2019年冬・JALの国内線用B787-8で訪ねた都電荒川線と相鉄・JR直通線（その２・都電荒川線）

2019/12/01 - 2019/12/02

2019年11月末、相鉄新横浜線の西谷～羽沢横浜国大間が開業。海老名～新宿・川越間に相鉄線・東海道貨物線・湘南新宿ライン・埼京線経由で直通電車が走るようになりました。
また、先立つこと1ヶ月前、JALの東京(羽田)～大阪(伊丹)線に国内線用の新鋭機B787-8が就航。その試乗もかねてしたいと思っていたところでした。
この機に乗じて、久々に東京で乗り鉄しようと思い家内と1泊旅行に出かけることに。

続いては、1日目の夕方、12年ぶりに訪問した都電荒川線の模様をお届けします。

その1（JL112便）はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11626107

その3（JR・相鉄直通線）はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11628426

エリア 大塚・巣鴨・駒込(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JALグループ ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

京急空港線羽田空港国内線ターミナル駅の運賃表。
前日に開業した相鉄羽沢横浜国大駅も記載されており、横浜乗り換えで連絡切符を買うこともできるようです。

羽田空港第1・第2ターミナル駅 (京浜急行電鉄空港線) 駅

京急空港線羽田空港国内線ターミナル駅の駅名標。
なお、同駅は2020年3月14日に「羽田空港第１・第２ターミナル」駅に改称されています。

羽田空港第1・第2ターミナル駅 (京浜急行電鉄空港線) 駅

「エアポート急行　新逗子行き」の行先表示。
京急逗子線の新逗子駅も、2020年3月14日に「逗子・葉山」駅に改称されました。

羽田空港第1・第2ターミナル駅 (京浜急行電鉄空港線) 駅

最初の目的地は都電荒川線（東京さくらトラム）の始発駅である三ノ輪橋停留場。
まずは都営浅草線・京成押上線直通の快特青砥行きに乗車します。
車輌は、数年内に引退予定の都営地下鉄5300形でした。

京急本線 (空港線) 乗り物

都営地下鉄5300形の側面には、東京オリンピック・パラリンピックのマスコットをあしらったステッカーが。
この時点では、おそらく誰もがオリンピック・パラリンピックが予定通り開催されると思っていたに違いありません。

京急本線 (空港線) 乗り物

品川から先はエアポート快特として運行される列車だったので、一旦日本橋で下車します。

日本橋駅 駅

日本橋からは、後続の快速成田空港行き（都営浅草線内各駅停車）で人形町へ。
車輌は京成の3700形でした。

人形町駅 駅

人形町から東京メトロ日比谷線に乗り換え、目的地の三ノ輪に到着。

三ノ輪駅 駅

改札を出る前に、都電荒川線の三ノ輪橋停留場への道順をチェック。
常磐線の高架をくぐったらすぐの場所にあるようです。

三ノ輪駅 駅

三ノ輪橋停留場の手前、常磐線のガード下の壁画。
戦後の東京都電を代表する車輌として知られ、荒川線でも長く活躍した6000形のイラストがあしらわれていました。

三ノ輪橋停留場の真横、ジョイフル三ノ輪商店街の入口に昔懐かしい雰囲気のパン屋さんがあったので、ホテルでの夜食にいくつかパンを買いました。

ポエシー グルメ・レストラン

荒川区の三ノ輪界隈は、東京でたった2路線しかない路面電車のうち1路線が走る街として名を知られています。
そのため、ジョイフル三ノ輪商店街のアーケードにもレトロな路面電車のイラストが描かれていました。

ポエシー グルメ・レストラン

蔦が生い茂るアーチをくぐった先に、都電荒川線の三ノ輪橋停留場があります。

三ノ輪橋停留場 駅

ホームの手前に、東京都交通局の案内所「三ノ輪橋おもいで館」があったので、しばし見物します。

三ノ輪橋停留場 駅

「三ノ輪橋おもいで館」は案内所とミニ鉄道資料館を兼ねており、鉄道模型のジオラマが展示されていました。

三ノ輪橋停留場 駅

都営地下鉄新宿線や都電の廃車となった車輌の部品も展示されていました。
鉄道ファン必見の施設です。

三ノ輪橋停留場 駅

「三ノ輪橋おもいで館」で鉄道グッズを購入した後、早稲田行きの電車に乗り込みます。
車輌は7700形。名車7000形の車体と下回りを更新した車輌です。モーターは最新鋭ですが、車体は昭和50年代製造です。

三ノ輪橋停留場 駅

三ノ輪橋停留場のホームの板塀には、昭和30～40年代のホーロー看板が設置され、昭和時代の風情を醸し出していました。

三ノ輪橋停留場 駅

途中の荒川車庫前停留場に「都電おもいで広場」なる施設があり、5500形・7500形という懐かしの電車が展示されていましたが、16時で閉場とのこと。
事前に下調べしておけばと悔やまれるところですが、コロナ禍が収束したら再度訪問したいです。

都電おもいで広場 (荒川車庫) 名所・史跡

終点の早稲田までは行かず、宿泊先ホテル最寄りの大塚駅前停留場で下車します。
ちなみに競合する鉄道路線がないせいか、三ノ輪橋から大塚駅前まで車内は終始混雑していました。

大塚駅前停留場 駅

大塚駅付近で撮影した山手線の高架橋。
明治時代のものと思われる煉瓦積みの美しい鉄道遺産です。

まもなく引退する山手線のE231系500番台と、都電7700形のランデブー。

大塚駅前停留場 駅

大塚駅前停留場に停車する7700形の三ノ輪橋行き。

大塚駅前停留場 駅

子どもの頃、図鑑で「都電の新型」として紹介されていた8500形。
そろそろデビューから30年を迎えようとしています。

大塚駅前停留場 駅

ちょっと早いですが、大塚駅前のロイヤルホストで晩ご飯をいただきます。

寒かったので、ハンバーグのセットに追加してオニオングラタンスープもいただきました。

夜はホテルで「プロ野球珍プレー好プレー大賞」を観ながら、夕方に三ノ輪橋の「ポエニー」で買ったパン片手に部屋呑みを楽しみました。

アパホテル 山手大塚駅タワー 宿・ホテル

【おまけ】「三ノ輪橋おもいで館」での戦利品
都営浅草線5300形のプラモデルを購入したら、クリアファイルやカード、消しゴムといったノベルティをサービスしていただきました。
そう遠くないうち、また立ち寄ることがあればと思います。

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