久々の家族揃ってのドライブは銚子

2020/08/08 - 2020/08/08

家族それぞれの予定がありなかなか揃うことがないのですが、8月のお盆前に久々に4人でドライブに行って来ました。

6月の自粛解除したばかりの時は、夏は山へでも行こうかと、手軽に登れる山をリサーチしていたのですが、そうこうしている内に第2波がきて夏の旅行は立ち消えてしまい、次の旅行は秋にでもということで、県内の千葉の銚子へ日帰りで。

子供が小さかった頃は、日帰りや泊りがけで県内の観光地によく行ったものですが、子供と一緒に日帰り旅は久方ぶりでした。

エリア 銚子(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

県内でも自宅から銚子へは結構時間がかかり、この日は3時間弱。
何度か来ていますが遠く感じます。

銚子のシンボル的な存在、犬吠埼灯台

この日はあいにくの曇り空で晴れた日なら青空と白い灯台が映えたことと思いますがこの日は今一つ。

撮った写真が全部灰色だったので、旅行記を作るのに気が失せてしまい今頃のアップになりました(-_-;)

犬吠埼灯台 名所・史跡

灯台の上へはこのような99段もある螺旋階段を上ります。
楽勝だと思っていましたが、思ったよりもキツイ、翌日太ももの裏側が痛くなりました。

犬吠埼は日本で一番早くに初日の出が見られる場所として知られています。

でもよく調べてみたら、同じ千葉県の鴨川市に位置する標高337mの清澄山の方が2分早いそうです。
これよりもさらに早いのが標高3776mの富士山頂となり、無人島を除いて一番早くみられるのは小笠原諸島の母島か父島だそうです。

小笠原諸島は行ってみたいけれど、行ったら１週間は戻るフェリーがないとか・・・なかなかアクセスが難しそうでハードルが高いかな。

犬吠埼 自然・景勝地

ゴツゴツいた岩がある方向


そういえば銚子に来たのは、息子が中学一年の時に出た銚子駅伝大会の応援に来て以来。
子供たちは大会前日現地入りでした。私達家族は当日日帰りで。
その時は応援だけでどこも寄らずに駅近くのお店でお昼ご飯だけ食べて帰りました。あれからもう６年も経つんだね。

こちらはなだらかな海岸線が続いています。

どんよりとしていて海と空の境目がくっきりしていないのが少し残念。

昔は観光地にありがちなお土産屋さんがが並んでいましたが、新しく犬吠テラステラスというカフェや地元の飲食店、マルシェが入ったこじやれた建物ができていました。

海岸線沿いに遊歩道があるので下に降りてみます。

この階段を降りりて遊歩道を歩きます。

犬吠埼の白亜紀堆積物
この付近は約1億2千万年前の堆積物（地層）だそうで、なかなか学術的にも貴重は場所なのですね。

砂岩泥岩互層
波により柔らかい泥岩が削られて窪み、砂岩が飛び出した層はとても特徴的です。

白亜紀堆積物の標

各地に畳岩とか色々な岩の名所がありますが、犬吠埼の岩の感じも好きです。

犬吠埼にはここに写ってはいませんが、東映のオープニングに出ててくる岩があるそうです。白波が岩に打ち付けるあの迫力のあるあのオープニングですね。

犬吠埼 自然・景勝地

砂岩泥岩互層

シャッターチャンスがなかなか難しくて写真には収められなかったのですが、大きな波が岩を打ちつけ迫力がありました。

磯溜まりには小さなカニもいました。

以前はぐるりと遊歩道を一周できたのですが、現在は途中で行き止まりになっていました。

大きな波が遊歩道にまで打ち寄せて、それをすり抜けるのが面白かったんですよね。
今回も楽しみにしていたのですが残念です。

灰色の写真ばかりなので、階段の付近に自生していた緑の葉っぱを意味もなく載せてみました(笑)

