休暇でロマネスク旅　トゥールーズ　２　煉瓦造りの修道院とサラダ・ランチ

2018/06/15 - 2018/06/24

リフレッシュ休暇で一番行きたいロマネスク旅へ！

ナントから朝一の飛行機でバラ色の街、トゥールーズへ
オーギュスタン美術館でロマネスクを満喫した後は、ゴシックの修道院とランチ


～トゥールーズ～
Occitanie オクシタニー地域圏
フランス南西部、フランス第5の都市
煉瓦造りの町並みから「La ville rose バラ色の街」と呼ばれる
フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼地（アルルからトゥールーズを経由しスペインへ向かう「トゥールーズの道」）として世界遺産に登録

　ポワティエ（ショーヴィニー）
　ナント
　アンジェ
★トゥールーズ
　コンク＆コルドシュルシェル

エリア トゥールーズ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 徒歩

La Garonneガロンヌ川に架かる橋Pont Neuf

時刻はそろそろランチタイム
橋のたもとのレストラン（Hotel Beaux Artの1F）がいい感じだけどちょっとお高め。もうちょい探してみよう

ポン ヌフ (トゥールーズ) 建造物

ポンヌフ橋

橋の上は日陰セロ・・・
向こう岸はとりあえず眺めるだけにしよう

ガロンヌ川

広いっ！

ガロンヌ川 (トゥールーズ) 滝・河川・湖

Basilique Notre Dame de la Daurade ノートルダム・ラ・ドラード教会

川沿いにギリシャ神殿ばりの立派な柱が並ぶ建物が
教会だと知ったのは、帰国後・・・

ノートルダム ラ ドラード教会 寺院・教会

LINAO でランチ

レストランが数軒並ぶいい感じの通り（rue Jean Suau）
大好きな鴨が食べたいけど、暑さで食欲が・・・。テラスを見ると、大きなボウルでサラダを食べている
サラダランチ、その手があったね！

お店の名前”LINAO”を冠したサラダ（マグレ、フォアグラ、モッツアレラ）がいい感じだね～

おいしいっ、全部超おいしいっ！
さすがトゥールーズ。鴨レベルが高い
エネルギーも元気もマックスでチャージ完了

ここでもレジ会計。こりゃフランス全土っぽいね

ランチの後は、ジャコバン修道院へ

あれかな？

Couvent des Jacobinsジャコバン修道院

1230～1350年の1世紀に渡って建てられた、ドミニコ会最初の修道院
ゴシック・トゥール―ザン様式（南部ゴシックとも）の宝石と称される

まさにバラ色の街、総煉瓦造り
すごいっ

ジャコバン修道院 寺院・教会

堂内

背の高い柱が真ん中を二分する二重身廊
天井が高いせいか、装飾が少ないせいか、驚くほどガラーンとした印象

ドミニコ会というと、「神の犬」、異端審問官ベルナール・ギー（映画「薔薇の名前」）、サラヴォナーラと、ちょっと恐ろし気なイメージが浮かぶ

映画とかでしか知らないからなぁ～

内陣

足元からまっすぐ伸びた柱が、頭上で花火のようにパーッと広がるリブ・ヴォールト（肋骨穹窿）
これが有名な「ジャコバンの椰子の木」と呼ばれる天井かぁ～

天井部分（同上）

リブは煉瓦色・緑色が交互になっている
ちょっと蜘蛛っぽくも見えなくもない

西側

ここから先は有料（@5.00eur）

修道士の衣装かな

回廊

糸杉がすっと生えているのが印象的

La chapelle saint Antonin 礼拝堂

交差ヴォールトのキーストーン

イベント的な展示もあって楽しい

幾重にも重なる煉瓦のアーキヴォルト（飾り迫縁）

ここもリブは色付きだね

煉瓦の修道院、煉瓦の鐘楼

イタリアではたまに見かける（ミラノ、ボローニャなど）けど、そういえばフランスではあまり見かけない煉瓦の聖堂
トゥールーズ周辺には採石場がなく、代わりに豊富にある泥を焼いた煉瓦を用いたんだそう

夕日に染まると輝く様子は、まさに「バラ色の街」らしい。見られるかな～

鐘楼（1275～1298年）

オーギュスタン美術館のものに似た、八角形の独特な鐘楼
こっちが元祖らしい
天辺が王冠みたいでかわいい

有翼のガーゴイル

回廊の柱頭

あっ、ここも柱が2連になってる！
オーギュスタン美術館でみたね

はじめて見た気がしてたけど、回廊ではこういう風になってるの見たことあるかも

回廊の柱頭

グラフィックアートっぽい草飾り

回廊の柱頭

翼で体を隠した天使（セラフィム？ケルヴィム？）のレリーフ
さっきのよりだいぶ年代が古そうな感じ

案内版によると、「顔」のレリーフがあるらしい
探してみよう

回廊の柱頭

いた～！
葉陰から人の顔が覗いてる～。目が・・・合う

回廊の一番好きなところは、静けさと光と影のコントラスト

なんと壁際にリクライニングチェアーが！
聖堂でこんなにリラックスしちゃっていいのかな？ってくらい回廊満喫

外観

巻き毛のようなクルクルがかわいいガーゴイル
獅子かな？

こっちはたれ耳の犬かな

今までは魔除け的に威嚇するようなイメージだったガーゴイル
直立ガーゴイル（オーギュスタン美術館）を見た後は、かわいくお座りするいい子たちに見えてくる

今日は早起き＆歩き詰めなのと、暑さでちょっとバテ気味
トゥールーズはもう半日（最終日）あるしで、いったんホテルで休憩

朝荷物を預けただけなので、部屋に入るのは初めて
広めで落ち着くいい感じ。冷蔵庫、ポット、カップもあってうれしい

涼しい部屋でチャージ完了
いざ、ディナーに繰り出そう

ホテル レ キャピトゥール トゥールーズ サントル - ハンドリッテン コレクション ホテル

バスルーム

ここは2泊なので、バスタブ付きでうれしい

ホテル前の大通り Allee Jean Jaures では、お祭りなのかいつもなのか、あちこちで生演奏していて賑やか

牛と魚のマークがかわいいレストラン、ここにしよう！
La Cote L’arete（bldv Strasbourge沿い）

トゥールーズの名物は大好物の鴨料理、ってことで、今夜は（も）、マグレのステーキをいただこう。ロッシリーニ・セットっていうのが＋5eurでフォアグラがつくので、それで
マグレのステーキ、でかいっ！
う～ん、まあまあかな
っていうかフォアグラがこない。忘れられたかな・・・

店員さんに聞くと、ちょっとして持ってきてくれた

どれどれ
う～ん、ソースがねっとり濃厚で、あまり好みでは・・・

デザートは部屋で

スーパーで買ったチーズケーキ（Gu）
おいしい！

ホテル レ キャピトゥール トゥールーズ サントル - ハンドリッテン コレクション ホテル

前の通りでは、バンドが演奏中
ちょっとへたっぴなオアシスだったけど、なんかいいね

明日はいよいよコンクへ
https://4travel.jp/travelogue/11633230