台湾 台中2020.2月⑨九日目、鹿港鎮気まま散歩

2020/02/16 - 2020/02/26

滞在九日目、ランタンフェスも無事に閉幕し、今日はオマケの日。
台中からバスで彰化縣の古都「鹿港鎮」へ。半日気ままに散歩して来ました。
鹿港へ行くのは、2012年のランタンフェス以来、３回目です。
初めてランタンフェスを鹿港で見て、その綺麗さにすっかり虜に！
私のランタンフェス狂い原点の、懐かしの古都です(^^
久し振りの古都はあちこち色々で、更に明るい雰囲気になってました。

エリア 鹿港(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2月24日（月）２５度。ポカポカどころか、カンカン照りで暑い！

朝方はまたのんびりで、ホテルの朝ごはんを食べてから出発。
ホテル近く、光復路の商店街、店先のマスコット。

台中駅前から北方面に伸びる、雙十路一段の干城站。
ここには日月潭などの近場行き、台南や台北などへの長距離バスの
会社とバス停がいくつも並んでます。

鹿港へは電車で高鐵台中駅や彰化駅へ行き、そこからバスでの方が
時間的にはちょっと早く着けそうですが、高鐵駅からの好行バスは
もっと本数が少ないし、彰化駅では結局ここ始発のバスに乗り換える
ことになる様なので、最初からバスのみで行くことにしました。

鹿港行きのバスは「彰化客運」ですが、看板が小さくて見つけ難いので
南投客運の赤いお花マークの看板を目印に。

台中干城站始発、彰化駅経由、鹿港行き「６９３３」１日１１本。

彰化客運、鹿港行き「６９３３」１０時５０分発。
店鋪前から乗車。普通の路線バスなので事前にチケットとか買う
必要は無く、悠遊カード、ピッで乗れます。確か１００元ほど。

初めて見た、車イス対応のバス内。
お客さんは私ともう一人、二人だけでした。

台鐡の旧台中駅舎を過ぎた辺りの台中駅バス停からは
５、６人が乗って来ました。マスク。マスクと。
民權路の台中市役所や台中州廳前を通って。

台中市役所 建造物

高鐵台中駅近く、ビーチリゾート風イラストの變電箱。
前回５年前の台中ランタンフェス開催地の高鐵駅周りは、
今だに何も建物がたたず、大きな大きな空き地のままでした。

高鉄台中駅 駅

彰化駅近くのお宮さん。ここにもランタンが飾って有りました。

彰化駅 駅

１２時４０分、鹿港バスステーションに到着。
あら、この前の運動場は、2012年のランタンフェスのメイン会場
だった場所じゃないですか。

彰化客運の終点バス停の時刻表が見たかったから、正興路の総站まで
来ましたが、鹿港の見所の九曲巷や老街へはメインストリート中山路の
「火車站前」や「市場前」バス停で降りた方が近くて良いですよ。

バス事務所内「彰化客運 鹿港乘車處時刻表」
濃い青色のが台中行きです。彰化止まりや高鐵駅止まりのバスもあり。

鹿港観光地図。

鹿港はオランダ統治時代から海上交易で栄えた古都で歴史保存地区です。
今居るのは鹿港鎮運動場近くの赤丸印のところ。
ここから民權權路へ出て、まずは老街を目指します。

薬局でマスクを買い求める人の列。
駅、列車、バス内ではマスク率１００％でしたけど、
街を歩いてる時はしてない人も多かったです。
いま並んでる人たちのマスク率も半分ぐらいで。

「國家薪傳獎 呉敦厚燈鋪」　中山路310號
台湾の人間国宝、燈籠の絵付け職人、呉敦厚氏のお店。

呉敦厚燈舗 専門店

前回来た４年前？には、白鬚のご本人が店先に座ってニコニコと
ジュースを売ってたりしましたが、３年前に90何歳かでお亡くなりに。
絵付けは息子さん達が引き継いでるとか。

鹿港公會堂、裏の公衆トイレに寄ってから老街を散策開始。
平日の老街は人も少なく、のんびりな雰囲気。

レンガ造りの老街は、ショップや土産物屋ストリート。

鹿港老街

脇道の、ウォールアートがお洒落なカフェ

脇道の、ウォールアートがお洒落なカフェ

脇道の、ウォールアートがお洒落なカフェ

店先のニャンコ達ものんびりで。撫で放題(^^

懐かしのオモチャ＆駄菓子屋。

職人さんは休息中かな。
バーナーで実演販売？してるガラス細工屋。

鹿港老街

鹿港名物、百年老店「鄭玉珍餅舗」

鳳凰の目の様に切れ長な形の、米粉の伝統菓子。
最近はストロベリー、チョコレート、ピーナツ、緑豆、杏仁、
緑茶味とかでカラフルに。

雑貨屋さんの布製ドリンクホルダー。

こちらの店先のニャンコ達も、ウトウトまったり。

観光客か？地元の人か？持ってるキャリーの中にもニャンがいて
スンスンとチェック中。

こちらのお店は、扇子に綺麗な燈籠とかの紙細工屋さん。

店内、レジ横のかごにもニャン。

歩いてる人も少なく静かな老街

鹿港古市街 旧市街・古い町並み

「半邊井」お金持ちが自宅に掘った井戸を、町の人々も自由に水が
汲める様に半分は公用として設置した井戸。

鹿港半邊井 史跡・遺跡

今日はお休みの店の鍵

民權路の角のドリンク屋さん、
で飼われてるのかは分からない自由ワンコ。

１４時。そのまま南下して市場前に出て、つるんと冷たくて甘々な
「愛玉冰」で一息。暑くて食欲も無いのでこれがお昼代わり。

市場前、民族路商店街の小道とも思えない隙間から「九曲巷」へ。

「九曲巷」はくねくねと入り組んだ細い小道の連なった住宅地。
道を狭くしてあるのは海からの強い風や砂を防ぐためだとか。
綺麗に整備されたレンガの小道にレンガ造りの家々。

