年余りの歴史を持つ温泉地です。

温泉山荘　だいこんの花 宿・ホテル

だいこんの花のコンセプトは、およそ一万坪にもおよぶ敷地に点在する、18室の離れ。
蔵王連峰の雄大な自然や、林立する木立、自家栽培の野菜に彩られた農園など、客室や見る角度によってさまざまな里山の表情を愉しめる。
散歩道を渡って、4つの貸切露天風呂を訪ねたり、四季折々に咲く花を愛でたりと、辺りをぶらぶらと散策するのもいいとか。

レセプションの母屋、樹齢180年を超える山形・金山杉の梁で組まれた屋根の下に大きな囲炉裏があります。

レセプション横は、セレクトショップ　Mikkeです。

温泉山荘　だいこんの花。
開業は２００３年で、作並、松島に有名旅館を営業している、一の坊グループの旅館です。

旅館HPから
リスやさまざまな野鳥、夏はヒグラシやカエル……
渡り廊下にひびく、森に暮らす生き物のささやき。
豊かな自然と一体になれる、自家源泉かけ流しの湯。
自家菜園や地元産の新鮮な食材を使った料理。

こけしが有名で、こちらは製作過程の展示。

３時チェックインですが、２時１５分ぐらいに到着。
小とりサロンに案内されました。

ここからの森の眺めも最高。

湯上がり処としても利用できるラウンジ「小とりサロン」です。
開放的な森林空間が広がっているラウンジスペースです。
野鳥やリスが姿を見せる憩いの空間との事。
アイスキャンディや、コーヒー・お茶・ハーブティー・ミネラルウォーターなどのドリンクが無料で楽しめます。

しばし、コーヒーで休憩。

アイスキャンディの種類も豊富です。
思わず、１本。

ずんだのアイスキャンディ。

コーヒーのマシンや、お茶のほかに、冷蔵庫の中に湯上りには飲みたい、牛乳類です。
素晴らしい。

だいこんの花のMAPです。
蔵王連峰の裾野に広がる広大な森の中の敷地１万坪。
ちなみに、東京ドームの建屋が、約１．４００坪です。
何となく広さがわかりますか。
レセプションがある母屋からぐるっと回遊できるように、平屋の客室が12棟18室点在しています。
南側には、松川が流れており、通り雨、雪まちの貸切露天風呂からは、川のせせらぎが楽しめます。
７月には、ホタルもみられるそうです。

航空写真に配置図を重ねてみました。
森林の中に建物が配置されているのが良くわかると思います。
5つのエリアにの部屋がゆったりと佇んでいます。

程なく、お部屋にご案内して頂きました。
ご案内して頂いたまだお若い女性が、質問しても要領の経ない答えばかり、社員教育もう少しがっばってください。

回廊からの景色がとても素敵です。
まだ、アジサイが咲いてました。

今回予約したお部屋、「水あかり」です。
広さ50㎡。

間取りはこんな感じです。

引き戸を開けると、広々玄関スペースです。

下駄箱の上にガラス玉に入った小さなこけしが飾ってあります。

内部は木をふんだんに使ったつくり。
２人掛けと１人掛けのソファー。

室内は屋根までの吹き抜けで開放感があり、金山杉で組んだ梁が印象です。

ソファー横に踏み机。

ソファー左手に、

デロンギ 電気ケトルに、

お茶セット。
ポテチとチョコレートも無料です。

ガス暖炉もあります。

４帖ほどのプライベートテラス。
目の前は緑の森林で、セミの声が聞こえます。
最高の空間です。

目の前の木は栗の木で、青い小さな実がなってました。

プライベートテラス左側に「なずな」の部屋のテラスが見えます。
今回は「なずな」に宿泊者がいなくてラッキーでしたが、宿泊者がいる場合は少し気になります。

８帖の畳にシモンズのセミダブルのベッドが２台。

窓がわに４帖の小上がりがありますが、
私たちの場合は荷物置き場に。
どうやって使うのか。

洗面室に大きめの冷蔵庫。

トイレ。

クローク。

プライベートテラスでまずは乾杯です。
ビールが美味しい。

チェックインからの過ごし方ガイドです。
まずは、貸し切り露天風呂へGo。

だいこんの花には、野趣あふれる、4つの貸切露天風呂、｢朝かぜ｣｢通り雨｣｢星の林｣｢雪待ち｣があります。
予約なしで、自由に入れますが、貸切風呂の前の看板が開いてる場合のみ。
看板を裏返し入浴します。

