2018年夏の西安ひとり旅③

2018/08/19 - 2018/08/24

三日目は大雁塔、青龍寺、興慶宮公園に行きました。

エリア 西安(中国)

地下鉄で大雁塔駅にやってきました。

駅前はまたやたら広い広場が広がっています。
大きな噴水もあり、夜はライトアップされるようです。
遠くに大雁塔が見えます。

噴水のある広場を抜けると、様々な屋台が並ぶ並木道になっています。

20分ほど歩いてやっと慈恩寺の入り口にたどり着きます。
大雁塔は慈恩寺の中にそびえ立っています。
ちなみに駅から慈恩寺の入り口へ電動カートが走っているので、そちらに乗っても良いかもしれません。

大慈恩寺 寺院・教会

慈恩寺の門を潜ると目の前に大雁塔が現れます。

大雁塔だけでなく他にも様々な建物が立っています。

大雁塔以外の建物はどこか日本のお寺に似ていて不思議な感じです。

大雁塔に近づいてみました。
中に入るにはまた別途料金がかかります。

大雁塔 建造物

正面からの写真

中には階段があり登っていくことができます。

こちら大雁塔駅の反対側の大唐芙蓉公園が見えます。

当然ですが、中に冷房はなく暑くて汗臭いです。

本当に日本のお寺と似ています

宝物殿の展示です。地下はお土産屋さんでした。

宝物殿の展示です。

宝物殿の展示です。

いい時間になっていたので、大雁塔駅前にあるケンタッキーでお昼にしました

このあと特にどこにいくか決めていなかったので、大雁塔駅から隣の小寨駅まで歩きます。

小寨駅には賽格国際購物中心という百貨店が直結で建っていました。
なかは冷房が効いていて賑わっています。

なんか日本で見たことのある海賊が

日本企業ブランドをごっちゃにしたような中国発のブランド「名創優品」

小寨駅から地下鉄で青龍寺駅にやってきました。
中国の郊外の雰囲気が漂っています。

駅から五分ほど歩くと青龍寺が見えてきます。

お寺の敷地には庭園が広がっています。

青龍寺 寺院・教会

池には橋がかかっています。

こちらの建物は博物館になっています。

今回やってきた青龍寺は、遣唐使の留学生として唐に渡った空海が密教を学んだお寺です。

漢詩でしょうか？

中国に来て空海についての展示を見るのは不思議な気分です。

空海が辿った西安への道

西安の博物館では珍しく日本語の説明があります。

空海がうどんを唐から伝えたという伝承についての紹介のようです。

こちらにも日本語の説明です。

博物館を後にして、敷地内を散策します。

中華風の建物と並木道がいい感じです。

恵果和尚から教えを受ける空海の像です。

結構大きいです。

お寺の裏の路地から駅に向かいます。

今度は地下鉄で咸寧路駅にやってきました。興慶宮公園へ向かいます。

駅から二十分ほど歩いて興慶宮公園にやってきました。

地元の人の憩いの場になっているようです。
太極拳や筋トレ、日向ぼっこをしている人がたくさんいます。

公園の中には大きな池もあります。

興慶宮公園には遣唐使として唐に渡り、その後日本に帰ることなく客死した阿倍仲麻呂の石碑があります。

興慶宮公園 広場・公園

こちらが阿倍仲麻呂の記念碑になります。

裏には阿倍仲麻呂と交友を結んだ李白の漢詩が刻まれています。

哭晁卿衡　李白
日本晁卿辞帝都
征帆一片繞蓬壷
明月不帰沈碧海
白雲愁色満蒼梧

阿倍仲麻呂が日本に帰るために乗った舟が難破したことを悲しんだ詩だそうです。
（実際は船が難破した後、ベトナム経由で再び西安に戻ってきたそうです）