スイス・ドイツ・チェコ２００３夏旅行記　【５】グリンデルワルトおよびその周辺１（メンリッヒェン&クライネ・シャイデック）

2003/08/08 - 2003/08/19

17年以上も前になりますが、2003年夏はスイス、ドイツ、チェコを周遊しました。
2003年でスイスを訪れるのは3回目になります。スイスと言えば何と言ってもアルプス。マッターホルンがあるヴァリス地方にも3回目ですが、初回は天気が悪くマッターホルンがまともに見えないくらい。2回目は雪がたくさん被ったマッターホルンを始めモンテ・ローザなど美しいアルプスが見れましたが、時期がGWでまだハイキングのシーズンではありませんでした。そして今回はマッターホルンをハイキングしながら見たい、特に’逆さマッターホルン’を見たいという願望があって真夏にヴァリス地方を訪れました。
ヴァリス地方の他には、何と言ってもユングフラウ3山があるアルプスの代表的なベルナーオーバーランド地方へ。ここも3回目で、過去2回はいずれも比較的天気に恵まれましたが、ここでもハイキングを満喫したいと思い訪れました。
ヴァリス地方もベルナーオーバーランドでも全日天候に恵まれ、この年の欧州の猛暑により山に雪がほとんど無くなっていましたが、マッターホルンやその周辺の山々、ユングフラウ3山やその周辺の山々が夢の世界のような絶景を見ることができました。また念願の’逆さマッターホルン’も見えて超感動しました。
そして初ドイツはノイシュバン・シュタイン城とロマンチック街道を廻りました。そしてチェコはプラハ。ロマンチック街道やプラハを観光して、ヨーロッパの街並みの良さに目覚めた旅行になりました。

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スケジュール

　8月8日　成田空港－ロンドン・ヒースロー空港－ジュネーブ空港ージュネーブ　[ジュネーブ泊]
　8月9日　ジュネーブー（列車）フィスプーツェルマットー（登山列車）ーローテン・ボーデンー（ハイキング）リッフェル・ゼーー
リッフェル・ベルグー（登山列車）ツェルマットー（ゴンドラ）クライン・マッターホルンーツェルマット　[ツェルマット泊]
　8月10日　ツェルマットー（登山電車）ゴルナーグラードー（ハイキング）ーグリンジ・ゼー－ライ・ゼー－スネガ―ツェルマット
[ツェルマット泊]
★8月11日　ツェルマット－（列車）ブリーグ－インターラーケン・オスト
－グリンデルワルト－（徒歩）グルント－（ゴンドラ）メンリッヒェンー
（ハイキング）クライネ・シャイデックー（登山電車）ユングフラウヨッホ
ークライネ・シャイデック　アイガー・グレッチャーまで往復ハイキング
ー（登山電車）グリンデルワルト　［グリンデルワルト泊］
　8月12日　グリンデルワルトー（列車）ツヴァイリュ・チーネンー
ラウター・ブルンネンー（登山電車）ミューレンー（徒歩）
ギンメルワルトー（ゴンドラ）シルトホルンーラウター・ブルンネンー
（登山列車）ヴェンゲンーヴェンゲルン・アルプー（ハイキング）
アイガー・グレッチャーークライネ・シャイデックー（登山電車）
グリンデルワルト　［グリンデルワルト泊］
　8月13日　グリンデルワルトー（ゴンドラ）フィルストー（ハイキング）
ーバッハアルプ・ゼーーグリンデルワルトー（列車）
インターラーケン・オストーチューリッヒーミュンヘン　［ミュンヘン泊］
　8月14日　ミュンヘン－（列車）フュッセン　[フュッセン泊]
　8月15日　フュッセンー（バス）ディンケルスビュールーローテンブルク
[ローテンブルク泊]
　8月16日　ローテンブルクー（列車）スタイナッヒーアンスバッハー
ニュルンベルクープラハ　[プラハ泊]
　8月17日　プラハ　[プラハ泊]
　8月18日　プラハ－プラハ空港ーロンドン・ヒースロー空港ー　[機中泊]
　8月19日　ー成田空港

エリア クライネ・シャイデック(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0

8月11日

ツェルマットで2泊、2日間マッターホルンを中心にヴァリス地方のアルプスを張キングや展望台で楽しんだ後、この日はスイスで一番人気のあるベルナーオーバーランド地方のグリンデルワルトへ移動、そしてアルプスを楽しみます。

