2020/07/23 - 2020/07/25
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この旅行記のスケジュール
2020/07/23
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この旅行記スケジュールを元に
新型コロナの影響で海外どころか国内旅行にも行きにくい雰囲気ですが、自宅に閉じこもっていても気が滅入るばかり。
あまり遠出はせず、かつ人が集まりすぎるような人気観光地は避けようと、以前から興味があった村上と庄内地方に旅行を計画しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
仙台から村上へは交通の便は悪く、新幹線を使おうとすると埼玉県大宮経由が候補に出たりします。
調べてみると米沢から日本海側に抜ける米坂線という路線があり、時間はかかりますが乗り継ぎも比較的スムーズ。せっかくなので青春18きっぷを使って交通費を少し節約することにしました。
8時18分に仙台駅からまずは山形駅に向かいます。 -
山形駅で乗り換えて奥羽本線で米沢へ。
奥羽本線には山形新幹線が乗り入れているので2両編成のワンマン列車の向かいのホームに7両編成の新幹線が止まっているというなかなかシュールな景色が楽しめます。
写真は時々ネットで話題になる田んぼの中のタワーマンション。 -
米沢からは米坂線に乗り換え。こちらも2両編成のワンマン列車。
米沢から坂駅までおよそ100㎞山の中を走ります。 -
坂駅から今度は羽越線に乗り換えてようやく村上駅に到着。
時刻は午後1時少し前。およそ4時間30分の道のりでしたが結構楽しめました。
まずは昼食。タクシーで大町方面へ向かいます。村上駅 駅
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まず訪問したのは井筒屋さん。
もともとは江戸時代から続く旅籠で松尾芭蕉も宿泊したとのこと。
現在では千年鮭きっかわさんが譲り受け鮭料理専門店になっています。
連休中なので混んでいるかな?と思って覗いてみるとやはり店の中は順番待ちのお客さんでいっぱい。
お店の方に聞くと申し訳ないですが、と断られてしまいました。
まあしょうがない。TEA 井筒屋 グルメ・レストラン
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次に訪れたのは海鮮一鰭さん。
こちらは村上の老舗魚屋、越後村上うおやさん経営のお店。
大町文庫という私設図書館の一階に入っています。
3,4組ほど先客が待っていましたが入れないことはなさそう。
少し待つことにします。海鮮一鰭 グルメ・レストラン
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待っている間に隣にある「越後村上うおや」さんを覗いてみます。
越後村上 うおや グルメ・レストラン
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観光客向けのお土産も置いていますが、お惣菜等も置いてあり地元の方も利用されているようです。
試食してみて鮭とばと酒びたしを購入したのですが、家に帰ってよく見ると鮭とばは北海道産、酒びたしは国内産鮭使用との表示。
製造者はうおやさんでしたので単にそれぞれの製品にあった鮭を使用したということかもしれませんが、やはり少しがっかり。
お土産はしっかり確認して購入しないとだめですね。 -
まだ少し待ち時間があったので大町文庫を探索。
町の篤志家が蔵書を寄付して作られた図書館らしい。
あまり人もいなかったのでちょっとした休憩などにも使えそうです。 -
およそ30分ほど待ってようやく案内されました。
おすすめの「海鮮はらこ丼」も気になりましたが、せっかくなので塩引き鮭を食べてみたいと「うおや塩引御膳」を注文。 -
「うおや塩引御膳」
塩引き鮭は厚切りで身はしっかり、皮にも脂が乗っています。
塩引き鮭は新巻鮭と違い干す前に塩抜きをしているそうで、確かに塩味はやや控えめ。鮭の味がしっかり楽しめます。
値段も控えめでランチとしては量もちょうどいいのでお勧めです。 -
千年鮭 きっかわ
今回の旅行の目的の一つです。千年鮭 きっかわ/きっかわ グルメ・レストラン
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城下町らしい落ち着いた雰囲気の大町にあって江戸時代の商家がそのまま残っているかのような佇まい。
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自由に見学できる店の奥の土間に逆さに吊るされた塩引き鮭が並んでいます。
まるでそこだけ時間が止まっているかのような景色。 -
この景色を見るためだけに村上に寄る価値があります。
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村上では伝統的に鮭を余さずいただく習慣があるそうで、店頭で売られている土産物も塩引き鮭のほか鮭のかぶと煮や中骨煮などの珍しいものもありました。
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きっかわさんを出て少し町をぶらぶら。
小さな町ですが歴史を感じさせる建物やお店が残っています。 -
冨士美園さんで少し休憩。
村上はお茶栽培の北限にあたり村上茶というブランドになっているらしい。
栽培が始まって400周年にあたるらしく町のあちこちに幟が立っていました。冨士美園 グルメ・レストラン
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抹茶ソフト
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イヨボヤ会館
「イヨボヤ」とは、村上の方言で鮭のこと。
大町からは少し離れているのですが、せっかくなので少し村上の鮭の歴史を勉強してみようと思い訪問しました。イヨボヤ会館 美術館・博物館
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鮭のミュージアムを名乗る割には鮭に関する展示は主にポスターと動画のみで内容はやや薄目な印象。
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ただ三面川の分流「種川(たねかわ)」の川底を泳ぐ魚を見ることができる観察窓は面白い試み。
時期的に鮭は見れませんでしたが、代わりに若いアユが川石のコケを食む姿を見ることができました。 -
村上観光を終えて、本日の宿泊地鶴岡へ移動します。
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車窓からの風景。
羽越線は日本海沿いを走ります。
太平洋側とは違い荒々しい雰囲気。 -
鶴岡駅に到着。
鶴岡駅 駅
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先ずはホテルにチェックインして食事に向かいます。
ホテルアルファーワン鶴岡 宿・ホテル
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和洋創作料理 べんけい
鶴岡駅から徒歩5分ほど。
連休中ということもあってか、お店はほぼ満席でしたがカウンターが一席空いていたので座ることができました。後から来た方が何組か断られていたので予約はしておいた方がいいかも。べんけい グルメ・レストラン
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メニューを見ると「季節のおまかせ」コースというのがあったので注文してみました。
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先付、前菜、小鉢
おすすめメニューの中に「南禅寺」という料理があって何の事だろうと聞いてみると、南禅寺豆腐というのが庄内地方の名物とのこと。
京都の南禅寺は湯豆腐で有名なのでそこから来たものかもしれません。 -
お造り
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がさエビのから揚げ
がさエビは日持ちがしないらしく産地以外ではなかなかお目にかかれません。
見た目があまりよくないせいか昔は甘エビ漁の外道としてスーパーで安く売っていましたが今やそこそこの高級品。
甘エビより身がしっかりしているので唐揚にもあっています。 -
岩ガキ
今回の旅行の目的の一つ。
真ガキの旬が冬なのに対して岩ガキの旬は夏。
真ガキより2周りは大きく身はしっかりとしていてジューシーで野性味があります。 -
いかのポッポ焼き
2,800円のコースなので正直あまり期待はしていなかったのですが、今が旬の岩ガキやがさエビの唐揚等々それぞれ料理もひと手間掛かっている。とても2,800円とは思えないほど内容が充実していて庄内地方の海の幸を存分に楽しめました。 -
庄内産の地酒も豊富でこれも「飲み比べ4種類」という1,800円で好きな地酒を4種類楽しめるお得なメニューがあったので、お酒好きの人にもおすすめです。
さてまだ少し早いですが明日もあるのでホテルに戻って休むことにします。
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ホテルアルファーワン鶴岡
3.29
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