今、思えば・・・ポーランド二都、世界遺産を巡る旅～その２～　in　クラクフ

2007/07/25 - 2007/07/30

２００７年７月のポーランド一人旅。
昨日入られなかったヴァヴェル城へ再チャレンジ。
午後からは、映画「シンドラーのリスト」の舞台になったカジミエーシュ地区へ。当てにならない地図を片手に街を歩き回る。
ナチスがユダヤ人を追い出すときに破壊したアパートメントかな？と思わせる建物がいくつも残っていたのが、ショックだった。

エリア クラクフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

２００７年７月２７日（金）３日目

ヴァヴェル城へ今日こそ入るぞ。
色々な見どころコースがあり、それぞれ入場料金が違う。
人数制限もあり、ガイド付きのコースに入るしかない。英語のガイドなので全くわからないけど、見ることさえできれば良しとする。
結局、入場料は2,650円と高かった。

ヴァヴェル城 城・宮殿

旧王宮の中庭。

ヴァヴェル城 旧王宮 城・宮殿

高い料金を払ったのに、王宮内部の写真が１枚もない。ここも撮影禁止だったか。
高い塔に上る。

ヴァヴェル城 城・宮殿

見晴らしがいい。
気温が高いので風が気持ちいい。

庭からヴァヴェル城を見ると、おとぎ話に出てくるような眺めだった。

レタスとサラミのサンドウィッチとミネラルウォーターでお昼にした。
味についての記録がないので、美味しかったのか、無難だったのか、美味しくなかったのか・・・な？

カジミエーシュ地区の民族博物館に入った。
中は薄暗いので、やってないのかと思ったら、スタッフが来て電気をつけてくれた。
お客は私一人。私が入る展示室ごとに電気をつけたり消したり。すごい徹底した節電だ。ずっと行動を見られているようでドキドキした。
しかし、ここは写真撮影はＯＫだった。

カジミエシュ地区 散歩・街歩き

昔の生活がよくわかる展示室。
こういうのが大好きなんだよね。

昔の生活（２）
いや、まだ使っている民家があるかもしれない。

ベッド、その上にゆりかご。

戦争前の様子かな。

民族衣装がずらり。
刺繍やレースが素敵。

オブジェいろいろ

素朴。なんといっても顔の表情がかわいい。

下のオブジェは、ホロコーストの様子だ。

この民族博物館、当時のガイドブックに載っていなかった。たまたま違う資料館を探していて見つけたのは、ラッキーだったといえる。

シンドラーのリストに出ていた教会だと思う。
キリスト像が宙に浮いているのが特徴的。

テンペルシナゴーク
今はもう、ユダヤ人の祈りの場ではなくなっているようだ。入場料を払い、見学しているのは観光客だけだもの。

テンペル シナゴーク 寺院・教会

中は豪華絢爛。戦後に建て直されたんだろうな。

テンペル シナゴーク 寺院・教会

ボロボロなアパートメント。
戦後６２年たった（２００７年当時）のに、修理されずに放置されているのかな？

こちらも、レンガを使っているところを見ると戦前の建物だよね・・・？
青々とした葉をつける木が育った時間を想像させる。

現在２０２０年には、この光景は無くなっているだろう。
そして新しい建物が立ち、新しい生活が始まっていることだろう。

夕食は、名物のピエロギ。
熱々だったらもっと美味しいのにな～。

シンドラーのリストのロケ地を巡りたかったが、地図が全然あてにならなかった。目的の資料館やシナゴークは見つけられなかったし。
それでも、民族博物館はすごくおもしろかった。今もあるのかな？

ホテルに帰る道で、あちこちで売っていたねじりパンを買ってみた。
１ズオティ、約４８円。
モチモチのベーグルみたい、私は好きだったな～。

その３に続く