まずは、「通り雨」。

敷地の最奥に位置する秘湯を感じさせる露天風呂です。
杉木立の中、自然に浸るひとときを過ごすことができます。
脱衣所も屋外の野趣あふれる作りです。

松川沿いで、清流の音も聴こえます。

至福のバスタイム。

セミの鳴き声を聴きながらゆっくり温泉タイム。

最高のひと時でした。

お次は、お隣、「雪待ち」。

脱衣所も屋外の野趣あふれる作りです。

ベンチもあります。

湯舟につかって、荒川の川の音を聴きながらの至福の温泉タイム。

身体が火照ったら、ベンチで一休み。
癒されます。

どんぐりコテージのエビス生ビールタイム。

開業10周年で新設された建物です。
熔岩浴（岩盤浴）とエステルームがあります。

「どんぐりコテージ」前に広がる大きなウッドテラスは、みずならテラス
大きなミズナラの木の下、自然林を抜ける風を感じながら湯上りのひとときを楽しめます。

グリーンの扉を開けると、

どんぐりラウンジです。
冬は、薪ストーブの柔らかな炎をともす、木の香りただようラウンジです。

２階が、有料の森林アロマエステ。
１階は、熔岩浴が無料で楽しめます。

セルフのビールサーバーから、エビスビールをそそいで。

お茶やお水の無料コーナーもあります。

チェアーに座って、

至福の、エビスタイム。
いやいや、おかわりしてしましました。

ほろ酔い、風呂めぐり。
「朝かぜ」です。

ここは、屋内に脱衣所、

シャワーブースがあります。

石畳の道を進むと、

ここも、開放的な露天風呂が。

部屋に戻り一休み。

館内散策へ出かけます。

自家菜園です。
ここの畑の環境は森林の中の畑で湿気が多く、作物を育てるのは厳しい環境ですね。

小道を進みます。

小川を渡って、

裏側の入り口に到着。

木立の間の道を進むと、

入り口に到着です。
約１０分ぐらいの散策でした。

夕暮れの母屋。

絵画の様な１枚。

「小とりサロン」での、モヒート体験に参加します。

色々な、お酒をブレンドして、

モヒートを作製。

森林を見ながらの、モヒートタイム。

美味しかった。

回廊画像。

良い景色がいっぱい。

お待ちかねの夕食タイムです。
「ダイニング コの字」で頂きます。

だいこんの花自慢の、季節の果汁酒。

入り口に本日の献立のディスプレイ。

こちらの個室に案内されました。

献立は、自然の中で季節を味わう、自家菜園や地元の採れたて野菜が主役の「嬉し、里山料理」です。

皆さんの旅行記では、オールインクルーシブの飲み物メニューはなかったのですが、
豊富な、オールインクルーシブのドリンクメニューです。
酒好きにはたまりません。
コロナ対策後変更になってるのでしょうか。
種類も豊富です。
ワインはスパークリング、赤白４種類

