2020/02/09 - 2020/02/09
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ショコラさん
今思えば、普通に旅行ができたギリギリのタイミングだったかも。旅行から帰ってきた翌週あたりから、徐々にコロナウイルスの市中感染が広がり始め、状況が一変したから。早く自由に旅行ができるようになってほしいよ~。
さて、磐梯熱海温泉の宿に泊まった翌日は、会津若松の鶴ヶ城と大内宿を訪れました。大内宿は夏に行ったことがあるけれど、雪景色も見たいと思っていたので、いい機会。公共交通機関でも行けるけど、この2つを観光するバスツアー(会津若松駅発)を見つけ、これいいじゃん!と即予約しました。
この日はちょうど〈大内宿雪まつり〉の開催日。イベントも見られそうで、願ったりかなったり。
ところが、旅行の1週間ほど前に、大内宿の Facebook を見たら、「雪がまったくありません。でも、雪まつりは予定通り開催します」と書いてあった……。「えーっ、そんな~!」雪のない雪まつりもがっかりだけど、豪雪地帯の大内宿で2月に雪がないって、まさかの展開にダブルがっかり。。。
どうしようか迷ったけれど、出発までの1週間に雪が少しでも降ってくれることを期待して、初志貫徹することに。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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磐梯熱海温泉の《熱海荘》をチェックアウトして、お宿の車で磐梯熱海駅まで送っていただきました。
昨夜降った雪で、駅前の道路は真っ白に。
磐梯熱海駅から磐越西線に乗って、会津若松へ向かいます。磐梯熱海駅 駅
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ディーゼルカーに久しぶりに乗った気がする。
ちょうど1時間で会津若松駅に到着!(写真は夕方に撮ったもの)。会津若松駅 駅
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今日参加するバスツアーはこれ。
大内宿は公共交通機関で行くと時間がかかるけど、このツアーなら楽チンです。
電話で予約をしていますが、駅前の「会津バス駅前案内所」でバスツアーのチケット購入。
荷物はバスのトランクに預けられるので、駅のコインロッカーに預けなくても大丈夫です(会津駅到着からツアーの出発時間まであまり余裕がないので、バスに預けるのが無難です)。 -
料金には、大内宿での昼食も含まれています。
出発は会津駅11時10分発。中途半端な時間なのは、会津駅着の列車と接続しているからかな。
バスは満席。
ちなみに、空席があれば当日でも参加できるそうだけど、やはり予約したほうがよさそうです。
バスは定刻に出発。まずは鶴ヶ城へ。
バスにはガイドさんが乗車していて、お城に到着するまでの間、会津の歴史や現在の会津の暮らしなどを話してくださいました。 -
10分ほどで鶴ヶ城の入口に着きました。
ガイドさんの案内で天守閣へ向かいます。
お城の外堀は氷が張っているようで、昨夜の雪が氷の上に積もっています。鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡
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鶴ヶ城が見えてきました~!
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雪の量はちょっと少ないけれど、冬景色の中でお城が見られるのはうれしい。
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会津藩主の居城、鶴ヶ城。
かっこいいお城だ~。 -
野面積み(のづらつみ)といわれる工法で積まれた、立派な石垣。
中央にひときわ目立つ、大きな石がはめこまれています。
これは魔除けとしてあえて入れたのだとか。
それにしても、あまりにもピッタリとはまっていて、驚くばかり。 -
白亜5層の天守閣は、ほんのり雪化粧。
さっきまで曇り空だったけれど、 -
だんだん青空が広がってきました~。
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◆鉄門(くろがねもん)
ここをくぐって、お城の中心の本丸へ。 -
ガイドさんに本丸まで案内してもらい、ここで一時解散。
自由時間は40分ほど。
天守閣の内部は郷土博物館になっていますが、まずは最上階の展望層まで登ります。 -
展望層まで来ました。
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会津市内が一望のもと。
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いい眺め~♪
それにすっかりお天気になりました! -
内部の博物館を見る時間がなくなってしまい、天守閣から外へ。
ツアーだと自由が利かないのがちょっと残念。
鶴ヶ城見学は、せめてあと10分はほしかったな。 -
青空にいっそう映える鶴ヶ城。
もうちょっと雪があったらよかったけど、欲張りすぎか。 -
鉄門からのぞく鶴ヶ城。
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凛々しいお姿。
プレートがあるから、ここが鶴ヶ城のベストポジションだな、きっと。 -
◆武者走り
敵を迎え撃つため、石垣の上に兵が駆け上がれるようにした階段。V字型は珍しいそう。
ここで写真を撮っていたら、近くにいた初老のおじさまに声をかけられました。どうやら地元の方のよう。 -
おじさまが「面白い形の石があるんですよ」と指さした石を見ると――
わあ、ハートだ~! -
「もうひとつ、これを鳩サブレといっている人もいます」と、おじさま。
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ほんとだ、鳩サブレ!
