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インドの首都デリーには、世界遺産が3つ登録されている。<br />ニューデリーのクトゥブミナールと、ここフマユーン廟、そしてオールドデリーのレッドフォート。<br /><br />フマユーン廟に祀られているフマユーンは、ムガル帝国の第2代君主。<br />1556年に事故死した後、ペルシア出身の妃、ハミーダ・バーヌー・ベーガム(ハージ・ベグム)が、亡き夫を偲んで建てました。<br /><br />イスラム様式の庭、シンメトリック、威風堂々とした建物など、<br />「ただのお墓」なんだけれど、見どころは多い。

タージマハールのモデルになったフマユーン廟

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2012/08/14 - 2012/08/14

937位(同エリア1718件中)

旅行記グループ 91 インド

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redchilipadi

redchilipadiさん

インドの首都デリーには、世界遺産が3つ登録されている。
ニューデリーのクトゥブミナールと、ここフマユーン廟、そしてオールドデリーのレッドフォート。

フマユーン廟に祀られているフマユーンは、ムガル帝国の第2代君主。
1556年に事故死した後、ペルシア出身の妃、ハミーダ・バーヌー・ベーガム(ハージ・ベグム)が、亡き夫を偲んで建てました。

イスラム様式の庭、シンメトリック、威風堂々とした建物など、
「ただのお墓」なんだけれど、見どころは多い。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自転車
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
【日通旅行】日本通運株式会社

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  • 入り口には、世界遺産を示す標識があり、ここで入場券を求めます。<br /><br />ここは、オールドデリーの中心、インディアンゲートから南東へ約2km。<br />ヤムナー河にもほど近い、緑の多いエリア。

    入り口には、世界遺産を示す標識があり、ここで入場券を求めます。

    ここは、オールドデリーの中心、インディアンゲートから南東へ約2km。
    ヤムナー河にもほど近い、緑の多いエリア。

  • 緑の中をゆっくり進んでいくと、やがて立派な門が見えてきます。

    緑の中をゆっくり進んでいくと、やがて立派な門が見えてきます。

  • 赤い石が特徴。雰囲気が優しい。<br />世界遺産で、観光地と聞いていたのですが、その割りには、人が少ない。<br /><br />とても静か。 お墓参りの気分になってきました。<br />

    赤い石が特徴。雰囲気が優しい。
    世界遺産で、観光地と聞いていたのですが、その割りには、人が少ない。

    とても静か。 お墓参りの気分になってきました。

  • 門をくぐりぬけると真正面に廟。<br /><br />ゆったりとした庭園の中心に、たったひとつの堂々たる建物。<br />庭園は、コーランの中の楽園をモデルにしたものなのだそうで、<br />碁盤の目のように規則正しく区画割りされ、道や水路がまっすぐ伸びています。

    門をくぐりぬけると真正面に廟。

    ゆったりとした庭園の中心に、たったひとつの堂々たる建物。
    庭園は、コーランの中の楽園をモデルにしたものなのだそうで、
    碁盤の目のように規則正しく区画割りされ、道や水路がまっすぐ伸びています。

  • 建物に到着。急な階段を登って、テラスの上に進みます。

    建物に到着。急な階段を登って、テラスの上に進みます。

  • 堂々たる建物(廟)が見えてきました。

    堂々たる建物(廟)が見えてきました。

  • こちらが廟の南向きの正面。<br /><br />廟は、巨大な建物で、大きな大理石がいくつも組み上げられてできたもの。

    こちらが廟の南向きの正面。

    廟は、巨大な建物で、大きな大理石がいくつも組み上げられてできたもの。

  • 廟の中央に棺が置かれています。本物の棺は建物の地下に安置されています。<br /><br />===============<br />ここで、少し歴史のお勉強。フマユーンは、ムガル帝国第2代皇帝。<br />Wikipediaによると、ムガルとは、「モンゴル人」という意味で、創始者バーブルは中央アジア出身。父はティムール朝の王族、母方はチンギス・ハーンの次男チャガタイを祖とするのだそうです。<br />フマユーンの時代に、領土拡大の失敗や内紛で、1539年末に帝国は崩壊。<br />インドを追われたフマユーンは、インダス川を渡って西へ亡命、<br />再びイラン王朝の支援を受け、1555年にデリー、アグラを奪回、ムガル帝国を復興。<br />が、その半年後、図書館の屋上で金星が昇る時刻について占星術師と議論したあと、階段から足を滑らせて死去。  なんという一生でしょう!<br />日本では、応仁の乱の頃のことです。

    廟の中央に棺が置かれています。本物の棺は建物の地下に安置されています。

    ===============
    ここで、少し歴史のお勉強。フマユーンは、ムガル帝国第2代皇帝。
    Wikipediaによると、ムガルとは、「モンゴル人」という意味で、創始者バーブルは中央アジア出身。父はティムール朝の王族、母方はチンギス・ハーンの次男チャガタイを祖とするのだそうです。
    フマユーンの時代に、領土拡大の失敗や内紛で、1539年末に帝国は崩壊。
    インドを追われたフマユーンは、インダス川を渡って西へ亡命、
    再びイラン王朝の支援を受け、1555年にデリー、アグラを奪回、ムガル帝国を復興。
    が、その半年後、図書館の屋上で金星が昇る時刻について占星術師と議論したあと、階段から足を滑らせて死去。  なんという一生でしょう!
    日本では、応仁の乱の頃のことです。

  • 天井も見事。きらきら光る繊細な螺鈿が象嵌細工のように張り付けられています。<br /><br />イスラム風のアラベスク(幾何学)模様。妃がペルシアからデザイナーを呼んで造ったのだとか。<br />

