ニュージーランド　南島　ルピナス街道　⑫　（帰りはちょこっとメルボルン）

2019/12/27 - 2020/01/05

<年末年始の休みを利用して、ニュージーランドの南島のミルフォードサウンドからクライストチャーチまで横断してきました>

12/27　成田⇒
28　ブリスベン⇒クライストチャーチ
29　クライストチャーチ⇒クイーンズタウン⇒テアナウ
30　テアナウ⇔ミルフォードサウンド
31　テアナウ⇒クイーンズタウン⇒クロムウェル
1/01　クロムウェル⇒マウント・クック⇒トワイゼル
02　トワイゼル⇒マウント・クック
03　マウント・クック⇒テカポ湖⇒クライストチャーチ
04　クライストチャーチ⇒メルボルン
05　メルボルン⇒成田

ニュージーランド南島クライストチャーチから、経由地メルボルンへやってきました。
行きは、ブリスベンを経由でしたが、帰りはメルボルン経由の便にしました。
経由地を変えると、２都市観光できるので、ちょっとお得な気分♪

フライトは翌日なので１泊して、半日もないですが急ぎ足で、ちょこっと市内を観光です

エリア メルボルン(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: カンタス航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

クライストチャーチからオーストラリア第２の都市、メルボルンに到着です。
昼過ぎの便でしたが、時差で２時間程戻るので、メルボルンはまだ夕方前になります。

メルボルン空港から２階建てエアポートバスで、市内へと向かいます。
前もって、サイトからチケットを購入してあったので、プリントをスキャンして見せるだけで、簡単に乗車できました。
往復だと少し割引になります。
早めに乗り込み、２Ｆ最前列の席をゲットしました

高速を走り、３０分程でサザンクロス駅に到着です。
空港バスの発着場所でもある、とても大きな中心的な駅です。
ここから、市内トラムに乗り換えるのですが、着いたばかりでキョロキョロしていると、アジア系の男性が声を掛けて来てくれて、乗り場を教えてくれました

２，３駅先の停留所で降りるとすぐ近くに、今回泊まるノボテル・オン・コリンズがありました。
コリンズエリアは、市街地の中心にあり、どこに観光に行くにも便利な場所です。

建物は立派ですが、ビルの一角に狭い入口があり、エレベーターで３Ｆへ行くとフロントがあります。

Novotel Melbourne on Collins ホテル

チェックインし、部屋へ。
割と広くてきれいです。
乗継のための１泊なので、これで十分。
内側の部屋だったので、中の吹き抜けを見下ろすことができました。

夏なので、陽が長いですが、もう夕方です。

着いたばかりでゆっくり休憩したい所ですが、行きたい図書館があって、土曜日は早く閉まってしまうので、休憩もそこそこにして１人で観光に出発します。

大都会でビルばかりかと思っていましたが、けっこう緑も多いです。
クライストチャーチもガーデンシティでしたが、ここメルボルンもガーデンシティ。
街の４分の１が公園だそうです。
たしかに、ＭＡＰを見ると、広大な緑色の公園が多かった気がします。

街には、週末だからか人で溢れていました。
これから皆さんどっかで夕食でもするのかな？

トラムで図書館に行こうと思い、停留所で待ちます

すぐにやってきました！
距離はそんなでもないので歩いても良かったのですが、すぐにトラムが来たなら、乗ったほうが断然早いので急いで飛び乗ります。

２つ程先の停留所で下車。ほぼ図書館の前でした。
来たかったビクトリア州立図書館。

もう閉まるまで３０分ないので急いで向かいます。
ほとんどが出てくる人たちです。
入り口には警備の人もいて、この時間に入っていったら止められるかと、びくびくしていたのですが、何も言われず入ることができました。

外観もそうでしたが、内部も立派な造りになっています。

ここは会議室とかかな？

内開きのレトロな扉が自動ドアになっており、開くと目の前に、これまたレトロでおしゃれな図書スペースが！！
さすが、世界の美しい図書館の１つと言われるだけあります。

世界中の見学したくなるような図書館に行くのが、最近の旅の楽しみの１つです

１８５６年に造られたオーストラリア最古の図書館

グリーン色の傘のライトと間接照明がおしゃれ♪
いつもこんな素敵な所で勉強できるなら、もっと勉強・読書好きになってたかも

絵画を展示している部屋もありました。

観光客もけっこう来ているようでしたが、真剣に勉強している学生もいるので、静かに見学します。

上に登ることができるので、上がってみました。
放射状に広がる机がかっこいい♪

さらに上へ。
全体を見下ろすことができます。
上へ登っていたのは、ほぼ観光客みたいでした。

写真を撮っていると、「もう閉館時間になるから降りて～」っと係りの人がきて、皆さん降ろされていました。

閉まるギリギリでしたが、どうにか見学することができました。
外に出ると、図書館の前の芝生では、若者たちが座って話したりして、くつろいでいます。

もう一か所、行きたかったのは、世界遺産にも登録されているカールトン・ガーデンズ。
トラムで行こうと思ったのですが、なかなか来ません。
歩ける距離なので、とりあえず次の停留所まで、後ろから来るトラムを気にしながら歩いて行きます。
遅延してるのか、結局次のトラムが来る前に、目的地の停留所に歩いて着いてしまいました。