教えてもらわなかったら気づかなかった。
ありがとうございました、おじさま! -
お堀に積もった雪に木の影が描かれています。
ありがたいことに、素晴らしいお天気になりました。
さて、再びバスに乗り、大内宿へ向かいます。 -
大内宿に近づくにつれ、だんだんお天気が怪しくなってきて、大内宿に着いたときには吹雪に……。
大内宿 名所・史跡
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雪よ降ってくれと祈ったけれど、祈りが強すぎたか? まさか吹雪になるとは。。。傘もさせないほど風が強く、フードのついてないダウンを着ていたわたしは、あっという間に頭が真っ白に。
それはともかく、こんなに雪が積もってる! うれしいぞー。 -
まずは昼食場所のお店へ案内されました。
ここでトラブル発生。。。
ツアーメンバーが1人いない! 名簿とガイドさんの記憶から、アジア人女性がいないことがわかりました。
ガイドさんが日本語オンリーで説明されていたので、もしかして昼食場所へ向かうことがわからなかったのか?山形屋 グルメ・レストラン
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ガイドさんはかなり慌てた様子でしたが、とにかく他の参加者は予定通り昼食をいただくことに。
最初にサーブされた〈とちもち〉。大内宿に古くから伝わる伝統料理で、作るのにとても手間のかかるおもちだそう。
初めて食べましたが、ふわっふわで、とってもおいしい! -
メインは名物の〈ねぎそば〉。
地粉100%を使用した手打ちです。
そばは温か冷を選べました(事前にバスの車内で希望を聞いてくれました)。
夫は温かいそばをチョイス。 -
真冬だけど、わたしは冷たいおろしそばをチョイス(そばもうどんも、おろしが大好物なので)。
わたしたちのように団体客も利用する、観光地のお店なので、そこまで期待していなかったのだけど(すみません!>お店のみなさま)、そばの風味が感じられ、とてもおいしい。つゆも出汁がきいていて美味。
添えられている箸代わりのねぎをかじりながら食べるのが、ここのスタイルとのことで、トライしてみました。が、とても無理と悟り、すぐにお箸にチェンジ。
薬味としてねぎをかじっていましたが、辛くて涙がでそうに。それでも4分の3ほど食べましたけれど。
さて、行方不明になっていたアジア人女性がやっとお店に現れました。ツアーメンバーは一同安堵。食事中もみんな心配していたから。
迷子になっていたのかと思ったら、昼食はあとで食べようと思って、先に展望台に行っていたとのこと。ううむ、どうしても先に行きたいなら、ガイドさんにひと言そう言ってからにしてほしいよなぁ。
彼女のためにテーブルに用意されていた温かいおそばは、のびきって、ぶよぶよになっていました……(^^;) -
さて、昼食のあと、大内宿のビューポイントの展望台へ。
さっきよりさらに雪が激しく降っています。雪の積もった村並みは見たいけど、降りすぎ~(←ワガママ)
展望台の方へメインストリートを歩いていたら、 -
向こうから大勢の人が歩いてきました。
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みなさんいろいろな仮装をしています。
どうやら、雪まつりのイベントのひとつに仮装大会があるようで、みなさん会場へ向かっているところみたい。
ついていきたいけれど、まずは展望台へ行かねば。大内宿雪まつり 祭り・イベント
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村はすっぽりと雪に包まれています。
夏に来たときとは風景がぜんぜん違う。 -
ちなみに、夏はこんな感じでした。
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お地蔵さんの頭にも雪が積もっています。
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展望台へ向かう階段。
夏に来たときはここを上っていったけど、冬は通行禁止なんだな。 -
滑りやすそうだから、たしかに雪のときは危ないね。
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冬期も通行できる別の道を上って展望台へ。
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こちらが展望台。
ビュースポットなので、みなさんここで写真を撮り合っています。 -
ここから大内宿の村並みが一望!
ほんとに真っ白だ~。1週間前は雪がなかったってウソみたい。 -
夏はこんなふうでした。
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雪で煙ってる。
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吹雪になっちゃったけれど、豪雪地帯らしい風景が見られて大満足!
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景色を堪能したので、そろそろ戻ります。
あれ? 向こうのお堂の軒下に何か並んでる?