日本酒５種類。

ビール２種類、焼酎３種類、ウイスキーも２種類用意されてます。

自家製梅酒や、季節の果樹酒。
ノンアルコールのワインもあります。
ソフトドリンクも、赤しそ、リンゴ、ブルーベリー、女性を意識したラインナップです。

食事の前に、だし汁が一杯。

本日のメニューです。

地場産夏野菜の彩りサラダ、アワビとホタテ貝、アワビのきものドレッシング。
トウモロコシが甘くて美味しかった。
ちょっと量が多いかな。

シャルドネ。ピノノアールのスパークリングワインで乾杯。

メジマグロの一番だしの、鰻真丈・針葱・茗荷の清汁。

冷製、カボチャのフォンデュ

美味しいですが、量が多いかな。
ここで、結構おなか一杯。

嫁は、シードルを注文。小さな瓶できました。

宮城の、 はさまや酒造の阿佐緒 （あさお）をぬる燗で。

鍋ものです。

新ごぼうと三陸産魚介の、あなご、すずき、かきを、

卵をかけて、すき焼風にいただきます。
もうおなかが一杯で、美味しさがわからない。

信州の、おらほの麦焼酎。

口直しで、蔵王の桃のシャーベット。

仙台牛のサーロインの冷やししゃぶしゃぶ、を３種類のたれで頂きます。
絶品の美味しさなのですが、その前の料理で満腹で。

ごはんは仙台産のひとめぼれと、味噌汁は仙台みそです。

従来は、「小とりサロン」に夜食が用意されるのですが、コロナの影響で笹団子のお土産に変更されていました。

デザートは母屋で頂きます。
お好きなものが選べます。

こんな組み合わせ。

小鳥サロンでコーヒーブレイク。
夕食は、前半の野菜編の量が多くて、後半の料理を美味しく食べられなかったです。

せっかくなので、大風呂 「ぎんやんま」にも。
２4時間いつでもお好きなときに入れます。

脱衣所もそれなりの広さがあり良い感じ。

内風呂です。

外からみるとこんな感じ。

露天も広々で良かったです。
大風呂でも、他に４つの個室風呂があるので、貸切状態でとても楽しめました。

そのあと、夜の「雪待ち」へ。

夜もライトアップされて良い感じです。

川のせせらぎを聴きながら、

至福の炉連タイム。
またまた、ビールもいただきました。

夜のお散歩タイム。
星見台から綺麗な月がみられました。
後、ラッキーな事に、ホタルも３匹ですが見られました。

８月７日金曜日。

個室露天風呂の最後の４件目の「星の林」で朝風呂です。

ここは、木の柵で囲われてますが、解放感抜群です。

「星の林」の木枕を使って、とても寛げる温泉タイプでした。

朝食に出かけます。
朝食時もメニューのディスプレイがありました。

自家農園の野菜をふんだんに盛り込んだ朝食が自慢だそうです。

こちらのお庭の眺めの良いお部屋で頂きます。

本来は、こちらの生野菜とスープとトマトジュースは、コロナ前はビュッフェ形式になっていた見たいです。
自家製のトマトジュースは絶品でした。

生野菜新鮮で美味しいのですが、夕食時の経験から、程々にして、

メインの朝食が登場。
熱々の卵焼きと、

きちじ（金目鯛）の焼き物が美味しかった。

小鳥サロンでコーヒー頂いて、部屋でゆっくりして、

チェックアウトです。

この旅行記へのコメント （2）

• マダムKさん 2020/08/22 09:19:35

  はじめまして

  ラスティー様
  
  私の拙い旅行記にいいね、とフォローまでしていただきありがとうございます。
  
  だいこんの花はなんて素敵なお宿なんでしょう！
  広い敷地に18室の離れとは贅沢な造りですね。
  貸し切り風呂巡りも楽しそうで、拝読していてワクワク気分になりました。
  わかりやすい説明があるので、とても参考になります。
  我が家にはかなりの高嶺の花ではありますが・・・
  
  ちょこちょこお邪魔しますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
  
  マダムK
  
  

  ラスティーさん からの返信 2020/08/23 10:45:45

  Re: はじめまして

  マダムK様
  
  旅行記ご覧いただきありがとうございます。
  だいこんの花は、大自然の中のコテージでとても癒されました。
  コロナの影響で、国内に目を向けて旅行を楽しんでいます。
  夏の東北は涼しくて、食べ物を美味しく最高の旅行でした。
  是非東北地方も旅行してください。
  東北旅行、まだまだ続きます。
  良かったら続きもご覧ください。
  今後ともよろしくお願いいたします。
  ラスティー