街中では見かけない植物が咲いていました。

犬吠テラステラスで一休み。

銚子台コーラというハーブの効いたコーラを飲んでみましたが、ちょっと苦味があって大人の味でした。お子ちゃまな私には…

所変わって
お昼は銚子港近くのお店でいただきました。

「まぐろ専門店　久六」でまぐろのそぎ身づけ定食を。

私は銚子港というとサンマやイワシ、金目鯛のイメージでしたが、マグロも水揚げされているのですね。
本当は別の海鮮が有名なお店にしようと思ったら行列ができていたので、こちらのお店に来ました。ここも並んでいました。

漬けのたれが私にはちょとしょっぱかったけど、まぐろ自体は新鮮でとっても美味しい♪
ご飯が進みます。ご飯のお代わりができます！　　

久六 グルメ・レストラン

次にやって来たのは、約10キロメートルにわたり高さ40メートル～50メートルの断崖が続く　屏風ヶ浦

銚子マリーナ海水浴場から屏風ケ浦沿いに続く遊歩道を歩きます。

映画やテレビドラマ、CMなどの舞台となることもありますね～。
特にサスペンスとか。

屏風ケ浦 自然・景勝地

”地面が切り取られたかのような切り立った断崖が続くさまは、英仏海峡のドーバーの「白い壁」にも匹敵するといわれ、「東洋のドーバー」とも呼ばれています。” と観光協会の案内にあります。

そこまで凄いかといわれると？？ですが、期待しないで訪れると結構感動するかも。

2016年3月には、国の名勝と天然記念物に指定されました。

以前に屏風ヶ浦をナビに設定したら、崖上の崖の淵からは遠い内陸地で海が見えない場所をナビは指していました。
結局たどり着けず。
崖上に展望台のようなものがあると思っていたのですが上には立ち入りできるような場所は見当たらず、その時は諦めました。

崖上は、私有地も存在している場所で観光や撮影目的で許可なく立ち入りできないようです。
崖下からしか眺められません。

間近で見るのは今回が初めてでした。

写真ではわかりづらいですが、向こうまでずっと崖が続いています。

屏風ヶ浦の浸食

屏風ヶ浦の浸食

屏風ヶ浦の火山灰と関東ローム

屏風ヶ浦の火山灰と関東ロームをアップで

約220年～230万年前の火山灰が見られます。

屏風ヶ浦の崖上の風力発電の風車が何基もたっています。

２羽の鳥

写真にはほとんど人が写っていませんが、桟橋の左側は砂浜になっていて波が穏やかなのでファミリーの海水浴客がまぁまぁいました。

遠くには風車がたつ崖が続いています。

伊能忠敬銚子測量記念碑がありました。

全国図を作成した伊能忠敬は、銚子のお隣の九十九里浜の生まれ。
55､6歳から17年間、全国を歩いて沿岸を測量したそうです。
昔の55歳いったら今より年配の感じですが、その年齢から全国を回ったというのはすごいことですよね。

この旅行記の写真、見事にほとんどがグレーと茶色ばかりですねぇ(^^;

今度は、夕日が崖を照らして黄金に輝く屏風ヶ浦も一度観てみたい。
それから、銚子電鉄に乗ってのんびりと回るのもいいなぁ。

今回は滞在時間より、往復の車移動のほうが長かったですが、久々の家族揃ってのドライブでした。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2020/10/03 20:47:16

  久しぶりのリフレッシュ

  こんばんは、heidi77さん
  
  ファミリーで日帰り旅。
  たしかに最近、楽さを求めてどうしても泊まってしまうけれど、
  ドライブ旅って、朝から夜まで車であちこち回ることが本当は楽しかったりしますよね。
  この季節…
  雨が多かったぁ～
  どんより空でも、雨が降らなくてまだ良かったのかも、、、（笑）
  
  たらよろ

  heidi77さん からの返信 2020/10/04 12:07:45

  Re: 久しぶりのリフレッシュ

  
  たらよろさん、こんにちは～
  
  そうなんですよネ、考えように依っては雨でなくてよかった、それに真夏のギラギラした太陽が隠れていたから暑くもなく、歩くのが苦じゃなかっかったし。
  
  たらよろさんは地元でホテルステイも楽しまれていますよね。
  うちは日帰りで行ける距離だとつい泊まらず観光だけして帰って来ることが多いかな。
  今度はどこかお泊まりでもと計画中です。
  
  コメントありがとうございました(^^)
  
  heidi77