こちらに来るときには景色に気を取られて気づかなかった。 -
並んでいたのは、雪だるまでした~。
ここを通った人たちが、それぞれ作って置いていったのかな。 -
ひょうきんな表情の雪だるま♪
この子を作った人、センスいい~。 -
麓に下りてきました。
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向こうの木々の間に見えるのが、先ほどいた展望台。
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あの民家の軒下に下がっているのは、
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茅葺き屋根の材料?
大内宿の茅葺き屋根はススキが使われているそうなので、これはススキかもな。
それにしても、風がどんどん強くなってきて―― -
雪もじゃんじゃか降ってくる……。
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夏の写真を最後にもう1枚。
季節がちがうと、こうも風景が変わるのねぇ。 -
デコレーションされた木。カラフルな玉が雪景色に映える。
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町並み展示館の前に人がたくさん集まっていました。
入口には、雪でできた立派な灯篭が。 -
展望台へ行く前に出会った仮装していた人たちです。
どうやら仮装大会の表彰式が行われているみたいです。
みなさんの仮装、本格的! -
子どもたちも仮装しています。
鬼さんかな? かわいい~♪ -
集合時間が近づいてきたので、そろそろバスに戻らなくちゃ。
かまくらだ! -
ドラえもんもいる!
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かわいい雪だるまも♪
雪景色が見られて本当によかった~。 -
会津若松駅へ戻り、ツアーは解散。
鶴ヶ城も大内宿も、もう少しゆっくり見られたらよかったけど、雪の季節に両方を効率よく回れて、参加してよかった。
帰りの電車の時間まで1時間半ほど時間があるので、荷物を駅のコインロッカーに預けて、少し町を散策。
会津若松は野口英世が青春時代を過ごした町で、英世のゆかりの場所をたどることができます。
駅前からバスに乗って、野口英世青春通りへ。 -
通りの街灯も英世がモチーフ。
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野口英世青春広場に建つ、白衣を着た英世の像。
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野口英世青春広場近くには、英世が手の手術を受けて、書生として暮らした旧会陽医院があります。
立派な外観。現在は1階がカフェ〈會津壱番館〉、2階は英世ゆかりのものを展示した「野口英世青春館」になっています。会津壹番館 グルメ・レストラン
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このカフェでお茶することにしました。
店内はレトロでシックな雰囲気。 -
インテリアがとっても素敵。
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アンティークなチェストには、お雛様が飾られています。
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カフェオーレを頼みました。
たっぷり入ったホットミルクが添えられていて、自分の好みで調整できるようになっていました。
深入りでとてもいい香り。とてもおいしい。 -
シフォンケーキがあることに気づいて、思いわず追加でオーダーしちゃいました。
ふわっふわで、これもおいしい~。 -
紙ナプキンに野口英世をモチーフにしたロゴが。
素敵なカフェで、お茶できてよかった。
2階の展示室は見る時間がありませんでした。 -
カフェを出て、七日町通りを通って七日町駅まで歩くことにしました。
七日町通りにはレトロな建物が軒を連ねています。
こちらは〈白木屋漆器店〉。大正3年(1914年)に建てられた土蔵造りの洋館。白木屋漆器店 美術館・博物館
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この建物も歴史がありそう。
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こちらは資料館みたい。
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日が暮れてきました。
七日町通り 名所・史跡
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七日町駅に着きました。
かわいい駅舎♪
会津を楽しんだ1泊2日の旅、これにておしまい。七日町駅 駅
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2020/06/24 20:34:42
- ほ~んと、ギリギリセーフ
- こんばんは、ショコラさん
ほんと、2月の半ばくらいまでが何とか旅できたギリギリセーフでしたねー
私も旅行記がそこで止まっている(笑)
3月に入ってしばらくすると、
海外からの帰国組で、いろいろ揶揄されていたし、
今から思うとほんの4ヶ月前のことが、
はるか遠い昔のように感じます。
でも、。こうして旅行記を見ると、
雪が積もって確かに冬で…あ~、時が経ったんだなぁって。
早く自由に動きたいですが、なかなか対策を立てながらになりそうですねー
できることから楽しみましょうねー♪
たらよろ
- ショコラさん からの返信 2020/06/25 17:39:30
- RE: ほ?んと、ギリギリセーフ
-
たらよろさん、こんにちは。
コメントありがとうございます〜。
会津に行ったときは、世の中がこんなことになるとは想像もしてなかったです。あの頃は、マスクも消毒もいらなかったしなぁ……。
本当に何が起こるかわからないですね。
春はずっと家にこもっていて、季節を感じることができなかったので、自分の中では今年は春がなかったような感覚です。
外出できるようにはなったけれど、コロナがなくなったわけじゃないから、ほんと、対策立てながら少しずつでしょうかね。
行きたいところへどこでも心配なく行けるように、早くなってほしいですねー。
ショコラ
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