レンガ積みの塀もオシャレ。

九曲巷

九曲巷

九曲巷 旧市街・古い町並み

広場のこの井戸、現役です。

綺麗なカーブ

九曲巷

九曲巷

新盛街へ出たら、音楽が聞こえて来ました。
メインストリートの中山路で何かパレードしてます！

スピーカーからの音楽と思ったら、ブラスバンドが行進してます！

車列の後から白装束の一団が続いてます。
？？？もしかして、お葬式？？？
ブラスバンドに車列に、長い長い人々の列。
葬儀だとしたらかなりの著名人だったのでしょうか。

次は肉まんを買いに龍山寺方面へ。
しかし残念！目当ての「老龍師肉包」はお休みで！

龍山寺ではウエディングフォトを撮影中でした。

龍山寺 寺院・教会

トイレを借り、お寺の中庭を眺めて一休み。

「鹿港 鎮安宮」
新しく建設中のお宮さん。珍しい。

中山路沿いの家々にも趣が有ります。
酒壺を並べて明かり取りにした「甕壁」とか。

「阿振肉包」
お目当ての肉まん屋が定休日だったのでこちらの人気店へ。

阿振肉包 専門店

２０人ぐらい並んでて、１０分ほど待ちました。

その場で食べれる蒸し上げられた肉まんは紙箱に入って出て来ます。
肉まん一個３０元。バラで買うとプラ袋にヒョイと入れてくれます。
阿振の肉まんは、日本の中華街や大阪の５５１とかのと比べたら
少し小ぶり。
箱には８個？１０個入り？
地元の予約客か、バイクで来て箱ごと買って行く人も次々と。
他にも肉まんの皮だけみたいな饅頭（マントウ）蒸しパンも人気とか。
茶色いのは黒糖味。

店の並びのドリンク屋でアイスフルーツティーとともに
熱々うまうま、肉汁じゅわーの肉まんを、写真撮るのも忘れて
すぐ食べちゃいました。
２個しか買わず。。箱で買わなかったのを今でも後悔(^^;;

ランタンフェスの美食區で「鹿港肉包」屋台をよく見かけ、
一度食べてみましたが、皮ばかり厚く中身が少なくて肉汁も物足りず
鹿港で食べる中身たっぷりのとは全然違いガッカリで。。。
あぁ、また鹿港の肉まんが食べた～～い！

阿振肉包の近くの裏通り、金盛巷の気に入ってる眺め。
デザイン事務所の宇宙船みたいな近代的なビルと、
レンガ造りの古民家と。

もう一度、九曲巷を通って。

九曲巷 旧市街・古い町並み

ここにもニャン。
逃げないけど、ご飯に夢中で相手はしてくれない。。。

九曲巷

また違う狭間から市場前へ出て。

市場前を通って。

１６時２０分。
市場から徒歩５分ほど。老街のすぐ西側「鹿港藝術村」へ。

北側の広場、我愛鹿港の裏側。

「鹿港藝術村」
日本統治時代の公務員宿舎だったのをリノベーションし
台湾伝統工芸、ハンドクラフトなどのアーティストの集う工房群に。
流行りのフォトスポットにもなってます。

築100年ほどの日式古家をオシャレにリノベして。

鹿港藝術村

鹿港藝術村

DIY教室や工房が多いです。

休みの店もあり、あまりに人が少なくて開いてる店にも入り辛く、
今日は外から写真撮っただけと。。。
またいつか賑わってる時に来ましょうかね。

日本家屋だった面影無しのカラフルウォールアート！

カラフルウォールアート！

カラフルウォールアート！

こちら側だけは日本家屋のまま。

鹿柄の、、、物置かな？？

十軒ほどの工房群。
トイレはこの看板の左上、藝術村の一番北西側の広場の、その先の
児童公園の所一箇所だけです。新し目で綺麗、洋式のも有りました。

150mぐらいの通り？の左右に十軒ほどの工房が並んでました。

鹿港藝術村

水道のメーター？坊や。

暗くなり、このボンボリが点灯する時まで居たかったのですが、
流石に歩き疲れて足が上がらなくなり、何も無い平地で蹴つまずいたし
脹ら脛も攣りそうだったので、もう帰ります。

のんびりニャンコ。

郵便局横の、お宮さんウォールアート。

「中鹿客運 鹿港総站」
藝術村から老街を通り過ぎ、中山路を渡り民權路に入り
彰化客運の帰りのバス停、一番近い「公所前」を探してたら
手前で台中駅行きの真っ赤なマイクロバスを発見！

ルートを調べたら、彰化客運よりバス停もうんと少なく、
早く着きそうです。ならばこれで干城站へ帰りましょう！

すぐに出る１７時３０分発のに乗車。
しかし、この後の記録も記憶も無し！
どんなルートを走るのか知りたかったのに、疲れてて
走り出したら直ぐに眠ってしまいまして。。。
バスが停まり人が降りる気配で気が付いたら、周りはもう真っ暗。
朝馬站でした。
うとうと半分眠った頭で考えた。
疲れ過ぎてて、干城站から歩いてホテルまで帰るのも嫌だなと。
で、廣三SOGO前で降りる人について降り、一休み後、
フードコートで夕食を、確か魯肉飯セットを持ち帰りで買って
タクシーでホテルまで帰りました。
多分、鹿港から１時間ぐらいで街中まで帰って来れたと思います。

明日はチェックアウトして、台北へ戻ります。

廣三SOGO百貨 百貨店・デパート