何時か忘れましたが、早朝ツェルマットを出発して列車で2回乗り換えて、ベルナーオーバーランド地方の観光拠点グリンデルワルトに到着しました。おそらくグリンデルワルトに到着した時刻は午前10時前後だったと思います。
グリンデルワルトの予約した宿に荷物を預けた後、登山電車で1駅先、またゴンドラリフトがあるグルントまで徒歩で下ります。ツェルマット同様、グリンデルワルトも3回目の訪問です。
写真はおそらくグルントからだと思います（違っていたらごめんなさい）。正面の山はユングラウ3山の一つアイガー（標高3,970m）です。左側が東壁、右側のピークが北壁で、全体がアイガーです。物凄い壮大です！ご覧のようにヴァリス地方2日間に続いて今日も絶好の青空の下、マッターホルンとはまた違った物凄い壮大で美しい山々が見られます！早くも絶句する光景です！

グルントからかなり長時間のゴンドラリフトに乗って、メンリッヒェンに到着します。ゴンドラを降りたとたん、さらにビックリ仰天！早くも別世界いるような光景を目にしました！

奥の雪が被っている3山がまさしくユングラウ3山です！左からアイガー、メンヒ（標高4,099m）、そしてこの地方最高峰のユングラウ（4,158m）です。メンリッヒェンを訪れたのは今回が初めてですが、この地点でユングラウ3山が同時に見えるのですね！これほど別世界にいるような光景のスポットとは思いませんでした！しかもまたもや快晴です！手前の尖がった山はわかりません。

ユングラウ3山よりも右側のパノラマです。物凄い山々と下の大地の標高差が凄まじいですね！これも物凄い光景で絶句します！おそらく左から2番目がブライトホルン（標高3,782m）、中央がチンゲルホルン（3,557m）です。なおメンリッヒェンの標高は2,289mです。

こちらも物凄い光景です！おそらくユングラウ3山とは反対側かと思います。違っていたらごめんなさい。

メンリッヒェンを訪れたのは、ここからクライネ・シャイデックまでが人気No.1のハイキングコースだからです。約1時間ほどのなだらかなコースです。ユングラウ3山の手前に羊などの動物がいるのも、何の言葉も出ないほど素晴らしい光景です！

ズームアップして、左側のメンヒと右側のユングラウを大きく撮影します。壮大で美しく艶やかな山々！何の言葉も出ません！

余りにも圧倒される光景に、同じような写真を複数撮影してしまいます！

ユングラウ3山に対してさらに左側に目を向けると、左からヴェッターホルン、シュレック・ホルン（標高4,078m）が壮大に連なって見えます。シュレック・ホルンはグリンデルワルトやグルントからは隠れて見えないです。手前の池や大地の奥に巨大に見えて絶景です！

クライネ・シャイデックに向かって歩きます。この豪快で美しく眩しいユングラウ3山を眺めながら歩くのは最高です！

アイガーとメンヒが正面に壮大に見えますね！メンヒには結構雪が被っています。絶句しながら気分爽快に歩いています！

こちらはメンヒとユングラウです。もう何の言葉も出ません！この凄すぎる光景！

座ってじっくり目の前の巨大な山々を眺めたい気持ちがわかります。

手前の起伏の大きい丘と壮大にそびえるメンヒ、ユングラウ、まさに絶句！絶景！これも夢の世界にいるような光景です！

手前のハイキングコースのカーブとメンヒ、ユングラフ！もう何の言葉も出ません！ユングラウも雪が被っていて絶景です！

手前の黄緑色の草とアイガー、メンヒのコラボ！信じられない世界にいる感じです！

眼下にいくつかの建物が見えてきました。クライネ・シャイデックです。クライネ・シャイデックの建物とメンヒ、ユングラウ、これも夢の世界にいるような光景です！何という絶景でしょうか！

ユングラウ全景が正面に見えてきました！何という光景でしょうか！何の言葉も出ません！

メンリッヒェンから約1時間、クライネ・シャイデックに到着しました。緩やかながらもずっとユングラウ3山などが眺められて、さすが人気No.1ハイキングコース！クライネ・シャイデックは過去3回訪れていますが、ご覧のような夢の世界にいるような光景です！ベルナーオーバーランド地方で人気No.1観光地で、グリンデルワルトから登山電車が走っています。写真のように背後にユングラウ3山がそびえる中、登山電車とのコラボはさらに絶景！絶句です！

メンヒ、ユングラウが一層巨大で迫力を感じます！

線路に近づいてアイガー、メンヒを撮影します！何の言葉も出ません！

クライネ・シャイデック駅前から。ロッジも含めるとまた何という光景でしょうか！パンフレットの写真、そして別世界のようです！

今日もこれまでずっと晴天です！このまま晴天が続いて欲しいです！ヴァリス地方から3日間ずっと晴天なのは物凄いラッキーですね！

ユングラウの全景です。この後、登山電車でヨーロッパで標高最高駅のユングフラウヨッホへ行きます。続きは旅行記グリンデルワルトおよびその周辺２へ。