王立展示館とカールトン・ガーデンズ
２００４年に世界遺産に登録されました。

１８５６年に開園したカールトン・ガーデンズ。
２６ヘクタールの広さの庭園で、市民の憩いの場となっていて、ベンチや芝生の上に座ってくつろいでいる人たちを、ちらほら見かけました

美しい並木道

正面に王立展示館が見えてきました。
この王立展示館は１８８０年におこなわれた「メルボルン国際博覧会」のために、オーストラリア初の西洋建築物として建てられたそうです。
裏側にはメルボルン博物館があります。

残念ながら、この時は改装中で内部は見ることはできませんでした。
ツアーでしか見学できないそうです。
どのみち、時間が遅くて無理だったでしょうけど・・

クラシカルな噴水

この訪れた日の前後は、メルボルン近郊ですごい山火事がずっと生じていたのですが、空は青空。
人々も普通に過ごしたり、観光していたりして、その影響はぜんぜん感じませんでした。
ＴＶのニュースは連日、山火事関連が流れていましたが・・

帰りはトラムに乗って帰ります。
中心部を周るシティーサイクル・トラムはレトロな造りの車両で、無料で乗ることができます。ほとんどの観光ポイントを通るので、利用価値は大です。
ちなみに、中心部のエリアはフリーゾーンでトラムを無料で乗ることができるそうです。観光客には助かります。
シティーサイクル・トラムはフリーゾーンしか走らないので、料金を気にせず、安心して乗ることができます。
時間があれば、このトラムでゆっくり街を１周してみるのもおすすめです。

フリンダーズ・ストリート駅前で下車します。

１８５４年にオーストラリアで初めて建てられた歴史ある駅だそうです。
天井のドームが東京駅を思わせます。
ここからホテルまで、街をブラブラしながら戻ります。

結局、図書館も無料、庭園も無料、トラムも無料で、お金がかからず観光できちゃいました。
なんて観光客にやさしい街　(^O^)／

メルボルンの街はおしゃれなウォールアートやカフェが多いみたいなので、時間があれば、ゆっくり路地裏を散策したり、カフェでまったりしたかったな～

クライストチャーチ観光と合わせて、１日歩き周り、さすがに疲れてしまったので、夕食はホテルの下のモールのアジア料理店へ。
この旅行の最後の夕食なのに・・　(-_-;)

モールには謎のきれいな装飾が吊るされていました。
ホテルの部屋から眺めてもカラフルできれいだった。


疲れたので、早めの就寝。
フライトが長いので、一気に日本へ帰るよりも、１泊した方が体は楽でした。

翌日、午前のフライトなので、早めに起きます。
朝食付きのプランだったので、６時半に荷物を持って３Ｆのレストランへ。
ホテルのある口コミでは、朝食の時間が土日曜は７時からとの情報があったのですが、チェックインの際にフロントで確認すると、「６時半から」とのこと。
その言葉を信じて朝一番で行ったのですが、レストランの店員さんからは、「７時から」と言われてしまい、しばらく待つことに。
フロントの人が、平日と勘違いしてたようで、結局口コミ情報が正しいなんて・・

時間がないのであきらめればいいものを、「意地でも食べて行く！」ということで、オープンと同時に皿に盛りまくり、せわしなく早食いしてチェックアウトしました　(>_<)
同じような外国人家族がもう一家族いて、みょうな親近感が・・

目の前のトラムの停留所からサザンクロス駅へと向かいます。
土日、早朝は便が少ないので、goole mapで時刻表を前もって調べておきました。
空港バスとの接続も良ければ、１時間程で到着できます。
トラブルもなく、無事に間に合い、飛行機に搭乗できました。

今回の旅行は、おおむね天気に恵まれ、行きたかった所もほぼ行けて大満足！！
ニュージーランドの自然の素晴らしさを存分に味わうことができました。
すごい欲を言えば、醍醐味であるトレッキングなんかを何日かかけて歩けたら、最高なんだけどな～なんて思ってしまいました。
次回もし来れたら、今度は北島エリア＆ハイキングかな？

長いシリーズの旅行記をご覧になってくださり、ありがとうございました！