目白の庭園やお屋敷を廻ってみました

2020/06/27 - 2020/06/27

ということで､目白から目白台､音羽にかけて26,232歩のお散歩です！

【表紙の写真】庭に咲くバラ越しの鳩山会館

エリア 目白(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

まずは目白駅から北へ歩いて5分ほど行ったところにある『目白庭園』
無料で入園することができます

入口の表門(長屋門)は桟瓦葺きの切妻屋根に､壁は漆喰塗りの白壁

東京都豊島区目白3-20-18

目白庭園 公園・植物園

それほど大きな庭園ではありませんが､中央に約500平方メートルの池を配した回遊式庭園です

池には鴨も泳いでいますよ！

左(←)に見える建物は『赤鳥庵』
大正7年､鈴木三重吉によってこの地で創刊された子どものための文芸雑誌「赤い鳥」にちなんで「赤鳥庵」と名づけられました
茶道･華道･句会などに利用されているそうです

右(→)に見える建物は『六角浮き見堂』
屋根の頂部には、「赤い鳥」をイメージした益子焼の飾りが飾られている休憩所です

目白庭園 公園・植物園

奥に進むと飛石もあり

奥には小さいけど滝もありました

この滝は高さ4mの滝口から毎分３tの水が雪崩出しているそうです

赤鳥庵はコロナの影響でしばらくの間利用停止だそうです

JRの線路脇を歩いて目白駅方面へ

まだ6月ですが､早くも朝顔が咲いてました

目白駅まで来ました
GWの
https://4travel.jp/travelogue/11620843
や､3年前の
https://4travel.jp/travelogue/11218844
とほぼ同じコースを歩いて行きます

目白駅 駅

GWの時と同じコースなので､とりあえず所々経路途中の風景を

学習院大学正門

学習院大学 名所・史跡

前回は鬼子母神へ寄ったのでこちらは通りませんでした

『千登世橋』

千登世橋 名所・史跡

橋の下は川､､､ではなく､明治通りが通ってます

明治通りのすぐ隣には都電が走っています
こちらは千登勢橋のお隣『小千登勢橋』の下を走ってます

都電荒川線 乗り物

豊島区から文京区に変わり､目白台運動公園

GWの時は､コロナにより閉園してましたが､緊急事態宣言･東京アラートも解除されて運動している人もいっぱいいました

目白台運動公園 公園・植物園

続いて来たのは『肥後 細川庭園』

前回(GW)の時に通った時はコロナの影響で休園してた

そうです
肥後(熊本)の細川と言えば熊本藩主の細川家のお屋敷の庭園です
立派な大名庭園ですが､無料なんですよっ！

東京都文京区目白台1-1-22

肥後細川庭園 公園・植物園

門を入ってすぐのところに建つ建物『松聲閣(しょうせいかく)』
明治20年頃に建てられて､細川家の学問所として使用されていて(松聲閣のパンフレットには「使用されていた『そう』と書かれています)､大正時代には関東大震災で本邸が被災したため仮本邸として細川家の住まいとして使用されていたもの

この建物の中も無料なんですねぇ(貸集会室として利用する場合は有料です)

肥後細川庭園 公園・植物園

階段で2階へ

2階は回遊式の展望所「山茶花(さざんか)」

床の間に飾られていたのは黄金の山鹿灯篭
熊本県にある山鹿市から寄贈されたものだそう

2階からの庭園の眺めはと言いますと・・・

広大な庭園で､池の脇の高台の上も細川家のお屋敷の敷地だったんですね

細川家は熊本藩54万石のお殿様でした

ということで､松聲閣の玄関には熊本のゆるキャラ『くまモン』が座っていました！

庭園を散策します

池の畔には梅雨の時期らしく花菖蒲が咲いてました

そしてあじさいも

池の周りを散策してみます

雪見灯篭

土橋から大池
奥には先ほどの松聲閣も見えます

高台へ進んで行くと永青文庫への入口
永青文庫には細川家の所蔵品が収蔵されています

元々細川庭園･永青文庫･和敬塾本館(細川侯爵邸本館･非公開)の目白通り､幽霊坂､神田上水､胸突坂に囲まれた現在の目白台一丁目21～25番地の広大な敷地が細川邸の敷地だったようですね

この石門を抜けると永青文庫
石門は熊本から運ばれたものだそう

永青文庫
胸突坂側にも入口があります

永青文庫 美術館・博物館

庭園に戻り散策再開

こちらの庭園にも滝があります

神田上水沿いに歩いて行きます

椿山荘の庭園の入口
コロナの影響で現在は椿山荘利用者以外は入れないそう

ホテル椿山荘東京 宿・ホテル

その近くには神田上水取水口「大洗堰」跡
大滝橋の前です

神田上水取水口「大洗堰」 名所・史跡

江戸川公園を抜けて､音羽通りを北上

江戸川公園 花見

目白通り前の横断歩道を渡ると目の前に今宮神社が鎮座
小さな神社です

今宮神社 寺・神社・教会

最後は鳩山会館　館長は元首相の鳩山友紀夫(由紀夫)氏
関東大震災の翌年に鳩山一郎元首相(当時･衆議院議員)が建てた私邸(ここに転居してきたのは明治24年 一郎の父和夫の代から)

東京都文京区音羽1-7-1

鳩山会館 名所・史跡

門から長い上り坂を登って行き､玄関に到着
いかにも「お金持ちのお屋敷」という感じですね

花男では三条桜子のお邸､花子とアンでは葉山伯爵邸とドラマでもお金持ちの大邸宅として登場しています

1階の食堂

その隣に居間と応接室が続いています

こちらは居間のように見えますが､食堂･居間の隣にあるサンルームです
ここからお庭に出ることができます

芝生が敷き詰められた鳩山邸の庭

以前に来たときは庭にも結構お客さんがいたような気がしたけど、、、

庭の池の畔の威一郎夫妻の銅像

離れたところに一郎氏の銅像

庭からお邸の建物を

鳩山会館のキャッチコピーは「バラとステンドグラス」の洋館
この時期でもこれだけ鮮やかにバラが咲いています

庭に咲くバラ越しのお邸です

再び建物の中に戻り階段で2階へ

階段踊り場の和風ステンドグラスは小川三知作

法隆寺の五重塔を模していると言われ､裳階の部分はガラスが二重になり立体的に見えるようになっています

2階の大広間以外の部屋は撮影禁止でした
こちらは階段を登ったところのホールです

パーティー等が開かれていそうな大広間ですが､元々は寝室が3部屋あったそう

「和為貴(和を貴しと為す)」鳩山一郎書(1959年)

2階の大広間からも庭が見えます

庭の前にはタヌキがいらっしゃいました

音羽通りを更に北上し､音羽通りの突き当りにある護国寺へ来ました
仁王門から入ります

護国寺 寺・神社・教会

音羽富士(富士塚)

階段を登って不老門を通り境内へ

一言地蔵

御本堂でお参り

この鳥居の奥あるのは

大隈重信侯のお墓です

そして一番奥にあったのがこちらの鳥居の奥

三条実美公のお墓

護国寺 寺・神社・教会

結構歩いて疲れたのでそろそら切り上げて護国寺駅から有楽町線で

護国寺駅 駅

池袋に来ました
この日はゴーゴーカレー(池袋東口スタジアム)で遅めの昼食

ゴーゴーカレー 池袋東口スタジアム グルメ・レストラン

金沢カレーです