アイスランドでカワイイもの探しの旅　7・8日目　ロンドンぶらりぶらり

2007/05/01 - 2007/05/09

ロンドン経由でアイスランドに行った時の旅行記7・8日目です。ロンドンで美術館巡り、買い物、アフタヌーンティー、ミュージカル。翌日は、公園でまったり。

今回のタイトルは、山下清さんの「ヨーロッパぶらりぶらり」にあやかってつけました。

エリア ロンドン(イギリス)

ブラックフライアーズ駅からテートモダンに向かいます。

前日の旅行記に書き忘れましたが、週末のチューブは工事路線がいくつかあり、構内に貼り紙がされていました。なので、普段ならば乗り換えなしで行ける場所を、何本か乗り継いで移動したはずです。

あと、チューブで印象的だったのは、出口にあったガラスドアを前を歩いている人が押さえていてくれて、後ろの人が「Thank you」というところ。日本では、何も言わずに通り過ぎていく人もいるので、良い習慣だと思いました。

ブラックフライアーズ駅 駅

テートモダンは、テートギャラリーの所蔵品の内、近現代アートを展示する美術館です。それより前の時代の作品をおさめるテートブリテンは、ちょっと離れた場所にあります。テートブリテンの作品は、「オフィーリア」や「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」など（おそらくターナーも）を東京都美術館で見たことがあったので、行きませんでした。しかし、数年前にラファエル前派のドラマを見てから（「SEXとアートと美しき男たち」）、ラファエル前派に興味が出てきたので、今だったら行ってみたいかも。（ちなみに、昨年の「ラファエル前派の軌跡展」（三菱一号館美術館）には行ってません）

この建物は、昔は発電所だったらしい。

テート モダン 博物館・美術館・ギャラリー

テートモダンへと架かるミレニアムブリッジは、少し変わった形をしています。

ミレニアム ブリッジ 現代・近代建築

テートモダンのちょうど真向かいにあるセントポール大聖堂。
この距離でしか見てません。

セントポール大聖堂 寺院・教会

テムズ川の眺め。シェークスピア・グローブ座も、ちらっと見えてます。

テムズ川 滝・河川・湖

ミレニアムブリッジを渡ります。この時は「ギルバート＆ジョージ」の特別展が開催されていました。「ギルバート＆ジョージ」の作品は見たことがありましたが、ゲイカルチャー系だったので、ちょっと刺激が強いところもあったかも。

ロンドンの美術館は、常設展が無料の場所が多いので、助かりました。（寄付ボックスは置かれていました）

ミレニアム ブリッジ 現代・近代建築

テートモダン側からセントポール大聖堂を眺めました。

テート モダン 博物館・美術館・ギャラリー

テートモダンの常設コーナーで撮影。

壁に書かれたサインのような文字がおしゃれ。階段が休憩場所にもなっていました。

ミュージアムショップもおしゃれで、オーラ・カイリーのテキスタイルがデザインされたテートモダン・オリジナル財布を購入し、その後、10年くらい使っていました。

テート モダン 博物館・美術館・ギャラリー

外でも軽食が食べられそうでしたが、雨が降ってきたので、利用しませんでした。

テート モダン 博物館・美術館・ギャラリー

グローブ座と反対側の方向に出てきました。

テート モダン 博物館・美術館・ギャラリー

ブラックフライアーズ橋からブラックフライアーズ鉄道橋を撮影。

ブラックフライアーズ駅 駅

ヴィクトリア&アルバート博物館最寄りのサウスケンジントン駅へ向かうため、再びテムズ川を渡ります。

テムズ川 滝・河川・湖

ヴィクトリア&アルバート博物館は広く、一部しか回れませんでした。

最初に見たのがファッションドレスのコーナーで、次が缶のコーナー。子どもが好きそうなグッズがいっぱい展示してありました。

ヴィクトリア＆アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー

先程の写真の左側を撮影。

ヴィクトリア＆アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー

デイル・チフーリ作のシャンデリアがランドマークでした。

こちらの１階でカイリー・ミノーグの特別展が開催されていましたが、整理券制だったので、時間に間に合わないかもと思い、入場しませんでした。

ヴィクトリア＆アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ガラスのコーナーの入り口もセンスあります。

