2012/08/15 - 2012/08/15
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redchilipadiさん
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アグラには、世界遺産が3つあります。
タージ・マハルとアグラ城、そしてアグラ郊外にファテープル・シークリ。
16世紀のムガール帝国の遺産群です。
本日は、アグラ城とタージ・マハルを訪れます。
タージ・マハルは、白亜の廟
ムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、妃のために建てた廟
アグラ城は、別名レッドフォートと呼ばれる城砦。
第3代皇帝アクバルが造営。1565年に着工して1573年に完成。
その後第4代皇帝ジャハーンギール、
Akbalの孫、第5代皇帝シャー・ジャハーンが居城としました。
ちなみに、第5代皇帝シャー・ジャハーンはアグラだけでは満足がいかず、
1639年にデリーに居城(レッド・フォート)と市街地を建設し、
シャー・ジャハーン自身はデリーとアーグラを行き来していたのだそうです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 【日通旅行】日本通運株式会社
-
午前8時。列車は定刻通り、アグラ駅に到着。
ここで現地ガイドさんと合流。 -
まずは、アグラのレッドフォートに向かいます。
いかにも要塞、という外観。 -
レッドフォートの入り口、アマル・シン・ゲート、別名ラホール・ゲート。
Amar Singh Rathoreが門の名前の由来。
Wikipediaによると・・・
Amar Singh Rathore(アマール・シン・ラトール)は、17世紀のインドのムガル帝国皇帝シャー・ジャハーンの廷臣。ラージプート族の貴族。 -
アマル・シン・ゲートをくぐると、
第二の門 -
ゲートの細部には、かわいらしいモザイクも。
セラミックの花模様とか、三菱の幾何学模様などよく見ると凝っています。 -
そして、威風堂々とした第三の門。
-
こんなに無骨なゲートなのですが、ブルーのタイルが張り巡らされていたり、
美しい装飾が見られます。 -
長い廊下の向こうに、Akbal門が見えてきました。
Akbar Darwazza (Akbar Gate)という名だったかも? -
入り口を入ってすぐのところにあるジャハンギール宮殿
アクバル帝が息子ジャハンギールのために用意した宮殿ともいわれていますが、
アクバルのラージプート人の妻たちが使用、
後に、ジャハンギール帝の妃ヌール・ジャハン皇后が亡くなるまで住んでいたとのこと。 -
ジャハンギール宮殿の内側(だったと思うのですが)
当時は木の扉は無かったかもしれませんが、よくマッチしています。 -
ディワニ・アーム、市民との謁見の広場
-
この建物は、ディワニ・カース(貴賓の謁見所)の向かえの
Machchhi Bhawanだったかも。
(後の時代に金魚(Machchhi)の水槽の建物(Bhawan)に使われたけど、
当時は、応接の間として使われていた、とガイドさんは説明していたと思う。)
全て硬い石で作られているのに、細かい装飾はまるで木彫りのよう。 -
Khas Mahal(カース・マハル)、マハルは宮殿。
Akbalの孫のシャージャハーン帝の居住エリア。
先ほどまで、赤い砂岩で覆い尽くされていたのに、ここは一面、真っ白な大理石。
二人の姫、ジャハナラ(Jahanara)とロシャナラ(Roshanara)も両側のパビリオンに住んでいました。
Roshan Ara Pavilion、Jahan Ara Pavilion -
建物内は、細かい装飾で、天井、壁、床まで埋めつくされています。
ゴージャスですが、毎日過ごすにはちょっと疲れるかも。
Khas Mahal(カース・マハル)向かって右側は、ゴールデン・パビリオン。
左側はShish Mahal(シシュ・マハル)、鏡の部屋Chamber of Mirrors)またはガラスの宮殿(Glass Palace)と呼ばれています。太陽の光できらきら反射していたのでしょう。 -
シャージャハーン帝の居住スペース。
広い中庭(Anguri Bagh)に面しています。ここで葡萄を育てて、ワインを作っていたとか。 -
Musamman Burj(ムサンマン・ブルジュ)
最初は、シャージャハーン帝の妃ムムターズ・マハルの居室エリアでした。
大理石の装飾だけでなく、随所に宝石が埋め込まれています。
後に、シャージャハーン帝が幽閉されたので、
囚われの塔なんて別名もあります。この塔は八角形。 -
白い大理石に囲まれた部屋。噴水もあります。
蓮の形をした噴水。夏の間、ここで涼んでいたのでしょうか。 -
ここからヤムナー川に面したテラスに出ることができます。
広いとはいえ、壁や装飾で埋めつくされた閉鎖的な城内から、一気に開放的な空間へ。 -
正面には、タージマハル。
幽閉された老王が、妃を想い、眺めていた景色なのですね。
シャージャハーン帝も今はタージマハルに眠っていますが、
幽閉される前は、河の対岸に、自分の廟として黒のタージマハルの建立を考えていたみたいです。 -
午前中の観光を終え、ホテルで一休み。
本日の宿泊は、The Oberoi Amarvilas。
タージマハルから600mのところにあるホテル。
全室からタージマハルが見えます。タージマハールのすぐそば、部屋からの眺めも申し分なし by redchilipadiさんThe Oberoi Amarvilas, Agra ホテル
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ホテルの窓からの眺め。
-
遅めのランチを終えて、そろそろ陽が陰ってきました。
いよいよ、タージマハルへ出かけます。
ダージマハルは真っ白な大理石の廟。
でも、こんなに赤い門から始まるのです。 -
門を見上げると、天井にプラネタリウムのような模様。
-
門をくぐりぬけると、真正面にタージマハル。
本日は、インドの独立記念日。ナショナルホリデーです。
インド各地から家族連れが観光に。(参拝に)
廟の中に入るまでの行列が、この広大な建物の周囲を2重に取り巻いています。テラスの下とテラスの上。(観光客は別の専用入り口があります。)タージ マハル 史跡・遺跡
-
タージマハルは、ムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンの妃
ムムターズ・マハルのために建てたお墓。
建物に近づくと、シンプルながらも、可愛い植物文様で飾られ、意外とエレガント。 -
随所に関連な草花の文様が見られます。
タージマハルの建物の中は、まさに棺の安置場所。
妃のために造られた墓所でしたが、今はシャー・ジャハーンもここに眠っています。
巨大な建物なので、建物の中へ向かうのに結構歩きましたが、見学はあっという間に終わってしまいました。
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