    天井も見事。きらきら光る繊細な螺鈿が象嵌細工のように張り付けられています。

    イスラム風のアラベスク(幾何学)模様。妃がペルシアからデザイナーを呼んで造ったのだとか。

  • テラスを一周すると、廟を囲んで東西南北、四方に配された門がみえます。<br />これは、北門。<br /><br />

    テラスを一周すると、廟を囲んで東西南北、四方に配された門がみえます。
    これは、北門。

  • 東門。<br />(観光用の入り口の西門に対して、廟の裏側に位置する門)

    東門。
    (観光用の入り口の西門に対して、廟の裏側に位置する門)

  • そして、南門。<br /><br />廟の正面に向かっている門です。<br />

    そして、南門。

    廟の正面に向かっている門です。

  • 廟を囲む庭は、正方形。<br />庭を構成する芝生も噴水も、すべて格子状に整えられています。<br />ペルシャ風のチャハルバーグ(四分庭園)と呼ばれるそう。<br /><br />あちこちで水が流れる音が聞こえ、日陰があり、<br />イスラム世界の「天国」が、ここで実現されているのだそうです。

    廟を囲む庭は、正方形。
    庭を構成する芝生も噴水も、すべて格子状に整えられています。
    ペルシャ風のチャハルバーグ(四分庭園)と呼ばれるそう。

    あちこちで水が流れる音が聞こえ、日陰があり、
    イスラム世界の「天国」が、ここで実現されているのだそうです。

  • フマユーン廟の全景の写真では大きさのイメージが捉えにくいですが、<br />この写真に写っている人物と大きさを比較すると、<br />建物がいかに大きいかがわかります。

    フマユーン廟の全景の写真では大きさのイメージが捉えにくいですが、
    この写真に写っている人物と大きさを比較すると、
    建物がいかに大きいかがわかります。

  • この写真はやや斜めから写していますが、どこから撮ってもシンメトリック。<br /><br />アゴラのタージマハルのモデルとのこと。(タージマハルは白亜の大理石ですが、<br />フマユーンは、白だけでなく赤い砂岩との組み合わせが特徴。<br />ちなみにタージマハルは、フマユーンの後、約100年後に建造)

    この写真はやや斜めから写していますが、どこから撮ってもシンメトリック。

    アゴラのタージマハルのモデルとのこと。(タージマハルは白亜の大理石ですが、
    フマユーンは、白だけでなく赤い砂岩との組み合わせが特徴。
    ちなみにタージマハルは、フマユーンの後、約100年後に建造)

  • 廟の周囲には、ほかにも墳墓がありました。<br />様式は全くことなります。Isa Khan廟。パシュトゥーン人の貴族の墓。<br />(パシュトゥーン人は、アフガニスタンやパキスタン系の人たち)<br />フマユーン廟よりも古いものなのだそうです。<br /><br />

    廟の周囲には、ほかにも墳墓がありました。
    様式は全くことなります。Isa Khan廟。パシュトゥーン人の貴族の墓。
    (パシュトゥーン人は、アフガニスタンやパキスタン系の人たち)
    フマユーン廟よりも古いものなのだそうです。

  • 観光の案内に、建築物についての説明があるので、抜粋して訳してみました。<br />「~ 12000平方メートルの基壇の上に立っていて、 47mの高さに達する。 <br />インドにおいてペルシャの影響を受けた最も初期の例。廟には100以上の墓が含まれている。<br />粗石の積み上げ構造で、大量に赤い砂岩と白い大理石を使用した最初のもの。<br />テラスの小さな天蓋は、もともと釉薬をかけられた青いタイルで覆われていた。(後略)」<br /><br />

    観光の案内に、建築物についての説明があるので、抜粋して訳してみました。
    「~ 12000平方メートルの基壇の上に立っていて、 47mの高さに達する。
    インドにおいてペルシャの影響を受けた最も初期の例。廟には100以上の墓が含まれている。
    粗石の積み上げ構造で、大量に赤い砂岩と白い大理石を使用した最初のもの。
    テラスの小さな天蓋は、もともと釉薬をかけられた青いタイルで覆われていた。(後略)」

  • フマユーン廟の観光を終え、デリーの町中に戻ってランチ。<br />ランチはLazeez Affaireレストラン、北インド料理。

    フマユーン廟の観光を終え、デリーの町中に戻ってランチ。
    ランチはLazeez Affaireレストラン、北インド料理。

    Lazeez Affaire インド料理

    ニューデリーの北インドレストラン。居心地がよい! by redchilipadiさん
  • 前菜は、玉ねぎのピクルスとたっぷりミント。<br />タンドリーチキンや小さなコロッケ(Aloo tikki、じゃがいもコロッケ)。<br />(メインが来る前にお腹いっぱいにならないよう気をつけねば・・)

    前菜は、玉ねぎのピクルスとたっぷりミント。
    タンドリーチキンや小さなコロッケ(Aloo tikki、じゃがいもコロッケ)。
    (メインが来る前にお腹いっぱいにならないよう気をつけねば・・)

  • メインはバターチキンマサラと野菜のカレー。<br />ナンもいただきました。

    メインはバターチキンマサラと野菜のカレー。
    ナンもいただきました。

  • デザートは、ラスマライ( Ras Malaiジューシーなクリーム)<br /><br />パニール(インドのチーズ)をカルダモンで風味付けしたマライ(クロテッド・<br />クリーム)に浸したもので、砕いたピスタチオがけ。<br />意外とさっぱりしていました。<br />

    デザートは、ラスマライ( Ras Malaiジューシーなクリーム)

    パニール(インドのチーズ)をカルダモンで風味付けしたマライ(クロテッド・
    クリーム)に浸したもので、砕いたピスタチオがけ。
    意外とさっぱりしていました。

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