ヴィクトリア＆アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ちょっと作りが甘い感じが味があります。

ヴィクトリア＆アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー

常設展は、写真撮影自由なので、うれしいです。

ヴィクトリア＆アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ほのぼのとした作品がいっぱいありました。

ヴィクトリア＆アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー

中庭の池

ヴィクトリア＆アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ギャンブル・ルームは素敵でしたが、そこそこ混んでいたので休憩しませんでした。
モリスルームは、うっかり見過ごしました。

ヴィクトリア＆アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ミュージアムショップの横にあった、ダリっぽい更衣室がおしゃれ。

ミュージアムショップでは、特別展オリジナルの、ショッキングピンクで文字が書かれたガムテープ（ビニールテープ）を購入。

この後、近くのホテルでアフタヌーンティーを食べて、ハーヴェイニコルズの食品コーナーをチェックしました。

ヴィクトリア＆アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ミュージカルは、ヴィクトリア駅近くのヴィクトリアパレスシアターで見ました。

途中休憩中に、自分のいる２階席から１階席を撮影。

ウエストエンドは、カップルで来ているご夫婦が多かった印象が（ちなみに、日本のミュージカル劇場は、９割がた女性だと思います）。観光客でなく、地元の人も多いのかも。笑い声が上がったり、拍手が上がったり、反応がかなり良かったです。「リトル・ダンサー」の映画は何回か見たことがありましたが、セリフシーンが多めだったので、ちょっとわからない部分もありました。前の座席との間隔は、かなり狭めでした。

ヴィクトリア パレス シアター 劇場・ホール・ショー

劇場の外でも撮影。
少年たちが大活躍の舞台でした。
音楽はエルトン・ジョンが担当しました。

この後、ヴィクトリア駅のカフェテリアで食事＆飲み、それから、なぜか宿まで歩いて帰りました。治安の悪さは感じませんでしたが、人が歩いてなさ過ぎて、逆に怖かったです。

チューブは、パリのメトロに比べれば、治安は良さそうでした。しかし、この日か前日、油断して、ショルダーバッグを手で押さえずにベイズウォーター付近を歩いていたら、チャックが全開になる（なんか危ない、とひらめき、背中側に回っていたバッグを一瞬で前に回した）事件があり、かなり焦ったので、夜のチューブに乗りたくないなと思ってしまったのでした。やはり、海外では気を抜いてはいけませんね。

ヴィクトリア パレス シアター 劇場・ホール・ショー

８日目はあまり時間がないので、ケンジントン ガーデンズのラウンド池でまったり。

ケンジントン ガーデンズ 自然･景勝地

カラフルなベンチがおしゃれ。

ケンジントン ガーデンズ 自然･景勝地

白鳥が来ました。

ケンジントン ガーデンズ 自然･景勝地

この旅行では、いろんな生き物と知り合ったな。

ケンジントン ガーデンズ 自然･景勝地

団子状態の白鳥

ケンジントン ガーデンズ 自然･景勝地

鳩も登場。

人間より鳥率が高い公園。

ケンジントン ガーデンズ 自然･景勝地

巨大な木もありました。

ケンジントン ガーデンズ 自然･景勝地

雨宿りできそうな小屋もありました。
気分をリフレッシュしたら、ホテルに戻ります。

ホテル近くのショッピングセンター・ホワイトリーズに立ち寄った後、ホテルをチェックインして、スーツケースを引きずりながら、パディントン駅に歩いて向かいました。１駅だと油断したら、これが結構きつかった。
おかげで、パディントン駅を散策する気がなくなりました。パディントングッズが売ってたらしいので、ちょっと残念。小学校のころから知っていたパディントンの名がついた駅だ、と、ちょっと感慨にふけりました。（最近、映画も見ました）

ちなみに、往復ブリティッシュエアウェイズを利用したのですが、帰りの便では、両側をイギリス人（おそらく）にはさまれた座席で、「硫黄島からの手紙」を見て、泣き声を出さずに泣いてしまいました。この状況（かつての対戦国の機内）で、この映画を見るなんて、シュールだな、と思いながら。

９日目に無事成田に到着し、今回の旅は終了しました。

読んでくださった方＆いいね！してくださった方々、ありがとうございました。

ケンジントン ガーデンズ 自然･景勝地